【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-2 度を越すということは

神浜市西側の廃墟へ店を構える調整屋には1人の魔法少女がいる。

その魔法少女は八雲みたまといい、魔法少女のソウルジェムをいじって普段は使えない魔力の領域を広げ、能力を強化するという調整の力を使用できるという。

神浜の魔法少女、および周囲の街の魔法少女は調整を受けているらしく、遠くから来た魔法少女へは強気に立ち振る舞える状況だという。

うまい話には裏がある。

調整のデメリットを聞くと神浜の魔法少女は恥ずかしい記憶を調整屋に見られてしまうと声を揃えて言っていた。

しかし私は調整を受けた魔法少女達に会って確信したデメリットがある。

果たしてこのデメリットは、ここまで放置され続けて来たことに疑問を隠しきれない。

確かめに行くしかないだろう。

調整屋のある廃墟を見ると、周囲の新しい建築物とは違ってレトロな雰囲気を醸し出していた。

建築途中の場所が多く放置されている現状を見ると、これも成長による代償の一部なのだろうと考えてしまう。

「すみません、誰かいますか」

薄暗い広い空間の壁一面に貼られたガラス細工の円形模様を背に、1人がこちらを向いていた。

「あら、見たことない子ね。もしかして神浜の外から来たのかしら」

「はい、神浜の魔法少女に来るといいって勧められて来ました」

「あら、遠いところ来てくれてありがとうね」

白髪の女性の髪飾りには見慣れた魔力を込めた宝石が見えていた。まさか、ここにいる間はずっと変身し続けているというのか。なかなかに不思議な考え方をしている。

「調整屋さんに来たって事は、ここで何ができるかはすでに知っている感じかしら」

「はい。魔力を強化してくれるけど、グリーフシードはちゃんと持っていくようにと伝えられました。代金として請求されるからって」

「丁寧に教えてもらったようね。調整屋さんの説明が省けて助かるわ。さ、調整を始めるからそこの寝台に寝転がって」

どうやら調整のデメリットは自分から話さないらしい。誰だって不利な事は口に出したくないだろう。

「すみません、調整って痛みを伴うのでしょうか。魔力を強化ってなにかしら副作用がありそうなのですが」

「あら、ごめんなさい。調整する時はね、あなたのソウルジェムに触れさせてもらうわ。
初めての子は最初に痛みが伴うかもしれないけれど、一瞬だから気にしなくてもいいくらいよ。あと、調整を受けた後は魔力が馴染むまで体が熱くなっちゃって具合が悪くなる子もいたわね。でもそれで今後の活動に支障は出ないから安心してね」

「そうですか、それくらいですか」

「ええ、それくらいよ」

調整の結果どうなるのか、理解しているかが疑わしい。しかしそんなことは関係ない。
調整屋は、いちゃいけないんだから。

「いけませんよ八雲みたまさん、デメリットを隠し続けるというのは」

「え」

私は糸で調整屋のソウルジェムを狙ったが、思った以上に素早い動きで避けられてしまった。

放たれた糸は周囲に散らばるガラクタの一つに当たってガラガラと音を立てて土煙が上がった。

「あなた、なんのつもり!」

「調整されて相手がどうなるか一部話した事は評価しよう。だが、記憶を覗くとなぜ説明しないか!」

次は調整屋の足元へ放射状に糸を放ったため調整屋の片足に当たってその場から動けない状態となっていた。

「そこまで知っていて、なんで襲うの。なにが目的なの、私を殺したってみんなに不利益を与えるだけよ」

「利益しか与えていないとそういいたいのか!」

「そうよ調整はみんなの利益にしかならないわ」

「そうか、そこまで自信があるならいいだろう。善人だと認識したまま逝くといい」

ドゴォン!

とどめを刺そうとすると近づいてきた魔力反応が私と調整屋の間に割って入った。

ガラクタが宙を舞う中にいたのは黄色の服装をした魔法少女だった

「ももこ!」

「悪い調整屋、緊急だから壁を壊させてもらったよ」

「別にいいわよ、それよりも」

ももこという魔法少女は武器を構えたまま私に問いかけてきた。

「調整屋を襲うってどういう事だ。事と次第によっては容赦しないぞ」

お前は神浜の外の魔法少女へ調整屋に行ったほうがいいと勧める口か」

「そうだが、それがどうした」

「ちょっとももこ!壁ぶち抜いていきなりどうしたって、これどういう状況よ」

「調整屋さん、もしかして襲われたの」

本来の出入り口に仲間と思われる魔法少女2人が到着し、状況は挟み込まれている。退路は作る以外方法はない。

「お前達は魔力強化を受けた結果どうなるか考えたことがあるか」

「魔力が強化されたら、そりゃ魔女を倒しやすくなるでしょ」

「普段使えなかった魔力を使うんだ。魔力消費が増えるとなぜ考えないんだ」

「この街には魔女がたくさんいるし、この街にいれば魔女にはならないから気にする事はないじゃないか

やはりその回答か。この街の魔法少女は「この街」を中心にして物事を考えているようだ。予想通りで残念だ。

「そうやって神浜の外から来た魔法少女へ説明する気か。調整を受けたら神浜に居続けろとそういいたいのか」

「そこまでは言っていないだろ。戻りたいなら自分の街に戻るのは自由だろ」

「魔力消費を激しくしておいて、お前達は神浜の外の魔法少女を魔女化させたいのか!」

「そうとも言っていないだろう!」

「なんで考えないんだ、この調整屋は、魔力をいじって魔女化しやすくしているだけだということを」

「な!」

三人は何を言っているのか分からない顔をしていたが、調整屋だけは何か気づいたかのような顔をしていた。

「言いがかりも大概にしろ!調整屋はみんなを魔女にしたくてやっている事じゃない!」

「本心はそうかもしれない。だが、調整は使えないはずの力を無理やり行使できるようにしてしまい、穢れを加速させる結果となる。無闇に神浜の魔法少女へ勧めるんじゃない。この街ではドッペルがでても、外では魔女になるだけだ。その罪の重さを自覚したほうがいい」

ついに黄色の魔法少女は何も言わなくなった。

「今回は捨て置く。生きて行いを見直し続け、呪い続けるといい」

私は壁を打ち抜き、調整屋の外へとでた。

「ちょっと何!ここって中立地帯って聞いたけど」

外に出た先には三人の魔法少女がいた。

「お前達は神浜の魔法少女か」

「いいえ、私は霧峰村ってところから来た魔法少女よ」

「そうか。調整を安易に受け続けるな。調整されると魔力消費が増えて穢れやすくなるだけだ。よく考えてから調整を受けるといい」

「えと、はい」

調整屋の排除には失敗したが、あの調整屋の反応は期待できる結果だ。

ただでさえ自動浄化システムを広げることができない段階だ。

今調整を受けて外へ戻ってしまったら、外の魔法少女が消えていくだけだ。

 

とりあえず調整屋は無力化させた。これでしばらくは「記憶をたどった捜索」は滞ることだろう。

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-1 開幕を示す悲劇の狼煙

掴みどころがないというのは、複雑な気分となってしまいます。

あるのはわかる。
でも、それをどうすればいいのかがわからない。

この街の魔法少女にはともかく、静香さんやカレンさんのような遠い場所から来た魔法少女へ何もわかりませんというのは、とても申し訳ない気持ちになります。

一番関係がありそうなういも、クレメルも自動浄化システムがどこにあるのかが分からない状態です。

今日は神浜マギアユニオンとしての集まりがあり、みんなの事情を考慮して午後に集まることとなりました。

明日香さんにお願いして、午後に道場を開けてもらうことができたので明日香さんの実家が運営している道場で会議を行う予定となっています。

今回の会議にはななかさんも参加するとのことなので、情報交換が捗りそうです。

前もってSNSでみんなから神浜にしかないものについて情報交換がされていたのでその整理からですね。

あとは、数日前に久々にまどかちゃんとメールをやり取りして、見滝原のみんなは神浜マギアユニオンには参加せず、神浜の外だからこそわかる情報を伝えるという方針になったと伝えられました。

私も神浜で起こった事はまどかちゃんに伝えるようにすると返信しました。

SNSに参加できるかはサーバー管理している灯花ちゃんの返事待ちとなっています。

ようやく前に進め出せそうな気がしていました。

会議にはやちよさんとさなちゃんとういが参加して、鶴乃ちゃんとフェリシアちゃんは万々歳のお手伝いに行っています

東側からは十七夜さんが、南と中央区の代表としてひなのさんが参加してくれます。

道場へ着くと明日香さんがお出迎えしてくれて、中にはすでにひなのさんとエミリーさん、れんさんに梨花さんもいました。

「人数が多くてすまないな。道中でバッタリと会ってしまってな」

「まあまあ、そもそもうちらを呼んだのあすきゅんだし。折角だからってみゃこ先輩についてきた感じよ」

「そうなんですか、明日香さん」

「はい、エミリーさんの何気ない発想で今までに何度も窮地を脱した事がありますからね。行き詰まりが生じた場合は、是非エミリーさんから何かご教授いただけたらと思ったのです」

エミリーさんはお悩み相談所でいろんな人と話してはアドバイスを与えてくれると神浜の魔法少女の間では人気となっています。

「それじゃあ、何か悩んだらお願いしちゃおうかな」

「おう!ろっはー任せなさいって」

「あたしらも、それなりに情報持ってるからちゃんと共有するね」

「ありがとうございます」

「ふむ、今日は随分と賑やかだな」

十七夜さんと一緒にななかさんも道場へ到着しました。

「あらためまして、組織に組していないのに参加させていただき、ありがとうございます」

「いえ、わたしもななかさんたちから見た考えを知りたいなと思っていたので」

「そこでだ環くん、今日の話す内容についてなのだが、まずは神浜の外から来た魔法少女について情報交換したいと思う」

「神浜の外から来た魔法少女、ですか」

「はい、わたしがこの会議へ参加したいと考えたのもお伝えしなければいけない事があるからです。できるのならば、早急に」

当初の予定とは変わりましたが、神浜マギアユニオンとしての会議は神浜の外から来た魔法少女についての話し合いから始まりました。

「私達はすでに神浜の外から来た魔法少女に会っていますね。会った人たちは、みんなはそろってキュゥべぇからこの街に自動浄化システムがある事を聞いて訪れたと言っていました」

「やはりそうですか」

「東側で会った魔法少女も同じことを言っていた。その内容については少々複雑なこととなっているがな」

「わたしも、会いました。自動浄化システムが、手に入るって、聞きました。はい」

神浜の東西南北、どの場所でも神浜の外から来た魔法少女は自動浄化システムが手に取れるものだと伝えられて来ていると再確認できました。

「この事態、わたしは非常によろしくない事態だと考えています。外から来た魔法少女と争いごとのきっかけになってしまうのではないかと考えています」

「しかし事実だ。手に取れるようなものではないと伝えるしかあるまい」

「その伝え方について、考えの共有が必要だと思います。それぞれの見解で伝えてしまうと、誤解を招く結果となります」

「実はすでに外から来た子に説明をしたのですが、わたしは説明するときにちょっと回答を濁らせてしまいました」

「それで相手は納得してくれたのか」

「はい、調査中なら協力もするって言ってくれました」

今回のわたしのように曖昧な回答だったら納得してくれない子が出てくるかもしれない。でも、どう伝えればいいんだろう。

「そんな難しく考えないでさ、ガツンと事実伝えてあとは相手に任せればいいっしょ」

「私も、嘘を伝えられるのは嫌かな。わからないならわからないって言って欲しいな」

「そうですね、素直に事実を伝えることにしましょう」

「伝えたうえで襲われたりした場合は1人で相手しないようにする、という決まりも必要そうね。みたまの調整を受けているからそう簡単にやられる子はいないと思うけど」

「うむ、わかった」

「これで一つの議題は解決ですね。引き続き私から一つよろしいでしょうか」

ななかさんが主催のようになっていますが、特に気にしていませんでした。ななかさんが来てくれる機会は多くはないので、聞けるうちに聞いておこうと思っていたのです。

やちよさんから、ななかさんは頼れる人だ、というのは十分に聞いて言いたので。

「みなさんは電気を操る、または糸を操る外から来た魔法少女をご存知でしょうか」

私たちが会っているのは静香さん達とカレンさんだけです。戦っている姿はカレンさんしか見ていませんが、どういう力を使うかまでは知りませんでした。

「すみません、私達は話をしただけだったのでどういう力を使うかまではわからないです」

「私は外から来た魔法少女の集団に会ってはいるが、ツノがあったり暑苦しかったりと特徴に合う魔法少女はいなかったな」

「わたしは糸を使う魔法少女については知っている。しつこく勧誘してくるマギウスの残党へきつくお灸を添えたらしくてな、ちょうどその現場に居合わせていた」

「その話、詳しく聞かせてもらえますか」

十七夜さんによると、東側ではマギウスの残党が集まって何かを企てている動きがあったようです。そこへ糸を使う魔法少女が勧誘されたらしいのですが、怒った勢いでそのまま解散させてしまうくらいの迫力で襲いかかっていたとのことです。

