【マギアレコード】プレイヤーイラストイベント 『アリナ合同2019』

アリナ合同2019はマギレコで波乱を巻き起こした一番の加害者(主に街を破壊しようとした)であり一番の被害者(記憶改ざんや運命を変えられたという意味で)である「アリナ・グレイ」をテーマに、まいまいさんを中心として多くの絵師たちが集まった企画です。

この企画は各々の参加者がただアリナのイラストを描いてTwitterに投稿するのではなく、7/1に公開される特設サイト、集合絵となって初めて完成する企画です。

参加者は総勢94名。デジタルとアナログの両方が混じったイラストが集まっています。イラスト作成者の一覧は特設サイトで確認ができるようになっています。
紹介しているということは当然、私もこの企画に参加しています。

特設サイトのURLは下記の内容となっています。

アリナ合同聞かう特設サイト
https://alina-joint-project.jimdosite.com/

また、参加者が個別に作品をtweetするときは下記のハッシュタグを必ずつけているのでチェックしてみてください!

ハッシュタグ #アリナ合同2019

どのゲームもそうですが、プレイヤー企画のイベントが増えれば増えるほどそのゲームは活気が満ちています。

マギアレコードを盛り上げたいと思う方は、何か合同企画を考えたり、参加してみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は日本語版マギアレコードdiscord鯖をたてているので気になる方は参加してみてください。

では最後に私が描いたアリナの作品を紹介して終わります。

タイトル「soul painting」

アリナのアートは、彼女の魂がこもった作品ばかりである。そんな魂から絞り出された絵の具は、やがて彼女が夢見る最高のアートを描いてしまうだろう。
そしてそれは彼女を心酔させ、さらなる深淵へと引きずり込むことでしょう。

ポイントは肉体をぼんやりとした線や色にし、本体(ソウルジェム)をはっきり描いた点です。本体をはっきりと書くのは当然だよね・・・。

 

企画してくれたまいまいさん、ありがとうございます!

【マギアレコード】ドッペルの真実 ドッペルの先は悪魔法少女

 魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコードにはドッペルという現象があります。

 マギアレコードの舞台である神浜にいれば、ソウルジェムに穢れがたまっても魔女化せず、穢れがすべてドッペルに使用されます。これによってソウルジェムは浄化され、魔法少女が力尽きることはありません。

 一見すると魔女化しない素晴らしい現象ではあります。しかし、原因不明の副作用が存在するため、物語中では過度な使用を控えるようになっています。

 果たしてドッペルは信頼してもよいのでしょうか?

 今回は魔法少女の宿命を振り返り、ドッペルの真実とその先に待つ可能性について考察を行っていきます。

 

1. 魔法少女と魔女 希望と絶望

1.1  魔法少女

 魔法少女は希望を願い、世界へ希望をもたらす存在です。
 そんな魔法少女なら必ず持っているソウルジェムは
キュゥべえと契約した際に魔法少女の魂を物理的に具現されたものです。
 このおかげで痛覚を遮断することができ、怪我を魔力を使って回復できたり、視力の矯正などを行うことができるようになります。
 しかし、ソウルジェムと体はリンクが繋がっている状態で運用しているものであり、ソウルジェムと体が離れすぎるとソウルジェムは体を動かすことができなくなります。
 また、ソウルジェムが砕かれることは魔法少女は死んでしまいます。

 キュゥべえと契約する際に少女は必ず何かを願います。その願った内容と少女の因果律を考慮して魔法少女の性質が決定します。
 魔法少女の性質は十人十色ではありますが、それゆえに得意不得意が必ず存在します。不得意な部分は経験で補うか、チームを組んで協力し合うしか方法はありません。

 魔法少女は特定の場合を除いてほぼ「魔法少女の真実」を知る機会はありません。
 魔法少女の真実は、ソウルジェムに穢れが満ちると魔女になるということ、ソウルジェム自体が自分のすべてだということです。
 大抵の魔法少女はこの真実を受け入れることができず、命を絶つか自暴自棄の果てに魔女化します。

 

1.2  魔女

 魔女は世に呪いを振りまく存在であり、魔法少女の倒すべき敵です。
 また、魔女は魔法少女に呪いが溜まった末路でもあります。魔法少女が魔女になる時、ソウルジェムはグリーフシードへと変わります。この時に希望と絶望の相転移エネルギーが放出され、魔力の性質は呪いへと変化します。
 魔法少女から見たら狂気の塊である魔女ですが、厳密にいうと魔女に感情はありません。本能レベルに刻まれた己の性質をただ満たそうとし、邪魔するものは排除するという獣同等のことしか行っていません。
 キュゥべえにとって魔女はエネルギーを抜き取った後の抜け殻程度にしか思っておらず、それでも魔法少女に溜まった穢れを吸い取るグリーフシードがあるため、利用価値だけはあるとは考えています。

 さて、魔女に魔力の概念があるのかというと、それは確かに存在します。
 魔法少女にはそれぞれ性質が存在し、性質は魔力パターンとして検知できます。魔法少女同士はそのパターンを覚えることでお互いの居場所を確認しあうことも可能です。
 魔女を探す場合もその魔女の魔力パターンを覚えて居場所を突き止めます。これは魔女に魔力という概念が存在しなければ検知すらできません。
 ゆえに、魔女にもしっかりと魔力の概念があります。

 しかしその性質は魔法少女とは真逆で、呪いを魔力の源としています。そのため、使い魔も呪いを溜め込んで魔女へと成長することができます。グリーフシードが呪いを吸収するのは、魔女にとって呪いが魔力の源だからです。

 

2. 自動浄化システムの真実

2.1 ソウルジェムの仕組み

 ソウルジェムは魔力が溜め込まれる宝石でもあり、ここに穢れが溜まっていきます。魔力の消費、絶望を感じるごとに穢れがたまっていき、ソウルジェムに穢れの量が限界に達するとソウルジェムはグリーフシードへと変化します。肉体とリンクしているだけでも魔力を消費するため、魔女化を回避するためには魔女の存在が欠かせないのがほぼすべての時間軸に当てはまる話です。

 希望でできた魔法少女の魂に呪いが満ちた時、魔力の性質が希望から呪いへと変わります。この変換作業の際に相転移エネルギーが放出されるのです。このエネルギーをキュゥべえは欲していて、相転移エネルギーはキュゥべえが回収し、宇宙が消費しているエネルギーへと変換されていきます。

 相転移エネルギーを放出したことでソウルジェムから感情という概念は消失してしまいます。残念ながら魔法少女まどか☆マギカの本編でも、マギアレコードでも魔女の感情について深く言及している場面は存在しません。
 唯一魔女には感情がないと考えられる要因は、呪いの力を自給自足できないという点です。感情を持っていた場合、否が応でも負の感情は抱くものです。もし魔女に感情があるのであれば、呪いの象徴である魔女自身で呪いを生み出し、力とできるため負の感情を求める必要はありません。
 しかし魔女は人を襲っては恐怖や絶望といった負の感情を集めて力としているように見受けられます。使い魔が人を襲うほど強くなるのも負の感情を力としているからです。
 イブがなかなか魔女にならなかったのも、イブ自身には感情の概念が存在しなかったからです。おそらくあのままワルプルギスの夜を倒して自らの力としても希望から絶望への相転移は起こらなかったでしょう。

 では感情を失った魔女は、元魔法少女とは別物なのでしょうか?
 厳密にいうと魔法少女の頃の力を受け継いでいて、魔法少女の性質=魔女の性質という関係が成り立っています。魔法少女と魔女の違いは、希望を魔力としているか、呪いを魔力にしているかの違いと感情があるかないかの違いだけです。

 このように、ソウルジェムが生み出す相転移エネルギーというものは感情があってこそ成り立つものです。

 

2.2 自動浄化システム

 神浜にある自動浄化システムはういの「回収の力」を利用して小さなキュゥべえが依り代となった結果生まれた奇跡の産物です。

 自動浄化システムはソウルジェムに溜まった穢れを回収することで魔法少女の魔女化を防ぐという素晴らしいシステムです。
 しかし、もしこのように機能しているのであれば、そもそも魔法少女に穢れが溜まること自体が起きないはずなのです。ういが魔法少女になりたての頃の現象を見ればわかりますが、際限なく穢れを集め続けます。
 常に穢れを回収しているのであれば、ドッペルを発動するなどということが起きるはずがないのです。
 このことから、自動浄化システムが発動する条件は「ソウルジェムに穢れが満ちたとき」です。

 ここで疑問に思うことが出てきます。
 ソウルジェムに穢れが満ちたとき、魔法少女の魔力が希望から絶望へと変わるために相転移エネルギーが発生します。
 相転移が発生してしまうということは希望から呪いへ変わるという魔力の反転化が発生するはずです。これが発生しないということは、自動浄化システムには魔力の反転化が起きないようにする仕組みがあるということです。

 それこそが、ドッペルです。

 

2.3 ドッペルの仕組み

 自動浄化システムが相転移エネルギーを回収する際に魔法少女から現れるのがドッペルです。

 ドッペルが発動する際、ドッペルを発動した魔法少女と繋がっているとは限りません。中には魔法少女自身がドッペルに掴まっているだけという場合があります。これは魔法少女の感情の起伏に依存します。

 感情の起伏が乏しいほど相転移エネルギーの量も少ないため、ドッペルが完全に体から離れない状態となってしまいます。逆にドッペルが魔法少女の体から離れている場合、相転移エネルギーが多いと考えられます。

 そしてドッペルは魔法少女の感情の写しであり、魔女と鏡合わせの存在に当ります。

 このように説明されることが多いのですが、実はドッペルは魔女の写しです。
 原作組の魔法少女が出すドッペルに注目すると、まどマギに出てきた魔女とドッペルの名は同じです。
 そして「○○のドッペル」と表現される際の○○は魔女の場合は性質であり、姿は「○○の魔女」と表現される際の○○に入る表現に一致します。
 このように原作組の魔法少女に注目するとドッペルは「魔女の写し」というとらえ方もできるのです。


 ドッペルは魔法少女が行きつくはずの姿である魔女の写しであることから、魔女化を抑制している存在だということがわかります。

 さて、ドッペルという言葉の意味を知っているでしょうか?
 世間一般でドッペルと言えば「ドッペルゲンガー」つまり、「もう一人の自分」です。

 ドッペルの解放クエストのように各魔法少女は映し出されたもう一人の自分と対面し、感情を捨てるかどうかの選択を迫られます。
 感情を捨てないことを選択した場合、もう一人の自分が代わりに魔女化してくれるおかげで自動浄化システムの範囲内では魔法少女が相転移エネルギーを放出する際に感情を失うことはないのです。これがドッペルの仕組みです。
 もし感情を捨ててしまった場合、本物である自分がドッペルとして消費されてしまい、ドッペルとなるはずだったもう一人が「本物」としてなり替わってしまうのです

 ドッペルは魔法少女の感情の中にもう一人の自分を映し出し、映し出されたもう一人がドッペルとして消費されることで感情の消失を抑えているのです。

 また、ドッペルが出現後短い間しか存在できないのは、相転移エネルギーの一部を使用しているおかげで姿を維持しているからです。

 

2.3 自動浄化システムの真実

 自動浄化システムは決して魔法少女に溜まる穢れを回収するシステムではありません。自動浄化システムは「魔法少女を魔女化させないシステム」として存在しているのです。

 自動浄化システムはソウルジェムで相転移エネルギーを発生させ、魔法少女の感情を映し出して映し出した存在に魔女化を肩代わりしてもらうことで魔法少女の魔女化を防いでいるのです。

 多くの魔法少女はドッペル発動後にソウルジェムが浄化されていることからそう考えてしまいますが、魔女化の過程は直前まで踏んでしまっているのです。

 このことから、ドッペルの発動回数は本来の魔女化する回数に等しいといえます。相転移エネルギーが回収されるたびにソウルジェム内部では魔力の反転化が行われようとするため、魔力の状態が不安定となってしまいます。

 ドッペル発動後に疲労感を感じるのは、魔力が不安定なっていたからなのです。
 体を動かす際に魔力が消費されると考えると、魔力が不安定な場合は体とのリンクもうまく行えない状態だということです。ねむのように体の一部が不自由になるというのは、体とのリンクが不安定になっている証拠でもあるのです。

 ドッペルを出しすぎた結果、ソウルジェムは無事でも体とリンクすることは叶わなくなる可能性があります。

 最も深刻化するのは魔力の不安定化です。
 魔力が不安定となる理由は、魔力の反転化が無理やり防がれていることが原因です。この反転化は反転する直前にドッペルが肩代わりしているため、完全な反転化は防がれています。
 しかしストッパーというのは負担がかかればかかるほど手を加えなければいずれ脆くなり、機能を果たさなくなります。さらに言うと、感情を持つ魔法少女は絶望を抱いたとしても魔女となることができずに絶望を抱いたまま魔法少女を続ける場合があります。

 ドッペルを使いすぎた場合、魔力の不安定さが増し、最終的には魔力の反転化を許してしまう可能性もあり得ます。

 では、ドッペルによる副作用をまとめてみます。

ドッペルの副作用

・魔力の不安定化

・体とのリンク不調

・最終的には魔力の反転化が発生する可能性がある

 

3. ドッペルよりも深い魔女の先

「人間は成長途上の女性のことを、少女と呼ぶんだろう?
なら、いずれ魔女となる彼女たちは、魔法少女と呼ぶべきだよね」

とあるキュゥべえはこう語りました。

 魔法少女という存在は願いを叶え、希望を与える存在でありながら負の感情を知った先で絶望を知り、感情をなくして本能のままに絶望をまき散らす魔女になるという悲しい宿命があります。

 自動浄化システムはこの宿命から逃れるために存在するようなシステムです。

 しかしその先にあるものは、絶望を感じながら魔法少女であり続けるという末路です。少なくとも人間社会では生きていけない存在となってしまった彼女たちは、魔法少女であり続けた先に、希望を与え続けることが可能なのでしょうか?

 最終的には感情に押しつぶされてしまい、魔力の反転化が許されてしまうかもしれません。魔力の源が呪いとなった魔法少女は、果たして魔法少女と言えるでしょうか?

 魔女ではなく、魔法少女でもない存在が現れることになります。

 魔法少女でありながら呪いを振りまく存在は、悪魔法少女と呼ぶことにします。

まとめ

・自動浄化システムは「魔法少女を魔女化させないシステム」

・ドッペルは魔法少女の感情を映し出して映し出した存在に魔女化を肩代わりしてもらって発動するもの

・ドッペルを多用すると魔力の不安定が不安定となり、魔力の反転化が起こる可能性がある

・魔法少女でありながら呪いを振りまく悪魔法少女となってしまう危険性がある

 

 

あなたは人へ希望を与え続けられますか—

【マギアレコード】魔法少女の願いと結果、能力まとめ

魔法少女の強さは経験以外を除けば魔法少女の因果量に依存します。
ここでは各魔法少女の願いとその結果、手に入れた能力をまとめていきます。

※マギアレコードメインストーリーに関わった魔法少女を中心に見ていくため、ここに記載されない魔法少女が出てきますのでそこはご了承ください。
各チーム区分はメインストーリー1部開始時、完結時、2部突入後の分割で記載していきます。



 

メインストーリー1部開始時点

チーム未結成の魔法少女たち

・環いろは
 願い:妹の病気を治してほしい
 結果:ういの命にかかわる難病が治る
 能力:蘇生
 ソウルジェムの場所:胸部

現代医学では治らないであろう難病を願いによって直したことは、ういを生き返らせるに等しい願いでした。
病を治すという意味で癒しの力も持っていますが、蘇生させる力が真の能力です。

・七海やちよ
 願い:生き残りたい
 結果:自分は生き残るが、仲間が死んでしまう
 能力:継承
 ソウルジェムの場所:みぞおち

本人が悩み続けた自分だけがチームの中で生き残ってしまうという現象の正体は、死んだ仲間の力に支えられてきたからでした。
継承の力は魔法少女の力を受け取り、自分の強さとすることができます。

・由比鶴乃
 願い:宝くじで1等を当てたい
 結果:宝くじが当たって大金を手に入れるが、真の望みを叶えるためのその場しのぎでしかなかった
 能力:幸運
 ソウルジェムの場所:腰(5つある宝石のうち中央部分)

由比家を復興させるという真の願いのためのその場しのぎに願いを叶えたため、本当に望む力を手に入れることはできていません。
しかし幸運の力は多くの危機から救うすごい力でした。

・二葉さな
 願い:この世界から消えたい
 結果:存在は残り、一般人から認識されなくなる
 能力:潜伏
 ソウルジェムの場所:胸元

この世から消えてなくなりたいという願いは本人の望みとは違った消え方で叶えられました。
その代わり気配を消すことによる潜入、奇襲が可能となっています。

・御園かりん
 願い:おばあちゃんの病気を治してほしい
 結果:おばあちゃんの病気は無事に治った
 能力:窃盗
 ソウルジェムの場所:帽子

願った内容に伴わない能力を手に入れているのは、心のどこかでマジカルきりんのような存在になりたいと願っていたからです。現在、窃盗の力は他人に迷惑をかけて以来発揮されていません。

