【原神(genshin impact)】神の目をもらえた経緯と使える能力まとめ

ゲーム「原神」の世界 テイワットでは元素を使用できる神の目というものが存在します。

 

神の目とは

神から認められた者に与えられる外付けの魔力器官とされています。人間の身で元素力を扱えるのは神の目を持っているからこそできることであり、元素力を感知できるようにもなります。
神の目を与えられた者は神になる資格を持っていると同意義であり、その者たちを「原神」と呼びます。

 

神の目は神から与えられるものという大雑把な認識ですが、「神」とは実際には誰のことを指しているのか、そして神の目を人間へ与える目的は存在するのか。

このページでは「原神」達へ神の目が与えられた経緯、扱えるようになった能力を纏め、神の目とは本当はどのようなものなのかを解明していきます。

まずは調査した情報をまとめていきます。

※注意
キャラクターストーリーはあおソラいろのデータで明らかとなった、手に入れたキャラの情報しか扱いません。
他人によって公表されているストーリー、ストーリー内容が提供されてもこのページへ反映しませんのでご了承ください。
そのため、未入手のキャラは入手するまで解析しません。

 

実装キャラ総数:25 (2020/12/3時点)

神の目(風)所持者:2

神の目(岩)所持者:2

神の目(雷)所持者:5

神の目(草)所持者:0

神の目(水)所持者:4

神の目(炎)所持者:6

神の目(氷)所持者:4

 

 

モンド地方(風神バルバトスの管轄)

・ウェンティ
神の目:なし(風神の心所持者)
神の心を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・ディルック
神の目:炎
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・ジン
神の目:風
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・バーバラ

神の目:水
神の目を得た経緯:子どもを看病するために歌を歌い続け、歌を聞いた子どもは元気になった
使用できる能力:歌う力での攻撃、癒し

姉と比べて秀でた能力がない中、他人を助けたいという信念をもって活動した結果、神の目を与えられています。アイドルのような活動を始めたのはアリスから「アイドル」という言葉を教えてもらってからです。
現在は神の目があるおかげか、心だけでなく体まで癒す歌へと変わっています。
水神がバーバラへ神の目を与えたのは「他人を助けたい」という穢れなき正義を認めた結果だからだと考えられます。

_________________________

・アンバー

神の目:炎
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:矢へ炎元素を付与する(予想)

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・リサ

神の目:雷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:雷属性の薔薇を呼び出す(予想)

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・クレー

神の目:炎
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:爆弾生成

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・ノエル

神の目:岩
神の目を得た経緯:7回目の騎士選抜試験で落選したかと思われたが、ジンに認められて騎士団のメイドとなった
使用できる能力:助けを求められたらどこにでも現れる

ノエルは騎士団へ入るために努力を惜しみませんでした。何度落選しようと妥協せずに騎士団へ入団するために勉学や礼儀を学び続けました。
まだ正式な騎士団員とはなっていませんが、騎士団の近くで誰かのために役立つことが彼女の喜びとなっています。
岩神がノエルへ神の目を与えたのは誰かのために力を尽くすという勤労の精神を認めた結果だと考えられます。

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・スクロース
神の目:風
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・フィッシュル

神の目:雷
神の目を得た経緯:心の支えとなっていた『フィッシュル皇女物語』に影響されて妄想の日々が続く中、周りの人間だけではなく、両親にまで妄想から覚めるよう言われて心が折れそうになった
使用できる能力:元素生物”オズ”の召喚

冒険者である両親と一緒にいる時間が少なかったフィッシュルは『フィッシュル皇女物語』で寂しさを紛らわしているうちに物語に出てくる皇女として妄想を膨らますようになっていきました。
現在もその妄想の中で生きながら、周りの人間を戸惑わせながらも冒険者として活躍しています。
雷神がフィッシュルへ神の目を与えたのは、彼女の「夢から覚めたくない」という永遠を願う想いに答えたからかもしれません。

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・ベネット

神の目:炎
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:冒険への情熱を力に変える

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・ディオナ

神の目:氷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:頭を覚醒させるほど凍える氷の生成(予想)

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・レザー

神の目:雷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:雷狼の召喚

※友好度6に到達していないため調査不能

 

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璃月地方(岩神モラクスの管轄)

・鍾離

神の目:なし(岩神の心所持者)
神の心を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:岩を操る

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・凝光

神の目:岩
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:宝石の生成(取引に使えるほどのものかは謎)

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・刻晴
神の目:雷
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・魈
神の目:不明
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・甘雨
神の目:不明
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・行秋

神の目:水
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:水元素の剣を複数生成する

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・重雲

神の目:氷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・香菱

神の目:炎
神の目を得た経緯:どんな食材でも美味しい料理を作るという信念を貫き続けているため
使用できる能力:炎の行使

香菱は「どんなおいしい料理を作るか」ではなく「この食材をどう美味しく料理するか」から考え始めます。もちろん組み合わせの悪い食材や器具が耐えられない食材にも出会ってきていますが、探求をやめません。
炎神が香菱へ神の目を与えたのは食材を追及する情熱を認めたからだと考えられます。

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・白朮
神の目:草
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・七七

神の目:氷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:仙力の行使(予想)

※友好度6に到達していないため調査不能

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・辛炎

神の目:炎
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:情熱を音楽に変える(予想)

※友好度6に到達していないため調査不能

_________________________

・北斗

神の目:雷
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:不明

※友好度6に到達していないため調査不能

 

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稲妻地方(雷神バアルの管轄)

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スメール地方(草神の管轄)

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フォンテーヌ地方(水神の管轄)

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ナタ地方(炎神の管轄)

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スネージヤナ地方(氷神の管轄)

・シニョーラ(淑女)
神の目:不明
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・スカラマシュ(散兵)
神の目:不明
神の目を得た経緯:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・タルタリヤ(公子)

神の目:水
神の目を得た経緯:友好度6未達成のため不明
使用できる能力:断流の力

※友好度6に到達していないため調査不能

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無所属

・ガイア

神の目:氷
神の目を得た経緯:カーンルイアのスパイだとディルックに明かし、本気でディルックと戦った瞬間
使用できる能力:霜の行使

カーンルイアのスパイとして送り込まれたものの、ディルックの父の養子となってからはガイアの心は揺れていました。
ディルックと戦った後もモンドの住人としてモンドへ滞在し続けていて、本当にモンドとカーンルイアが戦うことになったらどちらにつくのかは謎です。
氷神がガイアへ神の目を与えたのは、ガイアが心に抱く「陰謀」の強さを認めたからだと考えられます。

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・モナ

神の目:水
神の目を得た経緯:師匠である「おばば」からもらった道具をアクセサリーとして身につけているとき突然その道具が神の目へ変わった
使用できる能力:「水占の術」に必要な水面の生成

世界の真理を追究することしかほとんど興味を持たないモナにとって神の目が与えられた理由は神の眷属の証だとしか思っていません。
水占の術自体も神の目がなければ行使できないものではなく、水面があればいくらでも扱えます。モナ自身、あまり神の目を信用しません。
水神がモナへ神の目を与えた理由は、占星術をもらのために行使せず、真理を解明するための手段にしか使わないという「純粋な心」に答えたからだと考えられます。

 

 

※このページは原神の要素を扱っています

【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 4-4 叛逆の先にある物語

神浜の様子がおかしいから来てみたら、街が黒いオーラの魔法少女で埋め尽くされていたのです。

マミ達はまどかを助けるために神浜へ向かったようですが、お前の言う通りならみんなあの百禍に紛れているのですね。

なぎさの近くにいるピンク色のキュゥべえ。

なぎさにしか聞こえない声で色々話しかけて来て鬱陶しかったのですが、今回はちゃんと役立ったのです。

「なぎさは知ってるのです。

まどかが魔女のような振る舞いをすると、この世界がどれほど大変なことになるのかを。

だからやってやるのです。

かつてはさやかがいたけど、1人でもできるのです!」

作戦はこうなのです。

黒いオーラの魔法少女となったマミ達をなぎさへ注目させて、あの眩しい塔の場所まで連れて行くのです。

連れて行けばそこからはコイツが何とかしてくれるのです。

「全部終わったらちゃんとチーズをご馳走してもらわないとです。

カマンベールくらいでは満足しないのです!」

なぎさはビルの上から飛び降り、作り出したシャボン玉を足場にして4人の捜索に入ったのです。

幸いにも4人の魔力パターンは把握しているので、問題はちゃんとついてくるかなのです。

飛び跳ねているとまず見つけたのは狂喜乱舞な杏子。

魔女じゃなくて魔法少女としての意思があるなら、食べ物を無駄にしてやれば絶対ついてくるのです。

勿体無いですが、コレもこの世界を壊さないためなのです。

なぎさは八百屋に並んでいたリンゴを杏子の前で全て地面に叩きつけたのです。

するとどうでしょう。

怒り狂った獣のような雄叫びを上げてなぎさについて来たじゃないですか。

よしよし、このままさやかのところへ行くのです。

なぎさはさやかの前を横切り、杏子にさやかの邪魔をさせたのです。

するとどうだ、さやかは邪魔をした杏子を追いかけてくるじゃないですか。

ちょろいのです!

そしてこの世界の身振りを気にしなくても良くなったなぎさは黒いオーラの魔法少女なんて障害でもなんともないのです。

余計な魔法少女達が襲いかかってくるのですが、呼び出した使い魔をデコイにして目的地へ一直線なのです。

次に見つけたマミとほむらは同じ場所で仲良く人を殺していたのです。

なかなか仲良くできなかった2人だけあって珍しい光景なのです。

ここが少し難しいところでどうやって2人のヘイトをこちらへ向けようか。

そう考えながら2人の近くへ向かっているとピンク色のキュゥべえがいきなり背中を光らせて一枚の禍々しい羽根を呼び出したのです

それを今出すのですか!

ひらひらと落ちて行く羽根を拾うまでになぎさにはほむらの構えるガトリングから弾が飛び出してきてエメンタールになるかと思ったのです。

しかしこの羽根があれば2人は有無を言わずついてくるのです。

何故ならこの羽根が発する声に2人は反応せざるを得ないからなのです。

さあ、難なく4人をかき集めて眩しい塔の近くまで来たのです。

でも塔の麓には魔女とは違った首長竜が魔法少女達を蹴散らしていたのです。

あれがヤツラの使役する生物なのですか。

まともに戦うと勝てそうもないのでなぎさはシャボンの階段で駆け登るのです。

塔の上には見知らぬ魔法少女と謎の結界がありましたが、目指すは倒れているまどかなのです!

なぎさは4人を引き連れてまどかのもとへ飛び込みます。

するとピンク色のキュゥべえはなぎさの持っていた黒い羽根を奪って重力に任せてまどかへ触れたのです。

すると紫色のガラス破片のような結晶がまどかから広がり、なぎさ達を包み込むと虹色の結界で囲んだのです。

あの事件を思い出してしまいますが、この緊急事態、力を借りるしかないのです!

 

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目を開けると見滝原によく似た景色の結界の中にいました。

さっきまでは鹿目さんを苦しめるヒトの光景に苦しんでいたはずなのに。

周囲を見ると黒いオーラを纏っていないマミさん、さやかさん、杏子さん、そしてなぎさちゃんがいました。

「あれ、私たちって」

「なんか知らんけど、なんともないみたいだな」

知らぬ間に知らない空間にいて混乱していると、頭に声が聞こえて来ました。

[みんな、まどかのためにあの山の頂上まで来て。みんなが来たら、まどかを救えるから]

「暁美さん、今わたしに話しかけた?」

「いえ、わたしではないです」

「でもさっきの声はほむらだったじゃんかよ」

「でも、わたしではないです」

なんで私ではないワタシの声が聞こえたんだろう。

「ほら何しているのですか。さっき聞こえた声の通り、あの山を登るのですよ!」

「山ったって、あの街中にある黒いところか?」

この空間の中央には天へ届きそうな山のような何かがそびえ立っていました。

しかし不思議と、あの上へ行けばまどかに出会える気がしました。

「すっごい高いけど、あそこ頂上とかあるの?」

「みなさん、行きましょう。あの山の上へ。あそこの頂上へ登れば、鹿目さんを助けられる気がするんです。」

一瞬沈黙が訪れました。

「ま、ただ彷徨っても出口は見つからなさそうだし、当てのある方へ向かおうや」

「それはそう、だよね」

「ではみんなで行きましょう。鹿目さんを助けるために」

「そうこなくっちゃなのです!」

私達がそう意思を固めると、宙から黒い羽根が降って来て私たちの前へ山の頂上へ向かう長い道が現れました。

「なんだよ、道ができるなら早く教えろよ」

「さ、駆け上がるわよ!」

出現した石畳のような魔力でできた道を登っていると山の方角から羽根の生えた弓矢のような生き物が矢を飛ばしながら襲いかかって来ました。

「コイツら、もしかして使い魔?!」

「じゃあここは魔女の結界か何かってか?」

私は軍事基地から拝借していたマシンガンを取り出し、飛ぶ使い魔達を薙ぎ払うように撃ち落としていきました。

「あんたどこからそんなもん!」

「でも弾幕を貼るのは良い手よ。私と暁美さんで使い魔の相手をするから2人は駆け上がって!」

「それならお構いなく」

「ちょっと待ちなって!」

佐倉さんと美樹さんが山の頂上へ駆け出し始め、頂上近くになると使い魔達は私達には目もくれず、頂上への道を密集して防ぎました。

「チクショウ、どうやっても近づかれたくないようだな。

それに結構やばいぞこれ」

密集した使い魔達は一斉に矢を打ち出す準備をしていました。

「みんな、私の後ろに下がって!」

「美樹さん?!」

美樹さんが前に出たと同時に使い魔達は一斉に攻撃を仕掛けて来て、美樹さんの前には人魚姫のドッペルが出現しました。

矢の攻撃は貫通することなく、後ろにいた私達は無傷だったものの、ボロボロになった美樹さんのドッペルは泡となって消えてしまいました。

「美樹さんありがとう。

突破口を開くわ。みんな私の近くへ」

言われるがままにみんなが巴さんの近くに集まるとリボンで包まれて周りが真っ暗となりました。

「いくわよ!」

巴さんの掛け声とともに急激なGが体にかかり、何かが前方で砕ける音がすると私たちを囲っていた何かが砕けると私達は山の頂上へ向かって飛んでいたのです。

「マミ!流石にこれはめちゃくちゃだぞ!」

「このままじゃぺしゃんこなのです!」

こんなところで死ぬのは嫌だったので私は時間停止を使用しました

するといつのまにか巴さんのリボンが繋がっていて、みんなも時間が止まらない状態でした。

加速が止まらない中、なぎさちゃんがシャボン玉を出し、その弾ける衝撃で私たちの加速が止まったのです。

「いたた、首が変な方向向くかと思った」

「でも、頂上にはたどり着けたみたいよ」

山の壁部分にはトカゲのような模様がついた結界の入り口がありました。

「ここに入れば、鹿目さんがいる」

「そのようね。

さ、行きましょう」

時間が止まっていても結界の中へ入ることができ、みんなが結界に入ると結界の入り口は閉じてしまいました。

そして山の頂上には5色の球体が現れたのです。

結界の中は緑豊かな丘が広がっていて、丘の上には桜の木が1本と1人の少女がいました。

「っ!鹿目さん!」

私は急いで駆け寄るとあと一歩で手が届くというところで見えない壁に阻まれてしまいました。

そして、鹿目さんのいる向こう側は炎に包まれ始めたのです。

「鹿目さん!」

「ほむらちゃんにみんなどうしたの?」

「どうしたのって、あなたを助けに来たのよ。さあ、元の世界へ戻りましょう」

「どうして?