ケガ人はたくさん出ましたが、みんなソウルジェムは無事だったとのことです。

ちなみにそのマギウスの残党の数というのが。

「30人いたのに1人で倒しちゃったの!?」

「この目で見ていたから間違いない。それに彼女は傷一つつかずにその場を収めていたからな。外から来た魔法少女にしてはあまりにも強すぎると思っていた」

「巴さんでもかなり強かったのに、巴さん以上の魔法少女がいるなんて」

しかし過去を遡ればななかくんたちを振り回したという魔法少女もいたからな。この国だけでも強い魔法少女はまだまだいるだろう」

「ちなみに名前は聞いたんですか」

「うむ。彼女は日継カレンという名前だったな」

「「カレンさん」ですか」

あ・・・。

ななかさんと被ってしまいましたが、カレンさんの名前を聞いて思わず声に出てしまいました。

「ソウルジェムの反応を検知できないと思ったら、そんな実力者だったようね」

どうやらわたしが訪ねた人物とひなのさんたち以外は面識があるようですね」

「中央と南で見かけなかったという事は、わざわざ外側を見て回っているのかそいつは」

ななかさんはしばらく考えたあと、十七夜さんへ訪ねました。

「十七夜さん、確認ですがカレンさんの心は読みましたか」

「その事なのだが、彼女の心をのぞかせてもらったがなぜか数十人の思考が右往左往している奇妙な状況だった。あれは魔女の心を読むとは別の意味で気分が悪くなってしまった」

「数十人の思考が1人の中でなんてそんな事があるのか」

「いや、あり得ん事だな。人1人に一つの心と考えたらなおさらだ

私たちが出会ったカレンさんは色々悩みを聞いてくれた上に助言をしてくれたいい人だと思っていましたが、実態は奇妙なとても強い人だったようです。

「では、その魔法少女について知っていることをお話しします。
わたしはつい数日前、カレンさんに宣戦布告を受けました」

「え!」

「不穏な流れだな。何かしたのか」

「私達は直接何かをしたわけではありません。しかし彼女たちには危険な存在だと認識されてしまったようで、今後は神浜に対しても敵対する意思でいるようです」

「カレンさん、なんでそんなことを考えているんでしょう」

「実はカレンさんは知っているらしいのです。自動浄化システムを世界に広げる方法を」

「そんな、灯花ちゃん達でも苦労して探っている最中なのに」

「事実かはわかりません。しかしあの揺るぎない自信と実力を考えると本当なのかもしれないですね」

手詰まりかと思われた状況の中、まさかの解決方法を知っているという魔法少女がいるという衝撃の事実にどう対応していいかわからなくなっていました。

ななかさんによれば、変に探ろうとしてしまうと敵対していると判断されてしまうらしく、話し合いは慎重に行わなければいけない事がわかりました。

それにしても、カレンさんと会ったのは数日前でその時は神浜に来たばかりと言っていました。

まさかあの時から全てわかっていたのかもしれない。

そう考えると、カレンさんがだんだんと怖い人に思えてきました。

自動浄化システムの広げ方を知っているというのであれば近いうちに何か動きはあるだろう。今は様子を見て、神浜へ被害が出るようであれば対抗するしかあるまい」

「でも、30人の魔法少女と平気に渡り合う相手にどう対抗するんだ。下手したら最盛期のマギウスよりも厄介だぞ。ちなみにだが、電気を使う魔法少女というのはどうだったんだ」

「少なくとも、私たちのチームでは歯が立ちませんでした。あの方は電気とはいえ知識を利用して応用力で勝負を仕掛けて来ました。
戦闘能力はカレンさんと同じ程度と思った方が良いでしょう」

「それ、どうしようもないんじゃ」

「おガキ様のように過激な方向へ進まないことを祈るばかりだな。
む、十咎くんから電話か。少し失礼する」

「なんかあたし達、今結構やばい状況にいるんじゃないの」

「今はこれ以上敵対的な魔法少女が増えないよう、事実を伝えていくしかないようね」

「なに!八雲が襲われただと!」

ももこさんから来た電話は、みたまさんが見知らぬ魔法少女に襲われたという電話でした。

十七夜さんは急いでみたまさんの元へ向かい、私たちも状況把握のために調整屋さんへ向かうことにしました。

そのまま会議は中断となり、残った議題は引き続きSNSの方で会話していくことにしました。

「おねえちゃん、私も行くよ」

「ういはみかづき荘に戻ってて。もしかしたら襲った人がまだ居るかもしれないし」

「私だって、力になりたいんだもの。お願い、連れて行って!」

「今回はダメ。さなちゃんと一緒に先に戻って待ってて。お願い」

「…うん」

返事をしたういは、どこか悲しげな表情をして、そのままみかづき荘へと戻って行きました。

「えっと、ごめんねさなちゃん。ういをお願い」

「はい、わかりました。ういちゃんと一緒にみかづき荘で待ってますね」

私はさなちゃんへ頷いた後、やちよさんと一緒に調整屋へと向かいました。

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-12 突然の別れはいきなり

神浜の街を巡り、私の意思は固まった。

あとはシオリとピリカが戻ってくるのを待つだけだが、それぞれ違った日に違ったタイミングで探索に向かったためみんなが集まるというのは夜のほんの一瞬だけ。

シオリには宣戦布告役として駆り出されたりと面倒なことをやらされはしたが、この緑髪の魔法少女の事について情報を得られたのはありがたい。

マギウスについて聞いていたシオリは、マギウスの一人であるアリナ・グレイが今だに行方不明であるという情報を手に入れていた。

アリナという魔法少女はこの街を破壊しようとした前科持ちらしく、探し回っている魔法少女もいるという。

そのアリナという魔法少女の特徴と、いま目の前で眠り続けている魔法少女の特徴が合致しているため、こいつがアリナ・グレイで間違いないだろう。

彼女を話題に出さなかったのは正解だったようだ。

と、シオリからの情報はここで時々聞かされていたから分かるのだが、ピリカは見滝原とその周辺を見に行っているためしばらくは戻ってきていない。

出発して1週間は経つ。

グリーフシードを持っているとはいえ、寝る事にこだわる彼女はどう夜を過ごしたのやら。

「戻ったよー」

そう考えていたらピリカが戻ってきたようだ。

「おかえり。随分な長旅だったじゃないか」

「本当はもう少し早く戻ってくるはずだったんだけどね。道に迷ってしまったので」

「そういえばなぜか都会の方が迷うよなピリカは」

「目印にしていた建物が何軒もあるとか、通れると思った道が通れなかったりとか、自動歩道に巻き込まれたりとか」

「何やってるんだか」

でもキュゥべぇとも会ってきて貴重な情報は手に入れてきたんだから」

見滝原の魔法少女については、ワルプルギスの夜と戦う運命にあったということもあってその強さと能力については入念に調べる必要があった。

ピリカはカムイにお願いし、力の強い魔法少女に当たりをつけてもらっていたらしいのだが、二人の魔法少女に注目したという。

「鹿目まどかと暁美ほむら。その二人が特に力が強かったってことか」

「キュゥべぇに確認をとると、ほむらさんは魔法少女なんだけど、契約した記憶がないんだって。理由はわからないけど、時間を止めることができるらしいよ」

時間を止めるだけなら過去に戦ったことがある魔法少女にいた。

しかし、契約した覚えがないというのは妙だ。記憶操作という事もあるが、大それた理由として思いつくことはあるが私と同じ境遇が他にいるとは思えない。

「あと、アペにまどかさんを見てもらったんだけどワルプルギスの夜を倒す可能性を秘めているみたいだよ」

「ほう、それは随分と因果量が高そうと考えられる情報だね」

「候補の一人には十分なるんじゃないかな」

また、ピリカから神浜には私たちが出会った以外の調整屋がいるという情報を手に入れていた。

神浜とその周辺の地域にはすでに知れ渡っているらしく、多くの魔法少女が調整を施されているのだろう。

調整屋については私が尋ねてみる事にした。

ピリカからは安易に殺さないよう釘を打たれたが、調整屋という存在自体は今はいてはいけない存在だ。少なくとも、神浜にしか自動浄化システムがある間は。

「あら、二人とも戻ってきていたんだ」

シオリも戻ってきたようで、私たちは各々が集めた情報の整理を始めた。

全員一致で自動浄化システムが何物なのかを神浜の魔法少女から聞き出すことはできなかった。それは同時にこのままでは自動浄化システムが世界に広がることなど叶うはずがないことを意味していた。

神浜の魔法少女は外へ目を向けようという考えがほとんどないらしく、一部の者しか気にしていない有様なので外から来た魔法少女はそれはそれは居心地が悪い思いをするだろうという印象も受けていた

神浜の外にいる魔法少女は用がなければ神浜へはいかないらしく、それを彼女たちは何も気にしていない様子だったという。

不安を抱えつつも神浜には留まらない、というよりは留まれないのだろう。

人間関係や学校やバイトなど、理由は様々だがその理由のほとんどは魔法少女の世界から見ればこの先役立つとは思えないことばかり。
人間社会というものはそんなものだ。

神浜の魔法少女へ宣戦布告した話をピリカにするとそれはもう怒りどころか呆れられてしまった。

「何で敵増やすようなことするのよ。折角初対面で何の思い込みもなく情報交換できるチャンスをなくすようなものでしょ」

「あてになる情報なんてなさそうだって判断したからさ。人間社会に精一杯な奴らと話したところでいい情報なんて手に入らないだろうからさ。
あぁあ、この町のすごいがわからなくなっちゃったよ」

ピリカはムッとした顔でシオリを見続けていた。

「ま、それでもカレンへ宣戦布告してもらったグループのメンバーは洞察力と分析に長けていたよ」

「それって、過去に計画を妨害されたグループと同じ特徴」

私たちのやろうとしている事は受け入れてもらえるような方法ではない。協力関係になれたところで、あの時みたいに邪魔をされて無駄になるか遠回りする結果となる。
だから関係を険悪にしておいたのさ」

「変に注目されちゃうかもしれないよ」

「それはその時だ。忠告はもう伝えてあるからね」

「忠告を律儀に守ってくれればいいんだけど」

「なに、関わりすぎるなら潰されるくらいあの魔法少女たちなら理解できてるだろうさ」

「やめてよね」

一通り話を終えたあと、今後の行動についての話を始めた。

「さて、しばらくは神浜の状況観察を行いたいと思う。魔女化しない代わりに出るドッペルという存在をよく知る必要があるからね」

「ドッペルは出した後に疲労感しか感じないらしいけど、中には体の一部が動かなくなったりと体に不都合が出る子もいたらしいの」

「ドッペルってやつの代償をよく知らないといけないよね。でも、この街でそう頻繁にドッペルって出るものなの?見滝原や宝崎ではみんな神浜でもドッペルは出さないようにしてるって聞いたよ」

ドッペルを出す機会に出会える確率も、ドッペルを何十回と出し続ける現場も何十年とかけて観察したところでわかるはずがないだろう。

それでも、ドッペルの代償については知っておかないといけない。

そのためならば。

「ピリカ、突然なんだが、伝えたい事があるんだ」

「なに?」

「お前との関係はここまでだ」

「…え?」

 

第一章:スゴィガ ワカ ラナイ 完

 

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【マギアレコード】アニメ版設定・用語集

マギアレコードのアニメがはじまり、初見の人にはわからない言葉はたくさんあるかと思います。

また、ゲームをプレイしている人でも「あれ、こんな感じだったっけ」と感じる場面も多いでしょう。

このページではマギアレコードに登場した独特な設定や単語を整理していきます。

 

 

・魔法少女

キュゥべえと出会い、たった一つの願いを伝えて叶えてもらうという契約を行い、魔女という存在と戦う存在。
表社会には認知されない領域で活動することとなるため、一般人があいては魔法少女かどうかを判別するには実際にその場に居合わせて記憶を保持し続けた場合か、魔法少女が身につけている指輪の有無だけである。
実は魔法少女たちには知らされていない宿命というものが存在する。

魔法少女の宿命とは、いずれは倒すべき敵である魔女になってしまうということである。大半の魔法少女は知らないまま、無意識に負の連鎖を繰り返す。

_________________________

魔女

生物を結界に招き入れ、結界内で負の感情を集めては強くなる魔法少女の倒すべき敵。
魔女は使い魔を召喚することができ、大抵はこの使い魔がエサである生物を結界内へ誘導する。魔女によって操られた存在には、「魔女の口づけ」というマークがつく。
魔女から助けられた一般人は、大抵は結界内で起こったことと魔女に操られていた時の記憶を忘れてしまう。

_________________________

ソウルジェム

魔法少女が所有している宝石。その宝石が輝くほど魔法少女はパフォーマンスよく力を使用でき、力を使用するごとに穢れを溜めていく。ほとんどの魔法少女は、穢れが溜まった末路を知らない。
普段は指輪として身につけている。

指輪時、宝石時、変身時とソウルジェムの在り方は主に3種類存在するが、変身中に宝石時と変身時が同時に存在することはまずありえない。
アニメ版では最もやってはいけないことをやってしまったことになる。

_________________________

グリーフシード

魔女が落とす、ソウルジェムの穢れを吸い取ってくれる大事なもの。
魔法少女同士のテリトリー争いの大抵の理由は、グリーフシードを手に入れるための魔女争奪戦が起きるからである。

_________________________

神浜市

何の変哲もない都会だが、魔法少女からすれば魔女が変に強くて量も多い、おまけにキュゥべえが中に侵入できないという変わった町だと認知されている。

神浜市にいれば魔女にはならず、代わりにドッペルというものを放つ。
その仕組みをよく知っているのはマギウスだけらしい。

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小さなキュゥべえ

神浜にしかいない小型のキュゥべえ。
神出鬼没であり、環いろはが触れたことでいろははういの記憶を取り戻すことができた。
なぜかいろはと共に行動する。

ウワサがある場所には必ず現れるウワサ探知機。

 

※ゲーム版の見解
絶交階段の噂時点までに小さなキュゥべえはやちよに狙われていて、そんな小さなキュゥべえを助けた後に共に行動する流れとなっている。
ちなみに小さなキュゥべえには名前が付けられるのだが・・・その名前はプレイヤーのセンスにゆだねられ、その結果が丸ごとプレイヤーに帰ってくることとなる。
通称はモキュ。

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調整屋

魔法少女の魔力を強化してくれる八雲みたまが経営している場所のこと。神浜の魔法少女は八雲みたまのことを「調整屋」と呼ぶ存在も多い。

調整は有料である(お金とは限らない)