・矢宵かのこ
 願い:お父ちゃん、お母ちゃんをあと30年元気でいさせてほしい
 結果:目に見える変化はないが、本人の悩みごとの一つは解消された
 能力:縫い留め
 ソウルジェムの場所:首

願ったことは真に目指す目的のためであり、自力で叶えたい夢が反映された能力をもっています。本人にとって自力で頑張るのはファッションの発想であるため、縫い合わせる程度の力を魔法に頼るのは気にしていない様子です。

・空穂夏希
 願い:お兄ちゃんを再びグラウンドに立たせてほしい
 結果:無事に兄が野球の大会に参加し、なじみのあるメンバーそろって戦い抜く姿を見ることができた
 能力:応援
 ソウルジェムの場所:腹部

兄の体を回復させたので治癒の力が手に入ると考えられそうですが、願った内容よりも、応援したいという思いが強かったのか応援の力を手に入れています。応援されるとどんなに弱気でも頑張ろうという気分になります。

・眞尾ひみか
 願い:父ちゃんの病を治してほしい
 結果:父親の病が直り、金銭的な意味で一家解散は避けられた
 能力:お金に目がくらむ
 ソウルジェムの場所:腰

父親の病を治すことが願った内容ですが、家族のために金銭面でどうにかしないといけないという思いが強かったのか、お金に関わる能力をもっています。

・千秋理子
 願い:お姉さんの結婚がみんなに認められますように
 結果:お姉さんは結婚できたが、理子が寂しさから一時的に願わなければよかったと後悔してしまう
 能力:呼び込み
 ソウルジェムの場所:帽子

願った内容は大まかにとらえるとお姉さんへ幸せを呼び込むという意図が働いた結果です。そのため、理子の日々の習慣も反映され、呼び込む力を手に入れています。

 


マギウス

全ての始まりは病院の上で起きた1人の少女を救おうと具現化した願い。
悪意は3人の魔法少女を巻き込み、魔法少女の宿命からの解放を謳って活動しつつもその目的は各々の私欲を満たす手段にしか過ぎない。それゆえに連携などというものも存在しない。
膨大なエネルギーとその共有を行う彼女たちに、まともに立ち向かえる魔法少女は存在しない。

 

・里見灯花
 願い:キュゥべえの力が欲しい
 結果:キュゥべえの力の一部を手に入れるが、思惑通りにはいかなかった
 能力:エネルギー変換
 ソウルジェムの場所:胸元

魔法少女の魔女化してしまう宿命を回避するためにキュゥべえの力の一つであるエネルギー変換の力を手にれることに成功します。しかし、ういの回収速度に間に合うほどの変換効率を実現することはできませんでした。

・柊ねむ
 願い:キュゥべえの力がほしい
 結果:キュゥべえの力の一部を手に入れるが、思惑通りの具現化はできなかった
 能力:具現
 ソウルジェムの場所:帽子

変換されたエネルギーを宇宙へ帰すシステムを具現化させる目的でしたが、この具現の力がきっかけに神浜の因果が大きく乱れました。しかしそれは外部の悪意が働いた可能性があります。
小規模な物語であれば命を使って具現化できる恐ろしい力を持っています。

・アリナ・グレイ
 願い:自分のアトリエが欲しい
 結果:結界という名の空間を生成できるようになった
 能力:結界生成
 ソウルジェムの場所:胸元

結界の大きさと質は魔力が許す限りいくらでも実現可能なため、今回のように一つの町を囲むほど大きな結界も生成できます。出入り口の生成もアリナの自由であり、魔女の結界のようなものを作り出すことができます。


マギウスの翼

魔法少女の宿命から逃れるために集まってきた魔法少女たちの集団。
マギウス自体に献身的な者、マギウスを利用しようとする者、思惑が入り乱れながらも組織として成り立っていたのは魔法少女の解放という目標と、みふゆという信頼できる人物がいたからこそであり、みふゆがいなくなれば組織が崩壊するのは容易なことです。

・梓みふゆ
 願い:夢の中だけでも自由になりたい
 結果:幻覚の世界で自由になることができるようになった
 能力:幻覚
 ソウルジェムの場所:首

幻覚は自分だけではなく、他人にもかけることができます。相手を惑わすだけでなく、正気に戻すといった使い方もできます。夢の中ではないですが、幻覚の世界ではほぼ自由に振る舞うことができます。

天音姉妹

・天音月夜&天音月咲
 願い:お互いを嫌いになりたくない
 結果:生まれと育ちを気にしないようになり、二人の仲がよりよくなった
 能力:共鳴
 ソウルジェムの場所:胸元

お互いのことを嫌いにならなくなったのは、お互いの気持ちが共鳴しあうようになったからです。二人で協力すれば力を高めあうことも可能ですが、お互いの失敗も共鳴してしまうため、自然と失態が目立ちます。

・観鳥令
 願い:シャッターチャンスを逃さない
 結果:あらゆる出来事を写真として証拠におさめられるようになった
 能力:激写
 ソウルジェムの場所:胸元

あらゆる決定的瞬間をとらえるようになったため、多くの人にねたまれるようになってしまいます。しかし本人は証拠をもって真実を示せるようになったので後悔はしていません。


牧野郁美
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:胸元

願いとの因果関係を調査できないため見送り

 


チームももこ(かもれトライアングル)

チームの形自体は1年以上も前から確立され、けんかや仲直りを何度も繰り返してきた神浜の中では実はチームワークトップクラス。
このチームは3人の魔法少女になった時期はバラバラではあるものの、3人そろって魔女狩りを行う機会が多く、プライベートでも気を遣わず本音をぶつけ合えるという経験で培った連携とお互いの理解力が高いです。
そのため、戦略をたてなくてもお互いに「こう動いたらカバーしてくれる」という信頼感がこのチームの売り。
実は一人欠けた状態でもそれなりに戦える実力をそれぞれ持っているため、誰かを倒せばいいという思考に至りにくいのもこのチームの強み。
唯一の弱点はメインストーリーで発覚したスタミナ不足です。

 

・十咎ももこ
 願い:告白する勇気が欲しい
 結果:覚悟を決めることはできたものの、告白は先を越されてしまった
 能力:激励
 ソウルジェムの場所:胸部

自分を奮い立たせるために願った結果、見事にその望みは叶いました。しかし、本当に果たしたかったことは果たせず、今後もバッドタイミングな体質は続くことになりました。
この力で多くの魔法少女が勇気をもらっています。

・水波レナ
 願い:別人になりたい
 結果:変身できるようになったものの、中身は水波レナのままであった
 能力:変身
 ソウルジェムの場所:腹部

今までの自分が嫌になって願った結果、見た目は変われても中身は変わることができませんでした。
大切な仲間と出会えたことで、悩みは薄れていきました。

・秋野かえで(チームブロッサムと兼任)
 願い:マンションの建設をなかったことにしてほしい
 結果:マンションの建設はなかったことになった
 能力:消去
 ソウルジェムの場所:帽子の先端

マンションの建設をなかったことにしてほしいという願いがそのまま叶うことになりました。
実は本人自身、真の能力を使用した場面がありません。


神浜を呪う東の2柱

チームというよりはコンビである2人。
2人のスタートは神浜の滅びを模索することから始まっていました。
色んな魔法少女とかかわることでお互いの考え方が変わりつつありますが、いまだに神浜の在り方について不満を持っている状態です。

 

・和泉十七夜
 願い:皆が大東を嫌う理由を知りたい
 結果:相手の心を読み、間もなく理由がはっきりとした
 能力:読心
 ソウルジェムの場所:右目

心を読めるのは心のある存在だけであり、魔女の思考を読むことはできるものの、大抵は狂気にあふれていて意味がありません。願いも見事に叶っていて、対人相手には強力な力を持っているといえます。

・八雲みたま
 願い:神浜を滅ぼす存在になりたい
 結果:魔女と似た性質の魔力となり、穢れがたまりやすくなった
 能力:渾沌
 ソウルジェムの場所:頭部

調整の力が強調されがちですが、調整は本来持ってる能力の使い方の一つです。今回渾沌と判断したのは、みたまの言葉、技、ドッペルを考慮して無秩序な状態にしてしまうのがみたまの力だと判断したからです。アザレアの花咲くで登場した「混沌の魔法少女」と区別するためにあえて渾沌としています。


神浜レスキュー

人々を魔女から救うために各地を飛び回る二人ですが、大抵は明日香のせいで事件がややこしいことになります。
もともとディフェンス寄りな二人ということもあって、敵を倒して助け出すというよりは体を張って攻撃から守りながら救出するといったことが基本です。この二人だけならば怖いことはありませんが、そのバックにアタッカータイプの魔法少女がセットでいるならば、真価を発揮するコンビです。

 

・竜城明日香
 願い:従兄を警察官にしてほしい
 結果:従兄は無事に警察官になれたが、願わなくてもなっていた
 能力:規律厳守
 ソウルジェムの場所:腹部

決まりごとに忠実で、何があってもそれに従おうとまたは従わせようとします。思い込みが激しいこともあり、一度思い込みに従うとなかなかそこから抜け出すことができなくなり、修正には時間を要します。

・美凪ささら
 願い:人を守ったり救うことができる騎士の力がほしい
 結果:騎士のような肉体の強さは手に入ったものの、心までは強くなれなかった
 能力:悪を引き寄せる
 ソウルジェムの場所:頭部

悪を引き寄せる力が手に入ったのは、たくさんの人を助ける機会が欲しいと心のどこかで臨んでいたからでしょう。その結果、たくさんの人を救えたものの、明日香に出会わなければ心がもたなかったでしょう。


ピュエラマギホーリークインテット

魔法少女まどか☆マギカ本編内でもそろうことがなかった夢のパーフェクトチーム。
叛逆の物語を見ればわかりますが、前衛でさやかと杏子、後衛がマミとまどか、ほむらが中距離から重火器を放つか時間停止で爆弾を仕掛けるかフィニッシュを決めるという攻守ともに優秀なメンバーです。
しかし、魔法少女歴で見るとマミと杏子以外は1年にも満たないです。
ほむらは時間遡行で何度か同じ戦いを繰り返していますが、何もかもがイレギュラーな神浜では臨機応変な対応が難しいでしょう。
杏子も気まぐれにこのチームで参加するため、実質マミが退場すれば一気に崩れてしまうチームです。

 

・鹿目まどか
 願い:不明
 結果:不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:胸元

時間軸によって願うきっかけが異なっています。今回に限っては何を願ったのかが全く不明であり、能力も不明です。時間遡行の回数が少ないため、それほど大きな力は持っていません。

・暁美ほむら(眼鏡)
 願い:鹿目さんとの出会いをやり直したい
 結果:鹿目まどかと出会う前の時間へ戻れるようになったものの、結末を覆すことは叶わなかった
 能力:時間操作
 ソウルジェムの場所:左手の甲

時間の停止が基本的な能力であり、周囲の時を早めたり遅くすることはできません。時間遡行を行うこともできますが、鹿目まどかと出会う前の時間限定でしか戻ることができません。

・美樹さやか
 願い:恭介の腕を治してほしい
 結果:恭介の腕が治る
 能力:治癒
 ソウルジェムの場所:腹部

時間軸によって魔法少女になったりならなかったりしますが、願う動機と内容は変わりません。治ることのない治癒を願った結果、強力な治癒能力を手に入れることができました。

・巴マミ
 願い:助けて
 結果:生き残ることができた
 能力:繋ぎとめる
 ソウルジェムの場所:頭部

命をつなぎとめたことでつなぎとめる力を獲得しましたが、その力の応用がすさまじく、リボンだけで銃器を生成します。経験を積めば能力に囚われない力を使用できるという立証者です。

・佐倉杏子
 願い:みんなが親父のいうことをまともに聞くようにしてほしい
 結果:人を惑わせて多くの信者を呼び込んだはいいものの、杏子を除いて家族が無理心中してしまった
 能力:幻惑
 ソウルジェムの場所:胸元

惑わす力で分身を作り出すことが可能ですが、家族を死に追いやった力を完全に封じて日々魔女退治を行っています。それゆえに杏子の実力はすべて経験であり、能力に囚われない戦闘スタイルをとっています。


みゃーこ先輩とゆかいな後輩たち

都ひなのの天然の頼りになる資質を中心に自然と集まってきた後輩たちによっていつの間にかチームとなってしまいました。
普段はひなのと衣美里、梨花とれんとそれぞれのコンビで主に魔女退治を行っていますが、ストーリーが進むごとにこの4人で行動する機会が増えてきました。
チームとしてはひなのが戦略を立てて梨花とれんがアタッカー、衣美里サポートと役割分担を行うことが可能ですが、このチームだけでは一度も勝ち星をあげられていません。

 

・都ひなの
 願い:助けてほしい
 結果:毒ガスで死にそうだったが助かった
 能力:科学爆発
 ソウルジェムの場所:みぞおち

化学反応も、多くの人に頼られる体質も、すべては自分の実力です。しかし、魔力によって意図的に科学による爆発を引き起こすことができます。残念ながら望みの薬を作り出すことはかないません。

・木崎衣美里
 願い:お姉ちゃんのようになりたい
 結果:不明
 能力:相手を惹きつける
 ソウルジェムの場所:左耳

能力を察するに、衣美里の姉は多くの人を引き寄せるキラキラした存在であることがうかがえます。おそらく衣美里は魔法少女となる前とはまったく違った性格であったと考えられます。

・綾野梨花
 願い:好きな人(女の子)と両想いになれますように
 結果:相手の人生を狂わせたと後悔し、好きな子とその子の彼氏を再会させる
 能力:心変わり
 ソウルジェムの場所:胸元

願ったことをすぐに後悔し、自分が獲得した能力を使わなくなってしまいます。ワルプルギスの夜撃退時にのみ使用しましたが、普段は心変わりの力を振るうことはありません。

・五十鈴れん
 願い:私を生かしてください
 結果:死ぬことはなかったが、人の悪意で悩むようになった
 能力:鎮魂
 ソウルジェムの場所:胸元

願った内容とは正反対の、魂を安らかに弔う鎮魂の力を持っています。世界から悪意がなくなることを望む中で鎮魂の力を持つとわかっても、その力を振るおうとしません。


ななか組

神浜ではかもれトライアングルの次にチームでの行動歴が長く、外伝や季節イベントを含めれば最も多く登場する機会が多いのがこのななか組です。
飛蝗の魔女へ復讐を行うという復讐の同盟として始まった4人ですが、元凶なのか定かではない1人の魔法少女の退場を機会に、同盟というよりは仲間として行動するようになっていきました。
戦略のななか、切込みのあきら、切込み補助とディフェンスの美雨、回復のみならず異常状態解除と多くの人との和解のカギとなってきたかこという4人の組み合わせは魔法少女歴が長いかもれトライアングルも圧倒するチーム力を誇ります。
勝ち星が多いチームですが、その過程はあきら、美雨、かこが削り役として突撃し、最後にななかがフィニッシュを飾る、もしくはわざと負けてその場をやり過ごすという戦略的勝利が目立ちます。
ななかを倒せば勝機はありますが、散花愁想の如く、他の3人は捨て身の勢いで立ち向かってくるため無傷での勝利は叶わないでしょう。
何かと存在が目立つチームですが、実は美雨以外の3人は魔法少女歴が1年に満たないというところもこのチームを恐れるべき点です。

 

・常盤ななか
 願い:自分の力で復讐を遂げられる力が欲しい
 結果:倒すべき存在をはっきりとすることができたが、目的は果たせていない
 能力:見極め
 ソウルジェムの場所:頭部

見極めの基準はななか本人であり、この力のおかげでいち早く魔法少女の真実を知ることができました。また、キュゥべえを倒すべき敵と見極めており、キュゥべえへ復讐を考えていることがうかがえます。

・志伸あきら
 願い:あの人たちを助けてほしい
 結果:自分の力で救い出すことに成功する
 能力: 弱点突き
 ソウルジェムの場所:左手の甲

相手のおおまかな弱点を見極めることができます。相手の弱点を完全に把握できるわけではなく、場合によっては自分で対処できない弱点の場合もあります。大抵は相手の弱点に対処できていない場面が多々あります。

・純 美雨
 願い:蒼海幇の罪を無かったことにすること
 結果:罪がなかったことになり、 蒼海幇を救った
 能力:偽装
 ソウルジェムの場所:胸元

表向きの内容とは違ったことを実現させるという複雑な力です。表向きでは死亡していても、実は生きているという相手に思い込ませる要素が強いです。使い方次第では奇襲や不意打ちを行えます。

夏目かこ(13歳組と兼任)(チームブロッサムと兼任)
 願い:かつての家族の笑顔、夏目書房を取り戻してほしい
 結果:家も、家族の笑顔も元に戻った
 能力:再現
 ソウルジェムの場所:胸元

自分の家と家族の笑顔を現実に再現できていることから、まやかしの再現ではないことがわかります。また、自分の能力の許容範囲内の力であれば魔法少女の持つ力も再現できます。まだ限界は判明していません。


