DQXの世界、アストルティアの反対側には魔界が存在します。
魔界には魔界のストーリーがありその歴史はアストルティアとほぼ同じくらい長いものとなっています。
このページではアストルティア年表と連携する形で魔界の歴史、ストーリーをまとめていきます。
~全ての始まりから神代の時代~
ある時突然、大いなる闇の根源ジャゴヌバが現れ、7種族神へ対抗すべく7体の邪神を生み出してはアストルティアへ攻め入らせます。ある時は魔瘴をアストルティアへもたらしますが、ジャゴヌバは女神ルティアナによって封印されます。
度重なる争いによってアストルティアにあった一部の土地が魔瘴で汚染されます。その土地はアストルティアから切り離され、ジャゴヌバが支配する魔界として姿を変えます。
また、ナドラガと契約を結んだことでアストルティアへ大打撃を与えることに成功します。
邪神が封印されたり倒されたりされた中、魔界には戦乱の世が訪れていました。
そんな中、ある一人の魔族が魔界を統一し、国家を築いて大魔王と呼ばれるようになります。
初代大魔王ゴダはアストルティアから来た六聖陣を撃退します。
ゴダはゴダ神殿を建立し、魔仙卿を見出して大魔王の選出を制度化させます。
ゴダはそのままの勢いでアストルティアへと進行しますが、帰らぬ人となります。
後に、ジャゴヌバは魔界を統一した魔王を大魔王として選出し、力を貸し与えるようになります。しかしこの行いは大魔王をアストルティアへ向ける負の感情で蝕み、アストルティアを滅ぼす先兵として送り出す行為に過ぎなかったのです。
ワラキウスが魔界東部を荒らしていた激昂の巨人を自身の魔術で封印し、ゼクレス魔導国を建国します。
ワラキウスは大魔王になった身でもあります。
~約4500年前~
ヴァルザードは大ダコの魔獣を石化し、海運都市ザードを建国します。
そんなザードはズムーラ覇王国を打倒し、賢女の都レジャンナと手を結び、ゼクレス魔導国を退けるほどの力をつけます。
後にヴァルザードは大審門をくぐり、大魔王となります。
ヴァルザードは大いなる闇の根源は魔瘴の海の先にあるとにらみ、先代魔仙卿 ジャディンの協力のもと海を越えるための海洋生物 海魔獣ブルラトスを育て始めます。
ブルラトスはジャディンから滅星の邪園に通じる道を調査するよう指示されます。
~約3500年前~
ヴァルザードはアストルティアへ侵攻しますが、帰らぬ身となります。
~約2500年前~
海運都市ザードを支配していたヴァルザードの子孫が己の欲求を満たすために魔物が無数に封じ込められた万魔の塔を建設します。
万魔の塔には二匹の蛇が背中合わせになるような紋章、彫刻が施されています。
~1000年前~
魔王ネロドスが魔界を統一し、アストルティアへ攻め入ります。
しかしネロドスは破れ、魔界では新たなる戦乱の世が訪れます。
そんな最中、ヴァレリアは家族を殺されてしまい、傭兵として戦わされることとなります。ヴァレリアは出会った仲間と共に戦乱の世を戦い抜こうとしますが、バルディスタ要塞を築く魔王となったころには自分一人しか生きていませんでした。
~約500年前~
芸術家として異彩を放つ魔幻都市ゴーラの魔王マデサゴーラが創生のカケラを見つけて魔界を統一し、先代魔仙卿によって大魔王として選ばれます。
大魔王となったマデサゴーラはアストルティアで復活を待っている冥王ネルゲルと手を結び、アストルティアを自ら作り出した世界で塗り潰そうと考えます。
このころからマデサゴーラは創生のカケラを使った創作活動に力を入れるようになります。
~約数百年前~
時の牢獄から飛ばされたリーサはデモンマウンテンの頂上へ飛ばされていました。
そんなリーサを先代魔仙卿が発見し、しばらくの間リーサをかくまいます。
先代魔仙卿はリーサへもう少しで役割を終えること、そして後継者を探していると告げられます。
リーサは魔仙卿の後継者として推薦され、魔仙卿として魔界で生きていくと決心します。
そして、大いなる闇の根源と契約を交わしたことで時渡りの術の副作用から逃れることに成功します。
~約300年前~
ゼクレス魔導国の魔王イーヴはアストルティアを好む傾向にあり、歴代のゼクレスの魔王としては異例な存在でした。
そんなイーヴはゼクレス魔導国を身分に囚われない国とするために尽力していきますが、それをよく思わない集団もいました。
イーヴがアストルティアを訪れている間にイーヴの暗殺計画が進められ、アスバルが幼い頃にイーヴは殺されてしまいます。
このころからアスバルはエルガドーラに厳しく育てられることとなり、アストルティアへ憧れるようになります。
ユシュカは宝石商の父親にくっついて魔界各地を旅してまわっていました。
そんな中、ユシュカの父親によってユシュカはネクロデアに身を置くようになります。
ある日、ユシュカの父親を含む宝石商のメンバーが突然現れた魔瘴塚の影響を受けて死んでしまったと話を聞きます。
ユシュカは父親と同じ目に合う人が出なくなるよう、魔瘴塚への対策法を探すために魔界を旅してまわるようになります。