_________________________

CONNECT(コネクト)

調整屋で調整を受けることで使用することができる魔力の応用方法の一つ。
自分の持つ魔力を相手に付与することで戦いを有利に進めることができる。

 

※ゲーム版の見解
コネクトは調整に値する魔力強化を実施しない状態でも使用すること、受けることが可能となっている。

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ウワサ

神浜に存在する噂のもとである存在。
魔力は存在するが魔女とは違った性質であり、存在自体が噂なのでそのうわさが広がれば広がるほど自然と犠牲者も増えていく。

七海やちよは、この噂について調べて回っていて手記にまとめているほどである。

 

*絶交階段のウワサ


神浜市立大学付属学校にある4階から屋上へ続く階段の6段目に自分の名前、7段目に絶交したい相手を記載することでそれが絶交証明書となって絶交したことになる。
しかし仲直りしようとするとウワサに連れ去られて永遠に階段掃除をさせられることとなる。

※ゲーム版の見解
絶交階段の噂は「絶交」と言葉にしてしまうとその時点でウワサの対象となってしまう。そして仲直りしようとするとウワサに連れていかれてしまう。
ゲーム版では洗脳能力があることとなっていて、仲直りしようとしたレナとかえでは一時的に洗脳されてしまうという描写があった。

 

*口寄せ神社のウワサ

正門が閉じられる時間帯に水名神社へ入る。そして絵馬に会いたい人の名前を書いて神社へお参りすると、会いたい人と出会うことができる。そしていつまでもその場所に居続けたいと思うようになる。
しかし出会った人はまがい物の幻惑で、絵馬に名前を書かずに侵入しようとする、会いたい人を本人じゃないと拒絶するとウワサに襲われてしまう。

※ゲーム版の見解
口寄せ神社の噂というのは本当のウワサ名ではなく、「マチビト馬のウワサ」が本当の名前。しかしアニメ版だとマチビト「象」となってしまっているためそもそもの在り方自体が変わってしまっている。
毒攻撃、ダメージカットが印象的ですがアニメ版ではどちらかというと再生能力が強いだけ。

*フクロウ幸運水のウワサ

秘かに配られているフクロウ幸運水を飲むことで幸運が舞い込む。
しかしそれは24時間制限のものであり、24時間が過ぎると不幸が一気に襲い掛かってしまう。24時間以内にフクロウ幸運水を飲むことでカウントを24に戻すことが可能だが、飲んだ数だけその身に降りかかる不幸が蓄積されてしまうという恐ろしい結果が待っている。
そして、フクロウ幸運水を配っていた正体は、ウワサの手下であるフクロウたちである。

※ゲーム版の見解
ウワサ名は「ミザリーリュトンのウワサ」となっていて、フクロウたちは幸運水を配るための桶をもった状態となっているのがゲーム版の場合。
ウワサの本体は単眼であり、とても固い印象が強かったが、ドッペルによって固さで苦戦することはなかった。

 

*ひとりぼっちの最果てのウワサ

人と一緒にいることを前提としている人工知能という設定であるため、隔離された空間の中で誰か一人を閉じ込めていなければいけない。他のウワサと比べると拡散性も、被害も大きく目立たない。普通ならば出してほしいと泣き喚く人ばかりであったのに二葉さなという存在が囚われたことでアイという名を得て人の感情を少し理解し、マギウスの計画を止めるために消されることを選んだ。

※ゲーム版の見解
ウワサ名は「名無し人工知能のウワサ」
アイと呼ばれていたことは変わりなかったものの、暴走しそうになる原因はいろはがさなを連れ出し、アイを1人だけにしようとする行為がウワサに反する行為であるため。そのため、アニメ版とは異なってゲームの方では必死にウワサとしての本能を抑えていたアイの姿があった。
ちなみに外で待つやちよ達にはすべてがうまくいった後にいろは達を転送する先を事前に教えていた。
実はグライダーの見た目をした呪いを振りまいてプレイヤーたちを困惑させた使い魔のような存在はいるはずなのだが、アニメ版では姿を現さなかった。
正直言うと、アニメ版は色々足りない要素が多い。

 

*記憶ミュージアムのウワサ

シルエット自体は12話の灯花が傘を持って飛び回っている時点でちらつかせていた。
丸い球体の乗り物に乗った時点である人物の記憶を追体験できる状態となり、見たくもないのに記憶を追体験させられてしまう。
いろは達は一緒に乗っていたみふゆの記憶を、単独で飲み込まれたやちよは自分の過去を追体験することとなった。

※ゲーム版の見解
ウワサ名は「記憶キュレーターのウワサ」であり、古い印刷機のような見た目をしていたが、アニメ版では回遊魚のような姿へと変わってしまっている。
攻撃方法も印刷された記憶を紙面で刷り込むような攻撃方法だったのが直接呑み込もうとする方法へ変更。面影があるのは謎の人物の姿と飛び散る紙のみ。
こいつも使い魔のような存在がいるはずなのだが、姿を見せていない。

*神浜聖女のウワサ

突然失礼・・・
仲間も構わず倒そうとするヤベーやつ。
何でもマギウスの目指す魔法少女の解放のために祝福を与えようとする。

※ゲーム版の見解
実はアニメ版とゲーム版で在り方が変わっていないのは神浜聖女のウワサのみ。
マギアを放ちまくるのはゲーム版の再現であり、毎ターンマギアを撃ってくるのがテンプレとなっているほど。
初期はクリスマス限定のネタキャラだと思われていたが、本編へヤベーやつとして絡んできたことに多くのプレーヤーたちを驚かせた。

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ドッペル

神浜市の中でソウルジェムが穢れで満ちるとき、魔女とならずにドッペルというものを放つ。しかしその見た目は魔女とうり二つである。
ドッペルを認識しない者は仮面をつけるが、認識して意図的に出すようになれば仮面に頼らず己の意思で操作が可能となる。

*いろはのドッペル

*かえでのドッペル

*天音姉妹のドッペル

*やちよのドッペル

 

※ゲーム版の見解
仮面をつける描写は一切ない。
星5へと覚醒し、クエストを完了することで使用できることになるのがドッペル。
マギレコに実装された魔法少女にはすべてドッペルの設定が存在しているのですが、マギレコリリース終了までに全員分解放できないとプロデューサーの指がへし折られる予定となっています。

詳しい各ドッペルの説明はこちらを見てください
ドッペル調査録

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・ アリナ・グレイ

発言が過激で何かとアートに結びつけて考える上に出る度に絵の具をまき散らすヤバい魔法少女。
キューブに魔女を閉じ込めて持ち歩くというさらにやばい思考も持っている。
興ざめするとかなりあっさりした思考になる。

ちなみにアリナがドッペルの攻撃で使用する病原テンペラを浴び続けるとアリナのアートとして行動するようになってしまう。
過去にマギウスの翼が操ってきた使い魔や魔女にはそれぞれアリナにお仕置きされた跡が残っている。

 

※ゲーム版の見解

存在感が強すぎて彼女が放つ病原テンペラに価値観が侵されたモキュも多い。
実はかなり叫んだり高笑いしたりとアニメ版よりもゲーム版の方がやばさは強め。
メインストーリーではクレイジーにしか見えないものの、魔法少女ストーリーに触れるとまともな思考をする場面があるため憎めない。

ちなみに、アリナはドッペルによる攻撃を何度も行っているがドッペル自体は姿を現していない。ゲームをプレイしているモキュでもチューブであるドッペルの本体を認識できていない者が多いためドッペルがすでに姿を現していると嘘情報が出回っている。まさか、アニメ担当者も事実を認識せずに描いているのではと思わせる描写も多い。

病原テンペラは芸術に触れた者の思考を狂わせる性質があるものの、病原テンペラを浴びたからといってアリナの傀儡になるという設定はアニメ独特である。

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・マギウスの翼

魔法少女の解放を目的とするマギウスの下働き、羽となる存在たち。
普段はフードをかぶって、特殊なペンダントをつけている。白羽根やみふゆのような上級クラスになると素顔を見せるものも多い。

 

※ゲーム版の見解

物語りが進むとわかるが、マギウスの翼皆がかわいそうな結末を迎えることとなる。しかしマギウスの翼があったおかげで新たな未来が見えた者もいるのも確か。
ちなみにアニメ版一期時点では白羽根という概念が天音姉妹にしかありません。
ゲーム版では白羽根はそれなりの数います。

そして、モブからネームドへと昇格している羽根もいる。

牧野郁美

保澄雫(一番左側の子)

 

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パスポート

いろはの母親が所有しているパスポートなのだが、その見た目はゲーム内に存在するマギアパスポートの見た目と似ている。
パスポートの色が緑色なので、いろはの両親は国家公務員か公的機関の職員であることを意味する。

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里見メディカルセンター

神浜市の北養区にある病院で、うい、灯花、ねむが入院していた。
しかし、ういが入院していたという記録は残っていない。

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モカウサギ

神浜で地味に人気なマスコット。
十咎ももこ、水波レナ、秋野かえでがおそろいで所有している。

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ふゆぅ

かえでの口癖

 

※ゲーム版の見解
ふゆぅ=かえでという認識が広まっている

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史乃沙優希

神浜で活動しているローカルアイドル。
レナの大好きなアイドルであり、モカウサギと一緒につけている刀のストラップはさゆさゆグッズの一つ。
ローカルアイドルと言いながら、アルバムやたくさんのグッズ販売がされている。

さゆさゆ、斬ってー!

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希望と絶望

里見灯花が調子に乗って燃やしてしまった本の中でも無傷で描写された本。

 

※ゲーム版の見解
灯花の叔父が残したとされる魔法少女について記載された書物である。

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・メシマズ

八雲みたまは料理音痴であり、食した人物を気絶させるほどの料理を作り上げてしまう。気絶する理由として、料理には使用しないものを投入することもあるとか。
ちなみに4話ではチーズケーキと思われるものへケチャップ、チョコスプレー、そして梅干を添えている。

 

※ゲーム版の見解
神浜でも犠牲者が多く、みたまが料理をしようとすると皆そろって止めに入るほど

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・阿見莉愛

なぜかいろはに突っかかってきた変な人

 

※ゲーム版の見解
実はアニメでは描写されていないが、絶交階段の噂と口寄せ神社の噂の間でいろははミラーズへと挑戦している。
そのミラーズの中でいろはは一度莉愛と対面している。
アニメでいろはへ莉愛がつっかかる描写がされたのは、このミラーズの出来事があったこと前提で脚本が作成されたからであろう。

これはゲームのプレイヤーでもミラーズストーリーの発生タイミングを理解していなければなぜ突っかかって来たかわからない人も多いだろう。

時系列がわからない人はこれを参照してください。
神浜市年表

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・マグカップ

やちよが大事にしている仲間のマグカップ。
それは大事ながらも、つらい傷跡でもある。

ついに認めた仲間たちのマグカップをそろえたが・・・。

 

※ゲーム版の見解
やちよの家には「仲間」たちのマグカップが保管されています。
そう、仲間「だった」者のマグカップも一緒に。
そしてこのマグカップという存在がストーリーで重要な意味を表すことになります。

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・みかづき荘

七海やちよの祖母が存命していたころから存在している下宿だが、祖母がいなくなってからは下宿としての運営は止めている状態。
ウワサについて調べているいろは達の拠点である。

※ゲーム版の見解
みんなの居場所。現段階で言えるのはただそれだけ。

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・常盤さんチーム

実は第三話の時点でしれっと名前だけは出ていて、さらっとみんなセリフがあったチーム。
いつも4人で行動している。

※ゲーム版の見解
魔女に復讐するという「復讐の同盟」から始まった常盤ななか、志伸あきら、純美雨、夏目かこの四人チーム。ななかの雰囲気から、ヤクザグループとして扱うモキュも多い。
結成して1年未満ではあるものの、神浜のあらゆる出来事に関与し続けているため何かと顔が広い。
実はフェリシアの願いの真相を知っているのはかこだけだったりする。

メンバーの詳細はこちら
魔法少女の願い、能力まとめ

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・FM神浜 HOLY RADIO STATION

夜中にひっそりと神浜で配信されている謎のラジオ。聞く気もないのに勝手に配信されてくるよくわからない状況だった。

※ゲーム版の見解
FM神浜の発端はマギアレポートであり、ゲーム内イベントでFM神浜が登場したのだが、その正体は別世界とつないでしまうウワサである。おそらく電波関係で登場したと考えられる。
ちなみに8話のラジオ内では綾野梨花、矢宵かのこの話題が語られている。

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※このページはマギアレコードアニメ版の要素を使用しています。

【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-11 睡蓮はまた悩む

またこの展開となりました。協力関係となりたい相手に対して、ななかさん達は必ずというほど相手と一度は一戦を交えてしまうのです。

私はななかさんと戦ってチームに入ったわけではありませんが、あきらさんも、美雨さんも一度戦ってななかさんについてきた人たちです。

そういえば私、ななかさんと面と向かって戦ったことがないことに気がつきました。

魔法少女になる前も、後も守られてばかりな場面が多いような。

私たちはお店へ支払いを行った後、人気のない路地裏まで来ました。

「さて、手合わせ願おうじゃない。まとめてかかってきても構わないよ」

「随分な自信ネ」

「いいでしょう、皆さん始めてください」

「先手はぼくが!」

「続けるヨ」

いつもの通り、先にあきらさんと美雨さんが前へと出ます。

二人は格闘を得意としているため前へ出るのは必然ですが、スピードがあるため撃って下がるという切り替えも早いです。

二人は力強い拳を繰り出しますが、シオリさんが操る帯には傷一つついていませんでした。

その帯は巧みに角度を変えていて、四方八方から来る攻撃に対応していました。

二人が一歩下がった後、私は武器を構えて矛先に貯めた力を地面へと叩きつけました。この時、大まかな相手の弱点を掴んでいたからか、シオリさんはワンテンポ対応に遅れたかのようですが、しっかりと回避されてしまいました。