アザレア組

およそ13年間同じ施設で過ごし、同じ思いのもとで魔法少女となった3人はチームワークだけ見ればだれにも負けません。
魔法少女歴はおよそ1年と考えられ、神浜以外の地域でも生き残ることができた実績を持ちます。
BADENDが目立つチームですが、魔法少女の真実を知っても負けず、目の敵にされたことがあっても心が折れることがないこの3人の心の強さは、このチームとしての強さに依存します。
あやめの行動に葉月、このはがついていくというパターンが多いため、実はあやめを行動不能にさせてしまえばこのチームは極端にもろくなるという欠点があります。

 

・静海このは
 願い:つつじの家を取り潰すことになった要因の排除
 結果:つつじの家を取り潰す計画がなくなった
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:左手の甲

イベントでも、メインストーリーでも、能力がまともに使用された描写がどこにもありません。能力がドッペルに反映されることが多々ありますが、報復と思われる力を使用した機会がないため、確証はできません。

・遊佐葉月
 願い:つつじの家にいた3人の記録を消すこと
 結果:つつじの家を取り潰す計画がなくなった
 能力:走査
 ソウルジェムの場所:胸元

相手を走査することで状況を有利に進めることができます。しかし走査の精度は良くはなく、相手のすべてを知ることはできません。相手の考えも、強さもすべて大まかにしか読み取ることしかできないようです。

・三栗あやめ(13歳組と兼任)
 願い:つつじの家を将来にわたり、存続させる
 結果:つつじの家を取り潰す計画がなくなった
 能力:守護
 ソウルジェムの場所:首

自分の持つ能力に反して好戦的な性格であるため、なかなか守護の力を戦闘中には発揮しません。しかし、あやめの言動によってアザレア組が救われる機会が多いのは確かです。


華麗なる水名劇団

水名芸人という不名誉な称号を与えられた4人グループ。
まなか以外は基本ボケ担当であるため、まなかはツッコミ役としていつも過労死気味。しかしその相方である莉愛もツッコミができるため、まなかがいない限り常識人として振る舞うことができます。
この4人組で戦った機会はありませんが、莉愛とまなかに関しては1年以上魔法少女の経験があるため、生存能力は高いです。

・阿見莉愛
 願い:天然物の美少女にしてほしい
 結果:生まれた頃からの美少女となることができた
 能力:隠蔽
 ソウルジェムの場所:胸元

ほとんどの人は「美少女の」阿見莉愛という「美少女の」という部分が強調されることで阿見莉愛本人のことにはなかなか関心が向きません。それゆえに本当の阿見莉愛はかすんで見えてしまうのです。

・胡桃まなか
 願い:ウォールナッツの名が知れ渡るチャンスが欲しい
 結果:ウォールナッツの知名度は上がったが、来店者数に変化はあまりなかった
 能力:伝搬
 ソウルジェムの場所:帽子

願いに伴った能力ではありますが、伝搬できる規模は大きくありません。料理がおいしいという前提があったうえでの伝播のため、前提がしっかりしていないものはそもそも伝播すら行えません。

・梢麻友
 願い:主任さんのご家庭を壊さないでください
 結果:主任の家庭は救われ、麻友にひかれることも無くなった
 能力:中止
 ソウルジェムの場所:頭部

引き返すことができないことに手を出そうとしていた主任に対して願ったため、想いとどませる力を手に入れました。これによって一瞬だけ相手は手を出さなくなりますが、再び意識をすると手を出そうとしてしまうようです。

・史乃沙優希
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:胸元

願いとの因果関係を調査できないため見送り


13歳チーム

夏目かこを中心として集まった同い年の魔法少女チームです。
普段は遊ぶために集まりますが、他のチームで活動する際にもお互いの心配をするほど仲が良いです。
この時点ではフェリシアだけ根無し草です。

・夏目かこ(ななか組と兼任)(チームブロッサムと兼任)

・深月フェリシア(13歳組と兼任)
 願い:自分が起こした火事をなかったことにしてほしい
 結果:両親が死んだことは変わらず、魔女に殺されたという偽の記憶が植え付けられた
 能力:忘却
 ソウルジェムの場所:腹部

叶えたかった望みとは違った結果となり、結果的に両親は死んでしまいました。
忘却の力とはなっていますが、場面によっては記憶に何らかの影響を与える機会が多いです。

・三栗あやめ(アザレア組と兼任)


チームブロッサム

・春名このみ
 願い:おばちゃんの病気を治してほしい
 結果:おばちゃんが元気になったことでブロッサムが閉店せずに済んだ
 能力:花を添える
 ソウルジェムの場所:腹部

花を添えられると何かがあるわけでもなく、何事にも自分が花を添えたくなるだけです。たとえどんな小さなことでも、花を渡してその人の気分を華やかにしようとします。

・夏目かこ(ななか組と兼任)(13歳組と兼任)

・秋野かえで(チームももこと兼任)


中央区女子会

大抵はこころとまさらのコンビで活動していますが、友達としてあいみが加わって活動する機会が増えています。
近距離よりな二人に対してあいみが加わると遠距離もカバーできるようになるため外見的なチーム力は高めです。
しかしこころとまさらがお互いにかばうことを考えてしまったり、そんな二人のスタイルにあいみが合わせるほど一緒に戦った期間が短いため、内面的にはまだチームとして未熟な部分があります。

・粟根こころ
 願い:家を出ていったお母さんに戻ってきてほしい
 結果:お母さんは戻ってきたが、夫婦の溝が埋まることはなかった
 能力:我慢
 ソウルジェムの場所:首

願いは見事に叶いましたが、その後に苦労するようになります。少々願ったことを後悔していて、我慢しながら願いで取り戻そうとした家庭を自力で支えないといけなくなってしまいました。

・加賀見まさら
 願い:私が死んでも家族が暮らしていけるほどのお金が渡るようにしてほしい
 結果:不明
 能力:神出鬼没
 ソウルジェムの場所:左足

本人が真に求めていることは興味を持てることを見つけることです。しかし手に入れた能力は突然興味を持ち、突然興味をなくしてしまうという神出鬼没な性格が反映されています。


・江利あいみ
 願い:彼の気持ちを教えてほしい
 結果:彼も自分が好き(愛してるとは限らない)ということが分かった
 能力:予測
 ソウルジェムの場所:胸元

相手の気持ちを理解できるよう、短い間の出来事だけ行動を予測することができます。予測できる長さが短いため、場合によっては手遅れになってしまう場合も出てきます。


団地組

神浜の魔法少女たちの中では一番魔法少女歴が短いチーム。
幼馴染として共に活動してきたため、コミュニケーションに関しては問題ありません。しかし、戦闘経験が浅いため三人で息を合わせてもなかなか力を発揮できないのが現状です。

・桑水せいか
 願い:れいらの死をなかったことにしてほしい
 結果:れいらが死んだということ自体がなかったことになる
 能力:隠蔽
 ソウルジェムの場所:右耳

事実の隠蔽を願ったことで、そのまま力として反映されました。残念ながら相手の攻撃をなかったことにすることはできず、姿を一時的に消す程度の力しか振るうことができません。

・伊吹れいら
 願い:せいかと元通りになりたい
 結果:せいか願いで隠蔽された事実がれいらの中で元通りになってしまった
 能力:浄化
 ソウルジェムの場所:首

れいらが願ったこととは違った方向性で願いが叶ってしまいます。浄化の力を手に入れましたが、あくまで悪い状態を元に戻すだけの力であり、良い方向へもっていくことはできません。

・相野みと
 願い:心を繋げる力が欲しい
 結果:たくさんの人の心をつなぐことができるようになった
 能力:心を繋げる
 ソウルジェムの場所:胸元

心を繋げあう対象は今のところ無制限であり、感情がある生物ならば誰でも有効となります。つながる人同士は必ずみとを経由するため、繋がる人が多いほどみとの負担も大きくなります。


ゆる居場所

共依存かと思いきやどちらかというと雫の方が一緒にいたいという思いが強いコンビ。
一緒にいる期間は短いものの、この二人の絆は強いです。しかしお互いに火力や決定打がないため戦闘が長引いてしまうことが欠点といえます。

・保澄雫
 願い:今すぐふーにいのところに連れて行って
 結果:無事にふーにいの場所へ行くことができ、看取ることができた
 能力:空間結合
 ソウルジェムの場所:腹部

世界中のどこにでも行けるという恐ろしい能力をもっています。空間をつなぐ距離が長いほど何かデメリットがあるわけでもなく、とても便利な力ではありますが、戦闘にはいかせていないようです。

・毬子あやか
 願い:友達みたいな明るい人になりたい
 結果:明るい性格になることはできたが、後ろめたさを感じてしまった
 能力:起こったことをジョークにする
 ソウルジェムの場所:胸元

明るい性格になりたいがために願いましたが、能力には好きなお笑いのノウハウが反映されています。ジョークにするということは、出来事を冗談で済ませてしまう能力のようです。


彼岸組

魔法少女として活動し、その末に死んでしまった、魔女になってしまったことでこの世を去った魔法少女たち。

・雪野かなえ
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:左肩

願いとの因果関係を調査できないため見送り


・安名メル
 願い:オリジナルのメソッドで占いを的中させたい
 結果:占いが当たるようになったが悪い結果からの回避もできないくなった
 能力:占いの強制成立
 ソウルジェムの場所:胸元

本人は占いが当たるようになったと喜んではいますが、魔力による強制成立のため残念ながら実力ではありません。悪い結果を事前に伝えて回避してもらうということもできなくなってしまっています。

 

・更紗帆奈
 願い:あいつらを消してほしい
 結果:いなくなってほしいと思った人々がこの世界から消え、いた人たちがいたという記憶を持っているのは帆奈だけとなった
 能力:上書き
 ソウルジェムの場所:首元

願う前も、願った後も彼女には不幸と不条理しか訪れず、親友だった瀬奈みことの魔女化をきっかけに頭のねじが飛んでしまいます。
呪いを振りまくような行いは多くの人々を巻き込み、混沌の魔法少女と呼ばれるようになります。

 



 

メインストーリー1部完結時点

チーム未結成の魔法少女たち

・里見灯花

・柊ねむ

・環うい
 願い:キュゥべえの力がほしい
 結果:キュゥべえの力の一部を手に入れるが、回収速度の制御はできなかった
 能力:回収
 ソウルジェムの場所:胸元

キュゥべえの力の一部である回収の力を手に入れますが、所かまわず穢れを回収してしまったため助けがなければすぐに魔女化していました。
なぜかイブから助け出されてからは穢れを所かまわず回収しないようになっています。

・梓みふゆ

・御園かりん

・矢宵かのこ

・空穂夏希

眞尾ひみか

・千秋理子

 


チームみかづき荘

メインストーリーの中心となるチームですが、正式に結成したのも、5人そろってまともに戦ったのも実は第1部終盤の話。
5人そろって戦ったうえでの勝ち星も自分たちのコピーを相手した時だけであり、連携もお互いの理解もまだまだ。
経験から培った戦術をやちよはもっているものの、それを戦略まで広げられていないところがまたつらいところです。
特定のペアでの連携は強くても、チームとしてはまだまだ駆け出しの域を出ません。

・環いろは
 
・七海やちよ
 
・由比鶴乃
 
・二葉さな
 
・深月フェリシア(13歳組と兼任)

 


チームももこ(かもれトライアングル)

メインストーリー2章から登場し、その後はいろは達に協力するようになります。
魔法少女の宿命を目の前にチームとして不安定になる時期はありましたが、最終的には宿命に立ち向かう姿勢を見せています。

・十咎ももこ

・水波レナ
 
・秋野かえで(チームブロッサムと兼任)


天音姉妹

・天音月夜&天音月咲


心変わった東の2柱

多くの魔法少女とのかかわり、マギウスの一件を経てこの2人の心からは神浜を滅ぼすという考えは薄れていきました。

・和泉十七夜

・八雲みたま


神浜レスキュー

・竜城明日香

・美凪ささら


ピュエラマギホーリークインテット

どの並行世界でもかなうはずがなかった5人がそろう瞬間、そして5人全員がワルプルギスの夜を倒しても生き残るという結末を迎えることができました。

・鹿目まどか

・暁美ほむら(眼鏡)

・美樹さやか

・巴マミ

・佐倉杏子


みゃーこ先輩とゆかいな後輩たち

・都ひなの

・木崎衣美里

・綾野梨花

・五十鈴れん


ななか組

・常盤ななか

・志伸あきら

・純 美雨

夏目かこ(13歳組と兼任)(チームブロッサムと兼任)


アザレア組

・静海このは

・遊佐葉月

・三栗あやめ(13歳組と兼任)


華麗なる水名劇団

・阿見莉愛

・胡桃まなか

・梢麻友

・史乃沙優希


13歳チーム

・夏目かこ(ななか組と兼任)(チームブロッサムと兼任)

・深月フェリシア(チームみかづき荘と兼任)

・三栗あやめ(アザレア組と兼任)


チームブロッサム

・春名このみ

・夏目かこ(ななか組と兼任)(13歳組と兼任)

・秋野かえで(チームももこと兼任)


中央区女子会

・粟根こころ

・加賀見まさら

・江利あいみ


団地組

・桑水せいか

・伊吹れいら

・相野みと


ゆる居場所

・保澄雫

・毬子あやか


羽根のよしみ

雫の救出に協力した2人ですが、それ以外にもマギウスの翼として活動している間にお互いを深く知ることができたという、マギウスの翼があったからこそできたコンビです。
しかし戦闘能力は並かそれ以下であり、マギウス解散後に一緒に活動している様子はありません。

・観鳥令
 願い:シャッターチャンスを逃さない
 結果:あらゆる出来事を写真として証拠におさめられるようになった
 能力:激写
 ソウルジェムの場所:胸元

あらゆる決定的瞬間をとらえるようになったため、多くの人にねたまれるようになってしまいます。しかし本人は証拠をもって真実を示せるようになったので後悔はしていません。


牧野郁美
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:胸元

願いとの因果関係を調査できないため見送り


行方不明

マギウスの一件をきっかけに行方不明となってしまった魔法少女。
それは多くの被害をもたらし、ただ一人先輩と呼んでくれる後輩がいる者。

・アリナ・グレイ


彼岸組

・雪野かなえ

・安名メル

・更紗帆奈


 


メインストーリー2部開始時点

神浜マギアユニオン

チームみかづき荘、灯花、ねむを中心としたキュゥべえとの共存、神浜の自動浄化システムを世界に広げることを目標とする神浜の魔法少女組合。
その目標のなにもかもに確実性はなく、神浜外への情報発信も行っていないため何もかもが神浜内で完結させてしまっていて多くの課題が残っている。

**********************************

チーム未結成の魔法少女たち

・梓みふゆ

・御園かりん

・矢宵かのこ

・空穂夏希

眞尾ひみか

・千秋理子

 


チームみかづき荘

ういの救出成功後、ういが新たにみかづき荘の仲間として加わりました。
神浜マギアユニオンの設立を行いましたが、まだまだ多くの課題を抱えている状態です。

・環いろは
 
・七海やちよ
 
・由比鶴乃
 
・二葉さな
 
・深月フェリシア(13歳組と兼任)

・環うい


チームももこ(かもれトライアングル)

・十咎ももこ

・水波レナ
 
・秋野かえで(チームブロッサムと兼任)


天音姉妹

・天音月夜&天音月咲


心変わった東の2柱

・和泉十七夜

・八雲みたま


神浜ブレインズ

自動浄化システムを世界に広げるため、キュゥべえとの共存を目指すために神浜の頭脳として動くチーム。
マギウスとして行った行為の償いも込めて、灯花とねむは魔法少女となると同時に苦痛を伴う状態となっています。
そのため、この2人を守るために万年桜のウワサが傍にいます。

・里見灯花

・柊ねむ

・万年桜のウワサ

ねむによって結界の中以外でも自由に行動ができるようになった唯一残ったウワサ。
いろは、うい、灯花、ねむを見守るだけではなく、ひなのと令とも交流を深めることで他の魔法少女との協力する気持ちを覚えている最中です。


神浜レスキュー

・竜城明日香

・美凪ささら


みゃーこ先輩とゆかいな後輩たち

・都ひなの

・木崎衣美里

・綾野梨花

・五十鈴れん


華麗なる水名劇団

・阿見莉愛

・胡桃まなか

・梢麻友

・史乃沙優希


13歳チーム

・夏目かこ(ななか組と兼任)(チームブロッサムと兼任)
※神浜マギアユニオンには不参加

・深月フェリシア(チームみかづき荘と兼任)

・三栗あやめ(アザレア組と兼任)
※神浜マギアユニオンには不参加


チームブロッサム

・春名このみ

・夏目かこ(ななか組と兼任)(13歳組と兼任)
※神浜マギアユニオンには不参加

・秋野かえで(チームももこと兼任)