賢者マリーンは魔界でレディウルフと名乗って旅をしていました。
その旅の中、マリーンはユシュカと出会い、共に旅をしている間にユシュカから師匠と呼ばれるようになってしまいます。
~約200年前~
魔界で希少な鉱石が多く取れるネクロデア王国には幼き頃のナジーンとユシュカがいました。
ネクロデア王国は独特な鉱石加工の技術によって国力は大きな国でした。しかし独断でバルディスタ軍を動かしたゾブリス将軍によってネクロデア王国は国民同士が幻術によって殺し合うよう仕向けられ、ゾブリス将軍が魔剣アストロンで封じられることで戦いは終結します。
ネクロデア王国は滅び、鉱石加工の技術はバルディスタへ奪われ、ナジーンとユシュカはジャリムバハ砂漠にある小国へ逃れます。
亡者と魂がさまようだけになった旧ネクロデア領にファラザードの呪術師が現れ、亡者の魂を白い仮面へと封じ込めて訪れる者を王都へ近づけさせないようにする警報装置としてしまいます。
~150年前~
ジャムール王国がバルディスタ要塞へ戦いを挑みますが、敗れてしまい、国は滅んでしまいます。
~数年前~
マデサゴーラは偽りのレンダーシアへ自分の城を新たに創り出し、レンダーシアの一部地域と入れ替わるような形でアストルティアへと出向くことに成功します。
魔界へマデサゴーラが敗れたという知らせが伝わり、魔幻都市ゴーラは魔瘴に包まれてしまいます。
再び魔界は不統一な状況となり、混沌とした状態が続くこととなりました。
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時渡りし者は目覚めると魔界にいて、魔族の姿となっていました。
魔族の姿となったのはユシュカと血の契約を結んだからであり、元の姿に戻るためには大審門の先にいるという魔仙卿に会う必要があると知ります。しばらくの間、時渡りし者はユシュカのしもべとして魔界を歩むこととなりました。
ユシュカの目的は、ファラザード王国の使者として各地を回り、現在の魔界にいる有力な魔王を集めて大審門を開くことでした。
時渡りし者はゼクレス魔導国のアスバル、バルディスタ王国のヴァレリアに会うため、活動を開始します。
※ここから先の様々な選択は人によって異なります。
結末に変わりはありませんが私が歩んだ道のりで進行していきます。
ゼクレス魔導国で情報集めを行っていると、ユシュカがリンベリィに気に入られてしまい、パーティの招待状をもらいます。
時渡りし者は招待状を使ってパーティへもぐりこみ、シリルと呼ばれる人物と出会います。
シリルはアストルティアに興味を持つ魔族であり、時渡りし者へも興味を持ちます。そんな中、シリルが保護していた銀翼竜のヒナを群れへ帰すため時渡りし者はシリルへ協力します。
銀翼竜の群れへヒナを返すとことに成功した後、シリルはゼクレスの衛兵に連れていかれてしまいます。シリルという人物は、ゼクレス魔導国の王子アスバルだったのです。
六大陸堂というアスバルが経営している店から隠し扉を通じてユシュカと時渡りし者はゼクレス魔導国の城へ潜入し、宝物庫にいたアスバルと会います。
宝物庫で衛兵に見つかってしまい、3人は王族が使用する抜け道から逃げることとなります。その先で待ち構えていたのはゼクレス魔導国の王女エルガドーラであり、抵抗しようとするアスバルの前でアスバルが大切にしていたアストルティアのコンパスを壊してしまいます。
アスバルは怒りのままに使い魔を召喚しますが、エルガドーラの術によって正常な判断ができなくなってしまいます。エルガドーラの命令に従うがまま、アスバルが召喚した使い魔がユシュカたちを襲います。
使い魔を撃退した後、アスバルから大審門に行くという決意を聞き、ゼクレス魔導国の魔王を大審門へ連れていく手筈が整いました。
バルディスタ要塞へ向かいますが、ジャムール王国という滅びた国の王子がアストルティアから帰還したヴァレリアへ襲い掛かるという事件が起きます。これをきっかけに、バルディスタ城へ入ることが困難となります。
ヴァレリアの側近ヤイルへバルディスタ城へ入る手続きをしてもらうことを条件に、採掘場の盗賊たちを撃退することに協力します。
ヴァレリアと謁見することに成功しますが、大審門を開く誘いをあっさりと断られてしまいます。
対策を考えていたところ、もう一人の側近であるベルトロから月明かりの谷へ向かうといいという独り言を聞きます。
月明かりの谷にはヴァレリアが建てたという孤児院があり、そこで再びヴァレリアと再会しますが怒ってどこかへ行ってしまいます。
孤児院の子どもたちに話を聞き、バルディスタ周辺では見ることが困難となった花を探しに行くこととなります。
子どもたちの協力もあり、ユシュカと時渡りし者は子どもたちが書いた手紙と花をもってヴァレリアのもとへと向かいます。しかし、再び突き返されてしまいます。
謁見中、月明かりの谷で魔瘴が発生したという知らせがあり、ヴァレリアは急いで月明かりの谷へと向かいます。
ユシュカと時渡りし者も月明かりの谷へと向かいますが、そこには魔瘴の霧に飲み込まれた孤児院がありました。