みんなの帰る場所はここですよ。

生きてても苦しみや後悔しかないヒトの世界よりも、こっちがミンナ幸せにナレルンデスヨ」

「まどか、アンタどうしたの?」

「大丈夫、みんなもすぐに幸せな場所へ来れるから」

鹿目さんは魔法少女姿になるとソウルジェム部分がポッカリと穴が開き、宙に浮いたソウルジェムからは穢れの泥が溢れ出して来ました。

その泥は見えない壁お構いなくこちら側にも溢れて来ました。

「何だよ、これ」

「触れちゃダメなのです!

流れてくるのが遅いあの泥は穢れの塊。触れただけですぐにドッペルが出てしまうやばいヤツなのです!」

「なぎさちゃん、どうすれば鹿目さんを助けられるの?」

[5色の球体を同時に破壊しなさい。その後は私が何とかするわ]

再び知らない私の声が頭に響きました。

「気になることは山ほどだが、あの宙に浮かぶ球体のことを言っているようだな」

「同時に壊せばいいんだよね」

「時間がないわ。みんな私の合図で球体を破壊して。

いくわよ、せーの!」

私達は一斉に球体を攻撃しますが、球体は壊れる様子がありませんでした。

「そんな」

「くそっ、特大ぶち込むったって魔力がもたないぞ!」

「…ドッペル」

「え、ほむら今なんて」

「みんなでドッペルを撃てば良いだけだと思います」

「ドッペルか。

外で体感したみたいにずっと悪夢を見続けるようにならないだろうな」

「何言ってんのさ、私がついさっき出したじゃん。大丈夫だって」

「んじゃ、ドッペルを出すのに手っ取り早いのは、まどかが出してる泥に触れるくらいか。

気が進まないな」

「仕方がないのです。いいですか、触れるのはちょっとだけですからね」

「分かってるって」

私達は恐る恐る穢れの泥に触れ、すぐに浮かぶ球体の方を向きました。

5人は一斉にドッペルを出し、ドッペルの攻撃で5つの球体を同時に破壊することに成功しました。

球体が破壊されると宙には見覚えのない羽の生えた紋章が現れてそこから紫色の閃光が見えない壁に放たれました。

見えない壁には瞬く間にヒビが入っていき、粉々に砕けたのです。

「今!」

私はダルい身体に鞭打って動き出し、穢れの泥を顧みずに鹿目さんへ手を伸ばそうとします。

しかし燃える境界線に手を触れると肉が爛れてしまい、思わず手を引き戻してしまいました。

目の前に鹿目さんがいるのに、手が届かないなんて。

他のみんなはドッペルを出した影響ですぐに身体を動かせない状態でした。

そして崩れ去ったはずの壁が再生し出したのです。

一体どうすれば、鹿目さんを救い出せるの?

動きを止めた私の目の前がライトが落とされたように真っ暗となります。

[あなたの覚悟はその程度かしら]

声が聞こえる方を向くと、紫色のピアスをしたワタシがいました。

「あなたは、一体」

[貴方が至るはずだった末路、とでも言っておきましょうか。

貴方達が障壁を破壊してくれたおかげで、こうして貴方と対面することができたわ。礼を言うわ]

「私の、末路?」

[ええ。まどかのためならばどんな犠牲も厭わない。例え女神を汚した悪魔になろうとも。

それがワタシよ。

本当は隙をついてこの世界を乗っ取ろうかと思ったけど、幸せそうな貴方達を見ていて気が失せちゃったわ]

「…鹿目さんを助けたいんです。手を貸してくれませんか」

[その気持ちは山々よ。でも力を貸すにしても貴方には覚悟が足りないわ]

「覚悟?」

[まどかを助けたいという考えだけではダメよ。貴方の目の前にいるまどかは、人間社会に愛想を尽かしてしまって、自ら楽園を作り出そうとしている。

助けるという概念が及ぶ存在ではなくなっているのよ]

「そんな、ではどうすれば」

[あら、まどかを求めるのであればすぐに出る答えだと思うけれど]

私にはすでに答えが出ていた。でもそれはあまりにも無責任で、ワガママな回答。

でも。

「まどかを、奪う」

[ふふ、分かっているじゃない。

でも貴方に残っている良心がその回答を邪魔してしまっているわ。

これを使いなさい]

そう言ってワタシは拳銃を差し出して来ました。

「これでどうすれと」

[自決しなさい。そうすれば貴方の代わりにまどかを奪ってあげる]

私は耳を疑いました。

目の前のワタシは私に成り代わろうとしているのです。

「そんなことできるわけないでしょ!まどかを救えずに死ぬことなんてできないわ!」

[ではどう助ける?手を伸ばすことすら叶わない貴方はどうやってまどかを救い出すと言うの?]

答えることができない。

今の私には、まどかを助けるほどの力を備えていない。

[貴方の生きたいと言う執念があるのは確認できたわ。

でも数多の感情を捨ててこなかった貴方はこの境地へとたどり着くことは叶わないわ。

そうね、貴方。私と契約しなさい」

「契約?!私はもう魔法少女よ。二度目の契約なんてできないわ」

[誰がインキュベーターと契約しなさいって言ったの?目の前にいるワタシと契約しなさいって言ってるのよ]

「…できるとして、その代償は」

[まあ教えてあげると、貴方は今持っている願いを手放すことになるわ。

まどかを救いたいという願いをね。

それ即ち、何が起こってもまどかを救うためにやり直すことができなくなるってことよ。

貴方に願いを捨てる覚悟があるかしら?]

私の中に迷いなんて無かった。

「悪いわね。その答えならすぐに出るわ。

私は貴方と契約するわ。

この時間軸ほど、まどかを魔女化させない条件が揃っている時間へ巡り合うことなんてほぼ不可能。

時間を操る力なんてもう不要。

だから、貴方の力を頂戴。そして、まどかを奪い取る!」

[いい覚悟になったじゃない。では契約しましょう。

精々愛の力を振るうといいわ]

周囲がライトアップされると私のソウルジェムは見たことがない禍々しい虹色に輝いていました。

私は穢れの泥に足をつけつつも、ドッペルを出すことなくまどかへ手を伸ばします。

ソウルジェムがある左手は爛れることなく炎の中へ伸びていきます

「ほむらちゃん、どうして?

そんなに苦しまなくてもすぐ会えるのに」

「私が求めるのはそんなまどかじゃない。

何もかもを諦めたまどかではなく、誰かを守りたいと考えるまどかじゃないとダメなのよ!」

左半身が炎の中へ入ると、指先が燃え始め、骨が見え始めました。

「ほむらちゃんダメ、燃えて死んじゃうよ」

「構わないわ。貴方に手が届き、奪い取ることができれば私はどうなろうと構わない!」

私はソウルジェムへ求めているまどかを映し出すよう念じると、まどかの足元から空間のひび割れが発生し出しました。

ひび割れの中には何人ものまどかが映し出されますが、私の琴線には触れません。

「違う、もっと見せて!私の愛するまどかを見せて!」

体が爛れ始めていることも知らず、私はただひたすらまどかを求めていました。

ひび割れがいくつも増えていき、もはや目の前にいたまどかの原型がどこに行ったのかわからないくらいヒビが広がっていました。

そして私はついに、求めていたまどかを見つけて思いっきり手を伸ばし、腕がちぎれるのではないかと言う勢いで掴んだ手を引き上げました

私が地面へ倒れると、そこには穢れの泥は存在せず、私の体は元どおりとなっていました。

そして目の前には魔法少女姿のまどかがいました。

[求めるまどかを奪うことができたようね。

それじゃあ残ったまどかは私がもらっていくわね]

焼け野原に居たのは、ソウルジェム部分がポッカリと開いたまどかを抱える、黒い翼を広げ、黒い衣を纏ったワタシでした。

「ありがとう、悪魔なワタシ」

[礼は無用よ。残念ながら彼女達の試行が巧みだったからなのか、まどかの常識感は塗り替えられてしまっているわ。

でもそれ以外は貴方の求めたまどかのはずよ。

さあ、元の世界へ戻る時間よ。

まどかと、幸せにね。暁美ほむら]

結界が消える寸前、悪魔なワタシは涙を流している気がしました。

私達は結界が消えると同時に高いところにいて、目の前には日継カレン達と、いろはさん達がいたのでした。

 

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 4-3 この神浜にしかいられない私たち

お姉ちゃんがおかしくなってしまいました。

黒いオーラを纏ってはいなかったけどいつものお姉ちゃんとは違い、とても楽しそうに戦っていました。

私は無意識にその場を離れてしまいたいと思ったのかいつもの病室に戻ってきてしまったようです。

灯花ちゃん、ねむちゃん、桜子さんがそこにはいて、傷だらけで泣いている私を宥めるように近くにいます。

ただただ悲しい気持ちしかなくて何も考えていない状態で泣き続けていましたが、ある声が聞こえたことをきっかけに我へと帰りました。

「お姉さんを救いたいですか?」

顔を上げて声が聞こえる右側を見るとつづりさんがいました。

ここでドッペルを出されても困るのでまずはグリーフシードを使ってください」

そう言ってつづりさんは私の前にグリーフシードを手渡してきました。

「つづりは魔女を倒せちゃうんだ」

「結構前のものですけどね」

わたしは穢れを取り除いたことで少しだけ気分が楽になった気がしました。

「さて、気持ちが落ち着いたところで今の神浜を見てもらいましょう」

そう言ってつづりさんは槍を呼び出して石突きを地面へつけます。

そこから今いる空間に波紋が広がり、結界が砕けて消えていきました。

そして私たちは穢れが風に乗って流れてくる高い場所にいました。

「ここは、お父さまの病院?」

灯花ちゃんが周りを見渡してそう呟きました。

そして神浜の方角を見ると黒いものが蠢きながら街を破壊していました。

「あれは一体。そして神浜の穢れが尋常じゃない量で満たされている」

今神浜では本来この時間軸に存在しない魔法少女が行った儀式でほとんどの魔法少女が黒いオーラを纏い、人々を殺戮しています」

「え?」

あの黒い物体が全部魔法少女?

このまま放置してもいずれ自動浄化システムが世界に広がる夢は成就されるでしょう。しかし同時に魔法少女は人を滅ぼし、この世界は終末へと向かいます」

「何を言っているのか分からない。こんな状態にしたのは誰?」

「日継カレン、紗良シオリ、保別ピリカの3人が自動浄化システムを世界に広げる準備を完了させたのです。
その結果がこの有様です」

「その3人の名前は聞いたことがある。

だがぼくたちよりも自動浄化システムを広げる方法を確立させていたなんて」

「ごめん、わたしは知ってたの。カレンさん達が自動浄化システムを広げる方法が知ってるって。
でも人に被害が出るって聞いていたから2人に言うのはダメって言われていたの」

「そう、わたくしたちは信用されていなかったんだね」

灯花ちゃんが落ち込んでいる中、つづりさんが話を続けます。

この状況を良い方向へ持っていくためには、この神浜にしか存在できない貴方達が環いろはを助ける必要があります。

もちろん、それは自動浄化システムが広がるまでの時間を延長させる結果となるでしょう」

「最初の言葉が引っかかるね。どういうことだい?」

「ご想像にお任せします」

お姉ちゃんを助ければみんなも助けられるの?

「お姉ちゃんを助けられるの?!元に戻ってくれるの?」

「そうですね。貴方達がその気になれば」

自動浄化システムが広がるチャンスを先延ばしにするのは惜しいが、お姉さんを見捨ててまで手に入れたい未来ではないね」

「わたくしも、お姉さんを助けたい!」

|3人が行くなら、私もついていく|

4人揃ってお姉ちゃんを助ける意思が固まりました。

「では助ける方法を教えます。

環いろははまだ黒いオーラに飲み込まれていませんが正気ではありません。

正気に戻すために穢れがない隔離された空間へ閉じ込めてそこで4人揃って説得を試みてください。

もちろん、説得の際はグリーフシードを忘れずに。

これだけです」

隔離された空間って魔女の結界しか思い浮かばない。でも魔女の結界を呼び出すことはできないし、穢れもすごいよね。

|わたしの、ウワサの結界を使えばできるよ|

「でも、結界を出すってことはねむちゃんに負担がかかるんだよね」

「一次的ならそこまで負担にならないよ。それにボクは戦えないからね。魔力供給のサポートくらいは役に立たないと」

じゃあお姉ちゃんを止めるのは、私と桜子さんしかできないんだ。

「環いろはがいるのはあの輝きが強い中央区 電波塔の上です。

地上は黒いオーラの魔法少女が蔓延っているので飛んでいくことをお勧めしますよ」

「それならみんな私の出すツバメさんに乗って。ちゃんと連れていくから!」

「ありがとう、うい」

わたしは大きめのツバメさんを5体呼び出し、3人を乗せました。

しかし、つづりさんは乗ってきませんでした。

「つづりは来てくれないの?」

「4人でって伝えたじゃないですか。
部外者は関わりませんよ」

「ふーん、行こうようい」

「う、うん」

わたしはつづりさんへ一礼して中央区へ向かいました。

 

 

 

ツバメさんに乗って空を飛んでいると黒いオーラの魔法少女が飛んでこちらに襲いかかってきました。

|みんなはわたしが守る|

そう言って桜子さんはバトルフォームへと変わって黒いオーラの魔法少女達を追い払って行きました。

わたしはツバメさんを操ることに集中し、4人で無事に電波塔へ着くことに専念しました。

後ろに黒いオーラの魔法少女が付きまとって攻撃されても、桜子さんが剣で防いでくれて、飛ぶ斬撃で黒いオーラの魔法少女へ攻撃していました。

殺しては、いないよね?