中央区女子会

・粟根こころ

・加賀見まさら

・江利あいみ


団地組

・桑水せいか

・伊吹れいら

・相野みと


ゆる居場所

・保澄雫

・毬子あやか


羽根のよしみ

現在はひなののもとで南側の魔法少女として共に行動しています。元マギウスの翼ということもあり、マギウスの翼残党対策によく参加しています。

・観鳥令

牧野郁美


**********************************


ピュエラマギホーリークインテット

ワルプルギスの夜討伐後、いろは達の目的と目標は聞いたものの、どこまで協力関係なのかが明らかとなっていません。
ここにも神浜外への情報発信が十分ではない影響が出ています。

・鹿目まどか

・暁美ほむら(眼鏡)

・美樹さやか

・巴マミ

・佐倉杏子


ななか組

神浜マギアユニオンには参加せず、神浜の魔法少女としては協力関係を維持するという立場をとっています。ななか組全員が不参加という方針のもとには、ななかがキュゥべえとの共存を否定したい思惑がうかがえます。

・常盤ななか

・志伸あきら

・純 美雨

夏目かこ(13歳組と兼任)(チームブロッサムと兼任)


アザレア組

神浜マギアユニオンには参加せず、神浜の魔法少女としては協力関係を維持するという立場をとっています。おそらくはななか組に合わせた対応であり、今後はななか組と一緒に行動していくと考えられます。

・静海このは

・遊佐葉月

・三栗あやめ(13歳組と兼任)


時女一族本家

時女一族のしきたりを変えるため、魔女化しないシステムを手に入れるため時女一族の核となるチーム。
システムは奪えるようなものではないとも知らず、目的のために時女一族の集結に向けて準備を進めています。

・時女静香
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:腰

願いとの因果関係を調査できないため見送り

・広江ちはる
 願い:警察庁が隠蔽している防衛省職員による事件の証拠を表舞台に出して
 結果:事件の証拠は表舞台に出たが、それは真に臨んだ願いではなかった
 能力:悪意を嗅ぎ取る
 ソウルジェムの場所:胸元

魔法少女の素質を利用されてしまいますが、魔法少女になったことで時女一族の悪意を断つことができました。何かを解決するための力はありませんが、きっかけを作ることを得意としています。

・土岐すなお
 願い:※未所持のため不明
 結果:※未所持のため不明
 能力:不明
 ソウルジェムの場所:みぞおち

願いとの因果関係を調査できないため見送り

 


行方不明

・アリナ・グレイ


彼岸組

・雪野かなえ

・安名メル

・更紗帆奈



 

 

 

【マギアレコード】因果の集中点『神浜』と因果を操る魔法少女

マギアレコードのメインストーリー1部が10章で一区切りとなります。これでマギウスに関する事件に終止符が打たれるでしょう。しかし、これまでに神浜へはマギウスの件以外にも神浜へ魔法少女同士の因果が交わる機会がありました。

今回は、マギアレコードという特殊なレコードにまつわる因果についてみていき、メインストーリーのその後を考察していきます。

補足説明:因果とは

原因と結果、またはその関係という簡潔な説明もあるが、この言葉は仏教でも用いられている。前に行われた行為、または前世の行いが結果として現れるという考え。

魔法少女まどか☆マギカでの考えでは、世界を変えるほどの運命を背負って生まれた少女ほど因果の量が多いと説明されています。この因果の量は魔法少女の質、強さに関わってきます。

では、マギアレコードをさかのぼっていきます。

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【マギアレコード】魔女文字まとめ

このページでは、魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコードに登場した魔女文字をまとめていきます。
この魔女文字、何が書かれているのであろうと思ったものがあると幸いです。
また、時々意味をなさない魔女文字が現れるのですが、それは除きます。
魔女文字が登場する機会が追加されたらこのページに追記していきます。



・ストーリー、バトルシーン

BITTE FINDEN SIE MICH

2017


私を見つけてください

発見場所:プロローグムービー

ドイツ語で「私を見つけてください」という意味になります。

この文字が現れるのはプロローグの終盤であり、この後にイブを表すイラストが現れ、第一章が続く形となっています。
この魔女文字で訴えかけてくる存在はイブとなったういです。おそらく、お姉ちゃんであるいろはに呼びかけているのでしょう。その証拠に、第九章では使い魔を通して「おねーちゃん、やっとあえたね」と言っていました。


BOSS BATTLE

発見場所:ボス戦突入時

BOSS BATTLEという文字が散らばっているような演出となっています。
なぜドイツ語にこだわらなかったのか。


GAME OVER

見てそのままであり、怒りの画面タップで速攻飛ばされるものでもある。

 


MIRRORS

発見場所:ミラーズストーリー 第1階層、鏡の魔女の使い魔たち

鏡の魔女のマークです。手下たちには必ずこのマークが張り付けられていますが、副成体につくことはありません。


(WELCOME)
TO
MIRRORS


(ようこそ)ミラーズへ

発見場所:ミラーズの結界

スマートフォン版では確認できませんが、タブレット版ではフルバージョンの背景を見ることができ、文字が見切れることもありません。


TERESA

発見場所:各ストーリーで振り子の魔女の結界が出現する際、アーカイブ 魔女・ウワサ

テレサはスペイン語圏の女性名に使用されます。


PUELLA MAGI
MADOK☆MAGICA

発見場所:暁美ほむらを除いた見滝原、風見野の魔法少女変身シーン冒頭、アルティメットまどかシーン冒頭

アニメ「魔法少女まどかマギカ」に登場した主要メンバーの変身シーンには演出は違えど、必ず記載されているものです。ただしなぜかMADOKAのAがない状態です。
Aが欠けている理由はアルティメットまどかのシーンで明らかになりました。鹿目まどかが概念となる瞬間、Aの文字が砕かれました。
つまり、Aが欠けている演出がある魔法少女たちは、「円環の理が誕生した後の世界にいる魔法少女」を表しています。
このような状態になってしまっているのは、円環の理があるのに干渉できないレコードがマギアレコードの世界のため、だからです。


PUELLA MAGI
MADOKA☆MAGICA

発見場所:暁美ほむらの変身ムービー

暁美ほむらは円環の理誕生前の世界の存在であるため、Aは欠けていません。そのため、マギアレコードの物語から隔絶された存在だということがわかります。


DEA EWIG WEIBLICHY

永遠なる女性

発見場所:アルティメットまどかのムービー内、百江なぎさの変身ムービー

劇場版魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語に登場したアルティメットまどかと同じ紋章です。この紋章に書かれている文字は、ゲーテが描いたファウストの終幕に登場する言葉です。
永遠なる女性は天井へ引き上げ、救済を行います。ファウストの終幕ではグレートヘン、ヘレネ、マリアという3人が永遠なる女性とされています。このうちのひとり、グレートヘンは鹿目まどかの魔女化した際の名前の一部に使用されています。


HOMURA HOMURA
OKITE
HOMURA OKITE

ほむら ほむら
起きて
ほむら 起きて

発見場所:イベントストーリー 波打ち際のリボン 19話

この話を見る際に戦った相手がチョコレートの魔女であったことから、この言葉は黒が発したものです。この声があったおかげでほむらは乗っ取られずに済み、まどかを助けることができました。

・魔女、手下

委員長の魔女(パトリシア)
PATRICIA

パトリシアは、ヨーロッパ系の女性名として用いられます。この魔女は魔法少女まどか☆マギカ本編の10話にも登場した魔女です。
別名、リセマラの被害者。


委員長の魔女の手下(マチュー)
MATHIEU

マチューはフランス語圏の男性名です。ただしスカートをはいています。
魔法少女まどか☆マギカ本編の10話、叛逆の物語にチラッと登場しています。
クラスメイトは女装っ子


砂場の魔女(ゼノビア)
ZENOBIA

ゼノビアはパルミラ王国の女王とされています。パルミラ王国の周辺は砂漠であり、砂場を砂漠として見立て、とても小さな範囲での女王的立場として、この名前が選ばれたのでしょう。
使い魔に父親の名前が使われていることから、この魔女が魔法少女だったころは父親が好きだった可能性があります。
ちなみにこの魔女は、攻撃されるまで砂のお城を建てては壊すを続けます。


砂場の魔女の手下(ザッバイ)
ZABAII

アラビアのベニサマヤド部族の長ザッバイはゼノビアの父親とされています。つづりも同じなため、おそらくここからとった名前だと考えられます。
ドーナツに貝殻が付いたやつ


屋上の魔女(ステイシー)
STACEY

ステイシーは英語圏のファーストネームとして使用されることがあるようです。飛蝗の魔女、神浜大東団地の魔女だったりといろんな事件でぼこぼこにされる魔女筆頭です。


屋上の魔女の手下(エカテリーナ)
EKATERINA

エカテリーナはロシアで用いられる女性名です。
主が飛んでいかないよう見張る苦労人


立ち耳の魔女(キャンディー)
CANDY

キャンディーはお菓子という意味ですが、この魔女におかし要素はありません。姫扱いされたいからなのか、使い魔の性別は男として考えているようです。
あち死の魔女化した姿と噂されていますが、確証はありません。


立ち耳の魔女の手下(ハロルド)
HAROLD

ハロルドは男性名として使用されます。
収集物には死体も含まれます


羊の魔女(レベッカ)
REBECCA

レベッカは女性名として使用されます。
ブラスト泣かせの単体マスタイプでカウンターの鬼。


羊の魔女の手下(ジョセフ)
JOSEPH

ジョセフはフランス語圏で男性名として使用されます。
飼われる魔女


鏡の魔女の手下(キリコキーパーズ)
KIRICO
KEEPERS

鏡の魔女の手下はハウスキーパーとしての役割があります。おそらくここからキーパーズという名前がついている可能性があります。他にも手下の種類がいますが、皆この名前で統一されています。


象徴の魔女の手下(エコー)
ECHO

エコーには模倣者、まねという意味があります。エコーは取り込んだ人間の生命力に応じて成長し、様々な属性や種類がいます。属性によって見た目が違うので、人間の生命力の属性をまねて成長している可能性があります。
見た目は違えど、象徴の魔女の手下は皆、エコーという名前に統一されています。
いまだに魔女が明らかとなっていない魔女の手下ですが、明らかとなる時は来るのでしょうか?


振り子の魔女の手下(ホイヘンス)
HUYGNS

ホイヘンスはオランダで用いられる姓であり、小惑星探査機の名前になっていたりします。
魔女の手下攻撃速度最遅選手権優勝者


薔薇園の魔女(ゲルトルート)
GERTRUD

ゲルトルートはアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」に登場した魔女です。なお、ゲルトルートはドイツ語圏の女性名です。
春名このみの魔女か姿と噂されていますが、春名このみは花なら何でも好きです。ゲルトルートが魔法少女だったころの子は薔薇に執着しています。


薔薇園の魔女の手下(アントニー)
ANTHONY

まどマギのマスコット的立ち位置を確立しつつある魔女の手下です。あらゆる場面に登場し、存在感をアピールしています。マギレコでは外部から侵入してきた初めての魔女の手下として登場します。また、アントニーは英語圏で使われる男性名です。
メモリア保存庫をアントニーでいっぱいにしようとするイカれたモキュがいるらしい。


子守の魔女(シン)
SHIN

シンには向う脛のほか、よじ登る、すがりついて降りるという意味があります。
攻撃マスを変えるごとに赤子の鳴き声が流れます。
そして横ブラスト時に吐き出されるしめった海苔せんべい


子守の魔女の手下(コトリ)
KOTORI

ことりは「小鳥」ではなく「ことりおばけ」のことりを指すと考えられます。ことりおばけとはフリーゲーム「霧雨が降る森」に登場する幽霊の名前であり、その正体は村のおきてを破ったと濡れ衣を着せられた女性です。その女性は村人から暴力を振るわれ、おなかの子は流産、さらには性的暴行を受けます。
ことりおばけは子どもをさらっては殺してしまうという点から、子守の魔女に似た性質を持っています。
霧雨が降る森との関連性は確かなものではありませんが、「子取り」、「子守の魔女にある”どこかに落としてしまった赤ん坊”、「捕獲しては殺してしまう」というワード」、「魔女の赤ん坊を探し回る様子を笑う手下」という点から「ことりおばけ」を参考にしたのではないかと考えられます。


チョコレートの魔女(マタサブロウ)
MATASABURO

マタサブロウとは、宮沢賢治の短編小説「風の又三郎」からきています。又三郎は作中に登場する子どもたちを成長させる立場にいます。大まかにいうと、子どもから大人にするきっかけとなる存在です。魔法少女が魔女になったとき、その魔女の名前は何らかの意味が存在します。この魔女の名前より、黒の願いは大人になることに関係があるものだと考えられます。


チョコレートの魔女の手下(ザクロ)
ZAKURO

ザクロは風野又三郎に出てくる歌に登場します。実際に宮沢賢治が残したとされるのは「風野又三郎」であり、宮沢賢治の死後に出されたのが「風の又三郎」です。風の又三郎として出版される際にザクロの部分が書き換えられました。また、ザクロの花言葉には実の部分で「希望の成就」という意味があります。他にも「愚かしさ」という意味もあります。
Gott ist tot!


イキガミの魔女(ダーバー)
DURBAR

ダルバールとは、ネパール語で王宮を意味します。
ネパールの歴史にある生き神「クマリ」は様々な予言を行うとされています。このことから、この魔女が魔法少女だったころ、クマリとして、またはクマリと関係ある願いをして魔法少女になったと考えられます。
なお、魔女となる予言は避けられなかった模様。


イキガミの魔女の手下(パタン)
PATAN

パタンとはネパールにある古都の名前であり、今はラリトプルという名前の都市となっています。
魔女の手下の中で一番キモイ


ゴムの魔女(パオラ)
PAOLA

パオラとは、ヨーロッパ系の女性名です。
ドラマCDには一度登場していたという設定だけはかなり前からあった魔女です。


ゴムの魔女の手下(ボナ)
BONA

ボナとは、イタリア語圏で使われる女性名です。
いまだに敵しか使用しないスキル「クロスカウンター」の使い手。


流浪の魔女(ルーシー)
LUCY

LUCYは英語圏で使用される女性名です。
ラテン語の「光」という言葉が語源となっています。
その正体は、とある村に伝わるユラユラサマだった!


流浪の魔女の手下(ココ)
KOKO

ここ!
どこ?!


幸福の魔女(シトリ・エグモ)
SHITORI EGUMO

SHITORI EGUMOは宮沢賢治の作品「永訣の朝」に出てくる「 Ora Orade Shitori egumo 」から来ています。この一文はローマ字となっていて平仮名に直すと
「おら、おらしとりえぐも」となります。どうやら東北地方の方言が使用されているらしく、”おら=わたし”となり、”しとりえぐも=一人逝くもん”という意味をもっていて、実際に作者の妹が放った言葉とされています。
つまり、魔女の名前は「1人で逝きます」という意味になります。
果たしてこの魔法少女はこの結果を幸福に思えるのか?