ヴァレリアは孤児院へ飛び込み、子どもを救出しますが助けられる見込みはありませんでした。
そこへヤイルが現れ、孤児院に魔瘴が発生したのはヤイルの仕業だと発覚します。
時渡りし者たちはヤイルを撃退し、ヤイルはヴァレリアの手によって処刑されてしまいます。
孤児院で生き延びたものは一人もおらず、死んでしまった孤児たちは月明かりの谷へ葬られました。
ヴァレリアはユシュカが持っていた子どもたちの手紙と花を受け取り、大審門へ赴くことを約束します。
ユシュカは目的を果たし、時渡りし者はファラザードへと向かうことになります。
ファラザードの収入源であるバザールはユシュカがいない間にディンガ交易所からの荷物が届かなくて品不足が続いていました。時渡りし者はバザールへ再び荷物が来るよう原因究明と解決を行うこととなります。
ジルガモットというバザールの元締めに話を聞き、今まで使用していた行路を襲う魔物を追い払うのは得策ではないことを聞き、新たな行路開拓のために閉ざされた門を開くこととなります。
ファラザードの住民に協力してもらい、行路開拓に成功します。そんな中、時渡りし者への果たし状を見つけます。
約束の場所へ行くとそこにいたのはバザールを失墜させようとしていたシシカバブ団であり、これをユシュカと共に撃退します。
シシカバブが去った後、ファラザードの副官であるナジーンが現れ、時渡りし者はファラザード城へ入ることを許されます。
ファラザード城ではユシュカがファラザードの魔王であることを知らされ、大審門へ向かうための準備を進めます。
いよいよ大審門には3人の魔王が集い、門が開いてデモンマウンテンへの道が開かれることとなりました。
デモンマウンテンでは強さ、魔物や部下を統治する能力や知識、知恵が試される試練が待ち受けていました。
試練が進むごとに挑戦者にふるいがかけられていき、様々な妨害がありながらもついに3人の魔王と時渡りし者、そして漁夫の利で進んできたスッテンテンが残ることとなりました。
スッテンテンの提案で一休みしている中、3人の魔王はお互いの想いを話しますがどの話も意気投合することはありませんでした。
最後の試練としてスッテンテンの姿だったデモンズゲイトが姿を現し、魔王の分だけ分裂して立ちはだかりますが、なぜかユシュカの前には二体出現してしまう事態となりました。
ここからさらにふるいにかけられることはなく、4人はそろって魔仙卿のもとへと向かいます。
先へ進むと4人は離れ離れとなり、時渡りし者はジャディンの園と呼ばれる場所にいました。そこはモーモン王国と呼ばれる場所でもあり、この場所を統治するモモリオンと出会います。モモリオンからはモーモン王国が抱えている危機を救うための助力を求められます。
時渡りし者はモーモン王国で萬栄している奇病に悩む魔物たちを治療することにします。病に侵されている魔物たちへ薬を届けて回り、時渡りし者は「やさしい人」として送り出されます。
その結果を見ていたモモリオンからは他の魔王たちの選択した結果を見ることができ、その後、モモリオンの姿だった魔仙卿が姿を現し、ゴダ神殿への道が開かれます。
モーモン王国の危機というのは試練を行うための設定でしかなく、試練が終わるといつもの平和なジャディンの園に戻っていました。
ゴダ神殿内に再び4人が集い、そこで魔仙卿からは近いうちに高濃度の魔瘴であふれかえる大魔瘴期が訪れると話を始めます。3人は再び対立しあう中、魔仙卿は大魔王を決める儀式場へ四人を招き入れます。
大魔王選出の結果、なんと大魔王となる可能性があるのは時渡りし者だけという結果となりました。
3人の魔王にはどこか欠けている部分があり、魔界を統一する者としてはあまりにも危険すぎると判断されたのです。
納得のいかないユシュカは時渡りし者と戦いますが、決着がつかない戦いであったのか魔仙卿は戦をやめさせます。
ユシュカもその場を去り、3人の魔王は己の方法で魔界を統一させようと準備を進めだします。
一方、時渡りし者は元の姿へと戻るために大いなる闇の根源と接触せざるを得なくなります。大いなる闇の根源へと通じる像に触れると、その幻影と呼ばれるものが姿を現します。
時渡りし者の本当の姿、存在はいかなるものかを問いかけ、襲い掛かってきました。
時渡りし者は勝ち、元の場所へと戻ると大いなる闇の根源へと通じる像が砕けてしまいます。そこからイルーシャと呼ばれる人の姿をしたものが現れ、イルーシャにとって時渡りし者は元の姿へと戻ることができました。
魔仙卿は時渡りし者とイルーシャの前で改めて大魔瘴期の話を行いました。その話によると放っておくとアストルティアも滅んでしまうと知り、時渡りし者は再び魔仙卿のもとへ来る必要が出てきました。
イルーシャはしばらくの間ジャディンの園で保護されることとなりました。
時渡りし者は魔仙卿からの依頼でイルーシャと共に活性化している魔瘴塚を浄化して回ります。
活性化していた魔瘴塚を浄化し終わるころ、魔瘴で滅んだと考えられてきた魔幻都市ゴーラの使いがゴダ神殿へ現れ、ゴーラ周辺に溢れている魔瘴の浄化を依頼してきます。