地上からも攻撃が飛んできたりしましたが、無事に中央区へ入ることができました。

地上は人を襲う魔法少女達しか姿が見えず、生きた人は1人も見当たりませんでした。

「これはひどい光景だね。近くで見ると尚更だ」

「いたよ!お姉さまが倒れてる!」

灯花ちゃんが指差す方向には確かにお姉ちゃんがいました。

「まっすぐ向かうよ!」

わたしはツバメさんに角度をつけて真っ直ぐお姉ちゃんの元へと向かうようにしました。

「お姉ちゃーーーん!」

わたしがそう叫ぶと電波塔にくっついている瓦礫の上で戦っていた7人の魔法少女がこちらを向きました。

「なんだ?!」

|いくよ|

「「ええ!!」」

桜子さんに引っ張られ、私達はツバメさんから下されました。

地面へぶつかろうというところで桜子さんが結界を作り出し、私達と、そしてお姉ちゃんが桜子さんの結界の中にいました。

「さっきのは環ういたちか。どこに隠れていたんだ」

「でもまぁ、あの結界を壊しちゃえばみんな飛び出してくるよね?

「やらせませんよ」

「わかってるよ夏目かこさん。彼女達の邪魔をしなくても私たちの目的は達成できるからね」

 

 

「お姉ちゃん、お姉ちゃん!」

わたしは結界の中でお姉ちゃんの体を揺さぶり、目を覚まさせようとします。

みんな心配そうな顔をして見守っています。

ピクッとお姉ちゃんの指が動いたと同時にお姉ちゃんからは黒いオーラの魔法少女と同じ魔力を感じました。

「いや、いやだよ。お姉ちゃn」

「ヴァアアアアアアアアアアア!!!!!」

お姉ちゃんは再びドッペルに似た姿となってわたしへ包帯を伸ばしてきました。

お姉ちゃんとわたしには間へ桜子さんが素早く入り、剣でお姉ちゃんが飛ばしてきた包帯を切り落としました。

「桜子さん?!」

|ういは灯花とねむを守るのに専念して。わたしはういを守っていろはを元に戻す|

そう話している間もお姉ちゃんは攻撃を仕掛けてきて、クロスボウで私達へ扇状に矢を撃ち込んできました。

わたしはツバメさんを呼び出して灯花ちゃんとねむちゃん、桜子さんを守ります。

見境もなく襲うお姉ちゃんは目が真っ赤で、何かに苦しむように叫び声しか上げていません。

どう止めればいいの?

桜子さんはお姉ちゃんとの距離を詰めようとしますが、包帯とクロスボウの波状攻撃によってなかなか近づくことができません。

わたしは攻撃して動きを止めようとしますが、ねむちゃんに止められてしまいました。

「うい、だめだ。桜子はぼくたちもそうだけどお姉さんにも危害を加えないよう振る舞うウワサだ。ういが攻撃してしまうと、桜子はそれを止めてしまう」

「それじゃあわたし守ることしかできない!」

「助けることは傷つけることだけじゃない。でも今は、ぼく達の声さえ届かないだろうね」

「そんな」

桜子さんはお姉ちゃんの攻撃を受けているもののダメージは確かに受けていて擦り傷や切り傷、アザが増えていました。

わたしは話し合いさえできれば争わずに仲良くなれると思っていました。

でも目の前で起きていることを目にしてしまうと、話し合いだけでは解決できない非情な現実を突きつけられた気がしました。

|きゃあっ!|

桜子さんは珍しい声を出して地面へ倒れ、お姉ちゃんの攻撃を回避できない状況でした。

わたしは2人の間に入って桜子さんをツバメさんで守りますが、包帯で振り払われて逆にわたしが動けない状態になってしまいました。

そんなわたしにお姉ちゃんはナイフを手にしてわたしの方へ飛び込んできました。

わたしは恐怖のあまり目を閉じてしまいましたがお姉ちゃんの攻撃を受けることはありませんでした。

「「桜子!」」

灯花ちゃん達の桜子さんを呼ぶ声が聞こえて目を開けるとわたしの目の前に桜子さんが手を左右に広げて仁王立ちしていました。

「桜子、さん?」

桜子さんは何も言わず両手を下ろし、グリーフシードを取り出します。

わたしは桜子さんの様子を見るために桜子さんの横に立って衝撃を受けました。

お姉ちゃんの持つナイフが、桜子さんの電源ボタンマークに深く突き刺さっていたのです。

桜子さんは取り出したグリーフシードをお姉ちゃんのソウルジェムに当てながらお姉ちゃんを抱擁しました。

|いろは。うい達を悲しませないで。3人を悲しませるのはいろはの望むことではないでしょ|

「mannnえン桜のウwaさ?」

「お姉ちゃん!」

「うい、ソkoにいるノ?」

「わたくしたちもいるよ!」

「みんな、ワタシハ」

「お姉ちゃん、大丈夫だから。私は何処にも、もう何処にも行かないから安心して!」

「ほん、とう?」

|ういは嘘をつけない。だから事実だよ|

「そう。でも、私はみんなにひどいことをしただけではなく、万年桜のウワサも」

|大丈夫。わたしはウワサ。姿形は無くなっても、ねむの本の中から見守っていルcあLa|

桜子さんの体にノイズが走り始めます。

「嫌だ、桜子さんとお話しできないなんて」

|泣かないでうい。

ねえみんな、わたしが消えちゃったらみんなわたしのkおト忘れちゃう?|

「忘れない。忘れるはずがないよ!」

「わたくしも!」

「ぼくが忘れるわけがないじゃないか!」

「わたしも、忘れない」

お姉ちゃんはそう言いながらナイフから手を離して元の魔法少女姿に戻りながら後退りしました。

「そう、それなら良かった。ミnNあ覚えていたら生きている。みんなが教えてくれた事」

桜子さんが今までに見せたことのない笑顔でお姉ちゃんへ向き直ります。

「いろは、wあTaシを生み出してくれて、アリガトウ」

そう言って桜子さんは虹色の粒子となって姿を消してしまいました

お姉ちゃんのナイフはそのまま地面へ落ちてしまいます。

それと同時に灯花ちゃんとねむちゃんについていた魔法少女になると痛みを与える腕輪も消失しました。

「わたし、桜子さんを、殺しちゃった…」

お姉ちゃんはその場に膝をついて泣き出してしまいました。

わたしは涙を堪えて、お姉ちゃんの前へ膝をつきました。

「お姉ちゃん、今神浜が大変なことになっているの。神浜のみんなを助けるために、カレンさん達に立ち向かおう?

わたしも頑張るから!」

「うい」

「わたくしたちも戦えるようになったから、ちゃんとフォローするよ」

ぼくは魔法少女に慣れたからにはやらないといけないことができた。お姉さんが一緒にいると心強いな」

「灯花ちゃん、ねむちゃん」

「お姉ちゃん、また私たちと一緒に頑張ろう!」

「…うん」

お姉ちゃんがわたしの手を掴むと同時に結界内の桜は全て散ってしまい、結界内は光に包まれました。

私たちは気づくと瓦礫の上に立っていて目の前にはカレンさんとピリカさん、かこさんとシオリさんと思われる人が目の前にいました。

「何が起こったんだ」

「あなた達が日継カレン達?

自動浄化システムを広げるために頑張ってくれたみたいだけど、みんなを黒いオーラの魔法少女にしちゃうのはよろしくないにゃあ

「だからぼく達が一手間加えさせてもらうよ」

「何をしようというんだ」

「うい、前に病院の前でやろうとしたことをやるよ。大丈夫、もう魔女化はしないから」

「うん、わかったよ!」

わたしは穢れをありったけ集め始めます。

わたしの集めた穢れを灯花ちゃんがエネルギー変換してねむちゃんへ魔力を供給します。

そしてねむちゃんは。

「さあ、みんな待たせたね。

かつて呪いを、負の感情を集めようと生み出された創造の子どもたちよ。

今こそ罪滅ぼしのために羽を伸ばす時がきた。

君たちに新たな役割を与えよう。

異世界よりもたらされた縁切りの力を携え、魔法少女を解放せよ。

今こそ新たな翼で飛び立ち、皆へ希望を与えて」

ねむちゃんの本からたくさんのウワサが飛び立ち、神浜中へ散って行きました。

「縁切りの技、他に教えられていたのはねむさんでしたか。

魔法少女になれて力を行使できるようになったということは。

犠牲が出ないと解決できないというのは皮肉ですね」

神浜へ散って行ったウワサ達は黒いオーラの魔法少女へ近づいてはチョキン、チョキンと何かを切って去っていきます。

その途端に何かを切られた黒いオーラの魔法少女は黒いオーラが取れて元の姿へと戻って行きました。

「うい、ねむ、大丈夫?」

「わたしは大丈夫だよ」

「ぼくの魔力も安定している。何の問題もないよ」

ウワサによってたくさんの魔法少女が黒いオーラから解放されて動きを止めていきます。

不思議と、神浜に漂っていた穢れも少なくなった気がします。

私たち、みんなを守ることができたんだよね?

「これが、自動浄化システムを作り出すきっかけとなった魔法少女達の力か」

「凄まじいねぇ、こんな光景二度とみれないよ」

神浜中に散ったウワサ達がみんな消えて、神浜から黒いオーラの魔法少女は誰1人もいなくなったのでした。

========================

 

目の前で叔父さんが殺されて、私はひたすら逃げ続けた。
何かあったら逃げ込むはずのシュエルターは、扉の隙間から血が流れだしていて内部がどうなっていたのかすぐに想像できてしまった。

そんな逃げ場所がない中ワタシはひたすら逃げ続けた。

頭が痛い。たくさんの負の感情が聞こえてきて、心が壊れそう。

「やめて、フーちゃん。わたしが耐えられない」

フーちゃんが黒いオーラを纏っている魔法少女の声を運んできてしまってわたしは送られてきた言葉に押しつぶされそう。

わかってるよ。

フーちゃんは魔法少女の言葉を届けるのが役割なんだよね。

でも、これ以上は。

地に伏せている目の前に、ドッペルを出しながらこちらを見る黒いオーラの魔法少女がいました。

あっ、わたし殺されちゃうのかな。

魔法少女のことをみんなに知ってもらいたいって、頑張ってきたのにこんな結果なんて。叔父さんの分も、頑張らなきゃいけないのに。

地面を見ながら涙を流していると後ろから銃声がたくさん聞こえて、わたしを見ていた魔法少女は何処かへ逃げて行きました。

「------!」

銃声の中でわたしに声をかけてくれた軍服を着た人は聴き慣れない言語で、わたしは聞き取ることができませんでした。

わたしは訳もわからずその場から動けないでいると数体の黒いオーラの魔法少女が襲いかかってきて、わたしに声をかけてくれた軍人さんは銃で応戦するものの、魔法少女の攻撃で首が吹き飛んでしまいました。

わたしには吹き出る血が降りかかり、恐怖のあまり悲鳴を上げ、過呼吸になってしまって目の前が真っ白になりました。

意識が遠のく中、少しだけ日本語が聞こえた気がしましたが誰かに抱えられて何処かへ連れていかれました。

これが、変わってしまった神浜になる前の最後の記憶でした。

 

4-2:BACK
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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 4-2 私たちが今いる理由(ワケ)

保別ピリカの記憶

私がまだ一桁の年だった頃、アイヌの村で生活していました。

この村には、村を脅かす存在を夜な夜な切って回ったという言い伝えがある刀が奉納されていて、村の長からは決して奉納櫓に近づくなと強く言われていました。

なんでも村の長が使える術によって封じ込まれた刀らしく、変に刺激を与えると術が溶けて人を襲い始めるらしい。

その刀は、人によっては「人喰い刀」と呼ばれていたそうです。

でも私たち子どもが好奇心で奉納櫓に侵入して、奉納されている刀を目にすることとなったのです。

その刀を目にした時、私は声を聞きました。

[足りない、足りない!私たちにひどいことをしたあいつらの血が!]

その言葉を聞いてから私は意識を失い、気がつくと村は荒れ、家が燃え、地面には多くの死体が倒れていたのです。

そして左手には血だらけの刀を手にしていて、皆が恐れた顔をしていました。

私は目の前に広がる光景に絶望し、膝をついて涙していると、目の前にキュゥべぇが現れたのです。

願い事を教えてくれれば君たちの民族を救うことができるかもしれないよ」

私は藁にもすがる思いで願いました。

「わたしは、みんなに希望を与える存在になりたい!」

私がそう願うと私の周囲には三つの光が現れました。そしてその光はこう語ったのです。

[この娘が殺したのはアイヌを脅かす存在達だ。どれだけ親しい間柄であっただろうが、いずれお前達には不幸が及んでいただろう。

強く生き、外界からの襲撃に備えなさい]

私には何を言っているのかわからなかったけど、年配の村の人たちがその光を目にして涙を流していました。

「カムイが、カムイが我らに直接語りかけてくださっている!