幸福の魔女の手下(オスカー)
OSCAR

OSCARはヨーロッパ語圏の男性名で、ゲーテ語では「愛しい人」という意味を持ちます。彼らは愛しい人のために、ただただ穢れを贈呈し続けます。

 


・その他


TICKET(チケット)

マギアレコード内で確認できるガチャチケット全てに記載されています。
呪う文字で描かれていたらそりゃ当たらない。

 


クレヨン
Wachsmalstift

マギアレコードのイベント「LAST・MAGIA」のエピローグで流れるエンディング中にOSCARの周りに散らばっていたクレヨンすべてに魔女文字が描かれていました。すべてドイツ語で「クレヨン」と書かれているだけです。


SEE YOU

「またね」という意味を持つSEE YOUという最後の言葉。NEXTがあると信じ、今は魔法少女の賛美歌に酔いしれましょう。

【マギアレコード】 神浜市年表(ストーリーまとめ)

神浜市を中心にして起こった事件、出来事、魔法少女の記憶・・・
いずれは時間遡行で消えてしまう世界の記録だけど
それを無駄にしないためにも、残しておかなければいけない
そう、マギアレコード「魔法少女の記憶」として・・・

マギアレコードには
・主人公「環(たまき)いろは」を中心にしたストーリー「メインストーリー」
・アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」5人に焦点を当てた「アナザーストーリー」
・各魔法少女に焦点を当てた短編ストーリー
・鏡の魔女の用意した結界で起きるストーリー

など数多くのストーリーが交差しています。そのため、どの話がどうつながっているのか、また、まったくつながりがないのかわかりにくくなっています。

ここでは、このわかりにくくなっているストーリーを年表としてまとめていきます。

☆4キャラのストーリーは、入手後に魔法少女ストーリーで確認を行うという調査方法のため、かなり後になってから明らかになるかと思いますが、ご了承ください。

※ネタバレについては気にしないという方のみ閲覧してください。

 

*caution*

この年表作成にあたり、マギレコ内で開催された季節イベント、コラボイベントはメインストーリーで触れられたもの以外記載しないことにします。

理由としては、メインストーリーの季節が不明であること(特にホーリーマミの「突然失礼」冬イベント)。季節イベントのストーリーは、IFの扱いとします。

神浜市での「○年前」という表記は、環いろはが神浜市で妹のういを探すために本格的に活動し始めるころから数えることとします。

目次


第一部開始から1年ほど前


第一部開始


第一部完結

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【マギアレコード】ドッペル調査録

マギアレコードの注目すべき点として、ドッペルというものがあります。

~ドッペル~

神浜市でソウルジェムに穢れが満ちたとき、体の一部に魔法少女の感情の写し”ドッペル”が現れる。ドッペル発動後はドッペルにすべての穢れが使用され、魔法少女が力尽きることは無い。

ドッペルというものは絶望して力尽きてしまうという魔法少女の理を覆す素晴らしい仕組みです。しかし、ドッペルはイブによって引き起こされている現象でした。ドッペル発動によって引き起こされるのは現在疲労感しか確認されていません。しかし、それ以外にも危険な要素があるはずです。

今回はドッペルが安全かどうかを判断するためにドッペルを調査し、まとめ、最終的な判断を下していこうと思います。

まずは情報集めから行っていきます。

では、調査していきます。


ドッペルの本格的考察はこっちだよ
   ↓
ドッペルの真実

 

・ドッペル発動可能キャラ調査結果一覧・

今までに実装された魔法少女の数:100

今までにドッペルが実装された魔法少女の数:65

ドッペルを発動することがない魔法少女の数:6
※アルティメットまどか、万年桜のウワサ、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやて、環いろは&やちよ

ドッペル未実装の魔法少女の数:29

 


環いろはのドッペル

環いろは

ドッペル名:GIOVANNA

沈黙のドッペル その姿は、呼子鳥

説明
この感情の主は、自身のドッペルの情けなさに気が付きつつも、その姿を直視できないでいる。
このドッペルは何も語らず、聞きたくない全てを布で絞め壊し、その胸に空いた穴を埋めるものを探し続けている。
誰かを呼び求めなくてはいけなかったはずなのに、臆病なこのドッペルは布で覆い隠した現実を直視することを恐れ、沈黙し耳を塞いだままでいる。

ドッペルに変化した部分
髪の毛

ドッペル発動時のセリフ
「これが私の本当の気持ち」

沈黙は黙り込むこと、口を利かないことを意味します。声をかけようと、何をされようと口を開かずただ静寂を守るのがこのドッペルの性質です。
魔法少女になる直前のいろははクラスメイトによくついて回っていたものの何か自分から発言することもなく、苦手なものを勧められたり、話を振られても人間関係が悪くなることを恐れ、自分を押し殺してきました。
そんな自分を見せたくないと、ういの前ではいつも事実を話せずにいました。
そんな事実を隠す行為が、ドッペルに反映されたのでしょう。

呼子鳥は鳴き声が人を呼ぶように聞こえる鳥のことです。その正体はカッコウ、ウグイス、ホトトギスなど様々な説があります。
なぜ姿が呼子鳥なのかというと、死の淵からういを呼び戻したこと、神浜に来てからういの名前を呼び続けたことから来ていると考えられます。
初めてのドッペル発動時はういの行方が知らない状態でした。
ういを見つけ出すことができず、果ててしまう自分の姿がドッペルに映し出されたのでしょう。

このドッペルの名前であるGIOVANNAはイタリア語圏で女性名として使用されています。また、ジョバンナはジョバンニの女性名にあたり、元のジョバンニは銀河鉄道の夜に登場する主人公の名前でもあります。
銀河鉄道の夜はジョバンニとその親友のカムパネルラが旅をする物語であり、マギアレコード第一部の内容と類似します。
やちよと親しい関係であること、マギアレコード第一部が銀河鉄道の夜の影響を受けていることからジョバンニの女性名「ジョバンナ」がドッペルの名前として与えられたのでしょう。
唯一の共通点としてジョバンニも契約直前のいろはも周りから疎外され、幽霊のような立場にいたということです。

ちなみに星5として覚醒したいろはがフードをかぶっていないのは、現実を直視する勇気、心の強さを得たことを表しています。しかしドッペルは変わりません。



七海やちよのドッペル

七海やちよ

ドッペル名:CAMPANELLA

モギリのドッペル その姿は、切符鋏

説明
この感情の主はやがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想する。
尾の先にぶら下げられたランタンに灯した火で様々な幻影を呼び出す他、尾のハサミで傷をつけられた者は遠くない未来に必ず大きな災いが訪れるという。
長く魔法少女として生きてきた者、年齢の高い者のドッペルは正負の感情幅が少なくなってしまうことにより、このドッペルのように本体から分離しきれず一体化した姿となる場合がある。

ドッペルに変化した部分
両手、左足

ドッペル発動時のセリフ
「おいで」

モギリは、入場券の半券を切り取ることを指します。また、切符鋏は現代ではあまりなじみはありませんが、列車の搭乗券の確認済みという印をつけるハサミのことを指します。
やちよのドッペルを開放するときにかかわったストーリーを見るとわかりますが、やちよの願った「生き残りたい」という願いのために仲間の命を生き残るための切符として使用しています。おそらくこの事が彼女の絶望につながったため、ドッペルの姿では切符鋏が強調されているのでしょう。

ドッペルとして変化したのは両手と左足というほとんど一体化したような状態です。ドッペルの説明文にもある通り、やちよは魔法少女歴が長いことからほとんどドッペルが体から離れていない状態となっています。

なぜ蠍の姿なのか、というと「銀河鉄道の夜」という作品の中にある”やけてしんださそりの火”からきています。
このエピソードに登場する蠍は、いくつもの命を奪って生きてきたことを井戸で溺れながら後悔します。このことがやちよの絶望、後悔によく似ています。そのことから、蠍に似た見た目となっているのです。また、ドッペルの攻撃方法は、ランタンの灯で相手に溺れる幻影を見せています。攻撃方法も、蠍の火のエピソードからきているのです。

このドッペルの名前になっているカムパネルラはいろはのドッペルの名前となっているジョバンニと親友の関係です。ドッペル自体はやけてしんだサソリになぞらえていますが、名前はいろはと親しい関係であることを表すため、ジョバンニの親友の名前が当てられたのでしょう。



由比鶴乃のドッペル

由比鶴乃

ドッペル名:YUHONG

団欒のドッペル その姿は、金華

説明
この感情の主はこのドッペルの容姿に関してかなり不満を抱いている。
また、主の奉仕によって偉業を成し遂げたいという思いとは異なり、無限の富を生み出すことで身内の欲望を際限なく叶え仮初の団欒だけを守ろうとするこのドッペルの性格に対しても不信感を持つ。
主はこのドッペルが自身の崇高な目的の真逆にあると考え、その俗悪な姿を誰にも知られたくないと思っているが、仮初であろうとも団欒の崩壊を防ぐためにはいつかこのドッペルの力に頼らざるを得ない日が来るだろう。

ドッペルに変化した部分
体とつながっている部分はなく、ドッペルにつるされているような姿

ドッペル発動時のセリフ
「暴れて」

 


 団欒は、親しい人たちが楽しく過ごすことを意味します。つまり、由比家が楽しく暮らし続ける事をこのドッペルは叶えてくれるというのです。金華には贅を尽くした飾りという意味もあります。由比家の偉業だけは自分の力で成し遂げたいと考えた末に破綻寸前の家を元に戻す、団欒を維持するという思いから鶴乃は魔法少女になりました。このドッペルにはこの願いが反映されているのです。

このドッペルの名前がなぜYU HONGなのかというと、シルクロードで発見された石棺からきていると考えられます。ここでいう石棺は、サルコファガスという上流階級用の棺のことです。サルコファガスには豪華な装飾が施され、棺に納める死体本人のことだけではなく、願いや夢、恐怖が描かれたそうです。YU HONGが納められていたサルコファガスは中国の文化の影響を受けていたらしく、中華の店を営んでいる由比家とも一致します。
つまり、このドッペルはサルコファガスであり、鶴乃の願いが描かれているのです。
ドッペルに豚があるのは金華という言葉が金華ハムとして利用されていることから、豚が贅を尽くした飾りという位置づけなのでしょう。

このドッペルの性質や姿はウワサの鶴乃となったときにもほとんど変わらず、ウワサによる浸食は魔力の根底へは至らないことがうかがえます。



二葉さなのドッペル

二葉さな

ドッペル名:THERESIA

無色透明のドッペル その姿は、審問椅子

説明
この感情の主は具現化されたこの姿に苦痛と共に満たされた思いをもつ。
このドッペルは椅子が本体ではなく、透明な姿をもつドッペル本体が椅子の上に座り責め苦を受け続けている。
この透明なドッペルは自身から流れ落ちる血液を使い相手を攻撃する。
通常時の左耳から現れる透明なドッペルとは別に、右耳から可視のドッペルが現れた場合、そのドッペルは敵味方の区別なく絶叫と共に振子ギロチンを振り回し大暴れする。

ドッペルとつながる部分


ドッペル発動時のセリフ
「出てきて」

無色透明とは光を透過し、物体そのものに色がないことを意味します。これはさなの願いがそのまま反映された結果です。ドッペル自体は右耳が現れない限り、本体を認識することはできません。

審問椅子は別名拷問椅子ともいいます。審問椅子はドイツで使用されていた拷問道具であり、拷問相手を裸にし、椅子へ座らせます。針が体へ食い込むため、時間が経てば経つほど体への苦痛が増えるという仕組みです。
このドッペルは審問椅子へ深く腰掛け、針が完全に本体へ深く刺さっています。
審問椅子へ腰かける様子は、苦痛を受けたがっているかのようです。さなは自傷行為をどこかで求めていてそんな欲求がドッペルに反映されたのでしょう。
ちなみに自傷行為は心が歪んだ場合によくとる行為とされています。

THERESIAはドイツ語圏で女性名として使用されます。
また、テレジアという名前を持つ有名な人物でマリア・テレジアがいます。マリア・テレジアはヨーロッパ諸国へテレジア法という拷問マニュアルを配布しました。そんな拷問に関係のある「テレジア」という名前がこのドッペルに与えられたのです。
テレジア法は、このドッペルが持つ拷問器具ほど過激な内容ではありません。



深月フェリシアのドッペル

深月フェリシア

ドッペル名:BEATRICE

攪拌のドッペル その姿は、瞼

説明
この感情の主はこのドッペルが現れている間、深い眠りに落ち、このドッペルが知り得ることを主が目にすることはない。
このドッペルは主が寝ているうち、虚ろな瞳から流れ出る泥涙ですべての不都合を覆い隠し塗り替えてしまう。
現実を踏み砕くちからを必要としたとき、この写しは目を覚ますだろう。


ドッペルとつながる部分
内臓(へその上あたり)


ドッペル発動時のセリフ
「ク、クゥゥゥ・・・(苦しそうな声)」


攪拌にはかき回すという意味があります。フェリシアの願いは、自分のせいで両親を失った事実をなかったことにしてほしいというものでした。しかし、その願いは事実とは異なった記憶に塗り替えることで叶ってしまいました。現実に偽りの記憶が混ざってしまったという意味から、攪拌という言葉が充てられたと考えられます。

瞼はフェリシアにしろドッペルにしろ、瞼はほぼ閉じた状態です。現実を受け入れない、受け入れられないという意思が現れています。事実、ドッペルとの対話の際にも現実にはまだ触れないと語っていました。今後も、フェリシアの瞼は重いままです。

BEATRICEはイタリア語圏の女性名です。
イタリアの詩人ダンテが作った作品「神曲」に登場する実在した人物をモデルとした人物の名前もベアトリーチェであり、ダンテの心の支えになった人物です。24歳でこの世を去ったベアトリーチェに捧げた作品が神曲とされていて、愛の象徴として描かれています。
このドッペルの名前がベアトリーチェである理由は、このドッペルがフェリシアにとっての心の支えになっているからです。事実を覆い隠し、塗り替えてくれたのは願いから生まれたこのドッペルであり、もし事実を知ったフェリシアは一瞬で絶望してしまうでしょう。
魔女を倒すという決意と、魔法少女を続ける理由はすべて事実を覆い隠された結果から生まれたものです。まさに、ダンテにとってベアトリーチェが心の支えであったように、フェリシアもまた、ベアトリーチェを心の支えとしているのです。



水波レナのドッペル

水波レナ

ドッペル名:CENDRILLON

変身のドッペル その姿は、ガラス靴

説明
この感情の主はその力を自身のため余すことなく行使する。
このドッペルは主が持つ変身能力を何倍にも跳ね上げ、一定時間完全に自分を自分以外の誰か、本人よりも本人らしい理想の他者へと変質させることが出来る。
しかしあまりに完璧なこの変身を多用すれば、やがて本来の自己の姿を見失ってしまうだろう。
尚、このドッペルは主を主の理想とする他者へと変身させるため、それが元来の他者と多少違って見えてしまうことも間々ある。

 


ドッペルとつながる部分
水波レナの影


ドッペル発動時のセリフ
「水波レナはこれで勝つ!」

変身はレナの願った結果得た変身能力から来ています。願いが反映されたドッペルと素直にわかりやすくなっています。

CENDRILLONはサンドリオンと読み、灰かぶり姫を意味します。つまり、シンデレラです。
シンデレラの話は登場人物や時代背景が変えられてさまざまなバリエーションが存在します。しかし、話の構成はどれも違いがありません。
主人公である女性はよくいじめられる人物でした。その後、過程はどうであれ、王子様の探す靴の持ち主がこの主人公であり、最終的には王子様と結婚することになります。
このドッペルの姿にあるガラスの靴もシンデレラのバリエーションのうちの一つです。
シンデレラは普段の汚い姿から、魔法使いの力によって理想のきれいな姿へと変身します。これをきっかけに幸せになるという部分から、このドッペルは理想の姿へと変身したいと願ったレナの想いが反映されているのです。

ちなみに、ドッペルに足が片方しかないのは、幸せになるきっかけが片方の靴にぴったりな足だからです。



秋野かえでのドッペル

秋野かえで

ドッペル名:ZOLA

陣取りのドッペル その姿は、敷地

説明
この感情の主はドッペルに自らの生活圏が侵食されることを恐れ、呼び出す場所はよくよく選ぶようにしている。
このドッペルは、主の意思とは関係なく出現した途端、その周囲を腐り苔で覆いつくし自らの陣地とするうえに、その陣地を拡張することのみを目的としているからだ。
誤った場所で呼び出せば大事な場所でさえも腐り苔で覆い尽くされ元の姿を保ってはいられないだろう。
このドッペルはその陣地内において絶大な力を行使することができる。

 


ドッペルとつながる部分
ほぼなし(主がドッペルに捕まっている状態)


ドッペル発動時のセリフ
「どんくさくっても頑張るの」

陣取りには敷地を自分の目的のために占拠、使用するという意味があります。観葉植物や動物たちのために不都合を生じさせるマンションの敷地を願いによって「日光を取り入れるための場所」として使用するようになってしまいました。まさに、陣取りというかえでの願いの結果があらわされています。

ZOLAは自然主義文学の先駆者 エミール・ゾラから来ています。かえではよく美化した言葉を使わずにありのままの意味の言葉を相手に放ちます。ゾラもまた、社会や人間の矛盾を鋭く突く作品を作っていて、いい意味で「素直に」物事を見る部分が共通します。
このドッペルはまさにかえでの性格の写しであり、主にとって都合の良い生き方を勧めてきました。自然のまま、わがままに、つまり、自由に生きることをドッペルは勧めてきているのです。かえでの願いがわがままから生まれた願いであったように。
ゆえに、このドッペルの名前がゾラである理由は、かえでの性格が素直に写された存在であることを表しています。



梓みふゆのドッペル

梓みふゆ

ドッペル名:HEVELIUS

生業のドッペル その姿は、鳥捕り

説明

この感情の主は現実を生きるため、この一体型ドッペルも含めたあらゆる力を利用する。
地面に落ちた自らの影から「白糖雁(はくとうがん)」と呼ばれる無数の鳥型手下を呼び出し相手を攻撃する。白糖雁はぶつかるだけで対象に甘味を認識させ、一度その味を知ってしまった者は中毒症状を引き起こす。その特性から少量を相手にぶつければ多少の嘘偽りなら許してもらえる。舌と両手がドッペルに変化するため、ドッペルを出している間は喋ることができない。


ドッペルとつながる部分
舌と両手


ドッペル発動時のセリフ
「見ない、わたしは何も」


生業(なりわい)には生活していくための職業、世渡りの手段という意味があり、みふゆが普通の女の子として生きていくための手段がドッペルに現れています。
鳥捕りは『銀河鉄道の夜』に登場する人物です。

HEVELIUSは『銀河鉄道の夜』に登場する鳥捕りの擬人化前の姿、こぎつね座を設定した天文学者 ヨハネス・ヘヴェリウスから来ています。ヘヴェリウスがこぎつね座の生みの親といっても過言ではないため、彼の名前が当てられたのでしょう。
こぎつね座=鳥捕りという表現ができることからもわかる通り、みふゆの立ち位置は物語の主人公であるいろは、仲間のやちよと同等に重要な人物であることがわかります。
物語上の鳥捕りはジョバンニと同じように理想を求めてはいたものの、それをやめてしまいました。鳥を捕ることを生業とした鳥捕りは捕った鳥を販売していますが、それはお菓子でした。ここから、ドッペルの使い魔である白糖雁が生まれたのです。ちなみに雁なのは、こぎつね座がガチョウを加えている姿をしているからです。ガチョウは、家畜化した雁です。