そこへななかさんが間髪入れず切り込みましたが、今度は腕にある宝石から光る盾のようなものを形成してシオリさんは身を守りました。

「こっちを使わないといけなくなるとは思わなかったよ」

ななかさんも下がり、私たちは防衛体制へと入っていました。

シオリさんはあきらさんの方へ向かい、帯を素早く、しなやかに叩きつけて行きました。

あきらさんは防御姿勢で耐えていましたが、どんどん動きが鈍くなっていきました。

「まずいですね。あきらさんそこまでです。戦線離脱してください」

「わ、わかったよ」

あきらさんは後ろに下がってはこれましたが、座り込んだ後に動けなくなってしまいました。

「いい判断だね。あのまま戦っていたら何もできずに終わっていただろうね」

[あきらさん、体の様子は]

[完全に痺れたみたい。ごめん、動きそうにない]

[なら、私が]

私があきらさんを回復させようとすると何か素早い気配を感じました。

「かこさん!そこから離れてください!」

気づいた時には手遅れでした。足元には鉄釘が刺さっていてそこから電気が流れて私はダメージを受けたと同時に体が動かなくなってしまいました。

「遠距離できるヒーラーとは優秀だね。ただ、反射神経はまだまだだね」

「あんたも遅いヨ」

気づいた頃にはシオリさんの真後ろに美雨さんがいて、勝負ありかと思われました。

「したっけ勝てるかい!」

美雨さんは寸止めで終わる気だったのでしょう。しかし自らシオリさんは両手を美雨さんの爪へ突き刺し、帯でそのままみぞおちを突きました。

「両者そこまで!」

ななかさんは戦いをやめさせました。

さらなる追撃を用意していたのか構えていたシオリさんは魔法少女姿を解きました。

腕の傷を治すために痺れた体を何とか動かしてシオリさんの傷を癒しました。

「ありがと、かこさん」

シオリさんはすぐ元どおりに自由に動かせる腕へと戻っていました。

「お強いですね。私たちの完敗です」

「シオリに傷をつけておいて完敗だって言われると私の方が情けなくなるんだけど」

「いいえ、あそこで止めていなければ美雨さんは危ない状況になっていたでしょう。私も手のだしようがありませんでした」

「何言ってるのさ。十分強いよ、あなた達」

そう言った後、シオリさんはななかさんへグリーフシードを渡しました。

「これはガサツな誘いに乗ってくれたお礼だよ。協力するかどうかは仲間と話し合ってから報告するね。今日の夜、私とあなた達があった場所に来れるかしら」

「わかりました。前向きな返事をお待ちしています」

シオリさんはそのままどこかへと行ってしまいました。

「ななかさん、シオリさんは」

「あの強さは間違いありません。この神浜では、誰も対抗できないでしょう」

話は戻ってみんなで集まっているななかさんの家。ここまでの話でこのはさん達はいろいろ時になることがあったようです。

「そのシオリって子、危なっかしくて怖いんだけど」

「そうね、ななかさんからも怖い発言がよく出るけど、シオリさんもなかなかね」

「あら、私は普通に話をしただけですよ」

「ななかのいう普通は普通じゃないと思うヨ」

「そうでしょうか」

「んでんで、そのあとの返事ってどうだったのさ!」

実はその結果を私とあきらさんは知らされていませんでした。

結果を聞きに行ったのはななかさんと美雨さんだけでした。私とあきらさんはこ来ないよう釘を刺されていたもので。

「ではお話ししましょう。結末と、今後の活動について」

夜に会うという時間が曖昧な中、ななかさんは18時の暗くなり掛けの頃に指定の場所へ行き、少し待った頃に声をかけてきた少女がきたとのことです。

「あなたが、常盤ななかさんですね」

「どこかでお会いしたでしょうか」

「私はシオリの仲間、日継カレンだ。あなた達からの協力関係についての話は聞かせてもらったよ」

「そうでしたか。シオリさんはご一緒ではないようですね」

「シオリにも都合があるからね。仕方がないさ。それで、協力関係について何だが」

そう話したあと、カレンさんは魔法少女姿になったあと話を続けました。

「協力関係は断らせてもらう。実力が釣り合わないとか、目的が違うというわけではない。あなた達は少々相手を探りすぎる癖があるとシオリから聞いてね」

「探られるとまずいことをしている、そういう意味ですか」

「ななかさんには伝えておくが、私たちは既に魔女化しないシステムを世界に広げる方法を知っている。そして実現も可能だ。
だがこの方法は、絶対あなた達神浜の魔法少女と争ってしまうような方法だ。だから協力できないというわけだ」

「話してみないとわからないこともあるかと思いますが」

「忠告しよう。これ以上私たちを探るんじゃない。私たちに触れすぎるとあなたも、仲間も傷がつくところじゃ済まないよ。
なに、話す機会はいずれ来るだろうさ」

ななかさんは隙を見て変身しようとしましたが、周囲に鋭利な糸のようなものが張られて変身することを躊躇していました。

「いい判断だ」

カレンさんはななかさんへ背中を向けて、ななかさんへこう伝えたとのことです。

「神浜マギアユニオンへ伝えておいてくれ。外から来た魔法少女を失望させ続けることしかできないのなら、私たちは動くと」

美雨さんへアジトを探らせる予定だったようですが、ななかさんは追跡をやめさせます。

結果は残念なところか、神浜に危険が訪れてしまう予告まで受け取ってしまったのです。

「シオリさんとカレンさん。彼女たちは神浜の魔法少女では魔女化しないシステムを世界に広げるのは不可能だと踏んでいるようです」

「相手はハッタリで知っていると言ってきた可能性はあるけれど」

「彼女たちの実力は計り知れません。探ってみるしか方法はありませんが」

「ななかさ、一人で探ろうなんて思うんじゃないよ」

ななかさんは少しの間黙ってしまいました。

「私は今度の神浜マギアユニオンの集会へ参加し、今回のことを皆さんへ周知しようと思います。彼女たちへ出会ってしまっても、目撃したとしても関わることはないように」

事態は絶望的でした。

シオリさんとカレンさん。

彼女たちとまともに話し合いをできる日はくるのか。そして、魔女化しないシステムを世界に広げる方法とはどんな方法なのか。

この状況の中、私はあまりにも無力で情けない気持ちでいたのでした。

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-10 ユリとアザミが咲く中で

ななかさんと出会って魔法少女となり、いまではたくさんの経験をしてきたなと感じてしまいます。

私たちはいろはさん達が提示した自動浄化システムの広げ方を探すこと、そしてキュゥべぇと共存するという考えに対し、協力だけはするという立場にいます。

そのため、神浜の魔法少女が集まった神浜マギアユニオンという組織にも参加していません。

これはチームとしての方針であり、この考えにはこのはさん、葉月さん、あやめちゃんも乗っかり、私たちと共に行動しています。

そんな私たちはある日、ななかさんの家に集まっていました。

「みなさん集まりましたね。では、話を始めさせていただきます。
今日皆さんに集まってもらったのは、先日私たちが遭遇した魔法少女について伝えなければいけないからです」

「その魔法少女っていうのは、神浜の子ではないの」

「違います。彼女は神浜の外から来たとのことです。そんな彼女について、私たちが体感したことを共有するのが今回の目的です」

そうして私たちが体験した、神浜の外から来た魔法少女、紗良シオリさんについての話が始まりました。

私とあきらさん、美雨さん、そしてななかさんと一緒に魔女討伐のために結界へ入ったのですが、その結界の中には使い魔の姿がなく、一戦も交えずに最深部へと向かうことができました。

道中はすでに誰かが戦った後があり、最深部では魔法少女の反応がありました。

魔法少女の反応へ違和感を感じている中、ななかさんからはその場で待機し、様子見をする指示が出ました。

魔女と戦っていた魔法少女は、小さな魔法少女でした。

服から伸びた帯で魔女へ攻撃している様子でしたが、攻撃はすべて回避されていました。

「もう!スズランテープみたいにピロピロ動いて。足元狙ってもな」

そう言って小さな魔法少女はバルーンを周囲に浮かべた魔女の足元の釘を壊しました。

しかし、どこからともなく現れた使い魔によって魔女は再び地面へ固定されてしまいます。

寄ってきた使い魔を帯で軽く遠くへはたき飛ばしてしまった小さな魔法少女は別のアクションを起こします。

小さな魔法少女は魔女の結界内に散乱していたビニール袋を集め、そこに何かを詰めてはそのひとつひとつを魔女へ向かって投げて行きました。

すると、投げたビニール袋が次々と魔女へとまとわりついて行きました。

「静電気で逃げちゃうなら、その静電気でお返しよ」

そう言って小さな魔法少女が周囲に電気を発生させるとその電気はビニール袋を通して魔女へとダメージを与えていました。

ビニール袋の中には小さな金属体のような黒いものが入っていました。

見たことない戦い方を目にして私はすごく感激していました。

魔女は電気を浴び続け、身体中が焦げてしまったあとはバルーンごと粉々に砕け散っていきました。

「全く、シオリを少し考えさせた点は褒めてあげるんだから」

シオリと呼ぶ魔法少女がススの中からグリーフシードを拾い上げると、なぜか私たちの方向を向きました。

「さっきから隠れて見て、出てきなさい。少なくとも4人はいるはずよ」

なんと私たちがいることは完全にバレていました。

ななかさんからの姿を見せる指示もあり、魔女の結界が消えると同時に私は姿を表しました。

「すみません、変わった戦い方をしていたもので思わず見物させてもらいました」

シオリさんは魔法少女姿を解かないまま私たちの方を向いたままでした。

「あら、失礼しました。私たちはあなたと話をしたいと考えているのですが警戒させてしまったようですね」

そう言うとななかさんは変身を解き、私たちも変身を解きました。

シオリさんも変身を解きました。

シオリさんはひざ下あたりまでの長さがあるスカートに薄い上着を羽織った私服の姿でした。そして変身を解くと眼鏡をかけていたのです。

そういえばななかさんも変身を解くと視力が戻ってしまうと話を聞きました。

シオリさんもそうなのでしょうか。

「ごめんなさいね、警戒しちゃって。で、話って何さ」

「率直に言いますと、神浜の外から見た神浜とはどんなものか教えて欲しいのです。生憎、私たちは神浜の外の情報に疎いもので」

「できれば、協力していけたらって思うんだよね」

(うん、うん!)

「なるほどね、ちょうどシオリもこの町のことは知りたか、ちょっと待って、いつシオリが神浜の外から来たって知ったの」

「神浜の中で知らない魔力パターンでしたので、憶測で話していましたが、違いましたか」

シオリさんは少し驚いた後、面白そうに笑顔で話しました。

「面白いねあなた。間違いはないわ、シオリは神浜の外から来た魔法少女よ。是非とも情報交換させてもらいたいわ」

「よろしくお願いします、シオリさん」

「よろしくねって、なんでシオリの名前知ってるのさ」

「すでに口に出してるネ」

「…あら」

なんだか面白い人だなというのが第一印象でした。

私たちは近くのファミリーレストランへ入り、みんなはそれぞれ好きな飲み物を頼んでいきます。ななかさん達はシオリさんのとなりには座らないだろうと思い、私がとなりへ座りました。みんなが席へ着席したことを合図に情報交換が始まりました。

「今回は協力していただき、ありがとうございます。私は常盤ななかといいます」

「ぼくは志伸あきら。よろしくね」

「純美雨ネ」

「夏目かこです。よろしくお願いします」

「シオリの名前は紗良シオリ。突然聞くけれど、この街「神浜」では一般人を気にしたりしないの?」

「まあ、あまり気にすることはありませんね。もちろん、何も考えていないわけではありません」

私たちが今座っている席はななかさんが決めた場所です。

窓がなく、お店の端っこであるこの場所は一番人気がない場所です。

隣の席にいる人にしか話が聞こえないので魔法少女の話が普通の人たちに聞こえないよう気をつけた結果です。

ななかさんは、さらっとこんなことを考えてしまう人なのです。

「なるほどね。気を遣ってはいるようだけど、警戒は緩めってことはわかったよ」

「さて、早速ですが神浜に魔女化しない仕組みがあるという話は、誰に聞いたのでしょうか」

「キュゥべぇよ。あいつから魔女化しない街があるって話を聞いて食いついたわけ。自分で魔女化する仕組みを放置してるくせに、魔女にならない仕組みが手に入るぞ、なんて伝えて回ってたよ」

「それは、本当ですか」

「情報交換なのに嘘を伝える必要がある?」

ななかさんは冷静に話していましたが、私は驚いていました。そもそもキュゥべぇが魔女化しないシステムの事を知っていることそして魔女化しないシステムが手に取れるものであるかのような話で伝えて回っていることが。

「そうですか、キュゥべぇさんがそう伝えて回っているのですね」

「あら、キュゥべぇへ神浜の魔法少女がそう伝えたんじゃないの」

「少なくとも私たちは伝えていません。もし誰かが伝えていたところで魔女化しない仕組みは決して手に取れるようなものではないと伝えているはずです」

神浜にある魔女化しないシステムというのは、マギウスという3人の魔法少女が暗躍し始めた頃から存在するシステムです。つい最近はいろはさんの妹であるういさんが戻ってきたあの日を境に元マギウスである灯花さん、ねむさんでも魔女化しないシステムについて全くわからない状態となってしまっています。