ワシらは今後も生きて行けるぞ!」

よくわからないまま村の人たちはやる気を出して村を再興して行ったのですが、その間に世界では大きな大戦が起き、村にはある話が入ってきました。

隣の島から追い出されたアイヌ達が人攫いの餌食にあったと言う。どうやらアイヌをターゲットにしている賊がいるらしいから注意するように」

人攫いの魔の手は私たちの村にも襲いかかってきました。
きっかけは私が人食い刀を手にした際に殺した人間の中に人攫いの仲間がいたことです。
その人が生きていようと、この村が標的になるのは変わらなかったでしょう。

私は魔法少女として手に入れた力で抵抗しようとしましたが、村の人が人質となってしまったので皆そろって人攫いにとらわれてしまいました。

人攫いはいわゆる奴隷商人を生業としていて、奴隷という考えがなかったこの国でも大戦で歪んでしまったのか表では話題にならない程度に奴隷が出回っていたのです。労働力としての奴隷ではなく、主に欲求の吐き捨て先として使用されていたようです。
そんな奴隷として使える人材をさらっては求める人物へ金と交換していたのです。

私たちが牢獄に囚われている中、私は隙をついて牢を食い破り、皆を外へ脱出させることに成功します。

願いと共に降臨したカムイ達に村人、囚われていた他の人たちの護衛を頼んで私も脱出しようとしたところ、人攫いが雇っていた魔法少女が現れて私だけがそのまま囚われることとなりました。

そこからはひどい記憶しかありません。

私は商品として処女を奪われ、調教という名の拷問を何度も行われました。

時には偽名で売春婦として働かせられ、私の体は汚れていきました。

人攫い達はいくら客と交えても妊娠しない、鮮度が落ちないことで私を重宝し出し、折れない私の心を折ろうと何度も拷問にかけましたが私の心は折れることがありませんでした。

そんな間も多くの人がとらわれ、調教される場面を目にしてきました。

快楽に溺れ、戻ってこない子もたくさんいました。

この頃、戦争に負けてこの国は快楽を求めていたと言う話を雇われた魔法少女から聞いたことがありました。

だからお金がたくさん貯まるこの仕事がやめられないと言っていました。

この頃から、私の人嫌いが加速していったのです。

私はある日、新たに囚われたアイヌの子を目にしました。見覚えがない子だったので別の集落の逃げ遅れなのだろうと思いました。

しかしアイヌの子を拷問しようとする姿に耐えることができず、私は鎖を外そうと暴れました。

「そう暴れんなよ。あんたのソウルジェムは私が持ってんだ。下手に暴れるとソウルジェム割っちゃうよ?」

そう、私が抵抗できなかったのはソウルジェムを奪われてしまっていたから。

ソウルジェムは私の魂だとカムイから聞かされていたので抵抗することができなかったのです。

しかし、私は目の前で行われているアイヌの子への拷問とその叫び声に耐えることができず、私は眠っていた人喰い刀を呼び出したのです。

[もう私はあんたのものだ。思うがままに存分に暴れるといいよ]

ソウルジェムから人食い刀 イペタムが飛び出し、そのまま人攫いの魔法少女の腕を切り落としました。

イペタムはソウルジェムと共に私の元へ戻ってきて魔法少女姿となった私はそのアイヌの子以外の人を無差別に殺していったのです。

建物が炎に包まれた中、生きている子がアイヌの子だけとなったのですがその子は既に弄ばれた後だったのです。そして少女は涙を流しながらこう言ってきたのです。

「殺して…もう…生きていたくない」

私は強い悲しみに包まれ、叫びながら少女の心臓を貫いたのです。

朦朧とした意識の中後ろを振り向くと、そこには見知らぬ魔法少女がいましたが私はその場で気を失ってしまったのです。

私が目を覚ますと目の前にはお父さんとお母さんがいて、起き上がった私を抱きしめました。

「生きててよかった!もうそれだけでお父さん達は幸せだよ!」

建物の入り口には腕を組んでこっちを見る人攫いのアジトで最後に見た魔法少女がいました。

これがカレンとの出会いでした。

カレンは放浪の旅の中、路頭に迷うアイヌ達を先導して村の再建、護衛に手を貸してくれていたのです。

そして信用に値すると判断したカムイが、カレンに私の居場所を教えてくれたのです。

私はカレンの元へ向かってカレンの両手を強く握り締めました。

「私がいない中、みんなを守ってくれてありがとうございます!」

「お、おう」

その後人攫い騒動は何もなかったかのように終息し、皆は現代社会でアイヌが生き抜くための準備を進めていました。

私はそんな中、カレンから提案されたのです。

「外の世界を見てみないか?きっとヒトの汚い部分しか見てきていないと思うけど、表の一面も見て欲しいんだ。その上でヒトに対して判断を下して欲しい」

アイヌ以外の人嫌いになっていた私でしたが、カレンと一緒ならという思いで私は外の世界を見たくなりました。

わたしはお父さんとお母さんに相談し、わたしは外の世界へ旅立つ許可をもらえました。

「私たちはもう大丈夫だ。都会の人たちと共に生きながらもアイヌの文化を守っていくよ。

だからピリカは好きな生き方を選びなさい。カレンさんは信用できる人だから、お父さん達はあの人についていくことを否定しないよ」

こうしてわたしは決心し、人を見定める旅にカレンと共に出たのです。

結局人を否定する結果とはなったけれど。

ヒトはお金のためなら手段を選ばない。どんなにひどいことをしてもお金のある人が幸せなことになるというこの世界の価値観が大っ嫌いなのです。

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紗良シオリの記憶

シオリは小学生の頃、周りの子よりも物覚えが悪かった。

周りの子よりもたくさん勉強しても、テストをするといつも50点以下ばかり。

両親は教師でありながら海外で授業をまともに受けられない子ども達のために学ぶ場を設けてあげたいという夢を持っていたのですが、シオリは両親のそんな夢を邪魔していたのでした。

シオリちゃんは周りの子と比べてものを覚えるスピードが遅いんです。
もしかしたら、ADHDなのかもしれません」

「わたしの子を勝手に病気呼ばわりしないでください!」

そうお母さんが怒る場面を転校した学校でよく目にしました。

「シオリのためだ。海外へ研修に行くことは諦めてシオリのために生きていくことにしよう」

「そうよね、それが第一よね」

シオリは両親の優しさが辛かった。物覚えが悪いというだけでシオリは両親の夢を奪ってしまうのだから。

シオリは悔しくて勉強しながらノートに涙を流していました。

そんなある日、深夜の部屋にキュゥべぇが現れたのです。

「紗良シオリ。僕なら君の願いを叶えてあげられるよ。
君は何を願うんだい?」

アニメに出てきそうな動物を目にしても、なんでも願いを叶えられるという言葉に踊らされてシオリは願ったのです。

「見たもの、聞いたものを絶対に忘れないようになりたい!

お父さん、お母さんのためにも!」

そう願ってから授業を受けると教わったことが頭から離れなくなったのです。それどころか目に入ったもの、聞いたことすべてを覚えていられるようになったのです。

おかげで6年生の頃には中学校の授業を専攻して受けられるほど私の学力が跳ね上がったのです。

英語も理解できるようになり、そんなシオリを見た両親は海外で授業を教えるための資格を取るために海外研修を受ける決心をしました。

シオリは中学校から海外の学校で学ぶこととなり、一緒に戦っていた魔法少女達からはすごい、頑張ってねという言葉をもらって、海外へ旅立ちました。

世界の時間の基準となる場所近くの海外の学校へ通うようになったシオリですが、日本で習った時のイントネーションとは違った現地独特のなまりに苦戦しました。

でもみんなは優しく教えてくれたし、覚えるのも早かったのですぐに溶け込むことに成功しました。

中学2年生となった頃は飛び級という制度があったので高校に通ってみないかと勧められました。

シオリは両親へ相談して学びたいことはどんどん吸収しなさいと促されて高校へ飛び級することとなったのです。

もちろんそんなシオリを羨ましがっていじめようとする学生もいましたがブラックジョークなんかをぶつけて周りを味方にしながら難なく学業に励むことができたのです。

そんな激変した生活でしたが、日常生活に支障が出ていました。

それは、魔法少女になってから一睡もできなくなったのです。どれだけ寝ようと布団に入っても寝ることができず、次第に寝るという行為すら行わなくなったのです。

夜は魔法少女として魔女狩りに勤しんでいましたが、雷を放つか帯で打撃攻撃しかできないしおりに対して先輩魔法少女から闘いを工夫しなさいと怒られてしまいました。

人間社会では飛び級できても、魔法少女としては初心者。

シオリは魔法少女には得意不得意があると察し、不得意を補うために現代技術を応用した戦い方を考えたのです。

チームのみんなが苦戦している中で鉄塊を高速で飛ばして魔女を蜂の巣にしたり、砂鉄を集めて刃を作ってプラズマカッターのように扱ったりと戦い方を変えただけで自由度が増していったのです。

そんな先輩魔法少女達と戦っている中、ソウルジェムがシオリ達の魂であること、ソウルジェムが濁れば魔女になってしまうことを知りました。

でもシオリは後悔はしていません。

お父さんとお母さんが安心して夢へと向かうことができたんだから

中学3年の年齢となる頃には大学編入の相談をされましたが先行して学びたい分野が定まっていないので悩んでいました。

そんなシオリをメディアはADHDと思われた中学3年生は天才となっていたと紹介し、世の中は物覚えが悪いとすぐに病気だと決めつけることをやめて行きました。

少し恥ずかしかったけど、それで物覚えに苦労している子達の立場が救われるのならいいかなって思いました。

シオリの両親は海外研修を終えて、見事に海外で勉強を教える資格を取得することに成功しました。

シオリは両親が海外で働くために一度母国へ戻ることとなりました

海外の生活も悪くはなかったけど、今後はたくさんの国を回ることになるし、シオリも頑張らないと。

魔法少女チームのみんなに別れを告げて、シオリと両親は飛行機に乗って母国へと戻ろうとしました。

しかし、その飛行機がシオリの生き方を変える転換期となったのです。

飛行機はある宗教に心酔したテロリスト達に占拠され、そのテロリストたちは西の大国へ飛行機を落とそうとしたのです。

シオリは客にもテロリストが潜伏していると思うとなかなか手を出せずにいました。

そんな中、なかなか言うことを聞かない操縦士を脅すためにテロリスト達は人質を選定し出しました。

「5分経過する度に乗員を一人ずつ殺す。乗員を殺されたくなければ言う通りにするんだ」

そんな人質にシオリのお母さんが選ばれてしまったのです。

シオリは思わずテロリストに手を出してしまい、潜伏していたテロリストに脇腹を撃たれましたが魔法少女姿となって母親の手を離しませんでした。

お前達の倫理観にシオリ達を巻き込むんじゃない!

必死に抵抗していると、操縦席で銃声が聞こえた後に飛行機は急降下を始めたのです。

飛行機内には悲鳴が響き、瞬く間に飛行機は地面に打ち付けられてシオリは身にかかったGと衝撃で気を失ったのです。

気がつくと目の前にはぐちゃぐちゃとなった飛行機の残骸と吹き飛ばされた肉塊が広がっていました。

シオリの体には飛行機の部品が刺さっていて心臓を貫いていましたが魔法少女だったので生きていました。

そんなシオリが目線を下に下ろすと血が大量に吹き出し、四股や頭が散り散りとなった両親を目にしてしまったのです。

「お父さん、お母さん?」

シオリは心臓から部品を抜き取り、血を垂らしながら両親の元へ歩み寄りましたが、生きているはずがありませんでした。

シオリの目からは涙が溢れ出し、全てを奪ったテロリストに対する強い怒りが込み上げました。

「ヴァアアアアアアアアアアア!!!!!」

シオリは空を見上げて強く叫び、何かに塗りつぶされるかのように目の前が真っ暗となったのです。

目覚めることがないかと思ったけど、ある二人の声を聞いて久々に目を覚ますという感覚を体験しました

シオリを助けたお人好しはカレンとピリカという二人の魔法少女。

シオリはなぜ助けたと二人に向かって怒鳴りましたが、二人はシオリが必要だと言い張るばかりでした。

シオリは一人になりたいとその場を離れますが、カレンが後をついてきたのです。

「ついてくんなよ!」

「たまたま行きたい方向が同じだっただけさ。そうかっかするんじゃないよ」

そう言ってシオリが座り込んだ木の隣の木へカレンが座った。

「シオリ、この世が憎いか」

「何を言い出すの、シオリが憎いのは倫理観が狂った奴らよ」

「もし、世界の在り方を変える力を持つ者がいると知ったら、シオリは興味を持つか」

「そんな奴が本当にいるなら、出会ってみたいに決まっているでしょ」

「じゃあ一緒にそいつへ会いに行かないか?どうせこのまま生きながらえても暇だろ?」

世界の在り方を変える奴なんて聞いたことがない。嘘に決まっている。

「嘘じゃないよ、紗良シオリ」

声を聞いて振り向くとピリカとキュゥべぇがいました。

「嘘だとぶっ飛ばすよ」

「嘘ではない。西側の国に昔に栄えた錬金術を扱える魔法少女の素質を持つ少女がいるんだ。

彼女は世界を変えるほどの素質を持つ。もし彼女に関われば、君たちのやりたいことも達成できるんじゃないかな」

錬金術

姿形は化学へと変えて現代にも残り続けているけど、本場の錬金術は異端だと罵られて姿を消したと聞いている。

でも極めたものは神に近い力を奮ったとも聞いている。

「それが本当なら、シオリはこんなところで腐ってるわけには行かないね」

「それじゃあシオリ、共に来ないか。

一緒にこの世界の在り方を変えるために」

「いいよ。でも、シオリをしっかり満足させてよね」

「刺激たっぷりの余生となることを約束するよ」

こうしてシオリはカレン、ピリカと共に行動することとなり、噂の錬金術師と出会って聖遺物を集める活動を開始しました。

そんな中でシオリは師匠から錬金術を学び、今でも活用しています。

師匠が死んでからは貰った力を使い、師匠と目指した世界を作るために活動してきたのです。

人類史を壊し、魔法少女の時代を始めるという夢を。

 