鳥捕りがジョバンニと対面した際には、どこまでも行くといったジョバンニに好感を持ち、どこまでも行ける切符を所持していたことにうらやましく思っていました。そして、鳥捕りはいつの間にかどこかへと消えてしまったのです。

みふゆは魔法少女の真実を受け入れられず、目を背けてしまいました。魔法少女の真実と正面から向き合い続けるいろはに対して、みふゆはどこかうらやましいと思うところが心の中にあったのかもしれません。この立ち位置も、銀河鉄道の夜の構成をリスペクトしたものなのかもしれません。



アリナ・グレイのドッペル

アリナ・グレイ

ドッペル名:OLD DOROTHY

熱病のドッペル その姿は、チューブ

説明
この感情の主は自身のドッペルの美しさに見惚れているが、このドッペルの真の姿が隠されていることをまだ知らない。主の背中側にあるドッペル本体から流れ出る病原テンペラと呼ばれる絵の具を固めて偽りの巨大な容姿を作り上げ相手を攻撃する。その際に人間体は絵の具の中に埋もれて完全に表からは見えなくなるため、ドッペルでありながら魔女のような出で立ちを誇る。主はドッペルの外観を確認できないものの、曰く”内側から見ても素晴らしい”らしい。


ドッペルとつながる部分
背中


ドッペル発動時のセリフ
「キター、アリナの美しいドッペル」




熱病が強調されているのは、ドッペルから流しだされる病原テンペラからきていると考えられます。テンペラとは、乳化作用を用いた絵画技法や絵の具をさし、混ぜ合わせるという意味があります。アリナにとっては生と死の表現にこだわっていたため、生と死が混ぜ合わさったものがこの病原テンペラなのです。チューブは、このドッペルの本体であるアリナの背中にいるヤツを示しています。モチーフは絵の具のチューブです。


OLD DOROTHYとは、おそらくオールド・ドロシー・クラッターバックのことを指していると考えられます。オールド・ドロシー・クラッターバックはジェラルド・ガードナーという魔女宗を広めるきっかけを作る人物を魔女の世界へ導きました。ドロシー本人はというと、魔女の中で一番洞察力があり、秘密主義者であるとされています。

マギアレコードでいう魔女宗はまさに「マギウス」です。マギウスを結成する、参加するきっかけがこのドッペルだとするとアリナにとってこのドッペルという存在自体がオールド・ドロシーの役割を果たしたのです。

ホーリーアリナとなっているときは、姿は絞り袋となっています。絞り袋は製菓用の料理器具であり、よくケーキ作りに用いられます。これはアートのキャンパスがケーキへと移っていることを意味し、季節感に影響されていることがうかがえます。



御園かりんのドッペル

御園かりん

ドッペル名:MCDOUGAL

枕探しのドッペル その姿は、モートセーフ

説明
この感情の主は臆病であるがためにこのような頑強なドッペルを生み出した。失うことを恐れ、得ることに執着する。このドッペルは主同様手癖が悪くあらゆるものをかすめ取る。その対象は自身の仲間にすら及ぶだろう。一度手に入れたものは決して離さないがめつさを持ち非常に欲深い。


ドッペルとつながる部分
右手


ドッペル発動時のセリフ
「これぞ我本質」


枕探しとは、就寝中の人がいる部屋に忍び込み、枕元にある金品を盗む行為のことです。つまり、盗む力を持っていることを意味します。かりんの固有魔法も相手の持ち物を奪うことから、その力が反映されたと考えることができます。
モートセーフとは、死体泥棒から墓を守るために作られた鉄柵のことです。このドッペル自体がモートセーフの見た目をしていることから、盗んだもの、自分のものは死んでも失いたくないという考えがうかがえます。


MCDOUGALはつづりが少し異なりますが、ウィリアム・マクドゥーガルを指していると考えられます。ウィリアム・マクドゥーガルは本能論心理学というものを提唱した人物です。人間の行動の原因は学習ではなく本能だという考えが本能論心理学です。
世間ではどんな行動も本能が原因だというならば、無数の本能があるではないかと批判的な見方をされてしまっています。
本能論では、本能が行動を起こす推進力になっているということを主張しています。

かりんは願いの原因となった祖母と血縁関係にあります。しかしかりんの祖母は手癖が悪く、それが原因で捕まった経歴を持っています。かりんは祖母が大好きで、過去に起こしたことを気にはしているものの嫌いになることはありません。祖母の手癖の悪さがもし本能だとしたならば、かりんの盗む力もまた、祖母から受け継がれた本能です。本能が働いて人を困らせてしまった祖母に代わり、かりんはその本能を利用して人を助ける存在になりたいと願いました。
盗んでしまう行動を本能と決めつけ、本能に従い、人を助ける。このドッペルには、かりんについての本能論心理学が反映されているのです。



竜城明日香のドッペル

竜城明日香

ドッペル名:HENRIETTA

猛進のドッペル その姿は、陣太鼓

説明
この感情の主はこのドッペルの力は自らを高めるためのものだと気合十分。太鼓の音を響かせて自らを鼓舞すると、号令を放って仲間を勇猛果敢な戦士にする。ところが、主の粗忽さはドッペルも受け継いでおり、一度発揮されると、仲間たちは自分の意志とは関係なく大失態を演じてしまう。そんな理不尽さから仲間内の評判は散々。粗相の後は自害しようとするところも似ているので、厄介なドッペルである。

ドッペルとつながる部分
背中

ドッペル発動時のセリフ
「はあぁぁ、召喚!」

陣太鼓とは、昔の戦場で兵士たちへの進退の合図として使用されていた道具です。同時に兵士たちの士気上げにも使われていました。
 猛進は猛烈な勢いで進撃するという意味があります。つまり、このドッペルは仲間の士気を上げると同時に、猛進させる号令を出すということになります。しかしドッペルによって味方へもたらされるのはダメージの受ける量を軽減させるだけです。どうやらこのドッペルにとっての勇猛果敢とは恐れずに思い切って実行できることと考えているようです。

HENRIETTAはフランス語圏ではアンリエッタ、英語圏などではヘンリエッタと読まれる女性名として使用されています。また、ヘンリーの女性形とされていて、男性形のヘンリーで家長の意味を持つことから、女性の家長、つまり竜真流を扱う竜城の家長を意味します。まだ師範代の身ですが、一人娘であるためいずれ竜城家の家長となるでしょう。



柊ねむのドッペル

柊ねむ

ドッペル名:PENNEN・NENEMU

遺言のドッペル その姿は、死番虫

説明
この感情の主は残る人生の全てを捧げる。両手の虫頭で物語を食べ、その物語をこの世に具現化させるという非常に馬鹿げた規模の力を発揮する恐ろしいドッペル。
その力の源はただでさえ残り少ない主の命であり、主の残り寿命が短くなればなるほどこのドッペルの力は増していくという。
ただし、力の全てを物語具現の能力に使っているため直接的な攻撃能力は低く、魔女に襲われればひとたまりもないだろう。

ドッペルとつながる部分
髪の毛

ドッペル発動時のセリフ
「対となる僕が」

遺言は死者が最後に遺したとされる言葉であり、その言葉が親しい生きる者、子孫へ語り継がれることもあります。なぜ遺言が性質になってしまうのかというと、ドッペルを発動することはねむが一度死ぬにふさわしいほど負担がかかるものだからです。まさにドッペル発動の際に使用した物語はねむの遺言となり、魔力が続く限り世に残り続けるのです。

死番虫は木材のみならず古書を食べて本としての機能を失わせてしまう害虫とされています。死番虫という名前の由来は、仲間同士の交信方法から由来します。死番虫は仲間と交信を行う際に頭を打ち付ける習性があります。その音が死神が持つ死の秒読み時計を連想させたことが始まりです。
そんな死番虫がこのドッペルとどのように関係してくるのかというと、物語を食べてしまうという点です。
ちなみに、いろはや灯花、ねむのドッペルに共通して存在する髪の毛を吸い込む穴は、「うい」という存在に関する物語を死番虫が食べてしまった結果空いた穴と考えることができます。
このように、このドッペルの扱いを間違えると対象の人物の物語つまりは記憶も食べてしまうという最凶のドッペルになり果てるのです。

PENNEN・NENEMUというドッペル名は「グスコーブドリの伝記」の初稿「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」が由来となっています。
ペンネンネンネン・ネネムの伝記の著者は宮沢賢治です。もとは化け物の世界を舞台としていましたが物語を執筆している間にテーマなどががらりと変わり、最終的にはグスコーブドリの伝記として世に出ました。
グスコーブドリの伝記の主人公ブドリはイーハトーブという森を冷害から救うために犠牲となって終わる物語です。
ねむが第一部の終盤で見せた自分が犠牲となる行為はグスコーブドリの伝記にちなんでいたのかもしれません。

魔法少女一覧でマギウスの1人である柊ねむ、物語の重要人物である環うい、和泉十七夜がメインメンバーから離れた位置に登録されている理由は、この3人が「宮沢賢治の残した物語から考え出された魔法少女」だからです。
銀河鉄道の夜を軸として物語を組み立て、登場人物を整理している中でもしかしたら「宮沢賢治に関わる作品から設定を考えよう」という後付け設定として魔法少女一覧に登録されたのかもしれません。



和泉十七夜のドッペル

和泉十七夜

ドッペル名:CATACOBM

解体のドッペル その姿は、竈獅子

説明
この感情の主がもつ冷静さとは裏腹に、このドッペルは底知れぬ怒りに燃えて全てを噛み砕き寸断する獅子の姿を持ち、一切の不当を許さず、すべての不合理を解体する。その性格は苛烈そのもので、特に神浜在住というだけで即解体対象となってしまうため、発動時は味方を巻き込まないよう注意が必要となる。このドッペルを使い続ければ、些細な不平等も許せなくなってゆくだろう。主はこのちからを持て余しているが、獅子に半分同感している。



ドッペルとつながる部分
顔、手


ドッペル発動時のセリフ
「これ以上の不条理は許さん」



このドッペルの指す解体は「第三者の手によって人間集団を解散させること」を意味します。十七夜の考えている神浜の破壊とは、東へ偏見をもたらした神浜という都市の人間集団をめちゃくちゃにし、再編を目指すという狙いがあります。
ストーリーでは破壊と表現してはいますが、神浜市そのものを無きものとしたいわけではありません。

竈獅子は”かまじし”と読み、宮沢賢治の作品「猫の事務所」に登場した存在であり、役所を解体するという役割を持っています。猫の事務所とは、猫たちによって構成された役所を舞台としていて、その中の一匹であるかま猫は他の猫たちからいじめられていました。しかし、かま猫は役所を支えるために一生懸命働きます。しかし、仕事を風邪で休んでしまったかま猫はそれだけが原因で仕事を取り上げられてしまいます。この様子を見ていた獅子がこの役所を解体してしまいます。
この解体した獅子が竈獅子と呼ばれているのです。神浜のかま猫的立場にある東側の人々が西側の人間によって仕事を取り上げられてしまったとき、十七夜はこの竈獅子のように神浜という集団を解体するのでしょう。

また、竈獅子は竈神を表しているとされていて、竈神は二つの領域の媒介、秩序の更新を行う役割を担っているとされています。


CATACOBMはカタコンベと読み、地下にある墓地のことです。昔、ローマで大量の遺体を埋めたくても土壌汚染の問題が起きてしまうことが問題となりました。そこで考えられたのが、地下にもともと存在した空洞を墓所として扱い、何百人という死者の遺体を洞窟の壁へロッカールームのように積み重ねていくことでした。その結果生まれたのがカタコンベです。
カタコンベは古代キリスト教徒の礼拝場という役割を持っていた時期があります。このころの古代キリスト教徒はローマ帝国で迫害されていました。

神浜で虐げられている東側の魔法少女達にとって、十七夜という存在は心のよりどころでした。また、本人も東側の魔法少女たちを背負っていると考えています。このドッペルは、東側の魔法少女にとってのカタコンベでもあるのです。



八雲みたまのドッペル

八雲みたま

ドッペル名:TOTENTANZ

メメントモリのドッペル その姿は、花弁

説明
この感情の主は、自分の環境を恨み、すべてを滅ぼそうとする。このドッペルは万物に等しく訪れる死を忘れず、舞い散る花弁全てを覆い隠し、白い手袋で少女たちを優雅にエスコートする。主と同様に直接的な攻撃方法を持たないが、万物の最期と共にあるその力はあまり恐ろしく、花弁で覆い隠したすべての魔力は朽ち果て、後には何も残らない。このドッペルを求めれば求めるほど、主の左腕はやがて完全に一体化するだろう。



ドッペルとつながる部分
左腕


ドッペル発動時のセリフ
「見たことを反省なさい」



メメントモリとは、ラテン語で「自分が必ず死ぬことを忘れるな」という意味を持つ言葉です。神浜を滅ぼす存在になりたいというみたまの願いは死に関わる力をみたまへ与えました。
花弁は散華を意味しています。花弁はいつかすべて散ってしまい、散華の状態となります。散華は死を意味し、花弁が散ることは死に近づくことを意味します。



TOTENTANZはトーテンタンズと読み、死の舞踏を意味します。死の舞踏は、死の恐怖を前に人々が半狂乱になって踊り続けるというフランス詩が起源とされています。その内容は、死は貧富の差、身分、人種、性別などあらゆる区別に関係なく訪れ、最終的にすべては無に統合されるというものです。

みたまがマギアを放つ時に発する一緒に溶け込むという言葉には、皆同じ状態「無」へと変わるために溶けてしまおうという意味があります。溶けると原型がなくなり、区別がなくなります。すべてが同じ、すべてが自分であり、すべてが皆である。複数の個体が一つの意識を共有する状態がみたまにとって望ましいことなのです。
簡単に言えば、キュゥべえと同じ状態になるか、円環の理に導かれるかのどちらかです。神浜には円環の理が作用しないため、みたまの力は最終的に神浜の人々をキュゥべえと同じ状態にしてしまうのでしょう。


みたまは、神浜という集合体を「無」に統合する存在となったのです。



天音姉妹のドッペル

天音月夜

ドッペル名:DUM

隔絶のドッペル その姿は、テラリウム

説明
この感情の主は、自身の起源や感情に囚われず、理解者たる自らの半身に依存する。このドッペルによって、自分たち以外のすべてから隔絶した二人に、この世あらゆる変化は影響を及ぼすことなく、この小さな半星に存在する二人は、お互いしか必要としない。
このドッペルが出現することであらゆる物質現象と時間はシャットアウトされ、身の安全は保障されるが、その副作用として自分たち以外の他者の記憶が消えていってしまう。

ドッペルに変化した部分
ほぼなし(主がドッペルに捕まっている状態)

ドッペル発動時のセリフ
「異論は認めません」

 

天音月咲

ドッペル名:DEE

無縁のドッペル その姿は、アクアリウム

説明
この感情の主は、自身の環境や境遇に囚われず、理解者たる自らの半身に溺れる。このドッペルによって、自分たちを自分たち以外の全ての因縁から切り離された二人に、どれだけ意見を述べて高圧的な態度をとっても、この小さな半星に存在する限りお互いの間隔しか信じれないので、理解されることはない。
このドッペルが出現することで多様な価値観はシャットアウトされ精神を安定させる効果を持つが、その副作用として社会的倫理観も希薄になってしまう。

ドッペルに変化した部分
ほぼなし(主がドッペルに捕まっている状態)

ドッペル発動時のセリフ
「うちだって頑張ってるんだから」

 

テラリウムは動植物を飼育、栽培する際に用いるガラス容器のことです。月咲との二人だけの空間としてテラリウムになっているようですが、二人の様子が外部からは丸見えとなってしまうことは考慮していないようです。
また、アクアリウムは水生生物を飼育する飼育設備のことです。
天音姉妹がそろうと陸も海も存在する二人だけの世界が完成するという仕組みです。どれほど完成された二人だけの世界が出来上がっても、やはり外から見られてしまうことは考慮していないようです。


隔絶は遠く隔たっていること、かけ離れていることを意味し、月咲と二人で願ったお互いの生まれからの隔絶に通じるものがあります。
無縁とは、縁のないこと、関係のないことを意味します。月夜との関係以外は縁がない、関係ないと考えていることがこのドッペルに反映されています。