マデサゴーラが納めていたゴーラという街はほとんどが魔瘴に飲み込まれていて、魔界にもともと創り出されていた魔幻宮殿へゴーラの民が逃れている状態でした。
時渡りし者は魔仙卿からマデサゴーラが持っていたとされる大魔王の覇印を入手してくるよう頼まれます。
時渡りし者とイルーシャはゴーラの地へと向かいますが、その様子はヴァレリアに観察されていました。
魔幻宮殿には少数の民とマデサゴーラの孫であるペペロゴーラ、そしてゼルドラドの娘ジルドラーナがいました。
時渡りし者達はゴーラの長老からの依頼で、ゴーラの下層から溢れ出ている魔瘴の除去を依頼されます。ゴーラの下層にはマデサゴーラの大作が眠っているウワサもあることから、ペペロゴーラも共にゴーラの下層へと向かいます。
ゴーラの下層には魔幻園マデッサンスが存在し、その様子は奈落へいざなうゴンドラやメリーゴーランドと雰囲気はテーマパークのようでした。
その最深部へと向かうと、マデサゴーラが使用していたアトリエに到達します。そのアトリエには幻の大作が存在しませんでした。マデサゴーラが残した日誌を見ると、大作と噂されていた絵は失敗作を捨てていた空間に投げ出してしまったという記録が残っていました。
マデサゴーラが没頭していた作品「ほとばしる命の狂宴」には大魔王の覇印、そしてペペロゴーラが愛用している顔料が使用されていました。
それと同時に作品には何百もの魔物が閉じ込められていて、その中には魔瘴竜ジャオマンダという強力な魔物も存在していました。
芸術の墓場に向かうと、そこで成長して額縁から出られなくなってしまった魔瘴竜ジャオマンダが顔だけ額縁から出した状態で襲い掛かってきます。
時渡りし者達はこれを撃退し、魔瘴竜ジャオマンダは大魔王の覇印を吐き出しました。ペペロゴーラが顔料で魔瘴竜ジャオマンダを抑え込みますが、作品と一緒にペペロゴーラは谷底へと落ちていってしまいます。
イルーシャは構わず谷底へ飛び込み、谷底に溢れていた魔瘴を作品の中へと送りこんでペペロゴーラを助けます。その後、時渡りし者が作品へ大魔王の覇印で印を押すとペペロゴーラの作品がその場へ誕生したのです。
谷底の魔瘴を除去したことで魔幻宮殿周辺に漂っていた魔瘴が薄れてゴーラの民が息絶えてしまう心配はなくなりました。
同時に大魔王の覇印、そしてイルーシャはペペロゴーラから絵を描くための道具をもらって時渡りし者達はゴーラを後にしようとします。
魔幻宮殿を出るとそこにはイルーシャを狙うためにバルディスタ軍が待ち構えていました。バルディスタ軍に潜伏していたユシュカ、ナジーンが隙をついてその場からイルーシャを連れ去ってしまいます。
これをきっかけにファラザード-バルディスタ間で争いが発生してしまいます。
アビスゲートは閉ざされてしまい、安全にファラザードへと向かうためには滅んだ国であるネクロデアの領地を越える必要が出てきました。
時渡りし者は魔仙卿から関所の封印を解くための巻物をもらい、ネクロデアの領地へと向かいます。
ネクロデアを進んでいくと、滅んだ王都で魔物に襲われようとしていた少女を目撃します。そこでばったりとナジーンと出会い、ファラザードへの抜け道を教えてもらうことを条件に一時休戦してネクロデアの魔剣アストロンを手に入れるための手伝いをすることになります。
ネクロデアに滞在する亡霊たちの力を借りることでゾブリス将軍に突き立てられた魔剣を抜くことに成功しますが、少女に化けていたゾブリスの体の一部によってナジーンは動けなくなってしまいます。
時渡りし者達がゾブリス将軍を倒した後、ナジーンはネクロデアの王子であると同時にアストロンはユシュカとナジーンが鍛え上げた剣であることも知ります。
ナジーンの案内でファラザードへとたどり着くことができ、イルーシャ無事を確認できました。
その後、ナジーンの説得もあり、時渡りし者はユシュカと協力関係に戻ることができました。
ファラザードはゼクレスと手を組んだ状態であり、砂漠までバルディスタ軍本体が進軍している中、ゼクレスがバルディスタ要塞へと進軍を開始しました。
バルディスタ軍は領土を守るために引き返し、後を追うようにファラザード軍はバルディスタ領地へと向かいます。
時渡りし者も戦いへ参戦し、バルディスタ軍を撃退していきます。
後方で見ていたエルガドーラはミアラの宝杖によってアスバルを太古の魔人へと変異させて自軍の兵士がいるにもかかわらず大地を焼き払ってしまいます。
この攻撃によってバルディスタ軍、ファラザード軍ともに被害が大きく出てしまい、ユシュカをかばったナジーンが命を落としてしまいます。
3国の軍は撤退し、ユシュカは自室へと籠ってしまいます。
魔仙卿からミアラの宝杖の破壊を依頼され、時渡りし者はバルディスタ軍が怒りのままなだれ込んだというゼクレスへと向かいます。
シシカバブ団がベルヴァインの森で戦闘中の兵士を相手し、時渡りし者はかつて通った裏道から宝物庫を通って城内へと潜入します。