========================

私は現実に戻り、2人の激動の歴史を一気に見て体がふらつきました。

だから、ここまでしてヒトを殺そうと。

私は攻撃の気配がしてすぐに避けましたが、糸が脇腹を切りつけて行きました。

顔を上げると怒った顔のカレンさんが手を伸ばしていました。

「見たのか、シオリとピリカの記憶を!」

「見られたら仕方がないね」

「私たちと行動を共にするか、ここで死ぬか選びなさい!」

ピリカさんが刃を向けてきたのでももこさん達の方を見るとソウルジェムを残されたままボロボロになって気絶していました。

「協力はしますが傘下に加わる気はありません」

「そうか、じゃあ一緒にずっとついてきてもらうよう協力してもらわないといけないね」

「なぜ、記憶を覗かれることを嫌うのですか」

「嫌に決まっているだろう!知られたくないこと、掘り返されたくないこと。

それを見られて怒らない奴がどこにいる!」

場の殺気が強まったので私と出現しているななかさん達は攻撃態勢に入りました。

「届けー!」

そう声が聞こえた方向を向くとういちゃんと桜子さん、灯花ちゃん、ねむちゃんが凧に乗ってこちらへ突っ込んできました。

 

 

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【原神(genshin impact)】テイワット大陸の古代文字(decoding)(解密字符) 「原神文字」まとめ

ゲーム「原神」の世界 テイワットには地上で使用されているテイワット文字のほかに古代遺跡と深淵に関係の深い文字が存在します。

そんな古代から使用されている文字を「原神文字」と名付けて解読、その結果をこのページにまとめていきます。
原神文字はラテン語で解読することができます。

 

原神文字表(ver. 0.1)

既に存在が確認されている文字もありますが、26文字を超えていることからラテン語でも使用されている合字が採用されている可能性があります。

詳細が分かり次第、文字表を更新していきます。

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(外側の円)
ABCDEFGHIJKL
(内側の円)
北西南東(NESW)

発見場所:モナの待機モーション

占星術ということから東西南北の記号をしっかり使用しているのは素晴らしい

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AD VIRTUTEM(パワー)

発見場所:宝箱・装置の封印、飛行チャレンジのゴール地点

おそらくテイワット大陸で最も目にするであろう一文
パワーとだけありますが「力を示せ」の意味合いが強いと思います。

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混乱する(PARMAE)

発見場所:防衛任務時に起動する装置

まあ確かに混乱の元

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以前のように山の高さから要素の
(ex culmine licis in magno elementorum )

発見場所:魔法実験室の封印、無相元素が出す魔法陣、アビスの魔術師が出す魔法陣

元素の魔法陣であれば共通で使用されるもののようです
この魔法陣は使用者たちを見るに、神の目がなくとも元素を扱える手段の一つであると考えられます

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深い闇
(abyssus obscura)

発見場所:深境螺旋初チャレンジ時

このコンテンツの闇は深い、いろんな意味で

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ENK(I)

発見場所:合成台

知恵の神(enki)へ愛(i)が足りない

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sine mixture fortunae fortitudo ingenium
magnum fuere nullum

(混じりっけない 幸運な 不屈の精神 才能
素晴らしいものではなかった)

発見場所:蛟(みずち) 欠けた文字で出る装置

まだ何を表しているのかは不明

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週替わりダンジョン(weekly dungeon)

発見場所:秘境 仲夏の庭園

冒険ランク突破クエストで一度は訪れる場所でもある

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VENERARE(祭る)

発見場所:秘境 仲夏の庭園

この秘境は大昔はただの庭園だったようですが、祭っていたとしたら大昔に存在した何かでしょう

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SOMNIA(夢)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 トップページ

隕石降る時、神の目をもたない人々は不思議な力で夢を見続ける

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IERUNT(行く)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 トップページ

IERUNTはEO(行く)の三人称複数・現在完了・直説法の能動態に該当する際に使用されます。
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CAELUM(空)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 トップページ

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外側から二番目の円内にある文字

ex culmine licis in magno elementorum
lux seeffundat in mentes dei

(以前のように山の高さから要素の神である彼が、心に光を注ぐことができるように)

↓円陣の文字置き換え結果

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 怪しい夢の星

直訳なので真の意味にはほど遠い内容ですが、元素の神へ祈りを捧げるような内容であることは確かです。
元素の魔法陣はこの内容が省略されたものを使用しているようです。

テイワット文字についてはこちらを参照
テイワット文字

 

 

 

今後も発見し、解読できましたら随時追加、更新を行っていきます。

 

※Twitter、動画等で引用する際はこのページへ誘導するようリンク設置をお願いします

このページは原神の要素を扱っています

 

【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 4-1 軌跡を壊す序曲

黄昏時が過ぎた頃、日継カレン、紗良シオリ、保別ピリカの3人を捕まえる作戦が行われたが、これは失敗に終わった。
拠点にしてると思われる廃墟には鏡の魔女の結界が広がり、ほとんどの魔法少女が神浜に散り散りとなり、皆が私たちの行方を見失った。

それから間も無く中央区では強力な電撃が走り、電線を伝って過大な電気が流れたことで神浜市全体とその周辺地域が停電状態となった。

騒ぎ出した人間達の中には神浜市から出ようとするものがいたが、神浜全体を覆うように電気の結界が展開され、神浜中は大騒ぎとなった。

無理矢理越えようとしてもコンクリートの壁のように通り抜けることができず、電気柵のように触れると痺れるだけではなく火傷もしてしまう。

人間、魔法少女問わず慌てふためいている頃、中央区の電波塔では儀式が進められていた。

儀式の魔法陣に操られている環いろは、鹿目まどか、夏目かこはそれぞれの持つ力を目の前にある遺骸へ注ぎ、遺骸は光を放ちながら宙に浮き始めた。

その遺骸へ私は神浜を回って集めた因果の束を遺骸へ繋げた。

「これでワルプルガへ因果が収束した。
次はピリカの番だ」

「うん。

いくよ、イペタム。私たちに希望を!」

そう言ってピリカが魔法少女になったことから手にしている聖遺物イペタムを取り出して地面に突き刺した。

それと同時に縁の線を辿って今までに出会った魔法少女達から希望の力が吸い上げられた。

イペタムは対象から希望の力を吸い取ってピリカのソウルジェムを浄化してくれる。

でも欠点もある。

イペタムは妖刀と呼ばれるだけあり、持っている間は急激に穢れが溜まっていく。

今回は希望をワルプルガへ流れるようにしているため、ピリカはすぐにドッペルを出す状態となった。

しかしピリカのドッペルはイペタムが本体であるため見た目は服が赤みがかった色に変わっただけしかわからない。

蘇生、慈悲、再現、膨大な因果と希望の力がワルプルガの以外へ収束し、ワルプルガの遺骸は眩しいほどの輝きを放ち、強力な結界に囲まれた少女が魔法陣の真上に現れた。

少女の姿となったワルプルガは頭を地面の方向に向けて結界の中で眠っていた。

「やった!成功だ!」

「後はこの世の知識を与えればすべて完了する。
シオリ、余計な情報は流すんじゃないぞ」

「心配しないで、快く契約してくれるよう知識を与えるから」

いくら蘇ったといえ、記憶が残っている保証はない。

知識のない赤子として復活されても困るのでシオリの電気の力を使用して頭脳へ知識を流し込む必要がある。

しかし受肉させた時点で9割は目的を達成している。

その結果が今眼下に広がる光景だ。

ワルプルガのために希望を奪われ続ける魔法少女達は苦しそうにドッペルを出し続けて黒いオーラを纏っている。

我を忘れて人を襲ったり、貪ったり、地獄のような光景が広がっていた。
ヒトの身で抗うことなど叶わず、道端であろうと、避難所であろうとかまわずヒトは次々と肉塊へと変わっていった。

まさに逸話にあるワルプルギスの夜そのものだ。

中にはヒトを愛する魔法少女もいただろう。しかしその愛する者も、呪いに飲まれた魔法少女は躊躇なく貪る。
上げる雄たけびは快楽による副産物なのか、それとも後悔の悲鳴なのか誰にも聞き分けることはできない。

普通ならば魔女となるはずだがこの街の特殊な条件のおかげで魔法少女が犠牲になることはない。

犠牲になるのは、ヒトだけだ。

暴れる魔法少女達に電波塔が壊されないよう、ピリカはポンベツカムイを呼び出し、塔の周りを防衛させた。

これでワルプルガが完全体になるまで邪魔が入ることはないだろう

ワルプルガの肉体が復活すると魔法陣は消え、反動を受けた3人はその場に倒れてしまった。

呪いを受けた3人はいずれ眼下の魔法少女達と同じようにドッペルを出し続けて暴れることだろう。
しかしシオリはそれだは飽き足らないようだ。

「その3人は過剰な穢れを持つのが十分だろう」

そう言ってシオリは穢れを凝縮させたグリーフシードのようなアイテム「カオスシード」を3人の首元に投げつけた。

環いろは、鹿目まどかには深く突き刺さったものの、一人だけカオスシードを弾いた。

驚いた、儀式の呪いと希望を奪われてまだ立ち上がる力があるとは。

「夏目かこ、なぜ動ける」

「本当にあなた達は神浜の魔法少女を知らなさすぎる。あなた達の思い通りにいくと思わないほうがいいですよ」

「こいつ、縁を切ったのか。切られた感覚はなかったぞ」

[偽装の力を使ったから当たり前ヨ]

なぜ、死んだ者の声が聞こえる?

[僕たちが一番厄介な存在だと思ったみたいだけど、タダで倒れたりしないよ]

あの時確かに屠ったはず。

[さあ、聞かせてもらいましょうか。あなた達の真意を]

「常盤ななかたち、なぜそこに立っている。ソウルジェムは確かに砕いたはずだ」

[ええ、私たち3人は確かに死にました。

あくまで私たちは一時の記録の再現に過ぎません。かこさんがいるからこそ、ここに立っているのです]

よく見ると夏目かこの頭にある飾りのうち三つの栞が光を放っていた。

「そうか、再現の力ってのは便利なものだな」

「邪魔をする気はないです。教えてください、ここまでしてやり遂げたい本当の目的を」

「それは僕も興味があるね、日継カレン」

足元を見ると久々に見たキュゥべぇの姿があった。

「久しいねキュゥべぇ。これが前に言ったあんたに帰ってくる見返りだよ」

「かつてワルプルガは魔法少女になったが、その時以上に大きな因果を感じる。

もし契約してくれたら、僕たちのエネルギー回収ノルマは目標を達成するだろう。

お手柄だよ、日継カレン」

「キュゥべぇさんと手を組んでいたのですね」

「契約してくれないと自動浄化システムを広げられないからね。

でもそれで終わりじゃない。

見ればわかるだろう、魔女とならずに躊躇なくヒトを殺戮できるこのシステム。

自動浄化システムが世界に広がれば魔女とならずに人間社会を」

「倫理観を」

「価値観を」

破壊することで魔法少女が中心となった新たな組織システムを構築できるようになるだろう。

そこには歯車のように奴隷となる決まりも生きるために働かなきゃいけない呪いも、信じる神のために他者を殺すディストピアは存在しない。

魔法少女のための新たな社会システムを構築して皆が曇りなく生きる世界とするのが私たちの本当の目的だ」

「そうですか、だから私のように今までの固定概念を殺すほどの穢れを皆に流したのですね」

「いずれ魔法少女とヒトは敵対する。

躊躇していたら魔法少女が奴隷にされてしまうぞ。今まで行われた戦争のように」

[敵わないわけですね]