それぞれドッペルの名前であるDUMとDEEはマザー・グースの一つとされている童話「Tweedldum and Tweedldee」のTweedlに続くDUMとDEEから来ています。この話は鏡の国のアリスで使用されています。
この話の内容としては、兄弟らしき二人の人物がおもちゃのガラガラをめぐって争うという滑稽な内容となっています。
この話の内容になぞらえて、「まるでトゥイードルダムとトゥイードルディーのようだ!」という言い回しがあります。この言葉は、お互いに相争いながらも実際にはよく似ている二人の人物を指すときに使用されます。
魔法少女になる前の二人はお互いの育ちの違いで言い争ってはお互いを恋しく思っていました。育ちと境遇に邪魔をされていましたが、魔法少女になって叶ったことは二人の間だけでの自己完結にとどまり、周囲は何も変わっていません。
そんな二人には第三者から見るとTweedldum and Tweedldeeの内容を見た時の感想と同様の「勝手にやってろ」という言葉を発してしまうでしょう。
しかしその言葉は二人にとっては隔絶された、無縁のことであるため気にも留めないでしょう。



広江ちはるのドッペル

広江ちはる

ドッペル名:OAJI

より抜きのドッペル その姿は、袖搦

説明
この感情の主は悪を暴き、捕縛するための能力だと胸を張るが、その実態は主の代わりに淵へ沈める6人の生贄を求めるドッペルである。
相手がどれほどうまく隠れようと、その頭部の灯りはすべてを白日の下に晒しだし、三又の鉤爪で沼の底へと引きずり込む。沼底へ引き込んだ者の数が増えれば増えるほどこのドッペルの力も増すが、それはやがて主に降りかかる災いともなるだろう。
しかしながら、それでもこのドッペルは主へ害を為す者を排除するための力を溜めることに躍起になっている。

 

ドッペルとつながる部分
左足


ドッペル発動時のセリフ
「私の願い、返して」

 

より抜きとは、多くのものから優れたものを抜き出すという意味があります。このドッペルの行動原理によると、特定の6人を沼底に沈めようとしていて、ただ6人沼底に沈めればよいというわけではないことがわかります。
特定の力を持つものを引きずり込まなければ、ドッペル自体は満足しないのでしょう。

袖搦(そでがらみ)とは、江戸時代に使用された三つ道具と呼ばれるうちの一つです。それは罪人をとらえるために釣り針のような棘がいくつもついた長柄の道具であり、一度捕まるとほぼ抜け出せない形をしています。

OAJIは「お阿字」と解釈でき、静岡県に存在する生贄伝説の登場人物から来ています。その名は「三股淵」と呼ばれていて、三つの川が合流する地点に大蛇が住んでいて、近くにある里は大蛇がもたらす災いに困っていました。
そんな大蛇の怒りを鎮めるために12年に一度生贄を与えるという習慣がその里にはありました。
そんな里の近くへ阿字を含めた7人の巫子が通りかかり、宿で引かされたくじによってお阿字が生贄に捧げられることになってしまいます。
お阿字を犠牲にできないと思った6人は三股淵に身を投げ、お阿字は生き残ることができました。しかし、お阿字は6人を殺してしまった責任感からか、自ら身を投げてしまいます。

ドッペルの説明にある6人という生贄の数は三股淵の話に大きく影響を受けた内容であり、今後登場する時女一族の総人数はちはる含めた7人になるという意味を表しているのかもしれません。



鹿目まどかのドッペル

鹿目まどか

ドッペル名:KRIEMHILD GRETCHEN

慈悲のドッペル その姿は、救済

説明
この感情の主は、万物を救おうと試みる。
浮遊する巨大なソウルジェムに見えるこのドッペルが現れた時、周囲のものは全てこのドッペルが生み出したものの体内に取り込まれ、体の自由を奪われる。
その後、このドッペルが大きく浮遊して光り輝くと、周囲一帯は光の矢に包まれることになる。
その最中、感情の主は巨大なソウルジェムの中で眠り続けている。

ドッペルに変化した部分
ソウルジェム(魂)?

ドッペル発動時のセリフ
「私の中から出てきて」

 

そもそもまどかのドッペルの名前はまどマギ本編中に出てくるまどかの魔女の名前と同じです。
魔女の際の説明文はこのようになっています。

救済の魔女。その性質は慈悲。
この星の全ての生命を強制的に吸い上げ彼女の作った新しい天国(結界)へと導いていく。 この魔女を倒したくば世界中の不幸を取り除く以外に方法は無い。 もし世界中から悲しみがなくなれば魔女はここが天国であると錯覚するだろう。

ここで注目したいのは、ドッペルの名前は魔女のときの性質であり、ドッペルの姿は魔女の名前であることです。
このように、ドッペルはその魔法少女が魔女になった時の姿を鏡に写したような存在だとここからも知ることができます。
さらに、ドッペルが与える影響は攻撃対象だけでなく周囲に無差別に作用するということです。慈悲のドッペルは仲間を、守りたい人々をドッペルに閉じ込めてそれ以外を光の矢で無慈悲に攻撃するという仕組みです。そのため、仲間にはダメージカットの効果がつくとも考えられます。

KRIEMHILD GRETCHENという人物は存在せず、KRIEMHILDとGRETCHENという二人の人物の特徴からとった魔女の名前だと考えられます。
KRIEMHILDはジークフリートの妻を指しています。KRIEMHILDはジークフリートの死後、長い間ジークフリートの死を悲しみ続けたということから慈悲の意味を持っています。
GRETCHENはファウストの妻であり、子殺しの罪で死刑となっています。しかし、天に贖罪と罪を求め続けた結果、GRETCHENは天に導かれたのです。その後、GRETCHENは聖母マリアと共にファウストを救済しようとします。つまり、救済を意味する部分です。
このドッペルの名前は、慈悲と救済からできているのです。それはまさにまどかの願いと思いからできたものでもあります。



暁美ほむらのドッペル

暁美ほむら(眼鏡ver.)

ドッペル名:HOMULILLY

閉鎖回路のドッペル その姿は、此岸

説明
この感情の主は、時を超え幾度もの試行錯誤を繰り返す。
因果を重ね続けるその姿は主とドッペルがほぼ全身にわたり一体化している。
肌はガラスとなり表情も人形のように固定され、対象が沈黙するまで淡々と攻撃を続けるその姿は他魔法少女と比べてもあまりに魔女に近い。
時間砂を操る能力をもつ他、帽子に乗せた宇宙生物から重要度の低い情報ならば抜き取ることができ、地球上に存在する武器程度であれば時間砂を硬化させ再現することが可能。

ドッペルとつながる部分
一体化

ドッペル発動時のセリフ
「いるんでしょ」

感情の振れ幅がなくなるにつれて一体化するという特徴を持つドッペルですが、ほむらの場合は神浜の年長者のドッペル以上に一体化しています。希望と絶望の相転移がほぼないに等しいですが、時間遡行を繰り返してきているためかドッペルの強さは確かです。
魔法少女まどか☆マギカ本編で魔女化を見せることがありませんでしたが、PSPゲームや叛逆の物語で魔女となった姿を現していました。その際すべてに共通していたのは HOMULILLYという魔女の呼び名だけで魔女の名前、性質はその場面ごとに異なるものでした。
 このドッペルはPSPゲームの際にあらわになったほむらが魔女化した場合に似ています。

此岸はこの世を意味し、煩悩に苦しみ続ける世界とも当てられます。まどかが救われる世界を求めて時間遡行を続けるほむらにとって、彼岸よりも此岸を求める思いが強いと考えられます。
閉鎖回路は抜け道がなく永遠に回り続けることを意味し、終わりのない時間遡行を繰り返すほむらを表しています。一定期間をめぐり続けるほむらにとって神浜市というイレギュラーは閉鎖回路を破る可能性となりました。

HOMULILLYは見滝原の魔法少女共通の造語の呼び名です。 LILLYはユリの花を意味し、葬儀の花としても使われます。 LILY は彼岸花を英語表記する際に使用されることから、 HOMULILLY は此岸の魔女からとり、此岸花という意味があるのかもしれません。きっと此岸花は煩悩にあふれた禍々しい花なのでしょう。此岸に咲く花なのですから。


暁美ほむらのドッペルは性質が業因となっています。業因には未来の苦楽へ報いをもたらす善悪の行為という意味があります。彼女の行いによって、未来の因果が大きく変わったことは間違いありません。また、ドッペルから出てくる14の感情は、時間遡行を繰り返すたびにほむらから欠落していった感情たちなのかもしれません。15番目の感情は生れ落ちておらず、15番目が姿を現すときには、感情の主は悪魔となってしまっているかもしれません。



美樹さやかのドッペル

美樹さやか

ドッペル名:OKTVIA VON SECKENDORFF

恋慕のドッペル その姿は、人魚

説明
この感情の主は年相応の恋に悩み、一人では背負いきれぬほど過酷な運命を選択した。
そしてそのドッペルもまた恋を夢見ながら空中を自在に泳ぎ回り、主の為にがらんどうの体から音を奏でる。
自身が発する音波にのせることで数多の剣を飛ばし操り攻撃できもするが、胸に秘めたわだかまりから逃れることはできないだろう。

ドッペルとつながる部分
ほぼなし(主がドッペルに捕まっている状態)

ドッペル発動時のセリフ
「後悔なんて、あるわけない」

 

ドッペルの中では珍しく、主自身がドッペルに掴まるような姿をしています。これはさやかの感情の正負の差がとてつもなく大きいことを指しています。
さやかも同様で、まどマギ本編で登場した魔女の性質と名前が逆の状態でドッペルに反映されています。

OKTVIA VON SECKENDORFFという人物は存在しません。
OKTVIAは音楽用語の「オクターヴ」を意味していて、VON SECKENDORFFは騎士を意味していると考えられます。SECKENDORFFは実在した貴族名ではありますが、VONは騎士を意味することもあるらしく、騎士のような姿をしていたさやかにマッチした名前です。オクターブの騎士と捉えることができます。
ちなみに、姿が人魚なのは、このドッペルが人魚姫をモチーフとしていることが関係しているからです。
人魚姫は溺れ死にそうだった王子を助け、恋に落ちます。しかし、王子は助けてくれたのが人魚姫だとは知りません。人魚姫は王子と結婚するために魔女と契約を交わし、声と引き換えに人間となることができました。声を出せないため、王子と共にいられても真実を語れない、不慣れな体で痛みを伴うという日々を送ります。さらには王子が隣国の姫君を妃に迎えることになります。
人魚姫は人魚に戻る方法がありましたが、それは王子の命を奪う方法であり、それはできないと考えて自ら死を選んだのです。
まさに、まどマギでさやかが歩んだ運命の顛末に一致します。



巴マミのドッペル

巴マミ

ドッペル名:CANDELORO

ご招待のドッペル その姿は、おめかし

説明
この感情の主は、ドッペルを信用せず、普段通り戦い続ける。
他と比べると非常に小柄であるこのドッペルは、頭上に位置するため、主にその姿を認識されることは滅多にない。
意思の疎通が取れているのかも怪しいため、主はいつもどおり戦い続けるが、このドッペルはそれを支援している。
通常時のドッペルを見る限りは小ぶりで頼りないが、その蔦は相手を貫くだけの破壊力を十分に持ち合わせている。

ドッペルとつながる部分

ドッペル発動時のセリフ
「出てきなさい」

ご招待は人を招き入れ、もてなす行為を言います。マミはよく友人を招いてはお茶会を開くという行為を積極的に行っていたことがドッペルに反映されています。
おめかしはおしゃれをすることと同じ意味です。魔法少女となったマミの日々を振り返るとおしゃれに気を使っている様子はありません。
魔法少女となる前は女の子らしくおしゃれを楽しみたいという願望があったのかもしれません。その気持ちが、ドッペルに反映されている可能性があります。

CANDELOROはイタリア語圏で苗字として使用されています。とはいえ使用例がとても少なく、意味も不明です。

ホーリーマミとなっていた間、ドッペルの名前と姿は変わっても、かつてのドッペル(ご招待のドッペル)と同じドッペル名なのです。ここからわかることは、たとえ魔法少女自身の心情が変わっても魔法少女となるために願った内容にドッペルの本来の姿は左右されるということです。また、完全にドッペルの姿が変わったわけではないということもこのドッペルから知ることができます。
本編中でもマミはホーリーマミになる前の巴マミとの間で葛藤していました。どこかにマギウスがもたらす救済への不信感があるということです。
つまり、ホーリーマミとかわっても、彼女はただの巴マミから変わってはいないということです。



佐倉杏子のドッペル

佐倉杏子

ドッペル名:OPHELIA

自棄のドッペル その姿は、武旦

説明
この感情の主は、得体の知れないこのちからを全く信用しておらず、ドッペルから武器を拝借し自分自身の手で刃を振るう。
主にとっては霧を操り幻を生み怪しげな催眠魔法を行使するこのドッペルの能力からして過去を思い起こさせるだけの忌々しいものでしかないが、それでも感情の底へしまい込んだかつての未練をこのドッペルは持っており胡散臭いと感じながらも出現後にある程度攻撃の手伝いをすることは容認している。
ちなみに、主を上にのせて走り回る燭台の部分とはためく着物のような部分はそれぞれ別個体らしくドッペルとしての本体は着物の方らしい。

ドッペルとつながる部分
体全体(ドッペルの本体である蝋燭部分が杏子となっている

ドッペル発動時のセリフ
「やるぞ、出てきやがれ」

自棄は二つの読み方がありますが、今回は「やけ」と読む方の意味です。思うように事が運ばず、やけくそになるという意味です。
かつては父親の活動を支援できて喜んでいましたが、その結果家族を死に追いやった自分が嫌になり、好き勝手振る舞うようになりました。そんなやけくそ気味な性格がドッペルに反映されているのです。

武旦は中国の古典劇で武器を振り回すアクション女優を表します。杏子自身も武器を振り回す戦闘スタイルです。

OPHELIAはシェイクスピアの戯曲「ハムレット」に登場する女性オフィーリアを表しています。
オフィーリアはハムレットからの求愛を退けてしまいます。これはオフィーリアの父から求愛を退けるよう助言を受けたからです。その後、オフィーリアはハムレットから邪険にされ、追い打ちのように父が殺されてしまいます。
そして錯乱してしまったオフィーリアは小川で自殺してしまいます。

悲劇のヒロインであるオフィーリアの名前が付けられているのは素直な気持ちを心寄せたい相手(さやか)に届けようとしますが邪険に扱われてしまう、自分の行いで父が死んでしまうというまどマギ本編での杏子の立場とオフィーリアの顛末が類似しているからでしょう。



百江なぎさのドッペル

百江なぎさ

ドッペル名:CHARLOTTE

執着のドッペル その姿は、お菓子

説明
この感情の主は、ひとたび琴線に触れれば、ものであれ人であれ、とことん執着する。時にその行いはあさましく思えるが、根底に流れるのは深い愛情である。
このドッペルは一体型ではないが、鼻から覆面が出てきて、そのまますっぽりと宿主の顔を包み込んでしまう。ドッペルの出現中は動くことはせず、そのまま座り込んでじっとしている。まるで、執着した対象をじっと見つめているかのように。

ドッペルとつながる部分

ドッペル発動時のセリフ
「食べたい」

執着とは物や人に心を惹かれ、忘れきることができないという意味があります。なぎさの場合は病気である母親に執着し、さらには母親が好きだったというチーズにも執着する機会がありました。なぎさの人生の中で常に何かに執着しがちだった性格がドッペルに反映されているのです。

お菓子と一言で言えば甘いもの、幸せになるものと考えることができますが、なぎさにとってのお菓子はチーズという選択肢しかないのでしょう。

CHARLOTTEはヨーロッパ系の女性名です。ちなみに愛称だとロッテと呼ばれるそうです。ロッテといえばお菓子メーカー。
まさかそこからお菓子が?