広間に出るとエルガドーラたちがいて、正門から突破してきたヴァレリア達も広間へ現れました。エルガドーラは再びアスバルを太古の魔人へと変えてしまいます。
ヴァレリアは太古の魔人と交戦し、行方をくらませてしまいます。
そこへユシュカが現れ、アストロンの力で太古の魔人の攻撃を封じます。エルガドーラは自身の命を燃やし尽くして太古の魔人を暴走させます。
時渡りし者はユシュカと共闘して太古の魔人を撃退してアスバルは元に戻り、ミアラの宝杖は破壊されます。
こうして大戦は魔界に存在する3つの大国がそれぞれ大きなダメージを負った状態で幕を下ろしました。
アストルティアへの進行も、行われる可能性は低い状態となりました。
魔界で起きた大戦後も各地で混乱が収まるとこはありませんでした。
バルディスタは魔王不在のため、ゼクレス魔導国はアスバルがなかなか国政に手を出さない状態で国としての機能をほぼ果たしていない状態でした。
各地の混乱を治めるために、時渡りし者とイルーシャは両国の抱える問題を解決させるよう魔仙卿から指示され、行動を開始します。
ゼクレス魔導国ではエルガドーラが死んだあと、叔父のオジャロスが国の立て直しを行っていました。その間はアスバルが一度も人前に顔を出していない状態で、国内は物価の上昇とオジャロスに従わない城で働く者たちが解雇されている状態となっていました。
時渡りし者はゼクレス城へ侵入するためにアスバルへ片思いしているリンベリィに協力を求めます。
アスバルを助け出すという目的で一応協力してもらえることとなり、リンベリィのしもべの証をもって城へ潜入します。
アスバルの部屋のカギがあるオジャロスの部屋へ侵入すると、ゼクレスの王が婚約の際に作る詩のようなものを口ずさむ生物がいました。
アスバルの部屋のカギを使って侵入すると、そこにはアスバルの声とそっくりな声をした魔族が替え玉として居座っていました。
替え玉の魔族へアスバルの行方を聞くと、オジャロスの手引きでアストルティアへ行っていることが判明します。
時渡りし者はアスバルへ国に戻るよう伝えるため、アスバルが向かったというヴェリナード王国へ向かいます。
~アストルティアでの出来事はアストルティア年表にて記載します~
ゼクレス城へ戻るとアスバルはいきなりオジャロスへ王位を譲ると言い出します。
理由をアスバルは一言も話そうとしませんでしたが、別れ際に一枚のメモを渡してきます。
渡されたメモを頼りに奴隷として縛り付ける術を解くことができる”リドのタリスマン”を探しにゴーラ領へ向かいます。
リドのタリスマンを入手し、待ち合わせ場所となっていた六大陸堂でアスバルと合流します。そこでアスバルから詩を口ずさむ生物はオジャロスが生き返らせたエルガドーラであることを明かされます。エルガドーラはオジャロスによって傀儡となっている状態であり、アスバルはエルガドーラを助けたいというのです。
その後はオジャロスの真実を国民へ明かすためにリンベリィとともにゼクレス城へと向かいます。
アスバルがオジャロスへ王位を譲るという話を聞きつけて集まった国民がいる中、リンベリィの幻術で国民たちは幻覚を見ている状態となります。
その間にアスバルはオジャロスへエルガドーラを解放するよう求めますが、交渉は決裂し、なぜか国民たちが急にアスバルたちへ襲い掛かります。
暴れ出した国民たちはイルーシャが魔瘴を集めて浄化したことでおとなしくなりましたが、オジャロスは集まった魔瘴を浴びて魔物の姿となります。
時渡りし者とアスバルは協力してオジャロスを撃退し、リドのタリスマンを使用しますがエルガドーラの意識は戻っても元の姿には戻らず、さらには数分後に国を亡ぼすほどの威力を持つ爆発を起こしてしまうことが判明します。
アスバルは母親を殺すか国を亡ぼすか選択を迫られ、エルガドーラ、オジャロス共にレイジバルスを封印している空間へ引きずり込み、空間内で爆発させることを選択しました。
アスバルはエルガドーラが死に際に遺したやさしい言葉を胸に、ゼクレス魔導国の魔王として再び活動していくことを国民たちに宣言します。そんなアスバルへ国民たちは安堵の表情を浮かべました。
バルディスタへ訪れるとそこでは暴力で魔王へ成り上がろうとする魔族や魔物たちが殺し合いを行っていました。
魔物たちの目をかいくぐり、なんとかバルディスタ城へ入るとそこには砦の様子をうかがうベルトロの姿がありました。
ベルトロはヴァレリアがまだ死んでいないと考えていて、未調査領域であるガウシア樹海へ向かうよう時渡りし者へ伝えます。
時渡りし者がガウシア樹海を探索していると、トポルという小さな村を見つけます。トポルの村にはどこか見覚えのある少女がいました。
ベルトロも合流し、村で聞き込みを行っていると最近現れた大グモに注意するよう村人から伝えられます。
大グモがいるというレビンの洞窟へ入ると確かに大グモはいましたが、その正体はゼクレス魔導国へ侵攻した際に橋から落ちたというバルディスタ兵であることが判明します。