予想外ではあったが結果的に邪魔が入らないのに代わりはなかった

もうすぐ、終わりが始まる。

「なるほどね、まあここでワルプルガが契約してくれれば君たちだけの問題だ。それまでは見届けさせてもらうよ」

「ま、今はそう思ってくれていいよ」

「…!来る!」

いきなりピリカが反応して何事かと思うと太い蔓が地面から伸びてきて私たちの前に3人の魔法少女が現れた。

「十咎ももこ、大きく想像を超えてきたな。
そこまでして私たちの前へ何故立ちはだかろうとする」

生えていた蔓はすぐに燃えて跡形もなく消えてしまった。

「もうあんた達のやり方が正しかろうがどうだっていい。

あたしらの日常を壊したこと、それを悔い改めさせるまであんた達を許せないんだよ」

「へぇ、悔い改めさせるって、どうやるのさ」

「そりゃもちろん、ぶっ殺すに決まってるだろ!」

十咎ももこが私に斬り掛かってくると、間にピリカが割って入って十咎ももこを突き飛ばした。

「相手なら私がします。シオリとカレンには触れさせませんよ」

「舐めんじゃないわよ!」

3対1で戦いが始まった。

ただ倒すだけならここから突き落とせばいいだけだろう。

だが私たちの目的は魔法少女を殺すことではない。

少々好戦的になっているピリカが不安ではあるが、あの3人相手であれば問題はないだろう。

「夏目かこ、あなたは加勢しなくていいのかい?」

「あれはももこさん達の問題です。私たちが手を出すほどではありません。

しかし、別の用ならあります」

そう言うと夏目かこはドッペルを身にまとい、私たちに目掛けて栞を飛ばしてきた。

私は弾き飛ばすことができたが、シオリとピリカには突き刺さってしまい、魔力を採取されてしまった。

「夏目かこ、何をした!」

「過去を教えてもらえないのであれば見るまでです」

夏目かこはピリカとシオリの魔力が篭った栞を掌に乗せ、二人の記憶を覗き始めた。

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 3-13 ワルプルガを讃える夜

「律儀に学校生活送ってからくるなんて、本気かどうかわからないねぇ」

シオリ達の使っていた廃墟の場所がワれているのは憶測でしかなかったけど、念のためということで捨てることにした。

どの道、用意は出来ていたからいいけど余計な手間が増えたのは確か。

それにしてもピリカは持ち場を離れてどっか行っちゃうし、中央区ではすでにカレンが一戦交えたっていうし、暁美ほむらの襲撃から退屈で仕方がない。

とはいえ、始まってしまえば準備が整うまで一番負担があるのはシオリ。

分かってはいるけど、始まるまではお預けだね。

と、考えていたらたくさんの魔法少女反応が近づいてきていた。

「見つけたぞ、紗良シオリ!」

廃墟になだれ込んできたのは港で戦った都ひなのとその仲間、後は街中で見かけた魔法少女達か。

廃墟を丸々囲われて、普通ならば逃げ場はない状況。

「丈夫そうで安心したよ、都ひなの。一部の欠損だけで済んだだけマシじゃないか」

「ふんっ、戯言を言っている場合か。身の安全なんて保証できる状況ではないことがわかってるはずだ」

「悪いけど、今はまともに戦う気はない」

シオリはポケットから穢れのたまりそうなグリーフシードを5つ取り出し、シオリのソウルジェムに少し当て床へ突き刺した。

すると周囲に魔女の結界が広がっていき、廃墟を取り囲んでいた魔法少女達がみんな結界に閉じ込められた。

「これは、魔女の結界を暴発させたのか」

「鏡の魔女って相当やばいやつなんでしょう?魔女を倒していないのに、なーんでこいつらの結界が出てくるんだろうねぇ」

「バカを言え、マギウスみたいに使い魔を育てない限りは。
お前まさか!」

「グリーフシード調達は生きる知恵、使い魔が育ったら魔女になるって、知ってるでしょう?」

話を聞いていないかのように魔法少女達はシオリに飛びかかってきた。

でも、シオリは結界内の鏡を合わせ鏡にしてその場から飛び上がった。

するとどうだろう、合わせあった鏡の中から光がこぼれ、動いた魔法少女達はみんな何処かへ消えてしまったではないか。

「別の場所へ飛ばされたっていうの?」

「それじゃあ、こいつらの始末は任せたから。

追いかけたいなら追ってきてもいいよ。

その代わり、新たな鏡の魔女が誕生しちゃうかもしれないね。

一体どれほどの人間が犠牲になるか考えたら、あんた達のやることは一つだよね」

そう言ってシオリは結界の外に出た。

案の定、結界の中にいた魔法少女達は使い魔の討伐に勤しんでいた。

「ほんっと、どこまで本気なのやら」

シオリが結界を誘発させたタイミングで他の使用していた廃墟でも鏡の魔女の結界が広がって、集まった魔法少女みんなが神浜に散り散りの状態となった。

全く、穢れを送るって行為はあまりしたくないっていうカレンだけど、こうやって役立つんだから積極的に使ってほしいところだけどね。

撹乱に成功したし、シオリは中央区に行こうかな。

鹿目まどかもいい感じに仕上がってる頃だし。

アリナっていう結界を操る魔法少女の魔法を真似て結界を作った場所に鹿目まどかとカレンがいる。

特性は魔女の結界と同じだから普通は目に見えない。

其の場凌ぎの隠れ家としては十分すぎる。

そう言えばピリカは戻ってきてるだろうか。

ピリカ、約束の時間までに戻ってきたらいいけど。

結界内に入ると、予想していた二人ともう一人がいた。

「夏目かこ、早い到着だったじゃないか」

「シオリさん」

目つきもオーラもかわっちゃってるね。まあ、いい変化ではあるけど。

「素直に参加してくれるなんて思わなかったよ」

「あなた達の考えに賛同したから参加しているまでです。自動浄化システムが世界に広がった後は、好きにさせてもらいますからね」

「構わないさ。私たちを殺しにかかってもかまわない、それだけのことをやってきたからね」

シオリは二人の間を通り、環いろはのように結界内で穢れを蓄積させている鹿目まどかの前に立った。

ちょっと穢れの量が多くないか?

「カレン、このままだと下手したら廃人になるよ」

「彼女は心が強いようだからね、半壊する程度が丁度いいんだよ。それに、少しの間だけ心ここに在らずって状態になってくれればいいだけだからね」

「ひどいことするねぇ」

「どの口がいうか、時間があればこんなことしないさ」

「はいはい、シオリが悪かったよ」

そう話していると、結界内にピリカと環いろはが入ってきた。

環いろはは想像通りいい顔しているじゃないか。
でもピリカは、片腕の袖がない状態だった。

「ピリカ、その袖はどうした」

「ごめんね、時女のリーダーが持つ聖遺物を回収したくて」

「時女の?回収しないとまずいものだったか」

「心が折れない力がこもった剣だった。放置しておくと間違いなく殺されていたと思う」

「まあピリカが生きているだけでもよかった。全部終わったら返してやれよ」

「うん、わかってる」

まさかここに来て聖遺物を嗅ぎ取るとはねぇ。聖遺物の倉庫を持ち歩いているのはピリカだし、丁度いいか。

「ねぇ、やるなら早くやりましょうよ。

自動浄化システムを広げる儀式」

「あなたがそう言い出すとは思いませんでしたよ、いろはさん」

「だって、こんなにも、ういを求めるようになっちゃったのはカレンさん達のせいなんですからね。
早く終わらせて、邪魔な人間をたくさん殺さないといけないんですから」

「いろはさん…」

「怖いこというようになったねぇ。
ま、メンツが揃ったし始めようか」

「なら、結界は破壊しておこう」

そう言ってカレンは糸で周囲を囲んでいる結界と鹿目まどかを囲う結界を破壊してシオリ達は電波塔の上に降りた。

結界から出てきた鹿目まどかの目は虚ろで、心ここにあらずな状態ではあったものの、魂は壊れていない様子だった。
でもその場に膝をつき、動く気配はなかった。

外は黄昏時が過ぎようとしていて暗くなり始めていた。

「じゃあピリカ、出してくれ」

ピリカは頷き、掌の上に輝く光の玉が現れ、それが床につくとそこには遺骸が出現した。

「これは」

「聖女ワルプルガの遺骸だよ。魂は魔女になっても、魔力が残って聖遺物として残り続けていたんだ。
蘇らせるには丁度良い触媒だろう?」

「あなた達は、いったい」

そう夏目かこが問いかけてきた時、シオリは大事に持っていた錬金符を取り出した。

「錬金術師の大事な弟子であり、人間社会を破壊する存在さ」

錬金符をハラリと落として、地面についたら魔法陣が起動した。

錬金符は師匠がシオリに教えてくれた錬金術で、普通は扱えない種類の魔法を行使できるものだ。

魔法さえ使えば生成できるのだが、効果は知っているものしか付与させることができない。

この錬金符には師匠が使用した再臨の魔法が籠もっている。

それに3人の固有魔法を使わせる操作の魔法、因果を束ねるカレンの魔法を混ぜたオリジナルの錬金符だ。

こうするおかげで、かつての師匠の失敗を再現しないはず。

しかし、錬金符を使用した際のデメリットは取り除くことができなかった。

錬金符が地面について発動すると、シオリには急激に穢れが流れ込み、その勢いでドッペルを出すと同時に電波塔周囲へ激しい電撃が走った。

金属が埋め込まれた地面や建物が地を離れて宙に浮き、小さな足場しかない電波塔の周りをゆっくり回り出した。

魔法陣が発動すると夏目かこ、環いろは、鹿目まどかは操られるかのようにワルプルガの遺骸を囲むように配置についた。

そして、カレンがこう言い放ち、シオリ達の計画は成功が約束された。

「さあ始めようか。ワルプルガの復活を讃える、ワルプルギスの夜を!」

 

第三章:ソノキジュンハ ダレヌォ メセン? 完

 

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【原神(genshin impact)】テイワット年表(ストーリーまとめ)

神の目を持つ者「原神」は神に近い存在と言われている。
しかし、その身は人の子と同じく、悠久の間、世界の移り変わりを見届けることはできない。
いま一度ここに、七神の作り出したテイワットと、人の子が積み上げてきた歴史、そして異世界からの来訪者がもたらした奇妙な出来事を残す。
確かに、テイワットという世界は存在したという証として。

 

この世界の歴史は、メインストーリーだけでは全体像を把握することが難しいです。
このページではゲーム「原神」のストーリー、クエスト、本、人々の立ち話等を整理し、テイワットの歴史を年表としてまとめていきます。

ストーリー等が追加され次第、随時更新していきます。

ガチャ産キャラの会話内容は入手後でなければ確認できないため、判明するのはかなり後になってしまうという点はご了承ください。

 

※ここからネタバレが含まれます。ネタバレを気にしない方のみ閲覧してください

*注意*

「〇年前」という表記は、異世界から来た双子がテイワット大陸に漂流し始めた時(メインストーリー開始)を始点として記載していきます。

メインストーリーの中心となる主人公は妹の「蛍」とし、兄「空」を探す物語として綴っていきます。

 

 

—–約3700年前—–

岩王帝君が仙人と共に人々を璃月へ集め、そこへ住まわせます。

岩王帝君は璃月の統治者として、仙人は璃月を見守る者として活動していくようになります。

 

—–約3000年前—–

氷原地域であったモンドにはグンヒルド一族という一番強い部落の首領がいました。
この頃は「高塔の孤王 デカラビアン」と「北風の王 アンドリアス」が混戦している時代でした。

—–約2600年前—–

デカラビアンの暴政に耐えかねたグンヒルド一族は城を出て荒野へと逃げますが、そこは人が住めるような環境ではありませんでした。

一族が絶体絶命の中、グンヒルドが祈りを捧げていると、それに精霊が応えてくれて小さな避難所が誕生します。そこでグンヒルドは父親から力を与えられて一族を守る女祭祀となります。

風神バルバトスがデカラビアンへ宣戦布告したことで、人々は狂風に苦しむこととなります。そんな中グンヒルドは一族を率いてデカラビアンへ立ち向かいます。
戦いの末、デカラビアンは討たれ、バルバトスは人々を狂風から解放し、世界から姿を消します。

バルバトスがいなくなった後、モンドは貴族が率いていくようになります。

 

—–約2500年前—–

テイワット大陸各地で魔神が暴れている災厄の時代でした。
璃月地方には帰終という塵を操る魔神と塩の魔神がいました。

塩の魔人は魔神同士の戦争に参加せず、地中の塩と呼ばれる地方に神殿と避難所を用意します。塩の魔神が用意した場所で彼女についてきた民は平和に暮らしました。
しかし、塩の魔神は愛した人間に裏切られ、殺されてしまいます。
塩の魔神が死んだと同時に塩の聖殿は崩れ落ち、やがて避難所だった町も崩れ去ってしまいました。

帰終が見守る都市「帰離原」で魔神が地位を巡る大きな戦争が起きます。帰終は都市を守ることができず、都市は滅んでしまいます。

 

—–約2000年前—–

各地で発生した魔神戦争が終結し、俗世に降りてきていた七神たちは璃月で盃を交わしました。

 

—–約1000年前—–

モンド地方では貴族による腐敗と暴虐が目立つ政治が続き、人々が苦しんでいました。

モンドへ立ち寄った流浪楽団は旧貴族の討伐を計画しましたが、失敗に終わりました。楽団は解散され、元楽団のメンバーは再び反逆できる機会を待ちました。

旧貴族時代と呼ばれるモンド城を貴族たちが牛耳っていたころ、炎の神の民であるヴァネッサは貴族に捕まって闘技場で戦うことを強いられます。
そんな中、ヴァネッサと一族は闘技場へ捕らえられて当時モンド地方で暴れていた魔龍ウルサと戦うことになります。
この戦いへ風神バルバトスが干渉し、ヴァネッサはウルサを撃退することができました。
これを機会にモンド城は貴族の支配から解き放たれ、モンドはヴァネッサが設立したセピュロス(西風)騎士団によって守られていくようになります。

璃月地方で暴れている魔獣「螭(みずち)」を岩神モラクスが鎮めます。
螭(みずち)の遺骸が転がった場所は後に軽策山と呼ばれるようになります。

 

—–約100年前—–

モンド地方に毒龍「ドゥリン」が現れ、これに対してトワリンが立ち向かいます。
トワリンは悪竜を倒すことに成功しましたが、体内へ悪竜の血が流れ込んでしまい、トワリンは深い眠りへと落ちてしまいます。

—–数年前—–

異世界からの来訪者 は別の世界へ旅立とうとしたころ、「天理」の調停者と名乗る神の襲撃に会います。
双子はその神に敗れ、は謎の神に封印されて離れ離れとなります。
双子は本来持っていた力を失い、テイワット大陸へ漂流してきたのです。

—–1年前—–

稲妻で雷電将軍が神の目を徴収して回る目狩り令を出します。
徴収された神の目は千手百目神像へ収められています。

 

—–約二か月前—–

が一人で彷徨っていたところ、偶然謎の生物を釣り上げます。
その生物の名前はパイモンといい、パイモンは共に行動するようになります。

—–すべての始まり(メインストーリースタート)—–

の行方を探すため、謎の神については実際に神に聞いた方が早いと考えてテイワットの七神を訪れる旅をしています。

の情報を得るために風の神とかかわりが深いモンド領へと訪れたパイモンは、森の中で風魔龍トワリンと会話しているウェンティを目撃します。
その様子を見守っているとトワリンは蛍達に気付き、その場で暴れてどこかへと飛んで行ってしまいました。ウェンティも二人に気付き、その場を去ります。

トワリンが去った場所には赤い結晶が残されていて、はそれを回収します。

森を抜けると偵察騎士アンバーと出会い、自由の都モンドへと案内されます。

アンバーの任務も片付けつつモンドへ到着すると、アンバーから風の翼を受け取ります。
蛍がアンバーから風の翼について教わっていると、モンドはトワリンの襲撃を受けます。
トワリンが生み出した竜巻には巻き込まれてしまいますが、は風の翼を操って謎の声を頼りにトワリンを撃退することに成功します。

現場を目撃した騎兵隊長ガイアに連れられて、蛍達はモンドにあるセピュロス騎士団本部へと向かいます。

蛍達が騎士団本部へと向かうと蒲公英騎士のジン、図書館司書のリサがいました。
ジンリサへ状況を報告すると、は暴風を治める作戦へ参加することとなります。

騎士団員と共に四風守護の神殿にある風魔龍の魔力の源を断つと、モンドの町へ訪れていた暴風は去りました。
そしていつの間にか騎士団の一員として認められてしまい、は栄誉騎士と呼ばれるようになります。