いろはさん達はもっと詳細なことを知っているようですが、なかなか情報をみんなに共有してくれません。

きっと何か理由はあると思うのですが。

「きっとそうだとして、この神浜はもう手遅れな状態なのかもね」

「手遅れっていうと」

「手に取れるものだとしたら奪おうとする奴らがいる。もし手に取れないのならこの場所ごと自らのテリトリーとしようとする奴もいるだろうさ。
ま、私はどっちでもないけどね」

「持ち出せないなら自分のシマにする。考えつくことではあるネ」

「でも、外から来た子達にちゃんと説明すれば分かってくれるはずだよ」

「なんて説明するつもりなのさ。個々人の判断で見解を伝えていくつもり?そんな危険なことはしないでしょうね」

まるで神浜の魔法少女同士で情報共有ができていないような言い方ですね」

「事実、だと思うんだけど」

神浜の魔法少女は情報交換できるよう、専用のSNSグループが作られています。

そこで情報交換はされているのですが、今回の件は一度も話題に上がったことがありませんでした。

つまり、誰も今まで外から来た魔法少女へ現状をしっかりと説明しようという考えすらなかったのです。

「情報共有をする方法はあります。しかし今回の話題は挙がったことがありませんね」

イチゴミルクを少し飲んだ後、シオリさんが話し始めました。

「状況は把握したわ。その情報共有ってどうやっているの」

「主に専用のSNSで行っています。しかし、メンバーへ加わるには神浜マギアユニオンのまとめ役である方々に一度会う必要がありますね」

「神浜マギアユニオン?何なのこの街って組織化されているわけ」

「たいていの方達は参加されていますね。ただ、私たちは参加せずに協力の立場でいます」

「どういうこと?」

「私たちは組織に留まらず、独自の行動を行っていきたいためです。神浜の魔法少女同士で仲が悪いわけではありませんよ」

その後も会話が進んでいきましたが、情報を伝える量は私たちが7割という状況でした。1対4という状況なので当然かなという感じはしていました。

ななかさんが席を外した後、私たちはどんどんシオリさんへ質問をしていきました。

「あの、魔女と戦っているときのあのビニール袋を使った方法、あれってどこで知ったんですか」

「知ったも何も、持ってる知識を使っただけだよ。あの戦い方なら物理の中盤あたりまで学んでいれば思いつくんじゃないかしら」

「わ、私はまだ序盤しか触れていないからわからないかもです」

そう私がいうと、シオリさんはストローのビニール袋を手に取りました。

「冬場にドアへ手をかけるとバチってくるじゃない?あれって何でだと思う?」

「それは静電気が体に溜まって。あ!」

「気がつくのが早いね。そう、こんな感じに磁石でも何でもないのに皮膚へビニール袋がくっついてくる。この仕組みを使っただけよ」

考えなくても、日々日常で感じる現象でした。それでも、そんな些細なことを戦いの中で思いつくのはかなり冷静かそれ以上の何かがなければ使おうとも考えつきません。

この瞬間でシオリさんは強い方だと察することができました。

「魔法少女って、それぞれ得意不得意があるじゃない?それって最初からもらった力だけではどうにもならないから、こうやって身の回りを見て戦い方に取り込んでいっているのよ」

「なるほど、勉強になります」

「シオリさんって誰かとチームを組んでいたりするの」

「チームっていうのかね。2人でやってるからコンビって言ったほうがいいかもね」

「出来れば、そのもう一人ともあってみたいな」

「変わり者だからお勧めはしないよ。ま、協力することになったら会うことになるかもね」

「それはどういう事か」

「すぐに分かるさ」

そう、シオリさんが話すとななかさんが戻ってきました。

「みなさんで盛り上がっていたようですね」

私たちと協力関係になりたいっていう思いが十分に伝わるほどにね

「では、ご協力いただけますでしょうか」

「この場ですぐに応えることはできないね。あんた達が、他人に頼りっきりな存在にならないか確かめるまではね」

一気に空気が重くなりました。ななかさんは椅子へと座らず、そのまま出入り口の方を向いていました。

「では、参りましょうか。手合わせするために」

「分かるじゃないの、ななかさん」

 

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-9 神様?を連れた女の子

今回私たちが集まったきっかけは、神浜で聞いた話について整理をしようとほむらちゃんが呼び掛けた事です。

これまでに神浜のことについて整理できなかったことには理由がありました。

私たちが神浜で災害が発生していたにもかかわらず神浜に向かっていたこと、無事を確認したかと思ったらまた神浜へ向かってしまったことでパパとママはすごく心配していました。

ついにわたしとさやかちゃんの親同士で話し合いが行われ、1週間ほど厳しい門限を設けてそれまでには絶対帰ってくるようにと伝えられてしまったのです。

両親を心配させてしまった私にも非はあります。

なので、この期間はマミさんやほむらちゃんからグリーフシードを少し渡してもらい、この1週間はマミさんとほむらちゃんに魔女退治を任せるしかありませんでした。

親を心配させないように早く帰宅しなければと思うと同時に、魔女を倒して人を守ることができないというなんともいえない複雑な気持ちが続いた1週間でした。

学校ではもちろんさやかちゃんやほむらちゃんと会話することはありましたがちゃんと整理ができたというほどの話し合いにはなっていませんでした。

そんな中、やっと昨日の時点で厳しい門限から解放されました。

パパには先輩の家に行くから少し帰りが遅れるかもって伝えてきているので、少し暗くなってから帰っても心配はされないと思います。

そんなことがあり、私たち5人が集まって話し合うのは今が初めてとなります。

マミさんの部屋にお邪魔したことは何度もありますが、部屋の中には見覚えのない光景が広がっていました。

「マミ、やっと帰ってきたのですね。なぎさに留守番を頼んだということは、何かご褒美があると思っていいんですよね?」

「・・・なんだ、こいつ」

「ええっと、まずは上がって。話は、チーズケーキを食べながらしましょう」

マミさんは一人暮らしのはずでしたが、部屋の中には白髪気味の小さな女の子と、少しピンクがかったキュゥべぇがいたのです。

その光景に驚いたのは私とさやかちゃん、杏子ちゃんだけでした。

ほむらちゃんはどうやら小さな女の子のことを知っていたようです。

みんなに切り分けられたチーズケーキ、ダージリンの紅茶が渡った後、マミさんが話し始めました。

「さて、神浜のことについて話し合おうって集まったんだけど、まずはこの子達を紹介させて。
この子は百江なぎさちゃん。暁美さんと一緒に魔女の結界内で見つけたのよ。
で、そこに寝てるピンク色のキュゥべぇはなぎさちゃんと一緒について回っている特別な子で、いつも見かけるキュゥべぇとは別個体らしいの」

「こいつはなぎさに付きまとってるだけなのです」

「えと、魔女の結界で保護されたはいいけど、なんでマミさんの家にいるの。両親とか心配してない?」

「なぎさは1人なのです。両親はもういないのです」

少し悲しそうな顔をしたなぎさちゃんを見て、思わず私も悲しい気分になってしまいました。

「なんかデリケートなこと言ってごめんね」

「別に気にしてないですよ」

なぎさちゃんに対していろんな質問が出されてそれになぎさちゃんが答えるというやりとりを行った後、マミさんから今後はなぎさちゃんも一緒に魔女退治に参加させたいという提案がありました。

もちろん私たちはその意見を歓迎し、魔法少女の仲間としてなぎさちゃんが新たに参加したのです。

人数が多くなってさらに賑やかになる予感がしました。

そんな中、ピンク色のキュゥべぇはずっと寝たままで何を話すわけでもありませんでした。

神浜にいた小さなキュゥべぇとも違った雰囲気です。しかしどこか、ピンク色のキュゥべぇからは温かな力のようなものを感じました。この感じ、どこかで。

「それにしてもやけにマミは元気だな。神浜の件でなんか吹っ切れたか?」

「マミは初めて会った時、ずっと悩みっぱなしだったのです。そんなマミになぎさが喝を入れてやったのです」

「もう、なぎさちゃんったら。
でも事実よ。なぎさちゃんに言われた言葉で、私は本当の意味であの呪縛から解放されたんだから」

「マミさん…」

マミさんはウワサに取り込まれてから多くの人へ迷惑をかけてしまった。私たちには思いを打ち明けてくれても、神浜へいろはちゃん達の話を聞きに行ったときも、そんな表情を見せていました。

でも、今日の言動ではっきりとわかります。本当に、いつものマミさんが戻ってきたんだって。

「ふーん、小さいくせにやるな」

「ちっちゃくないよ!なのです!」

みんなの笑い声が広がった後、マミさんが話を切り出しました。

「はい、ひとつ目の話題はおしまい。ここからは、神浜でいろはさんから伝えられた今後の活動内容について整理しましょ」

ワルプルギスの夜を倒した後、いろはちゃんたちから伝えられたのは今後の神浜の行動方針です。

ひとつ目は、神浜にある魔女化しない仕組みを世界に広げること。

そしてふたつ目は、キュゥべぇと共存できるようにすることです。

ひとつ目の目的については進んで協力して行きたいとは思ったものの、ふたつ目の事で少し考えてしまったのです。

「そういや、神浜の子からなにも連絡はないんだっけ。神浜でなにが起きてるかわからないんだけど」

「そう、それなんだけどね。神浜の魔法少女と連絡を始める前に私たちの意見はちゃんと持っておきたいと思ったのよ」

「というと?」

いろはちゃんに連絡をすれば、私たちはどうして行くのかは必ず聞かれます。

その時に、いろはちゃんが作る予定だと言っていた魔法少女の集まりに加わって全面的に協力していくのか、そうではないのかを伝える必要があります。

もう私たちはチームのようなものです。誰かが参加して、誰かは参加しないだとチームとして行動しづらくなると、さやかちゃんやほむらちゃんと話しているときからそんな意見が出ていました。

「私はいつも通り自由に振る舞うつもりだったけど、まさかチームの一員とか考えてるんじゃないだろうな」

「あら、佐倉さんも私たちのチームの一員よ」

「ったく、勝手に決めやがって」

「なに、嫌なの?」

「嫌じゃねぇよ。まあいいや、そういうことにしといてくれていいよ」

「全く、素直じゃないんだから」

「2人で夫婦漫才やらないで早く進めるのです」

さやかちゃんと杏子ちゃんで話を広げてしまった後、本題に戻りました。

実はみんなでキュゥべぇとの共存という点で全面協力しづらいという意見になっていました。それならば、と切り出せないのが今の状況です。

「何も考える必要はないんじゃないか。知らねぇもんは知らないんだから、何か頼まれてから動くでいいだろ」

「でも言われるまで動かないというのは良くないわ。何か私たちでも動いてみないと」

「動き方がわからない以上、神浜の皆さんに任せるしかないと思いますよ」

そう、私たちのチームで自発的に動きたいと考えているのはマミさんだけだったのです。他のみんなは、神浜の子から協力して欲しいとお願いされたことを手伝う程度でいいという考えです。

マミさんがもし1人でまた神浜に出向いてしまったら、あの時と同じことになってしまうかもしれない。

それが怖かったのです。

「マミさんは、どうして自ら動きたいっていう考えなんですか」

マミさんは紅茶を飲もうとしていましたが、そのままティーカップをソーサーの上に置きました。

「そうね、私が不安になっちゃうからかな」

一呼吸おいて、マミさんは話し始めました。

「私、なにもしていない状況だと嫌なことばかり考えちゃってね。このまま魔女化しない仕組みが神浜だけのものだったらどうしようかとか。
そうなったら、今ここにいる誰かが神浜へ行くのに間に合わず、魔女化してしまうのではないかとか」

「マミさん…」

「だからね、何か動いたり考え続けたいのよ。そんな不安な考えを思い起こさないように」

みんなはどう声をかけて良いかわからないのか、言葉が出てきませんでした。

そんな沈黙を、なぎさちゃんが破ります。

「またマミは1人で抱え込もうという思考になっているのです。マミへガツンとなぎさが話した時に伝えたはずなのです。
元々マミは弱虫だから、みんなに不安を吐き出せばいいのです。あの時はほむらがちゃんと受け止めていたのです」

「そうですよマミさん。私たち、相談に乗りますよってしか伝えていませんが、不安に感じていることとか全部話してくれていいんですよ」

「鹿目さん…」

「そうですよマミさん。私たち仲間なんだから、なんでも話してください!」

マミさんは少しうれしそうでしたが、目には涙がたまっている様子でした。

「あの、もし何か行動するなら私たちにしかできないことを神浜の子達に伝えませんか」

「というと?」

「多分、神浜の子達は神浜の中のことだけで精一杯だと思うんです。なので、神浜の外の情報を伝えてあげたらいいんじゃないかなって思うんです。恐らくキュゥべぇと接触するのも私たちが確実に多いでしょうし」

「外のことってなにを伝えるんだよ。ここ最近ではなんも変わらんじゃんか」

「変わらなければ変わってないことを伝えればいいんです。もしかしたら、外からしか見えない変化もあるかもしれない」

「うん、私はいいと思う」

「ほむらの意見、私もいいと思うよ」

「私はどうでもいいけど、マミ、あんたはどうなんだ」

「その考えでいいと思うわ。でもみんな無理しないようにね」

「それはこっちのセリフですよ、マミさん」

「全くなのです」

こうして、私たちは神浜の外のことについて調べてその情報を神浜の子へ伝えるという活動目標ができました。

ちょうど、私がいろはちゃんへの連絡先を知っていたので活動方針について伝えた後、神浜の状況も教えてもらおうと思っています。

家へ帰った後、早速私はいろはちゃんへメールしました。

いつになるかはわからないけど、魔女化しない仕組みが世界中に広がって、みんな幸せになれたらなって考えていました。

 

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【マギアレコード】魔女文字まとめ(アニメ版)【文字解読】

“あらあらどうしたこんなところに
そうかそうか、あの奇妙な文字で伝えてくる内容を知りたいか
ならばならば教えてあげよう
文字文字に込められたマル秘情報を”  

さあ、君の知りたい情報はあったかい?

魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコードにも魔女文字を発見することができますが、アニメ版でも魔女文字を確認することができます。
このページではマギアレコード(アニメ版)で確認できた魔女文字を解読し、軽く解説を記載していきます。

 

SEESON2の内容はこちら

 

第一話「やぁやぁ知ってる?魔法少女のそのウワサ」
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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE1   発見場所:第一話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード1

割とそのまんまで文字が小さいだけ

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LESSON 1 BECOME A PUELLA MAGI

発見場所:前半魔女戦中

訳: レッスン1 魔法少女になりましょう

レッスン1踏んだ時点で手遅れ

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LESSON 2 KILL THE WITCH

発見場所:前半魔女戦中

訳: レッスン2 魔女を殺しましょう

これをできるかできないかで魔法少女の実力がわかる

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BOXWOOD

発見場所:前半魔女戦中

BOXWOODとはツゲ属の植物から採取した木材を意味します。
日本では将棋の駒やそろばんに使用される木材ですが、西洋では葬礼に使用される木材とされています。
ツゲの花言葉として「禁欲」「淡泊」とはありますが、果たしてこの魔女が魔法少女だったころは木に関することを願ったのか、それとも花言葉の内容のようなことを願ったのか・・・。

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LESSON3 SAVE LIVES

発見場所:前半魔女戦中

訳: レッスン3 命を救いましょう

魔法少女は人や大切なものを守らないといけないからね。 もちろん自分のも。

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ZENOBIA

発見場所:いろは、黒江神浜侵入時

ゼノビアについてはこちらをチェック “【マギアレコード】魔女文字まとめ”  

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WE ESCAPED FROM THE ORDINARY

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは「普通」から逃げました

追記
普通の世界からの離脱、魔法少女としての「普通」である行為からの逃亡が魔女文字であらわされています。

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WE DO NOT CARE OUT WHAT OTHERS THINK

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは他の人がどう思うかなど気にもしない

追記
アニメ進行後再翻訳: 私たちは他人にどう思われようが関係ない
人との付き合いが不器用なレナの心情が記載されています。

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WE DO NOT GLORIFY THE PAST

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは過去を讃美などできない

追記
アニメ進行後再翻訳: 私たちは過去には囚われない
やちよの心情ではありますが、完全に過去から解放されたわけではありません。

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WE DO NOT TOLERATE ANGER

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは怒りを我慢できない

追記
アニメ進行後再翻訳: オレは(魔女への)怒りを抑えきれない
フェリシアの心情そのままです。多少は感情を抑えられるようになっています。

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WE DO NOT RELY ON BLOOD TIES

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは血筋に頼りなどしない

アニメ進行後再翻訳: 私には、頼れる家族などいない
家族から認識されなくなってしまったさなの心情が記載されています。
ようやく落ち着ける居場所を見つけられた様子。

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WE AFFIRM OURSELVES AT EXPENSE OF OUR NEIGHBOR

発見場所:第一話終盤

訳: 私たちは仲間を犠牲にしてでも私たち自身を肯定する  

ここまでの内容をすべてまとめると、
”私たちは一般的なことから逃げてしまった。
他の人にどう思われようが気にもしない。
決して過去(魔法少女になったこと)をほめたたえることなどできない。
それに対して怒りを抑えられない。
家族だろうが何だろうが関係ない。
仲間を犠牲にしてでも、私たちを肯定してみせる。”

この文章の両脇には「解放」と書かれているため、将来のマギウスの翼、マギウスの考えが記載されているのでしょう。
果たして何からの解放なのかは、ストーリーを見て確かめていきましょう。  

追記
冒頭で表示されたのは、1クール目で登場する出来事の暗示です。
そしてそれぞれ魔女文字で描かれていた内容は、全てそれぞれのキーパーソンの抱く感情が記載されていたのです。
そして背景に描かれている各模様はウワサのシンボルマークとなっています。

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第二話「それが絶交証明書」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE2   発見場所:第二話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード2

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TO REBEKKA

発見場所:第二話前半

訳: REBEKKA行き

平然とバスジャックされる神浜の恐ろしさよ ちなみにREBEKKAは魔女の名前です

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CALDWELL 99

発見場所:第二話前半

CALDWELL99というのは暗黒星雲の一つのことであり、コールサックとも呼ばれます。このコールサックは『銀河鉄道の夜』で石炭袋という名前で登場し、作品内では銀河鉄道が現世とあの世を結ぶ「空の穴」という解釈で使用されています。
魔女の結界への入り口は、現世とあの世をつなぐとも言えますね。

結界内で死んだら、結局はあの世へ行ってしまうのですから。

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REBEKKA

発見場所:第二話前半

レベッカについてはこちらをチェック “【マギアレコード】魔女文字まとめ

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CONNECT

発見場所:各話魔法少女コネクト時

魔法少女同士で行う「コネクト」はスマホゲームと同じ解釈であれば、自身の固有魔法または得意とする技をもう一人の魔法少女へ付与する行為を指します。
バトルにおいて、コネクトは非常に重要な要素となっています。
アニメ版では調整を行うことで魔力の応用であるコネクトが使用できるという説明になっていますが、ゲームでは強化を行わない状態でもコネクトをすること、受けることが可能です。

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第三話「友達にしてごめんね」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE3

発見場所:第三話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード3

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MOMOKO

発見場所:ももこ変身シーン

まだ魔法少女なのに魔女文字使われてるのは闇が深い

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第四話「過去じゃないです」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE4

発見場所:第四話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード4

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CANDY

発見場所:第四話後半

キャンディーについてはこちらをチェック “【マギアレコード】魔女文字まとめ

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第五話「あなたが割って入る隙間なんてないんですよ?」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE5

発見場所:第五話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード5

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ANJA WACHSMALSTIFT

発見場所:第五話Cパート 

クレヨン anjaはこの結界の魔女の手下名前です。結界内にある魔女文字が描かれたブロックを集めるとしっかりとanjaという名前になるようになっています。
WACHSMALSTIFTは日本語ではクレヨンのことです。
実はこのクレヨン、マギアレコード第一部のエンドロール内でマチビト馬のウワサ関係の映像が流れているときに背景に配置されていました。 このマチビト馬のウワサのときにanjaが出るというのは気まぐれではないのかもしれません。

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第六話「なんだってしてやるよ」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE6

発見場所:第六話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード6

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WE HAVE THE RIGHT TO BREED

私たちには、繁殖する権利があるのです!

発見場所:第六話冒頭 

エコー戦 卵のような空間にいた使い魔たちは使い魔が使い魔を生み出すという「繁殖」の性質を持っています。
それ故に大元となっていたはずの魔女の行方は分からず、たとえすでにいなかったとしても、繁殖の権利を持つ使い魔たちは際限なく使い魔を生み出し続けます。
エコーについてはこちら “魔女文字まとめ

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IROHA

発見場所:第六話

魔法少女とばれないためにはもう指輪を外して持ち歩くしかないのでは

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FELICIA

発見場所:第六話

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第七話「一緒に帰りたい」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE7

発見場所:第七話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード7

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BEATRICE

発見場所:第七話

この脈絡だと突然すぎて何故だとなってしまいますが、子が親を殺す劇のタイトルがベアトリーチェという文字となっているのには意味があります。

ベアトリーチェの正体はこいつですが 本当の真実はここにあり “ドッペル調査録

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第八話「絶対に返信しちゃだめよ」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE8

発見場所:第八話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード8

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INUMILK ICHIGO MILK

製造:いぬみるく イチゴ牛乳 発見場所:第八話 

屋上の魔女結界内 分かる人にはわかるこの結界を掌握する主にはかかわりの深い品

チューズゾゾッ

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STACEY

発見場所:第八話 

屋上の魔女結界内 ステイシーについてはこちらをチェック “【マギアレコード】魔女文字まとめ

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第九話「私しかいない世界」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE9

発見場所:第九話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード9

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第十話「私の名前」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE10

発見場所:第十話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード10

魔女文字で二桁目の数字を表す文字はないため、「1」と「0」の組み合わせとなっています。

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TERESA

発見場所:第十話 アリナ発狂時

テレサの詳細はこちら “【マギアレコード】魔女文字まとめ

アリナにとってはウワサの結界に隠すくらいお気に入りだった可能性

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第十一話「約束は午後三時、記憶ミュージアムにて」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE11

発見場所:第十一話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード11

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dai bluhenden rosensollen der ↓ その大きく咲くべきバラよ

発見場所:第十一話 

薔薇園の魔女結界内 薔薇園の魔女の結界おなじみ間髪入れず現れる魔女文字

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bekampfe schadliche insekten!

害虫と戦うのだ!

発見場所:第十一話 

薔薇園の魔女結界内 おそらく使い魔たちに刻まれた本能

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dassind mir unbekannte blumen

それは私たちには知らない花  

 

ja schneide sie ab

じゃあ、切っちゃおう!  

発見場所:第十一話 薔薇園の魔女結界内

dassind mir unbekannte blumen
ja schneide sie ab

上記の2文はまどマギ放送時、魔女文字を解読していく際の出発地点となったとされる内容である。ドイツ語が頻繁に使われているという話も、ここから広がっていったのだろう。

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kein durchgang

通行止め

  発見場所:第十一話 薔薇園の魔女結界内

通行止めの看板や言葉が並べられていると、来るなという強い意志が感じる。

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moero moero → 燃えろ 燃えろ

発見場所:第十一話 薔薇園の魔女結界内 消火器

いきなり現れるローマ字表記でしかも火気厳禁なはずの薔薇園で「燃えろ燃えろ」とは何事だ。

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GERTRUD

発見場所:第十一話 薔薇園の魔女結界

ゲルトルートはドイツ語圏の女性名であり、「槍」、「強い」といった意味がある。 ちなみにゲーム内ではこのあたりから薔薇園の生存圏拡大のために見滝原からアントニーが偵察に来るようになっている。
アニメだけではわからないが、しっかりと現れた理由はある。魔女たちも生き残るのに必死なのだ。

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第十二話「どうしてこんなにみじめなんですか」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE12

発見場所:第十二話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード12

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OSHITI

お七

発見場所:かなえの記憶 魔女の結界にある卒塔婆

卒塔婆に記載されているのは魔女の名前でしょう。
お七は自宅が火事にみまわれた際に避難所となっていた寺の小姓に恋をしてしまいます。
自宅が再建された後は小姓と出会う機会が減ってしまいます。
お七は寺へ行く動機を作るために自宅へ放火するという罪を犯して火炙りの刑に処されて一生を終えます。

この魔女が魔法少女だったころは、恋に関わる願いを叶えたのかもしれません。
かなえの記憶を象徴する魔女だとするならば、そのテーマは「死」です。

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RASPBERRY

発見場所:メルの記憶

植物のラズベリーそのものを指すほか、軽蔑する俗語としても使用されます。
また、ラズベリーの花言葉に「後悔」があります。
魔女の名前はどこかの国で実際に使用されている名前や苗字、またはそれを指す言葉を使用することが多いです。
今回のような直接的に物質の名前が使用されているのはドッペル調査の際にも多数目撃できるので珍しいことではありません。
しかしそのような場合は、魔女の性質へ魔法少女だったころの特徴が色濃く反映されています。

メルの記憶を象徴する魔女だとするならば、そのテーマは「後悔」でしょう。

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第十三話「たったひとつの道しるべ」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD EPISODE13

発見場所:第十三話タイトル画面

訳: 魔法少女まどか☆マギカ 外伝 マギアレコード エピソード13

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LAST RUMOR

発見場所:第十三話 二期製作中予告内

訳:最後のウワサ

アニメでの最後のウワサの位置づけはおそらくゲーム版とは異なった解釈となるでしょう。
なぜならば、ゲーム版の第二部で初めて発覚した最後のウワサがあるからです。 果たして伝道師が出てくるのか、ホーリーシットな結果となるのか。  
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SEESON2

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第一話「みんなでなら魔法少女になれる気がしたの」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE1

発見場所:第一話タイトル画面

なんで覚醒前夜も魔女文字で頑張らなかったんだ

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Prolog im himmel(天上の序曲) SINCE 2011  

発見場所:第一話 スタート直後

これはまどマギ本編スタート時に表示されたものと変わりない

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PATRICIA

発見場所:第一話 委員長の魔女登場時、結界のマーク

永遠のかませ役かと思われた委員長の魔女が苦戦する魔女として再登場  

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第二話「あなたとは少しも似てなんかない」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE2

発見場所:第二話タイトル画面

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第三話「待ちきれないほどあったでしょう」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE3

発見場所:第三話タイトル画面

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MEIN NAME
IST
GIOVANNA

ICH
WERDE

DICH
RETTEN

私の名前はジョバンナ
私があなたを助ける

発見場所:第三話 病院シーン

ドッペルが主を助けるために空間を形成したのはいろはのドッペルだからなのか、それともみんな同じなのか。

そして映っている鳥は呼子鳥を表している(いろはのドッペルの姿が呼子鳥)

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GIOVANNA

発見場所:第三話 ドッペル反抗時

いろはのドッペルの名前

詳細はドッペル調査録

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FRAGE(問いかけ)

発見場所:第三話 ドッペル反抗時

これはやちよがいろはへ問いかけていることを意味する

ちなみにドイツ語である。

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ERINNERUNGEN(思い出)

発見場所:第三話 ドッペル反抗時

これはやちよがいろはへみかづき荘での思い出を語っていることを意味する

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EINE UNBEQUEME WAHRHEIT(不都合な真実)

発見場所:第三話 ドッペル反抗時

これはやちよがいろはへ不都合な真実だってあると語っていることを意味する

これらの魔女文字はただ現状説明をしているだけ

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第四話「お前はそれでいいのかよ」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE4

発見場所:第四話タイトル画面

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UNMEI HA RERU NO
SAKI NI ARU

運命はレールの先にある

発見場所:第四話 通路での会話中

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WTASHITACHI HA
HAKOBARERU
KOTOSHIKA DEKINAI

私たちは運ばれることしかできない

発見場所:第四話 通路での会話中

前の内容と合わせると「私たちは運命から逃れることができない」と解釈できます。

それにしてもいきなりローマ字で使いだした

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第五話「もう誰も許さない」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE5

発見場所:第五話タイトル画面

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第六話「私にしかできないことです」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE6

発見場所:第六話タイトル画面

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第七話「何も知らないじゃない」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE7

発見場所:第七話タイトル画面

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第八話「強くなんかねーだろ」

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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  2ND SEASON EPISODE8

発見場所:第八話タイトル画面

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上から・・・

(TH)E MOON
THE DEATH

発見場所:鶴乃との意識共有中

これらのカードはメルが魔女化した姿 ト者の魔女が使用するタロットカードです。内容は実在するタロットカードと同じで、タロットカードの上部分には魔女文字でカードの番号が刻まれています。

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DO YOU HAVE THE RIGHT?(あなたに権利があると思ってるの?)