バルディスタ兵はガウシア樹海にある呪いの泉に触れてしまった影響で大グモになってしまったことを明かします。そんなバルディスタ兵を元の姿へ戻すためにラーの泉にある果実を手に入れます。
その果実を大グモに食べさせると元の姿へと戻ったのです。
どこか見覚えのある少女 ティリアがなにかと時渡りし者たちを避けていることが気になり、ティリアが向かったという呪いの泉へと向かいます。
呪いの泉でティリアへラーの泉でとれた果実を食べるよう言いますが、話の途中で村人がならず者に村が襲われていると伝えに来ます。
その村人を追ってきたのはギャノン弟でした。ギャノン兄弟はかつてバルディスタで好き勝手に拷問を行っていたことを理由にヴァレリアによって国から追放した過去があります。
ギャノン兄弟はバルディスタの現指導者としているベルトロを追ってきていたのです。
ティリアは村へと急いで戻り、ギャノン弟は時渡りし者たちが相手しました。
ギャノン弟を倒して村へ戻ると、ギャノン兄とついてきた魔物たちが村で暴れていました。
そんなギャノン兄たちの行いに対して我慢の限界を超えたティリアはイルーシャへラーの泉の果実を要求し、それを食べたとたんにヴァレリアの姿へと変わったのです。
ヴァレリアは村を襲った魔物たちを倒し、村人へ別れを告げてバルディスタへと戻りました。どうやらヴァレリアは残された余生を安息の地でゆっくりと過ごしていきたかったようです。
実はここまでの展開はベルトロの筋書き通りでした。何かと頭が回るベルトロの姿を目の当たりにしました。以降、時渡りし者はなぜかベルトロに気に入られてしまいます。
ヴァレリアがバルディスタへ戻ったとたんに砦内は静かとなり、バルディスタの混乱も治まりました。
時渡りし者たちは魔界に残った混乱が解決できたことを魔仙卿へ報告しに戻るとそこへユシュカが現れます。
ユシュカは時渡りし者が大魔王にふさわしいと話だし、イルーシャも便乗して話を薦めてきたこともあり、時渡りし者は大魔王の座につくことを決心します。
時渡りし者は魔仙卿に呼び出されて二人っきりとなります。
魔仙卿から明かされた真実は、なんと魔仙卿はリーサであることが判明します。
皮肉にも、マデサゴーラを大魔王へとしてアストルティアを襲わせる結果を作ったのはリーサだったのです。
※以降、魔仙卿として行動している間は魔仙卿、兄弟姉妹として話しかけてきたときはリーサと表現します
時渡りし者は戴冠式を行うために魔仙卿が書いた親書をアスバル、ヴァレリアへ届けることとなります。
まずはアスバルへ親書を届けると、ゼクレス式の魔王を試す試練を受けるよう伝えられます。試練の内容としては大魔王としてのふるまい、招待された人々への気配り、そして甘い考えをもたない決断力を試されました。
そんな試練を突破し、時渡りし者はアスバルから王冠を渡され、喜んで戴冠式へ参加すると伝えられました。
次にヴァレリアへ親書を届けると、時渡りし者は決闘を申し込まれます。
時渡りし者はバルディスタの国民が見守る中ヴァレリアと戦い、かつて一撃で吹き飛ばされたときとは違ってヴァレリアの攻撃を耐えしのぎます。
この戦いでヴァレリアは時渡りし者を認め、戴冠式へ出てもらえるようになりました。そんなヴァレリアからは魔界の馬が渡されました。
親書を2国へ届けたことを魔仙卿へ伝えに戻ると、ユシュカからイルーシャがさらわれたと話を聞きます。
時渡りし者はイルーシャがいるというかつてネロドスが統治していた領地へ立ち入ります。そこには誰のものかわからない城がありました。
城の中へ入ると、そこには楽しげに話すイルーシャとペペロゴーラがいました。
この後ユシュカからネタバラシされ、なんと秘かにユシュカが用意していた城を時渡りし者へ譲りたいと申し出てきたのです。
これで時渡りし者の正式な魔界での活動拠点が決まります。
※以降大魔王城と呼称します。
戴冠式は大魔王城で行われることとなり、ファラザード、ゼクレス、バルディスタの3国とゴーラの都市から魔王と要人、そして兵士が集まり、戴冠式が執り行われました。
しかしその途中で魔仙卿がいきなり魔界の真実を話し出し、大魔王となったものは魔界に漂うアストルティアへの負の感情を背負ってアストルティアへ出向いていったことを語りだしました。
そして魔瘴魂と呼ばれる存在を呼び出し、場内を混乱させます。
時渡りし者とユシュカが協力してこれを倒しますが、既に魔仙卿の姿はありませんでした。
こうして時渡りし者は大魔王として大魔瘴期を乗り越えるために動いていくこととなります。
時渡りし者が魔界にて大魔王としての活動を続けていると、ナラジアという人間の青年が囚われている現場を目撃します。ナラジアを解放したのは良いものの、どこかへと消えてしまいます。
アストルティアと通じているザハディガル岩峰の門から白いフードの4人組が現れたと知らせが入ります。
白いフードの4人組は魔瘴塚からあふれる魔瘴を取り除いた後、バルディスタ要塞でヴァレリアの居場所を聞いてきました。
ベルトロによって白いフードの4人組は大魔王城へ向かうこととなり、大魔王城では警戒が強まります。