暴風が去った後のモンドでは問題が絶えず、氷の国スネージヤナが率いているファデュイという組織が風魔龍を討伐するよう騎士団へ圧力をかけていました。

モンドの町中を歩いていると、蛍達ウェンティを発見します。
ウェンティへ赤い結晶を見せようとしますが、赤い結晶はなぜか水色に浄化された状態でした。

ウェンティによると赤い結晶はトワリンが苦しんで流した涙らしく、はその涙を浄化できる力を持っていることが判明します。
その後ウェンティから英雄の象徴と呼ばれる大きな木の下でトワリンはアビス教団によって苦しめられていることを教えてもらいます。

はトワリンを正気に戻すために必要な道具である天空のライアーをウェンティと共に入手することとなるのですが、ファデュイという組織の妨害を受けてしまいます。
ファデュイからライアーを取り戻すために蛍達ディルックのもとを訪れます。

ディルックへ事情を話すと協力してもらえることとなり、一晩経つとディルックのもとにはジンの姿もありました。

ウェンティ、ディルックと共にファデュイから天空のライアーを取り返すことに成功し、それへ風元素を籠らせるために浄化したトワリンの涙を集めることとなります。

天空のライアーに十分風元素を籠らせると、ウェンティと共にトワリンのもとへと訪れます。
トワリンへライヤーで演奏しようとしましたがアビス教団の妨害を受けてしまい、トワリンの浄化に失敗してしまいます。

トワリンが飛び去った先を見つめるのは、蛍達だけではなくアビス教団とともにいる一人の「王子」の姿もあったのでした。

トワリンが飛び去った先にあったのは風龍廃墟と呼ばれる遺跡で、その遺跡の封印を解くとトワリンのもとへと訪れることに成功します。
トワリンを苦しみから解き放つために紫色の凝血を力ずくで壊すという荒治療ともいえる手段を取ります。

全ての紫色の凝血を破壊すると天空にある廃墟の足場が崩れ始め、蛍達は地上へと落下しそうになります。
そこを正気に戻ったトワリンが助け出してくれます。

トワリンへはウェンティから風神の力を与えられ、トワリンは風神の命令ではなく己の意志で自由に生きていくようになりました。

こうしてモンドを襲った龍災は無事に解決したのでした。

天空のライアーをモンドの大聖堂へと返した後、ウェンティはファデュイの襲撃を受けます。
ウェンティを守ろうと加勢しますが、そこへファデュイ十一の執行官 第八位のシニョーラが現れます。
シニョーラウェンティへ襲い掛かり、ウェンティから神の心というものを抜き取ってしまい、その場を去りました。

ウェンティへ事情を聞いても断片的にしか世界情勢のことは話してくれませんでした。それでも、次に神を訪れるならば神が降臨する儀式が近づいている璃月へ行くと良いという助言を受けます。

こうしては璃月へと向かうこととなります。

は璃月港へ到着し、神が降臨する儀式「七星迎仙儀式」が行われる場所を探します。

七星迎仙儀式が行われる場所へ到着すると儀式が開始されます。しかし、儀式で呼び出された岩王帝君は死んだ状態でした。

儀式進行役の凝光の指示によって儀式へ参加した人物が事情聴取を受けることになります。しかし、はその場から離れるために千岩軍の兵士に見つからないようその場を去ろうとします。
結局兵士に見つかってしまいますが、兵士に囲まれた場をファデュイのタルタリヤに助けられます。

は岩王帝君を殺した犯人である疑いを晴らすためにタルタリヤへ協力することとなります。タルタリヤから禁忌滅却の札をもらい、三眼五顕仙人のもとを訪れます。

は削月築陽真君を中心として理水畳山真君、留雲借風真君、護法夜叉の魈に出会い、仙人へ岩王帝君を殺した犯人ではないと認識してもらうことに成功します。

タルタリヤから璃月七星が岩王帝君の亡骸を隠したという報告を聞き、タルタリヤは葬式屋「往生堂」の鍾離に協力してもらうことで岩王帝君の亡骸へ近づくチャンスを作る計画をはじめます。

鍾離とともに岩王帝君の葬儀を行う準備を進めます。

葬儀を行う準備が整ったころ、七星の秘書である甘雨から凝光の招待状を受け取ります。

凝光がいる群玉閣へ行く方法を探していると璃月七星の1人である刻晴と出会い、群玉閣へ行く方法を教えてもらいます。

パイモンの思い付きで手土産を用意することとなり、手土産を用意した後は群玉閣へと向かいます。

群玉閣へ到着した凝光と会い、凝光へ仙人側へ着かないよう中立の立場でいてほしいという話をはじめます。そして岩王帝君の亡骸を隠した目的はファデュイを牽制するための行動であったと教えてもらいます。

は間接的に凝光からファデュイが禁忌滅却の札を量産している研究をしていると教えてもらい、研究が行われている場所へと向かいます。

研究が行われている場所には確かに禁忌滅却の札を量産していた痕跡があり、は改めてタルタリヤへの警戒を強めます。

その後、蛍達鍾離と会う約束を思い出し、鍾離へ合流します。葬儀に必要な天然の瑠璃百合を探していると甘雨と出会い、甘雨が半分仙人であることを知ります。

用事が済んで璃月港へ戻ると、七星と仙人が衝突しようとしているという話が広まり、緊張感が高まっていました。
は今回の騒動に深くかかわっているタルタリヤを探すことにします。

岩王帝君の亡骸が隠されている黄金屋へ向かうと想像通りタルタリヤが現れます。

タルタリヤの目的は他の執行官同様、神の心でした。
は神の心を奪われないよう、タルタリヤと戦います。戦いに紛れてタルタリヤは岩王帝君の亡骸へ接触しましたが、なぜか神の心を抽出することはできませんでした。

は先に神の心を確保したと誤解され、魔王武装を使用したタルタリヤと戦うこととなります。

タルタリヤを戦闘不能まで追い込むことに成功しますが、タルタリヤは量産された禁忌滅却の札を使用して封印された魔神の1人である「渦の魔神 オセル」を呼び起こします。

外へ出るとすでにオセルが復活していて嵐が璃月港を襲っていました。

群玉閣へ向かうとそこには凝光刻晴、そして仙人たちが集まっていました。
七星と仙人は璃月港を守るために協力してオセルへ立ち向かうこととしました。魔神との戦いの中、なぜかファデュイが七星と仙人を妨害するために戦いへ加わりました。

は仙人から力を借りながらファデュイの妨害を防ぎました。
オセルへダメージを与えている中、オセルの渾身の一撃でオセルへの有効な攻撃手段を失ってしまいます。

最後の手段として凝光は群玉閣をオセルへ墜落させて再び封印させることにしました。仙人たちはへ力を集め、の一撃で群玉閣は勢いをつけてオセルへ墜落しました。
結果、オセルは再び封印されて璃月港は守られました。

タルタリヤを探している中、北国銀行へ寄るとそこにはタルタリヤだけではなく鍾離淑女がいました。
そこで鍾離はモラクスであることを知り、契約に基づいた取引で氷の神へ神の心を譲渡する約束をしていたと知ります。

モラクスバルバトスのように国を人間へ任せる機会をうかがっていて、今回のタイミングで神の座を降りる決意をしたのです。今回の騒動は、岩の神と氷の神との間で交わされた契約によって起こっていたのでした。

鍾離から契約の詳細を教えてもらえない中、璃月港では岩王帝君を送る葬儀「送仙儀式」が執り行われ、璃月港は神がいない中で人間に管理された国として一歩を踏み出したのでした。

鍾離へ今後のことについて話を聞いていると、次は稲妻という国にいる「雷神 バアル」のもとを訪れるのが良いと聞きます。しかし稲妻は鎖国中であるため、鎖国を突破する方法を考えなければいけませんでした。

 

 

※このページは原神の要素を扱っています

【原神(genshin impact)】テイワット大陸の文字(decoding)(解密字符) 「テイワット文字」一覧

世界に存在するものには意味がある

たとえ些細な存在でも、それが世界を作り出す大切なものであることを忘れてはいけない

 

原神(genshin impact)の世界「テイワット」には独特の文字が複数存在します。

その中でも大陸全体で使用されている文字を「テイワット文字」と名付けて解読、その結果をこのページにまとめていきます。

テイワット文字表(ver. 1.0)

文字表としては自力で完成させることができました。文字の形状の最適化は適宜行っていきます。

 

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WELCOME

DAWN
WINERY

(ようこそ!アカツキワイナリー)

発見場所:アカツキワイナリー、清泉町にある看板

使いまわしはよくあること

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DAWN
(アカツキ)

発見場所:アカツキワイナリー、清泉町にある立て札

せめて立て札として仕事して

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OPEN
FINE FOOD

HOT

CHICEN BEER

(開店中
良質な料理!
アッツアツ!
チキンビア)

 

発見場所:モンド城 料理店:鹿狩り

結構読みやすい看板の一つ
そしてなぜか鹿肉ではなくチキンを推す料理店

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SCHULZ
SMITHSHOP
(シュッツ鍛冶屋)

発見場所:モンド城 鍛冶屋

弟子の名前が店の名前になっている不思議

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PUB
(酒場)

発見場所:モンド城 酒場

下の文字はテイワット文字ではない別の文字か意味を持たない模様

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FEELIMG FINE
WINE
(気分が良いぜ! ワイン)

発見場所:モンド城 酒場

「気分がいいぜ!」の部分は他の壁紙に出てくる場所があります

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CATTAIL
(キャットテール)

発見場所:モンド城 キャットテールの看板

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WARRIWR
(戦士)

発見場所:モンド城 墓地

下の小さい文字はそのうち

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BROTHER(兄or弟)


SCENE(場面)

発見場所:モンド城 墓地

急に埋葬者と関係ない単語出てきた

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BRAVE
(勇者)

発見場所:モンド城 墓地

おそらく葬られている人は「勇ましい者」

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THE GATEWAY OF CELESTIA(L)
(天使の出入り口)

発見場所:モンド城 バルバトス像周辺

Lが足りないんだよ!誤字なの?あえてなの?

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GUILD
HANDBOOKH
(ギルドハンドブック)

発見場所:冒険の証使用時

凝り具合が半端ない

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CHALLENGE SUCCESS
(挑戦成功)

発見場所:深境螺旋 ステージクリア時

バックの小さな字は別の機会に

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To Darknight Hero

発見場所:アビス教団からの手紙

読める部分のほとんどはテイワット文字でも記載されていますが、
“front gate at” “wish to” が記載されていません。
暗号文ではありますが、読めているはずの部分が記載されていないのは気になるところです。

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UNROCK

発見場所:伝説任務 鍵解放前

鏡写しの状態で流れてきたりする

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EXPLOSION INSIDE CITY WALL
GROUNDED BE THY WOE

EXPLOSION CAN HURT PEOPLE
JEAN CAN BE DREADFUL

MONDSTADT BE BOMBED
KLEE BE DOOMED

(城内で爆破したならば
正座して悲哀な気分となるでしょう)

(爆発で人を傷つけてしまえば
ジンは恐ろしくなる)

(モンドを爆撃してみろ
クレーの運命はそこまでだ)

発見場所:四つ葉の章 クレーの落としたメモ帳

意訳かわからないが、なかなか一致しない内容。山火事要素どこ行った

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MY FOOLIE

発見場所:四つ葉の章 クレーの宝物があった場所

直訳すると「私の愚か者」ってクレーお前・・・

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HALTAND
BEHOLD
(停まれ、見よ)

発見場所:安全な運搬任務

クエスト時にしか発生しない立て札なので遭遇率は低い

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WANTED
(お尋ね者の)

発見場所:都市評判確認画面

「お尋ね者」とストレートに記載すればいいのに

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REQUEST
(リクエスト)

発見場所:都市評判確認画面

3人から好きな人を選んでね

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EXPLORE
(探検する)

発見場所:都市評判確認画面

コンパスマークの北はN、西はWというテイワット文字で記載されています。

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JOURNEY
(遍歴)

発見場所:都市評判確認画面

絶対バージョンアップによってこの数は増えるだろう

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MONDSTAT(モンド城)

発見場所:都市評判確認画面

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LIYUEHARBOR(璃月港)

発見場所:都市評判確認画面

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DISCOVER(発見)

発見場所:チュートリアル 秘境解放

チュートリアル、ルール説明の画像に映る文字がテイワット文字なのはここから始まった・・・

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中央にある本

MOUNTAINS
AND
SEAS
(山と海)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 怪しい夢の星

原神文字についてはこちらを参照
原神文字

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左側
CHARGING 3S(充填中 3秒)

右側
INTERRUPTED(中断)

 

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 運命の星チュートリアル

数字はなじみある形状と変わりないらしい

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ASTEROMEN

RULES ARE RANDOMLY SELECTED UPON
THE START OF EACH RUN TO ALTER
CHALLENGE LEVEL

ENEMIES WILL SPAWN ENERGY UPON DEFEAT TRA
NSMIT ENERGY TO PROGRESS

ASTEROMEN

開始する際のチャレンジレベルによってルールはランダムで選択されます

敵はやられた後にエネルギーを生み出し、それは進展するエネルギーとなります

 

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 運命の星チュートリアル

あえて文字の区切りをおかしな形にしているのがいやらしい。
書かれている内容はちゃんとルール説明になっているが、一般人がこの画像だけでルール説明されると発狂すると思う。

・・・ところでASTEROMENって造語?