発見場所:黒江がドッペルに飲み込まれる時

まどマギではドイツ語でこだわっていたのに再び英語で使われる魔女文字

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IT WOULD’VE BEEN BEST
IF YOU WERE FORGOTTEN
(あのまま忘れられていればよかったのにね)

発見場所:黒江がドッペルに飲み込まれる時

書かれている日本語そのままの内容

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SHE DOESN’T
UNDERSTAND YOU
OR HER YOUNGER SISTERS

(彼女はあなた、または妹さん達を理解できないでしょう)

 

発見場所:黒江がドッペルに飲み込まれる時

これは黒江のドッペルが語り掛けている内容だと思うのですが、ここでいう彼女がいろはのことならば、いろはがういを理解できないとはどういうことなのでしょうか。
これ、YOUとSHEが逆ならまだわかりますが。

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THIS IS A STOTY
OF FAILURE

(これは、失敗の物語)

発見場所:ねむが真実を伝えようとした時

いったい誰目線の失敗なのか。
マギレコ世界はまどマギの世界で唯一いろはが生き残る世界線だったはずが、いろはが生きる世界が複製されたことになってしまうのか。
それは、非常によろしくない。

追記
ここでちゃんと予告してましたね、「失敗の物語」だって

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FINAL SEASON

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第一話「僕たちは失敗した」
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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  FINAL SEASON EPISODE1

発見場所:ファイナルシーズンタイトル画面1話、2話

なんで2話目も1と書いてあるんだ・・・

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MAPYCЯ
↓ラテン文字変換
MARUSSIA

発見場所:第1話 霊安室での戦い

MARUSSIAはロシア語圏で使用される女性名で「反逆」という意味があるようです。
画像でRが逆なのはキリル文字を使用しているためです。

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HELP

(助けて)

発見場所:第1話 霊安室での戦い

魔女の結界内で頻繁に見かけるこの文字は、使い魔がデタラメに発しているだけなのか、それとも戦っているいろはの心情が反映されたのか。

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第三話「いつまで魔法少女を続けなきゃいけないの?」
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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  FINAL SEASON EPISODE3

発見場所:第三話タイトル画面

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SLAVE OF ANIMA

(魂の奴隷)

発見場所:黒江の回想内

魔女名で文が当てられるのは珍しいことです。
そして「魂の奴隷」が何を示しているのかというと、魔法少女はソウルジェム(魂)がないと生きていけない、ソウルジェムを守るために生きないといけないことではないでしょうか。

この魔女の結界には過労死や締め切りといった単語が散見されるため、この魔女は魔法少女だったころ、企業に勤めているまたは漫画家かイラストレーターであったと考えられます。

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KAROSHI

(過労死)

発見場所:黒江の回想内

まさかファイナルシーズン作成現場のことではないよね?

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ACCOMPLISH

(成し遂げる)

発見場所:黒江の回想内

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DEADLINE

(締め切り)

発見場所:黒江の回想内

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DO MY BEST

(ベストを尽くす)

発見場所:黒江の回想内

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ICHIZO

発見場所:黒江魔女時

ICHIZOは宮沢賢治の作品「よだかの星」で主人公である「よだか」がこの名前に改名しろと突き付けられた名前です。

魔女化した後に空高い光を目指していたのは、よだかが物語中で悲しみながら光に向かって飛び続けたエピソードの影響を受けてでしょう。

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第四話「誰も知らない、私たちの記録」
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PUELLA MAGI MADOKA☆MAGICA SIDE STORY MAGIA RECORD  FINAL SEASON EPISODE4

発見場所:第四話タイトル画面

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NEO DOROTHY
MOTHERFUCKER

(ネオドロシーだよこん畜生!)

発見場所:第四話中盤

圧倒的やけくそ感。
ちなみにドロシーはアリナのドッペルの名前です。

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SEE YOU
UNTIL THE DAY WE MEET AGAIN

(さようなら また会う日まで)

発見場所:第四話 終了時

尺不足はいがめなかったね。キャラの掘り下げ部分が特に。

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求めていた情報はあったかい?

ならばこのまま見届けよう、マギアレコードという別解釈版の結末を。

 

 

  ※このページは「魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコード(アニメ版)」の要素を使用しています。  

【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-7 有為な夜道今日越えて

「あ、おねえちゃん、やちよさんお帰りなさい」

「お帰りなさい」

みかづき荘にはういとさなちゃんが戻ってきていました。

まなかさんのところへ行っていたさなちゃんはウォールナッツのお店の中で水名女学園の魔法少女達と交流していたとの事です。

雰囲気はいつも通りで、楽しい時間を過ごせたと嬉しそうに話してくれました。

ういは灯花ちゃんとねむちゃんのところに行ってお話をしていたみたいなんだけど、自動浄化システムについて少し話が進んだという話をしていたのです。

「この世に観測できない物があるなんてあり得ない!って灯花ちゃんが悩んでいたんだけど、そこからねむちゃんや桜子さんと一緒に観測できないものって何だろうなって考えてたの。みんなは何だと思う?」

「そうね、概念とかかしら。人は呼吸しないといけないとか、寝なきゃいけないとか」

「すごいやちよさん!すぐに思いついちゃうんだ!」

「それ以外って言われると難しいわね」

「概念なら仕方がないよねーって話になった後、じゃあ概念はどう観測できるかとか難しい話になっちゃって、聞いてる私は疲れちゃった」

「結局わからなかったって事ですね」

「概念だって片付けられちゃうと、どうしようもないわね」

灯花ちゃんはまだ諦めていないみたいだけど、私たちにはこれ以上自動浄化システムについて調べることは無理だという結論になってしまいました。

「神浜にしかないっていうのが何かヒントにならないかな」

「神浜のみんなに聞いてみてはどうでしょうか。何かいい答えが出るかも」

「そうだね、みんなに意見を求めてみるね」

神浜の魔法少女の間ではワルプルギスの夜を倒した後に専用のSNSを用意して情報交換を行うようになりました。

そこへ私はういから聞いた話を書き込み、さなちゃんからの提案通り、神浜にしかないものを募集しました。

その結果、今度の集まりで意見をまとめることになりました。

ちょっとは活動方針を示せたのはいいことかな。

太陽が夕日に変わる頃、ふとやちよさんが話し始めます。

「そういえば夕ご飯の買い出しがまだだったわね」

「あ、それなら私が行ってきますよ。ここからそんなに遠くないですし」

「おねえちゃん、私も行く」

「私もご一緒しますよ」

「それなら私は留守番しておくわ。フェリシアが帰ってきた時に誰もいなかったら何があるかわからないし」

「あはは」

私とうい、さなちゃんで夕ご飯の買い出しへ行くことになりました。今日は新西区の西側にあるスーパーで安売りが行われているとやちよさんが言っていたのでそこへ向かうことにしました。

「えっと、今日の料理担当は」

「私とういちゃんです」

「ああ、だから」

「もうおねえちゃんったら、昨日の夜に話したのに」

「へ!そうだったけ、ごめんね」

昨日の夜のこと、普通ならば覚えているはずなのに、今日は衝撃な出来事が多くて頭から抜けてしまっていたようです。

魔法少女のこと、考えすぎたらいけないなと実感した瞬間でした。

「おねえちゃん、何か食べたいものある?」

「そうだなぁ、今日は揚げ物が食べた気分だなぁ」

「あ、それならお野菜とかの天ぷらにするね!私天ぷら作ってみたかったんだ」

「でも、作るときは跳ねる油に気をつけなきゃダメだよ」

「大丈夫ですよいろはさん、私も手伝いますから」

「うん、お願いね、さなちゃん」

ういと、さなちゃんと話していると自然にいつもの日々に戻ってきた気がしました。

何気ない会話を交わして、みんなで楽しい時間を過ごせる。

やっぱりみかづき荘のメンバーが集まるほどに、楽しい気分になっていく気がする。

楽しい気分だと、自然と行き先が近く感じてしまいます。

スーパーに着いた後は、出かける前に書いて持ってきたメモに沿って買うものをカゴに入れていく、といういつもの流れです。

そういえば、最近のスーパーではお客さん自らがバーコードをかざして袋に入れ、そのまま支払いをするというセルフレジが増えています。

私も使用したことはありましたが、バーコードをなぜか読み込んでくれなかったり、バーコードがない商品はどうすればいいのかなど、わからないことだらけだったことを覚えています。

やちよさんから使用方法を教えてもらったことで人が少ない状態であれば時々使うくらいまで使いこなせるようにはなりました。

今回もセルフレジの方で会計を行おうと向かったところ、1人の女の子がセルフレジを見つめながら何か悩んでいました。

「ねえ、おねえちゃん」

「なに、うい」

「あの女の人、初めてセルフレジに触れたおねえちゃんみたいになってない?」

「えっと、ちょっとお手伝いしてくる」

何気ない話し方で図星しちゃうことを言っちゃうういの言葉を聞いて、灯花ちゃんに似た考えにならないかなと不安になってしまいました。

「あの、よかったら」

「うわわごめんなさい店員さん!バーコードが無いからどうするかわからなかっただけなんです!」

「わ、私店員さんじゃないですよ」

「え、じゃああなたは?」

「困ってそうなので声をかけてしまいました。よかったら使い方を教えましょうか」

「えと、すみません、お願いします」

セルフレジの使い方について教えている間、さなちゃんとういは無難に店員さんのいるレジに並んで会計を行ったようです。

セルフレジに悩んでいた女の子が買い物袋を持っていなかったのでどうしようか悩んでいたところ、女の子の友達が駆けつけてきました。

「静香、普通のレジにいないと思ったら難易度の高いセルフレジにチャレンジしていたんですか」

「そうだよ静香ちゃん、普通にレジに並ぼうよ」

「いや、今後はセルフレジが主流になっていくらしいじゃない?なら、少しは使えるようになっておこうと思って」

「最近ICカードへチャージできることを覚えたばかりなのに、急ぎすぎですよ。人様にも迷惑をかけてしまっていますよ」

「えっと、今回はありがとうございます。助かりました」

「いえ、突然声をかけてご迷惑になっていなければよかったです」

「はあ、村から出た時にレジを触ったことがあるから大丈夫だと思ったんだけどなぁ」

「え、今、村からって」

「えと、私たちは最近神浜に来たばかりで、あまり都会に慣れていないんです」

神浜に来たばかりの女の子達は、時女静香さん、広江ちはるさん、土岐すなおさんと言い、今は急いで都会の生活に慣れようと頑張っているところでした。

「なんでそんなに慣れようと急いでいるんでしょう」

「理由は話せないんですけど、どうしても慣れる必要があるんです」

あれ、今さなちゃんの問いかけに答えたのかな。

「もしかして、3人は魔法少女ですか」

「「え!」」

「それなら、私が見えてるってことですか」

「もちろん見えているよ」

「魔法少女のことを知っているってことはあなた達も?!ちょっとお店を出てから話しましょう」

まさかのさなちゃんを認識できるというそれだけで3人が魔法少女であるということがわかってしまいました。

やちよさんは魔力反応を検知できるとのことですが、私たちはさなちゃんがいなければ静香さん達が魔法少女だなんて知ることもできませんでした。

「静香さん達が神浜に来た理由って、もしかして自動浄化システムについて話を聞いたからですか」

「自動浄化システムって、魔法少女が魔女にならない力のことですか」

「そうですよ」

「それならば、答えはその通りです。私たちは九兵衛様から神浜のことを聞いて、その力を手に入れるために神浜へ来ました」

「手に入れるって言っても、別に奪っちゃうとかそういうわけじゃないよ。分けてもらおうと思っているだけ」

やはり静香さん達にも自動浄化システムは手に取れるものだと伝えられて、ここまで来ていたのです。

午前中にカレンさんに言われた通りに伝わってしまっている。ならば、わかってもらうために話し合わないと。

「実は私たち、神浜の魔法少女達で自動浄化システムを広げることを目標として組織みたいなものを作ったんです。今は広げ方を話し合っている最中で、よかったら話し合いに参加してもらえないでしょうか」