大魔王城にいたアスバルが大魔王城の扉へ結界を張りますが、突然現れたナラジアによってあっけなく結界が突破されてしまいます。
ナラジアはイルーシャを知っている様子であり、衰弱していることもあって大魔王城で保護することとなります。
少し警戒が緩くなったところで白いフードの4人組が現れます。4人は姿を現し、その正体はアンルシア、ルシェンダ、シンイ、エステラだったのです。
魔界を旅している間にアンルシアたちは新たに大魔王が現れていることを知っていて、魔界にいる魔王だけではなく大魔王討伐のために襲い掛かってきます。
戦いの中、勇者と大魔王が一対一で戦う状況となり、戦いの中でアンルシアは大魔王が時渡りし者であることを知ります。
これをきっかけに互いに一時休戦となり、アンルシアたちには大魔瘴期が近づいていて近々アストルティアも滅亡することになると知ります。
半信半疑なアンルシアたちは、魔瘴があふれ始めたというジャディンの園へ向かうこととなります。
ジャディンの園へ向かうのは時渡りし者、アンルシア、ルシェンダ、ユシュカ、イルーシャとなります。
ジャディンの園には魔瘴魂が出現していて、一部の魔物を除いてジャディンの園の住人は息絶えていました。
魔瘴魂を倒し、ジャディンの園の魔瘴をイルーシャが浄化しようとするとナラジアが現れ、二人で協力したことで魔瘴を祓うことに成功します。
そのまま時渡りし者たちは今回の事態を起こしたと思われる魔仙卿を追うためにゴダ神殿の最深部へと向かいます。
ゴダ神殿の最深部へ到着すると、イルーシャとナラジアが何かにとりつかれたように語りだし、ジャゴヌバが封じられているという神殿へ向かう道を出現させます。
時渡りし者たちはジャゴヌバが眠っているジャゴヌバ神殿へ到着し、導かれるがままに仕掛けを解いてついにジャゴヌバの目の前まで到着します。
どうやらイルーシャとナラジアには再びジャゴヌバを封印する役目があるようです。
ジャゴヌバの前にはなにかを施している魔仙卿がいました。
神殿が崩れ始めている中、魔仙卿と時渡りし者が2人きりとなる状況ができ、リーサは事の顛末を時渡りし者へ伝えます。
大魔瘴期の到来が早まったのはリーサの仕業であり、アストルティアと魔界の争いが始まる前に両方の世界が手を取り合う方法を模索していたのです。
リーサは時渡りし者であればアストルティアと魔界が協調できると信じ、ジャゴヌバ討伐をお願いします。
しかしリーサによると想像以上にジャゴヌバの目覚めが早いらしい。
アンルシアたちが瓦礫を突破し、イルーシャとナラジアがジャゴヌバへ近づくとジャゴヌバは目を開け、暴虐の邪神ダビヤガが現れます。
魔仙卿がアンルシアたちを助けようとしますが暴虐の邪神にふきとばされてしまいます。
暴虐の邪神を倒すために時渡りし者、アンルシア、ユシュカ、イルーシャが戦に挑みます。
4人は暴虐の邪神の無力化に成功し、イルーシャが暴虐の邪神を消滅させようとしますが、腕輪の力が作動してうまく力を使うことができませんでした。
ジャゴヌバは暴虐の邪神を吸収して目を覚まそうとしたところ、マリーンが現れて宝石魔術を使用してジャゴヌバの目覚めを抑えます。
時渡りし者たちはマリーンからルティアナを復活させるよう告げられ、マリーンを残して大魔王城へ戻ります。
大魔王城ではジャゴヌバ討伐のためにアストルティアと魔界が手を取り合い、ルティアナを復活させるために活動しなければいけないことを再確認し、アンルシアたちはアストルティアへと戻りました。
ジャゴヌバがよみがえり、ルティアナが敗れて光の河へ戻ったころから魔界では大魔瘴期の前兆である各地での魔瘴濃度増加という現象が起きていました。
3国の魔王が時渡りし者へ状況を説明しに来ていたとき、時渡りし者へエルドナが神託を下します。その内容は、ヒメアのもとを訪れて世界樹の花を受け取るようにというものでした。
時渡りし者はファラザードでは魔瘴の濃度増加が起きていないという理由でユシュカと共にヒメアのもとへ向かうことにします。
世界樹の花をもって魔界へ戻ると、魔界では魔瘴の濃度が増しただけでなく、各地の魔瘴塚から再び魔瘴が溢れ出るようになっていました。
まず時渡りし者たちはジャリムバハ砂漠にある魔瘴塚を浄化しに行きます。
魔瘴塚は一瞬で浄化され、その場でユシュカの昔話を聞いた後に次はバルディスタを訪れます。
バルディスタではザハディガル岩峰で再び魔瘴塚が活性化していて、時渡りし者たちはヴァレリアから通行許可をもらって魔瘴塚の浄化を行います。
魔瘴塚の浄化後、遠征駐屯地の人々も併せて浄化を行いました。駐屯所にいる兵士長へ話を聞いていると、変わったものを拾ったと聞きます。それを見せてもらうとそれは魔仙卿のヘルメットでした。
リーサの行方が心配になる中、ゼクレスの使者から話を聞いて時渡りし者たちはアスバルのもとへと向かいます。
アスバルからはゼクレス領の魔瘴塚を魔法の結界で封じ込めてあるという話を聞き、時渡りし者たちは魔瘴塚を浄化する手段が見つかったと伝えます。