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上下のキャンバスに使っているフレームは長くて丈夫な葦で、おかげで小型化できている。
軸は薄い鋼の刃である。
それは「自由」を与えられて、プロペラを回す。
これは強制的にねじれ運動をする。

↓解読後(未翻訳)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 古星の運命の地 ムービー

このメモはフランス語で記されています。
後半にかかれている内容は前半にかかれている内容の繰り返しだったりします。

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地面との円周線は遥かに無駄が少なく、それらが持っているようにその容量を拡張するスペースはより長いものとなる。

各要素本体は多孔質である木材を使用する。多孔質である木材の終端は曲がる。
したがって、一部が湾曲した際の木材は多孔質が凝縮し、空気密度が低くなると凝縮した多孔質が元に戻ろうとする。

↓解読後(未翻訳)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 古星の運命の地 ムービー

「それら」が何を指しているのか等、主語が足りない内容である。
ちなみに本内容はイタリア語で記されていて途中で言語が変わったのが不思議で仕方がない。

なお、内容は真面目に素材を研究した結果が記されている。

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①被膜は結合することで翼に装甲のような強さを与えてくれる。
飛行機械にはコウモリを模倣したもの以外を使用してはいけないことを忘れてはいけない。

②それは空中で女性を口述し、高く上がる
私はこのスクリューツールがうまくいくかどうか調べる。
翼についてはリネンクロスの穴部分をでんぷんで塞いでいる。

 

↓解読後(未翻訳)

発見場所:イベント 帰らぬ熄星 古星の運命の地 ムービー

デッサンを見ればわかる通り、これは風の翼の設計図となるメモです。
femminaという場違いだと思ってしまう単語があるのは誤字なのか言葉のあやなのかもはやわからないです。

なお、①部分は英語、②部分はイタリア語で記載されているというツッコミどころ満載な設計図です。

しかし、風の翼は「コウモリを参考にしていて、布を素材とする場合は空気が漏れないよう表面にでんぷんを塗布する加工が施されている」という意味は通じるでしょう。

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HEARTS
DESIRE

発見場所:書籍 砕夢奇珍シリーズ

直訳すると心の欲望。

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DRUNKARD STORY

(酔っ払いの話)

発見場所:書籍 酔っ払いの逸話シリーズ

酔っ払いとオオカミが話す謎のお話

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MONDTOWER

発見場所:書籍 モンドタワーシリーズ

日本語表記寄りな記載方法

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OF KINGS
AND
NOBLE
HOUSES

(王と貴族)

発見場所:書籍 王と貴族の歴史シリーズ

モンドの貴族時代だったころの話がずらずらと記載されています

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GUNNHILDR

発見場所:書籍 グンヒルドの逸話

またまた貴族時代のお話

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TRAVEL
GUIDE

発見場所:書籍 テイワット観光ガイドシリーズ

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HILIPOETRY

発見場所:書籍 ヒルチャール詩歌集シリーズ

poetryで詩歌という意味なのでこの書物の名前自体はヒルチャール詩歌集ということでHILIPOETRYという造語

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HILIFOLK
STUDY
(ヒルチャールの皆さんについての研究論文)

発見場所:書籍 ヒルチャール習慣考察シリーズ

圧倒的意訳

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KNIGHTS
GUIDE

発見場所:書籍 騎士団ガイド

デイリークエストのために時々読み返す程度の存在

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BREAKING
DAWN
(夜明け)

発見場所:書籍 侍従騎士の歌シリーズ

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MELANCHOLIA
(憂鬱)

発見場所:書籍 少女ヴィーラの憂鬱シリーズ

なぜか表紙で憂鬱が強調されてしまった

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今後も発見、解読が完了しましたら更新していきます。

 

 

※Twitter、動画等で引用する際はこのページへ誘導するようリンク設置をお願いします

このページは原神の要素を扱っています

【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 3-12 悪魔法少女

私たちはみかづき荘の玄関前に降りて、アリナ先輩がいきなり魔法少女の姿になって呼び鈴を鳴らした。

するとすぐに家の扉が開かれ、5人の姿が見えたの。

「はぁーい、みかづき荘のみんな。環いろはの場所、知りたくない?」

アリナ先輩が陽気に話し出した!

新鮮だけど、どうしてそうなったかわからない!

覚えの魔力を感じたから玄関へ急いだら、思いもよらない言葉が飛んできて正直驚いた。

「アリナ・グレイに、御園かりん」

「お姉ちゃんの居場所、わかるの?お姉ちゃんの居場所を教えて!」

「どういう風の吹き回しか聞かせてもらえるかしら」

「ここで立ち話してていいワケ?

アリナ達が逃げ出したってあいつらは知っているはずだから、早くしないと環いろはを別の場所にムーブされると思うんですケド」

「おい、こいつらのこと信じていいのか」

紗良シオリ達の潜伏先は割れている。

アリナ達の話を聞く必要はないかもしれないわね。

でも、一応聞いてみようかしら。

「紗良シオリ達の居場所はすでに突き止めているわ。あなた達の誘いに乗る気はないわ」

「待って欲しいの!SNSに記載されている場所とは違った場所にいろはさんは捕らえられているの!

私たちが案内しないと絶対わかるはずがないの!」

「そう、だったら私だけ行くわ」

「やちよさん、私はアリナさん達についていきたいです!」

「ういちゃん?!」

「オーケー。じゃあ、さっさとついてきてヨネ」

「おいちょっと待てよ!」

アリナは待たずに御園かりんと西の方角に飛んでいってしまった。

「やちよ、どうする」

「私は追うわ。鶴乃は予定していた場所へ向かってここで起きたことを伝えて頂戴」

ピッ

「仲間外れなんていや。みんなにはここで起きたこと伝えておいたから。

さ、2人を見失わないうちに追いかけようよ!」

こんなときに余計に頭が回るんだから。

「私も追った方がいいと思います。みんなで行けば、いろはさんを助けることだけはできるかも」

「なんだよさなまで、ぜってー罠だろ」

私たちが話していると、ういちゃんは魔法少女姿に返信して、凧に乗ってアリナ達が向かった方向に飛んでいってしまった。

「ういちゃん?!」

「いけない!追うわよ!」

「わかったよ、行きゃあいいんだろ!」

ほぼ強制的に私たちはアリナ達を追うことになった。

まさかういちゃんが自分から動くとは思わなかったけど、いろはも頑固なところがあるし、さすが姉妹って思ってしまった。

罠であることを警戒して私たちで動くことにした。

アリナ達の後を追っていると彼女の言った通り私たちの把握している場所とは違った方角に進んでいた。

神浜マギアユニオンの他のメンバーには鶴乃のメッセージが届いているみたいで、それぞれが目的の場所に向かい始めていた。

アリナ達は廃墟の前で立ち止まり、私たちがついてきていることを確認すると中へと入っていった。

私たちも急いで廃墟の中へ進んでいくと、そこには禍々しい色に染まったキューブの中に、確かにいろはの姿があった。

「アハッ、一回外に出たから認識できたけど、かなりいいカラーに仕上がってるんじゃない?」

「ふざけたこと言わないで。これはあなた達がやったことなの?」

「行動を起こしたのはアリナ、でも指図したのは別の奴なワケ。

ま、アリナがこうして目を覚ましたのはフールガールが拐ってきた環いろはのおかげなんだけどね」

「いろはさんが、アリナを?」

「いろはさんと2人きりになってお願いしないと、他の人がアリナ先輩にひどいことしちゃうと思ったから。それを日継カレンって魔法少女に助けてもらったの」

「そう、経緯については把握したわ」

いろは、見捨てることはできなかったのね。

その結果捕われてしまったなんて。

私は武器を構えてキューブを破壊しようとしたとき、いろはを捕らえているキューブに亀裂が入り始めた。

「アメイジング、結界を内側から破るなんて想定外!

結界で収まりきらないなんて、イブ以来なんですケド!」

亀裂からはドリドロとした液体が溢れ出てきて、結界が破壊されると禍々しい色の液体を被ったいろはが出てきてその場に現れた。

「お姉ちゃん!」

わたしは近寄ろうとしたういちゃんの前に手を出して行く手を阻み、その場に身構えた。

「うい、そこにいるの?うい、うい!」

いろはが顔を上げると穢れが満ちたソウルジェムからピンク色の布ができていろはをぐるぐる巻に包んでしまった。

その後、魔法少女でありながら倒すべき敵の反応を示し始め、布を破るように変わり果てたいろはが姿を現した。

「お姉ちゃん?でもその姿、それにこの反応ってまるで」

「魔女の、反応」

いろはの色が変わったマントの裏からは包帯が伸びてういちゃんの手足に巻きついて力強く引き始めた。

いけない!

わたしは手にした武器で包帯を絡めとり、地面へ突き刺した。それでもういちゃんに巻きついた包帯は解ける様子がなかった。

「うい、この世界は、人間は危ないからね、waタしがしkkari守ってあゲr!」

いろはがそう声を荒げると周りが廃墟だった景色はみるみるうちにお城の中にいるような風景に変わっていき、窓から見える夜空には機関車がチラチラと見え隠れしていた。

そして周りには穢れが充満し始めた。

「魔女の結界?!ウソだろ、神浜じゃ魔女にならないはずだぞ!」

「やちよさん、そこどいてくださいよ。

ういを抱きしめられないじゃないですか」

「今のいろはにういちゃんを渡すわけにはいかないわ。何をしだすかわからない」

「何って、ういを抱きしめてわたしなしでは生きていけないようにしてあげるんですよ。そうすれば、ういはヒトの穢れに触れず、苦しい思いをしないで済みますからね」

「いろはちゃん、紗良シオリ達に何されたの!」

「シオリさん達は真実を教えてくれただけだよ、つるのちゃん。

もしかして、みんな邪魔をするの?」

「目を覚ましなさいいろは!紗良シオリさん達のやってることは人に被害をもたらすのよ」

「だからいいじゃないですか、世の中不幸にするヒトを減らせるんですよ?」

今のいろはの状態に思考が追いつかない。

いろはの魔力は黒いオーラの魔法少女みたいに混ざった反応だし、でも自我があって魔女の結界まで生成してる。

こんな状況、長い間神浜にいても経験した覚えがない。

でもまずは大人しくさせるしかない。

「ねえ、そろそろウイをhanあしてあげて」

「離すのはあなたよ、いろは」

「ジャmAをすruNお化!」

いろははついに私たちに包帯で攻撃をしてきた。

「やちよ、いろはちゃんの姿をよく見たらドッペルの姿に似ているよ」

「気がするで済むものじゃないわ、ドッペルと融合してるのと同じよ」

誰もいろはに攻撃を加えず、さなさんは動けないわたしとういちゃんを庇ってくれた。

「訳わかんねぇけど、今すぐぶん殴って正気に戻してやる!」

そう言ってフェリシアは襲いかかってくる包帯を避けながらいろはの懐まで近づいた。

「近くは苦手だもんなぁ!」

そう言ってフェリシアがハンマーを振り上げるとそのままいつものように振り下ろさずに動きが止まってしまった。

「フェリシア?」

「いつものわたしとは違うんだよ、フェリシアちゃん」

いろははどこから取り出したのかわからないナイフをフェリシアの心臓部分に突き立てていて、そのまま予想外の痛みで動けなくなったフェリシアを蹴り飛ばした。

そして形状が変化した鳥のような足でしっかりと地面へ押さえ込み、そのまま獲物を啄むように血を辺りに散らしながらフェリシアへ何度もナイフを突き立てた。

ンヴァアアアアアアア!
アハハハハハハアッハハハハハハッ!!!!

私たちのやめなさいという声を打ち消してしまうほどのフェリシアの叫びと聞いたことがないいろはの狂気な笑い声が結界内に響き渡った。

それと同時に周りの結界は血が通ったように血管を血が通るような蔦が現れ始めた。

鶴乃がフェリシアを助けようとして近づこうとすると、大きな魔力の塊がいろはに直撃した。

後ろに下がったいろはの隙をついて腹部分が穴だらけになったフェリシアを鶴乃が助け出した。

「今の魔力、ういちゃん?!」

ういちゃんの隣には四つの凧が円形に回っていて、その中心から魔力が放たれたようだ。

ういちゃん自身は涙を流しながら噛み締めた表情をしていた。

「もうやめて!そんなお姉ちゃんなんて嫌いになっちゃうんだから!」

そう言ってもう一度ういちゃんはいろはへ魔法弾を放った。

魔法弾はいろはに直撃しても全くダメージを与えている様子はなかった。

「ういがわたしを嫌っても、わたしは大好きだから好きにさせてあげる!」

そう言っていろはは包帯をういちゃんに向けて突き立てできたけど、さなさんがしっかりと盾で受け止めてくれた。

しかしいろはの攻撃はただただ暴れるだけのように四方八方へ飛び、一切干渉しようとしていないアリナやかりんさんへも矛先が向いた。

「アハハハハハッ!!!」

結界が攻撃に耐えられずに倒壊し始めた頃、いろはの後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「そこまでですいろはさん。戯れは後にしてください」

そう言っていろはの行動を止めたのはピリカさんだった。

「ピリカさん、あなた!」

「ピリカさん邪魔しないでくださいよ、ういがいなくなっちゃったじゃないですか」

その言葉を聞いてはっと後ろを振り向くとういちゃんの姿はなかった。

まさか、例の別の空間へ飛ぶ力を使ったの?

「時間が迫っています。わたしについてきてください」

「あら、そうでしたか。でも、そのあとは自由にさせてもらいますからね」

「もちろんですよ」

そう言っていろはは手を差し出しているピリカさんの手をなんの疑いもなく握りしめた。

「待ちなさい!」

「ワッカ、濁流と化せ!」

私たちは濁流に呑まれて結界から、廃墟から押し出されてしまった。

廃墟は濁流の衝撃で崩れてしまい、中央区へ向かういろは達の姿だけは確認できた。

「チクショウ、なんだよ。かこだけじゃなくいろはまでいなくなっちまうなんてオレは、オレは!」

「フェリシア落ち着いて、血が止まらないよ!」

「鶴乃、さなさん、フェリシアを調整屋へ連れて行ってあげて。私はいろはを追うわ」

「うん、わかった」

わたしは一人でいろはが向かったと思われる中央区へ急いだ。

いろはをあんな状態にした日継カレン、許すことなんてできない。

 

 

「さて、アリナ達はどうするか」

「遠くから見ることしかできないの、あんな戦い、命がいくつあっても足りないの」

「ま、このあと面白そうなことが起こりそうだし、遠くから眺めて、サイッコーの瞬間を脳裏に焼き付けようか」

「遠くから眺めるくらいならいいと思うの」

今の神浜はひどい状況かもしれない。

でも、アリナ先輩と一緒にいるこの場所は、この瞬間は最高な状況だと思って、わたしは思わず微笑んでしまったのでした。

 

 

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