唐突なお願いで、静香さん達はお互いに顔を合わせて何かを話し合っていました。これが誤解を解いていくための初めての試みとなってしまって不安でいっぱいでした。

「いろはさん、その話、喜んで参加させてもらいます。いや、むしろ参加させてください」

「本当ですか」

「ただ、私たちも他の魔法少女を束ねる立場にいます。なので神浜の組織には参加しないで、協力の立場とさせてください」

「大丈夫ですよ、宜しくお願いします」

「神浜に滞在するなら調整屋さんを教えたほうがいいね」

「調整屋さん?」

私たちは情報交換を行うためにお互いの連絡先を交換しました。

魔法少女のSNSについては3人とも使い方がわからないということもあり、情報交換はメールや電話でのやりとりで行うことになりました。

調整屋さんの場所については後日訪れたいとのことだったので場所だけは地図も合わせて教えておきました。

「今回は本当にありがとうございました。今度行われる話し合い、楽しみにしています」

「はい、こちらこそお待ちしています」

「ういちゃん、さなちゃん、またね!」

「またねー」

私が静香さん、すなおさんと話をしている中、ちはるさんとうい、さなちゃんはお互いの夕ご飯についての話で盛り上がっていたようで、すっかり仲良くなってしまったようです。

「遅くなっちゃいましたね。真っ暗になる前に帰りましょう」

「そうだね、さなちゃん」

詳細なことは話せていないけれど、話し合いの場に参加してくれるということになりホッとしました。

話せばわかってくれる。

もっと外から来た魔法少女と話し合って、そして。

そういえばまどかちゃん達との情報交換をしばらく行っていないことを思い出しました。

帰ったら一言メッセージを送っておかないと。

「「ただいまー」」

悩むことはたくさんあるけれど、みかづき荘のみんなといると、とてもリラックスした気分になります。

今晩は、妹が作った料理を食べられて、とても幸せな気分になっちゃいました。

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 1-6 憂い心から来る焦り

私が神浜に来てからたくさんの出来事がありました。

最初は小さなキュゥべぇを探すことから始まり、ういを探す為に神浜に滞在するようになって、最終的にはワルプルギスの夜を倒してしまいました。

ういは戻ってきたけれど、マギウスが成し遂げようとしていた自動浄化システムを世界に広げて魔法少女の解放を目指すという新たな目的ができました。

自動浄化システムを広げること、そしてキュゥべぇとの共存を目指すという目的を掲げて、神浜マギアユニオンという組織まで誕生してしまいました。

神浜マギアユニオン結成後はマギウスの翼残党と戦ったり、灯花ちゃんの考えた果てなしのミラーズを通して不思議な力と接触しようとしてトラブルが起きちゃったりといろいろありました。

いろいろあっただけに、私の頭の中は物事の整理ができていない状態です。

そんな休日なのに頭を抱えている私を見たからなのか、やちよさんから一緒に外を見て回ろうって提案されたので、今は被害が大きかった中央区へと歩いています。

他のみかづき荘のメンバーはというと、

鶴乃ちゃんはお店を再開できるようにするための手伝い、

フェリシアちゃんは友達のところへ、

さなちゃんはまなかさんのところへ、

そしてういは灯花ちゃんとねむちゃんのところにいます。

やちよさんと2人きりというのは久々のことでした。

中央区へ着くと、電波塔の周囲は瓦礫撤去で忙しそうな雰囲気でした。

しかし、そこから少し離れるとほとんどのお店が営業を再開していて多くの人で賑わっていました。

「すごいですね、大災害があったあと少ししか時間が経っていないのに、もういつも通りな感じになってます」

「そうね。お店自体にも打撃はあったでしょうけど、活気があるのはいいことよ」

「そうですね。わたしも前に進めるよう早く考えないとなぁ」

「いろは、せっかく気分をリフレッシュしにきたのに考え込みすぎわいけないわ。ちょっと近くのカフェによって気持ちを楽にしましょ」

「すみませんやちよさん、そうさせてもらいます」

神浜マギアユニオンを結成すると宣言した私たちは、今後の神浜の魔法少女達のことを考える立場になりました。

何かトラブルがあったり悩み事があれば解決するために動く。

そしていまだに謎な自動浄化システムについても進展がなく、わたしは少し焦っていたのかもしれません。

魔法少女のことについて考えるのもそうですが、学校生活についても考えていかないといけないことが多くなります

今までも学校生活と魔法少女活動の両立をやってきましたが、最近は魔法少女活動に偏っていて学校生活が疎かになっている気がしてなりません。

これもきっと、焦ってしまう理由なのかもしれません。

どこか休める場所を探していると、妙に人気が少ない広場に出ました。

「あれ、周りはお店の準備がされている状態なのに人がいない」

「鍵も開いた状態ね。カバンが置きっぱなしのお店もあるし、もしかしたら」

その時、わたしのソウルジェムに反応がありました。

魔法少女になってから戦い続けないといけない存在の反応です。

「こんなところに魔女がいるなんて」

私たちは魔女の結界に飲み込まれ、周囲の風景は見慣れた異様な空間へと変わっていきました。

私とやちよさんは魔法少女へと変身し、結界の奥へと進んで行きました。

入り口付近は使い魔の数が少なく、2、3階層ほど進んだ頃に魔法少女の反応を検知しました。

「他の魔法少女がいる?」

「苦戦しているのかもしれないわ、いくわよ、いろは」

「はい!」

最深部へ行く道のりから少し離れたところに魔法少女はいました。
見た様子は苦戦している様子ではないようでしたが。

「あら、この街の魔法少女ですか?」

「そうだけど、なんですか、この状態は」

結界の中で出会った魔法少女の後ろには保護された人たちが眠っていました。

しかし周囲には鋭利なもので何度も刺された状態の死体が沢山あったのです。

「使い魔の仕業ですよ。私が来た頃には見ての通り数人は手遅れだった。だがここで保護している人たちで全員のはずです」

「神浜でここまでする使い魔は久々かも」

魔女のほとんどは人々を捕らえ、魔女の口づけを付けてどんどん被害を広げていく場合がほとんどです。

今回のように、結界の中で直接手を下す魔女というのは滅多に見たことがありません。

「私はこの人たちを守っています。あなた達でここの魔女を倒してもらえますか」

「ありがとう、助かるわ」

「お願いします」

私たちは再び最深層へ進みますが、使い魔の数はこれまた少なめでした。

最深層へ行くと、柵のような壁の中で震える羊のような魔女を発見しました。

「厄介な相手ね。相手が反撃態勢に入ったらあまり攻撃を加えないようにね」

「はい」

神浜にいる魔女は、マギウスによって増やされた魔女の残りがたくさんいる状態であり、目の前にいる羊の魔女も何度も見かけた魔女のうちの一体です。

強さは時によっては違いますが、羊の魔女は高確率で攻撃を加えた相手へカウンターを行ってきます

倒せると確信できる時以外は、無理に攻撃しないほうが良いです。

羊の魔女は紫色の球体をいくつも私たちの方へ飛ばしてきました。

私はかわすことしかできませんが、やちよさんはいくつかを払い落としながら進んでいました。

そのおかげか、魔女はやちよさんの方へ夢中になり、私はその間に柵へとダメージを与えます。

5、6撃ほど弓矢を当てると魔女の周囲に貼ってあった柵は崩れていきました。

突然柵が壊れたことで魔女は動揺していました。

「やちよさん、おまたせしました!お願いします!」

私は魔力を込めた弓をやちよさんの頭上へ放ち、上空ではじけた矢はやちよさんを癒し、槍へ魔力をまとわせました。

「ありがとう、このまま終わらせる」

やちよさんは周囲へ槍を複製し、魔女へ向けて放ちました。

動かないタイプの魔女だと知っているため、放たれた槍はすべて魔女へと刺さりました。

「出し惜しみしないわ」

魔女の側へと近づいたやちよさんは上空に再び槍をいくつも複製し、魔女へ向けて降り注がせます。

槍だらけとなった魔女は最後の反撃と言わんばかりに紫色の球体をやちよさんへ向けて放ってきました。

「当たって!」

私が放った矢で怯んだ魔女へやちよさんがとどめをさします。

「終わりよ」

やちよさんの攻撃で魔女は貫かれ、糸がほつれるように形が崩れていくと同時に結界も崩れていきました。

「やちよさん、やりましたね」

「ちょっと手強かったけど、ありがとう、助かったわ」

いつも通りに魔女を倒した私たちは、巻き込まれた人たちを保護してくれた子のもとへと行きました。

「お疲れ様です。魔女は倒せたようですね」

「あなたがこの人たちを保護してくれていたおかげよ」

結界の中で会った魔法少女は変身を解いた状態でした。パーカーに短パンというどこか杏子さんに似た服装をしていましたが、帽子をかぶっていたのでまた別の雰囲気に感じました。

「そうだ、これも何かの縁だから神浜のことについて教えて欲しいな。どこか落ち着いた場所で話したいし、カフェに行きませんか?お金は私が出しますよ」

「いろは、どうする?」

「ちょうど私たちもリラックスしたかったところなんです。なので、お言葉に甘えてもいいですか?」

「ありがとう、助かるよ」

近くのお店へ入り、改めてお名前を聞いた彼女は日継カレンさんといい、自動浄化システムに興味を持って仲間と一緒に神浜へきたとのことです。

私たちも自己紹介をして、神浜で最近まであったことを簡単に話しました。

「それにしても、魔法少女の話を一般人が多い中するっていうのも不思議な感じです

「そうですか、私たちはあまり気にしないで話していることが多いですけど」

「いやほら、キュゥべぇと話する時とか不思議ちゃんに見られそうで気にしないですか」

「キュゥべぇは神浜には現れないわ」

「うん?キュゥべぇならそこに小さいのがいるじゃない」

小さなキュゥべぇについては話せば長くなってしまうので軽く説明して終わりました。流石にういの記憶を持っていたとか、この子のおかげで自動浄化システムが維持されたとかは話していませんが。

「なるほど、ワルプルギスの夜を倒した後は神浜マギアユニオンという組織を作ってこの街の魔法少女達で自動浄化システムを広げようとしてるのですね」

「そうなんです。まだまだ発足したばかりですけど、よかったら参加しませんか。自動浄化システムを広げようとしているなら、協力しあったほうがいいと思うんです」

「協力ね。でも、あまり進展がないんでしょう?」

「そう言われると、何も言えないです」

「おっと!気を落とさないで、まさか悩んでいるっていうのはその件で?」

「そうなんです。考えることも多い上に何も進んでいないのが何だかリーダーとして情けないなって」

「いろは」

思わず本音を出してしまいました。初対面の、しかも神浜の外から来た魔法少女へと。

カレンさんはその後相談に乗ってくれました。

思い起こせば、ただ一方的に私とやちよさんで今後のことについて話していましたが、カレンさんは真剣に話を聞いて、助言等をくれました。

その助言の中でも、特別驚いたのが。

「キュゥべぇへ自動浄化システムについての情報を共有?」

「でもリスクが高いわ。万が一、彼らに何か手を加えられるようなことがあれば」

「ちょっと待って、キュゥべぇとの共存も掲げているんでしょ?いずれ共有するだろうに」

「実は、何度か会話しているんですけど、考え方が一致しない状態で。だから、今のところは自動浄化システムのことに集中しようってことにしてるんです」

「そういう方針ならいいけど。それじゃあ、そのキュゥべぇから神浜についてなんて伝えられたか教えてあげる

カレンさんによると、神浜の外の魔法少女へは自動浄化システムは手に入れられるものであり、中には奪おうとしてる人たちもいるということも知りました。

「現状と違った情報が広がっている。私たちが、しっかりとキュゥべぇへ伝えなかったから」

「魔法少女にとって、キュゥべぇっていうのは貴重な情報源。キュゥべぇは嘘をつかないけど、意識の違いがあれば彼らなりの推測で話が進んでしまう。それをみんなは真実だと思って行動しちゃうんです」

「迂闊だったわ。キュゥべぇが外部へどう伝えて回るのかまで考えていなかった。これは外から来た子たちに会ってしっかり説明しないと」

ガムシャラに解決方法を探して回っていた日々から、今回の話し合いで何処をどう探せばいいのか、どう対処すればいいのかが整理されていきました。おかげで、みんなにお願いしたいことも明確になっていきました。

しかし肝心の自動浄化システムの正体が掴めていないのは今後に響く気がします。その件については、私から仲間へも伝えておきます。組織に加わっても、そうじゃなかったとしても協力はしますよ」

私の心の中は少しだけスッキリしていました。きっと本音を気にせず話してしまったからかもしれません。

お金を出そうとしましたがカレンさんに止められてしまい、私たちはお店の外へと出ました。

「ちょっとは悩み事が解消されましたか?」

「はい、おかげさまで少し楽になりました」

カレンさんはその場を去り、私とやちよさんだけになりました。

「そう言えばやちよさん、さっきから静かでしたけど何かありました?」

「いえ、カレンさんなんだけど実はお店の中にいる間、一度も彼女から魔力反応を感じられなかったのよ」

「え、それってどういうことですか。さなちゃんみたいに気配を消せるってことですか」

「その可能性はあるかもしれないわ。でも一番の問題は、彼女の魔力パターンが分からなかったことよ。初対面で警戒していたかもしれないけれど、終始魔力を隠し続けたということは何か裏を感じるわ」

「考えすぎだとは、思いますけど」

みかづき荘へ帰る道中、私は自動浄化システムのことについて考えていました。

自動浄化システムはイヴへういの記憶を持っていた小さなキュゥべぇ”クレメル”が合わさったことで完成したことまでは知っています。

でもういはあの後自動浄化システムについては何も感じ取れなくなったといっていました。その代わり、神浜の雰囲気が温かい感じになったというようになったのです。

例えると、コタツの中にずっといるような、との事です。

つまり、今のところは自動浄化システムについてのつかみどころが全くない状態なのです。

いつかは実現できるからと言い続けるしかできないのがとても辛いのです。

もし神浜の外から来た魔法少女が納得してくれなかったら。

悩み事解決のために出かけたはずが、もっと考え込む結果となってしまいました。

 

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