他にもアスバルからはリドのタリスマンを奪った犯人が現れたこと、その犯人は時渡りし者へ宛てた手紙を残したという話を聞きます。その内容はリーサからの手紙であり、リーサはジャゴヌバがいるという滅星の邪園へ向かうためにリドのタリスマンを盗んでいました。そしてそのままファラザード地下にある開かずの間へ向かったと記されていました。
時渡りし者はユシュカとアスバルへリーサのことを話し、二人はリーサを助けることを優先していいと答えます。時渡りし者とユシュカはリーサを助けるためにファラザード地下にある開かずの間へと向かいます。
開かずの間へと向かうとそこには魔瘴塊に襲われているリーサの姿がありました。
魔瘴塊を追い払い、リーサの受けた魔瘴をルティアナが払おうとしましたが、そもそもリーサがジャゴヌバと結んだ契約がリーサの命を奪おうとしていました。ルティアナは記憶の扉からリーサの記憶へ入り込み、呪縛を解くことを提案します。
ルティアナが記憶の扉を開くと再び魔瘴塊が襲いかかってきました。追い払っても際限なく現れる魔瘴塊を前にして、ユシュカはリーサを助けることを優先するよう伝えます。時渡りし者は、リーサの記憶へと潜入します。
時渡りし者は知ってる時代の記憶から、自分の知らないところで活躍していた記憶まですべての記憶といえるほどの内容を覗くことになりました。
その記憶の所々には闇の根源の呪縛がナラジアの姿となって表れていました。
記憶の最深部へと到達すると現代のリーサへ出会います。
そこで闇の根源の呪縛がリーサを捕え、時渡りし者へリーサは守るべき存在かと問いかけ、リーサの心を折ろうとしてきます。しかし時渡りし者はアストルティアへ悪影響も及ぼしていたリーサを姉だと思う気持ちは変わっていないとリーサへ伝えます。
それを聞いたリーサは再び呪縛へ抗うと決め、リーサと時渡りし者は闇の根源の呪縛へと挑みます。
二人は闇の根源の呪縛を倒し、記憶の世界を出ます。
元の場所へと戻るとナラジアが現れ、時渡りし者を連れ去ろうとします。ルティアナの抵抗が闇の根源に効かない中、ユシュカはナラジアを挑発してそのままユシュカは闇の根源に連れ去られてしまいます。
時渡りし者はユシュカが残していった魔剣アストロンと傷ついて倒れたリーサを連れて大魔王城へと戻ります。ファラザードにはユシュカがどうなったのか伝えられ、しばらくの間はユシュカなしで国が動いていくことになります。
時渡りし者にはユシュカが捕らえられているという滅星の邪園のイメージが送られ、目が覚めたリーサ達に相談すると魔界の海の底にある場所だと判明します。
魔界の海を越えるためにはかつてヴァルザードが準備した海魔獣ブルラトスが必須となりますがブルラトスを目覚めさせるには力を取り戻したリドのタリスマンが必要とのことで時渡りし者はリドの霊魂へ頼み、タリスマンの力を取り戻してもらいます。
ジャゴヌバを討伐するメンバーがザードの祭壇に集まり、リーサは力が解放されたリドのタリスマンを使用してブルラトスを正気に戻します。
正気に戻ったブルラトスは時渡りし者たちを乗せて滅星の邪園へと向かいます。道中ジャゴヌバの妨害を受けますが、ユシュカの意識を頼りに滅星の邪園へとたどり着きます。
滅星の邪園では魔祖と呼ばれる500年前にガラテアによって封印された魔族の祖先たちが行く手を阻んできました。
魔祖が用意した昇降機には4人の生命力を注ぎ続けなければいけず、同行していたアンルシア、マリーン、アスバル、ヴァレリアはその場に残り、時渡りし者だけでユシュカのもとへと向かいます。
ユシュカはすでに闇の根源に囚われていて、正気に戻すために戦うしかありませんでした。
戦いの中でユシュカが爆散しようとした時、時渡りし者には魔剣アストロンから声が聞こえ、アストロンでユシュカを鋼鉄化させようとします。するとアストロンに宿っていたナジーンの魂がユシュカを呼び戻し、ユシュカは正気を取り戻します。この時にユシュカはナジーンの魂と血の契約を結び、ナジーンの魂をアストロンに留めることに成功します。
そんな様子を見ていたジャゴヌバは時渡りし者たちが見せてきた協調という概念に興味を持ち、時渡りし者とユシュカの前に立ちはだかります。
ジャゴヌバが弱ったところでルティアナは光の力でジャゴヌバを滅しようとします。しかしジャゴヌバは光の力を吸収し、光と闇が交わることが協調だと理解します。
光の力を吸収したジャゴヌバはルティアナを凌駕し、ルティアナは直接ジャゴヌバへ攻撃できるほどの力が残されていませんでした。
しかしルティアナはアストルティアに存在する人々の願いを集めてジャゴヌバへ対抗します。
時渡りし者を中心にして集まった人々の願いはミナデインという形でジャゴヌバに大きな一撃を与え、その一撃でジャゴヌバは果ててしまいます。
こうして大いなる闇の根源との戦いに終止符が打たれました。
大魔王の城で宴が開かれる中、イルーシャの部屋にはイルーシャ本人が戻ってきていました。
ルティアナ本人ではありませんが、どうやらルティアナの人と生きてみたいという願いが具現化し、イルーシャが戻って来たようです。