都ひなののドッペル

都ひなの

ドッペル名:CYAN

軽忽のドッペル その姿は、スモッグ

説明
この感情の主は長くなった脚にご満悦。
その長い右足は内部を沸騰させ、左足は凝結による化学反応でそれぞれ上半身を構成する新たなガスを製造している。またガスで出来た体は物理攻撃にも強い耐性を誇るが、溢れるその毒性で周囲を巻き込んでしまうのがたまにキズ。
ひとたびこのドッペルが現れると、その周囲は敵味方問わず、強烈な毒に侵されてしまい主といえどもガスマスクの着用なくしては耐えきれないだろう。また、このドッペルは好奇心が強く、珍しい魔女や魔物には目がない。

ドッペルとつながる部分
足、頭

ドッペル発動時のセリフ
「だれがチビだ」

 

軽忽とは、「軽々しく」という意味を持っています。これは、軽い気持ちでやるべきではない実験をやってしまったひなのを意味しています。軽々しく危ない実験を行ったことも魔法少女になったきっかけであり、また、身長が伸びる薬の開発も、軽い気持ちでやる事ではありません。
スモッグはドッペル発動後に周囲を毒素で満たすことからきていると考えられます。このドッペルはまどかのドッペル同様、無差別に周囲を巻き込むドッペルだということです。ちなみに実際に周囲が危ない状況になることが、みたまの特訓のストーリーで語られています。

CYANは化学物質のシアン(ジシアン)を指していると考えられます。シアンは還元を行うことでシアン化水素を生じ、ジシアンを吸収すると頭痛や痙攣をおこし、死に至るとされています。
化学反応と死に至らせる有害物質ということから、ドッペル名として使用されたのでしょう。
ちなみにシアンに身長を伸ばす効果はありません。



常盤ななかのドッペル

常盤ななか

ドッペル名:MAURA

表裏のドッペル その姿は暖簾

説明
このドッペルは表裏の写し。この感情の主はこのドッペルに関し、あまりに花の要素がないことでどこか罪悪感を感じている。このドッペルは補助主体の表側と攻撃性の高い裏側を使い分けて戦う。相手の攻撃を受け流すのが得意な他、その暖簾をくぐった者をあの世へと導いてしまう。

ドッペルに変化する部分
ほとんどなし(首吊り状態)

ドッペル発動時のセリフ
「お相手を」

暖簾(のれん)は店先、あるいは部屋の境界に日よけや目隠しのために吊り下げる布のことを言います。暖簾を使った言葉は様々ですが、ななかに関わるものならば「暖簾に傷がつく」でしょう。華心流の門下生の行いに対して復讐を願ったななかにとって、 華心流の暖簾に傷がつく行為は心にしみついいているはずです。その心の現れからか、ドッペルの姿は暖簾となっているのです。
性質が表裏なのは、ななか自身が人と接する際に建前と本音の表裏をよく使い分けていたからです。
また、 MAURAはイタリア語圏で女性名として使われることがありますが、この場合は「真裏」でしょう。ドッペルの姿自体が常に裏を見せているあたり、このドッペルの名前には「彼女には裏しかない」という意味が込められています。



夏目かこのドッペル

夏目かこ

ドッペル名:ANDREANA

勇み足のドッペル その姿は裁断

説明
この感情の主は躊躇なく刃物を振り回し大事な本丸ごと切り刻んでしまう自分のドッペルに怖がっているが、内心言い表せない開放感があることも事実である。
出現したドッペルは何事にも物怖じしてしまう主と違い、考えるより先にギロチン刃で切りきざみ、相手の肉体のみならず、あらゆる魔法の繋がりを寸断してしまう。
物理的に近距離しか攻撃できず、間違って仲間に斬りかかることもあるので隙が生じることも間々あるが、このドッペルは感情の主にはコントロールができないので、ただ怯えて固まることしかできない。

 

ドッペルとつながる部分
胸部(ソウルジェムがあった場所)


ドッペル発動時のセリフ
「お願い」

勇み足とは調子に乗って失敗したり、余計なことに踏み込みすぎて失敗する言葉として使用され、良い意味ではありません。ドッペル自身は勢い余って仲間を切り刻むという失敗をしてしまい、かこ自身の行動の中では、散花愁想であやめを説得するつもりが、帆奈に状況を利用されて逆に不審がらせてしまったという勇み足な行動をしたことがあります。

裁断とは物を断ち切るという意味のほかに、物事の善悪、適否を判断して決めることという意味があります。ドッペル的には物理的な意味があり、かこ自身からは物事の判断をきっぱりと決めることが多いことから後者の考えが反映されていると考えられます。

ANDREANAにはイタリア語圏の女性名で、女性系で男らしいという意味があります。また、ANDREANAという名前の温帯性睡蓮が存在し、かこが頭につけている花飾りが白い睡蓮であるならば、そこから取った名前なのかもしれません。
睡蓮の花言葉は清純な心という意味があります。
ドッペル自体については女性系の男らしいという意味が当てはまりますが、かこ自身には実際の花言葉が当てはまります。
このように、ドッペルと主で二面の考え方ができる意味がドッペルの名前、性質、姿に存在する点が面白いです。

 



粟根こころのドッペル

粟根こころ

ドッペル名:PAMELA

我慢のドッペル その姿は殻

説明
この感情の主は自身のドッペルのことを、自分が溜め込んでいる感情を発露してくれるものだと認識しているが、それが代償行為だと理解しているので、割り切れない気持ちで眺めている。
このドッペルは、害を加えようとする者に抵抗感を示してトゲを出し、危険と認識すれば激しく攻撃を加えてくる。
まれに、主の感情の高ぶりに合わせて爆発を引き起こすと、陶器とも金属とも違った強い強度を持つ殻が破られ、激しい魔力の波があたりを包み込む。

ドッペルに変化する部分
髪の毛の一部

ドッペル発動時のセリフ
「やられるなんて絶対にいや」

殻は貝や何かの建物といった大事なものを守るためにあるものです。そして、殻は外部からの衝撃から中身を守ると同時に犠牲となるものです。このドッペルが持つ殻はこころを守るためのものではなく、こころ自身を表しています。こころは守りたいという気持ちが強く、願いで呼び戻した母親、父親がそろった家族、そして戦う仲間たちを守りたいのです。しかしその守る対象に自分は含まれていません。このドッペルからはこころの危うさもうかがえるのです。その姿勢が献身的なのか、自己犠牲なのか。人によって見方が変わってくるでしょう。
我慢はそのままの意味であり、こころの我慢しがちな性格が現れています。

PAMELAは英語圏の女性名として使用されるほか、「すべてが甘い」という意味があります。こころが願った「お母さんに戻ってきてほしい」という願いは、母親が戻ってきたらすべてが元通りになるという甘さから生まれた願いです。本人もこのことについては自覚していて、素直に向き合っています。



五十鈴れんのドッペル

五十鈴れん

ドッペル名:RENATA

電令のドッペル その姿は心電図

説明
この感情の主は、強力な電気信号を駆使し相手の悪意を人格もろとも焼き尽くすこのドッペルの能力に恐怖を覚える一方で、これが殺害以外の方法で人間の悪意を根絶させることができる唯一の方法ではないかという誘惑に悩む。
またこのドッペルは生死を司る力を持ち、その姿を現す時に主は一時的に精神が肉体と分離した幽体離脱状態となる。

ドッペルに変化する部分
精神

ドッペル発動時のセリフ
「心を殺さないで」

 

電令とは、電報の命令という意味です。この場合の電報は、相手の悪意を焼き尽くすという電気信号のことでしょう。このドッペルの攻撃手段です。
姿が心電図なのは、人の生死の判断は、脈を図る心電図が一番正確だからです。れんが何度も世界が嫌になり、死のうとしている過去がある事から、生死を司るこのドッペルは主が死のうとしたらすぐに蘇生できるよう、常に心電図を備えているのです。そして心電図で「死」と判断された場合はすぐに蘇生のために電流を発し、主を蘇生させ、主を死に導いた悪意を電波で焼き尽くします。
まさに、自殺間際に「生きたい」と願ったれんの願いが反映されているドッペルです。

RENATAはオランダ、ドイツ語の女性名で「再生させる者」を意味します。死から再生させるこのドッペルにぴったりな名前です。



静海このはのドッペル

静海このは

ドッペル名:TAGORI

報復のドッペル その姿は、狐

説明

この感情の主は様々な魔力を駆使し恨みある者達へ報復する。
このドッペルは三つ首狐拳のドッペルのひとりで報復の写し。魔法に長け怪火を操り相手を幻惑する。
例え水中であっても遺恨ある限りこの怪火が消えることはないだろう。
ドッペルの出現中、主は理性を失い、本能のままに行動しすさまじい跳躍力を発揮する。


ドッペルに変化する部分
首?

ドッペル発動時のセリフ
「これなら、どう」


報復は仕返し、復讐という言葉に置き換えられ、ひどいことをされたことに対してやり返すという意味があります。
このドッペルは3体そろって一つになるとのことから、アザレア組の願いの一つ、つつじの家を取り壊すことになった要因の排除が反映されていると考えられます。報復は願ったときの感情を映しているだけであり、このはが常に誰かに報復を考えているわけではありません。
姿が狐なのは、狐憑きから来ていると考えられます。狐憑きは精神が錯乱している状態を表す言葉です。ドッペル発動後に理性を失うことから、狐憑きの姿をしているのでしょう。

TAGORIはアマテラスとスサノオの誓約から誕生した宗像三女神の内のひとり、タゴリヒメから来ています。タゴリヒメのほかにタギツヒメ、イチキシマヒメがいます。
タゴリヒメは沖ノ鳥島に鎮座し続ける神であり、嫉妬深いとされています。また、鎮座し続けることが守ることであり、動いてしまうと災いを招いてしまうと考えがあるため、守ろうとすること以外はじっと動かないままでいるとされています。
このはの3人だけで生きていく、外部との関わり合いはよくないという考え方は、このタゴリヒメの在り方から来ているのでしょう。



梢麻友のドッペル

梢麻友

ドッペル名:NAOMI

寵愛のドッペル その姿は、撫子

説明
この感情の主は相手を誑かすことによって心を操るこのドッペルの能力に戸惑い、これが自身の写しであることに思い悩む。
このドッペルに裾を引かれたものはこのドッペルを愛さずにはいられない。こと異性に関しては死をも恐れぬ献身と絶対の従属を強制することができ、たとえ相手が同性であっても、その愛らしさに手をあげることは難しいだろう。
しかし、この力の多様により自身への妄信的な虜を量産する行為は、いずれ身を滅ぼすことになる。

ドッペルに変化する部分

ドッペル発動時のセリフ
「なんで勘違いされるの」

寵愛は特別に大切にして愛するという意味があります。麻友には無意識に異性を引き付けては虜にしてしまうという天然の魔性の女です。
その危うさがまた異性に限らず同性も引き付けるという恐ろしい体質がドッペルには色濃く反映されています。この魔性の女体質は魔法少女でありながら持っているため、やろうと思えばその辺を歩くだけで家庭崩壊を招く魔女のような存在になることもできます。
しかし本人はしっかりと自覚をしていて、この体質を頑張って押さえているようです。

撫子は愛しい子という意味があり、この名前を持つ花言葉は「純粋な愛」です。恋の虜にしてしまうという性質が強調されています。

NAOMIは日本人の女性名として使用されています。そんなナオミという単語はヘブライ語で「私の喜び」を意味し、谷崎潤一郎の小説「痴人の愛」の主人公の名前でもあります。この小説に出るナオミは電機会社の技師に意のままに教育され、多くの男たちを翻弄し、ひざまずかせる魔性の女になるという話です。
ドッペルのコンセプト的には痴人の愛という小説に登場するナオミがモチーフになっていると考えることができます。もしヘブライ語の意味とダブルミーニングだとしたら意図して男を翻弄していることになります。
とらえ方によっては恐ろしいドッペルです。



千秋理子のドッペル

千秋理子

ドッペル名:YUERAO

手繰りのドッペル その姿は、月下氷人

説明
この感情の主は、このドッペルが自身の心に潜むことを認めない。
このドッペルは、主の足元に厚い氷を展開し、その氷の中に出現する。攻撃時にはドッペルと主が入れ替わることで氷上へも出てくるが、その間、主は逆に氷中に閉じ込められてしまう。
氷上へ現れたドッペルは、あらゆる縁を手繰り寄せ奪い取る。
このドッペルは一度は自分で結んでしまった縁を回収することで現状の回帰を目論むが、一度繋がってしまった縁を今さら切断しても、ただ相手を氷の底へ沈めることにしかならないだろう。
このドッペルを使えば使うだけ、諦めていたはずの想いが主の心中に去来する。

ドッペルに変化する部分

ドッペル発動時のセリフ
「わたし、寂しいのは嫌」

手繰りは手で繰ること、手から手へ受け渡して物を運ぶ意味があります。この場合の手繰りは理子が尊敬するお姉さんに結婚するという縁が巡ってくるよう手繰り寄せた願いであることが影響しています。しかしこの願いによって理子はさみしい思いをするようになってしまいます。

月下氷人は男女の縁を取り持つ人のことを指します。理子が願わなければ、お姉さんは結婚することができなかったでしょう。

YUERAOは「月老」のことであり、縁結びの神を示したり、結婚の仲介人という月下氷人と同じ意味を表します。このドッペルは理子が願ったお姉さんの結婚を実現したいというただ一つの願いから生まれた、お姉さんを結婚させるための存在なのです。
他人のために願った結果、自分への見返りどころかさみしい気持ちを手繰り寄せてしまったことから一度後悔しそうになってしまいます。
一度は立ち直った理子を、ドッペルは発動するために結婚の仲介人という役割をなかったことにしようとし、そのたびに胸の中に押し込めた感情を理子に呼び覚まさせます。
まさに呪いから更なる呪いを手繰り寄せる恐ろしいドッペルです。



美国織莉子のドッペル

美国織莉子

ドッペル名:SOTRIA

煩悶のドッペル その姿は、舞踏会

説明
この感情の主は、予知した未来を変える事を使命としている。
風が吹き、花が散り、花びらは異界へと迷い入る。やがて立ち込めてくる霧があたりを包み込むと、その時は訪れる。
霧はたゆたう花びらと混ざり合い、宴の幕は開く。そしてこのドッペルはステップを刻み始める。そのステップが最高潮に達した時、まるで花に嵐の例えのように敵影は姿を消し、舞踏会には贄が供されることとなる。

ドッペルに変化する部分

ドッペル発動時のセリフ
「これが私の生きる意味」

煩悶にはいろいろなことに悩み、苦しむことという意味があります。織莉子が魔法少女になった理由は、父親の失墜と同時に周りからの自分の評価も変わってしまったことが原因でした。自分の生きる意味に悩み、苦しんだ結果、キュゥべえに生きる意味を知りたいと願いました。しかし、未来が見えてしまったことで新たに悩み苦しむこととなったのです。このドッペルには、願う前も、後も悩み苦しむ織莉子の心が移されています。
舞踏会は西洋の正式なダンスパーティーのことで舞踏会の英語「ball」はラテン語の「踊る」という語から来ています。この舞踏会では男女がペアとなって踊るということもあり、お見合いも兼ねていたとされています。
しかし、このドッペルのいう舞踏会は良いことへ邪魔をしてしまう月に叢雲、花に風のような扱いになっているようです。まるで彼女の踊りが誰かの邪魔をすると言っているかのようです。

SOTRIAはイタリア語で歴史、物語を意味するstoriaから来ていると考えられます。織莉子は願いによってその世界の歴史を未来視し、物語を変化させるに至りました。 SOTRIAには織莉子の歴史を変えるという使命が込められているのです。



呉キリカのドッペル

呉キリカ

ドッペル名:LATRIA

篭絡のドッペル その姿は、針

説明
この感情の主は、自信を救ってくれた恩人に対し、絶対な忠誠を誓っている。
ドッペルが穿つ針が貫くのは、何も対峙する敵に限ったことではない。
主の運命すらも貫き、縫い付けてしまう。
それはまさに、全てを捧げ、命すらも委ねている恩人への忠誠心の表れであり、他者に依存することでしか己を保つことができない危うさを象徴している。
針に鋭さが宿れば宿るほど縫い目は増え、容易に離れることはできない。
しかし、それはまさに主の願望を表すに他ならない。

ドッペルに変化する部分
心臓

ドッペル発動時のセリフ
「生まれ変わった気分だよ」

篭絡とは、うまくまるめこみ、自分の思うとおりに操ることという意味があります。これはキリカが篭絡するのではなく、篭絡される側です。もちろん篭絡しているのは織莉子であり、キリカ自信はそうであっても織莉子の役に立てればよいと考えています。
例えドッペルを出すことで副作用を受けようと、織莉子の願いであれば喜んでドッペルを出すでしょう。ドッペルもまたそんなキリカの姿勢に答えるのでしょう。彼女の写しなのですから。

針といってもこれはキリカを縫い合わせるための針であり、その針で縫い合わされる糸は織莉子がキリカを動かすための糸となります。

LATRIAはラテン語でラトレイアを意味し、神にのみ捧げられる礼拝を表しています。これはキリカが織莉子のことを人としては決して見ておらず、神として崇めていることを意味します。
ドッペルでさえも、織莉子のことを神格化させるほど織莉子はキリカにとって大事な存在なのです。



リズのドッペル

リズ・ホークウッド

ドッペル名:OBSCURITE

忘執のドッペル その姿は、黒影

説明
この感情の主は、苦境に立たされても、他人を思う情の深さを持っている。
光あるところに影があるのは、まさしく摂理といえるが、影に置かれた立場としては、決して光をその身に受けることができないのもまた摂理。
このドッペルは、眩いばかりの光に浴する英雄の傍らにあって、常に寄り添う影であり、本質を決してつかませない闇そのものといえる。
しかし、だからこそ光の存在は、より一層際立っている。
両者は、摂理が結びついた切っても切れない関係にある。

ドッペルに変化する部分

ドッペル発動時のセリフ
「たとえ影が滅びようとも」

 

忘執とは、ある特定の考えに囚われていることを意味します。リズの場合は、「私はタルトの影として存在しないといけない」という考えに囚われています。
ドッペルの姿は黒い影であり、どれほどリズが影にこだわっていたかがこのドッペルには現れています。
また、本来は神浜市ではないにもかかわらずドッペルが誕生しています。夢のイタリアが若干神浜の法則を孕んだ世界だと考えればあり得る話ではありますが、本来リズはドッペルの誕生を目にすることができません。

OBSCURITEはフランス語でを意味します。ドッペルの名前、姿、性質何から何まで闇や影にこだわったものとなっているのがわかります。





ドッペルについての考察はこちらのページで行っています。

ドッペルの真実