【マギアレコード】 神浜市年表(ストーリーまとめ) 下巻

時間遡行のその先
誰もが予想しなかった繰り返しの連鎖から外れた特異なレコード
それが”マギアレコード”
レールを外れたその内容は日に日に不安定さを増し、いつ壊れてもおかしくないほど不安定な溝が刻まれてゆく

マギアレコードには

・主人公「環(たまき)いろは」を中心にしたストーリー「メインストーリー」
・アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」5人に焦点を当てた「アナザーストーリー」
・各魔法少女に焦点を当てた短編ストーリー
・鏡の魔女の用意した結界で起きるストーリー
など数多くのストーリーが交差しています。そのため、どの話がどうつながっているのか、また、まったくつながりがないのかわかりにくくなっています。

ここでは、このわかりにくくなっているストーリーを年表としてまとめていきます。

☆4キャラのストーリーは、入手後に魔法少女ストーリーで確認を行うという調査方法のため、かなり後になってから明らかになるかと思いますが、ご了承ください。

※ネタバレについては気にしないという方のみ閲覧してください。

 

*caution*

この年表作成にあたり、マギレコ内で開催された季節イベント、コラボイベントはメインストーリーで触れられたもの以外記載しないことにします。

理由としては、メインストーリーの季節が不明であること(特にホーリーマミの「突然失礼」冬イベント)。季節イベントのストーリーは、IFの扱いとします。 下巻ではメインストーリースタート時点からの内容を扱っていきます。

 

  上巻(メインストーリーがはじまる前の過去)     

集結の百禍篇

 

幸福な魔女篇

※メインストーリースタート 時期は10月~11月にかけての出来事と仮定します。

これは魔法少女まどか☆マギカの物語の時期が中学2年生である鹿目まどかが14歳で誕生日が10月3日だということから、まどかが誕生日を迎えた後の時期だと推測したためです。
暁美ほむらの時間遡行の時期は限られているため、この期間からあまりにも逸脱した時期へと時間遡行するとは考えにくいためです。
この出来事は暁美(あけみ)ほむらが3周目になるころ、空想の神浜を思い描いた4人の少女が魔法少女になるという特異点へと巻き込まれてしまった世界である。  

ほむらが銃を使い始めるきっかけは描かれていないが、アニメ版でのやり取りが行われていなくても銃を使っているということから、この時点でIFの3周目に突入したと考えてよい。

外伝という扱いがされている以上、マギアレコードの物語はアニメ版の結末へ必ずたどり着くとは限らないと考えたほうがいいでしょう。

 

 委員長の魔女(パトリシア)を倒そうとしたときに謎の少女が暁美(あけみ)ほむら(眼鏡ver)に神浜市へ来るよう呼びかけます。

 巴 (ともえ)マミは見滝原の魔女減少に伴い、見滝原から離れた場所まで魔女探しにきていました。そこで佐倉杏子(さくら きょうこ)と出くわし、風見野の魔女も減少していることも知ります。 キュゥべえに聞くと、ほかの町でも魔女の数が減少しているらしく、マミは調査を行うことにします。

遊狩ミユリが魔法少女になります。
ミユリが魔法少女になる際に願った内容は「ミユの緊張する時間を1分1秒でも早く終わるようにしてください!」

しばらくは一人で活動していましたが、マギウスの翼に参加している燦と会い、そのままマギウスの翼に参加、燦の秘密兵器として活動していくようになります。

マギウスの翼へ参加しているゆきかは結界内で偶然小さなキュゥべえを見つけます。一人ではどうすることもできなかったため、一時的にフェントホープへ連れていきます。 しかし、みふゆ月咲からマギウスが小さなキュゥべえを嫌っていると知り、ゆきかは再び町へ戻り、小さなキュゥべえが探しているという魔法少女を探していました。

第一部 第一章
 
いろは
は神浜市に来てから見るようになった夢の真相を探るために神浜市を訪れました。 ゆきかは新西区でかえでと出会い、どこかへ行ってしまった小さなキュゥべえを探しに行くと魔女の結界に巻き込まれてしまいます。

 いろはは結界内にいたかえで(この瞬間はお互いに名前を知らない)とともに使い魔を倒し、かえでから小さなキュゥべえの情報を手に入れます。

 いろはは使い魔に圧倒され、倒れてしまいます。結界内から助け出されて公園にいたところをももこに発見してもらいます。  ももこから神浜市にいる魔女は強力なため調整屋という存在が大事だと教えられ、案内してもらいます。みたまに調整してもらった時にいろははキュゥべえに願った願いを思い出せないことを知ります。

 いろはは小さいキュゥべえを探しに外へ飛び出しますが、やちよ(この瞬間は名前を知らない)に道をふさがれてしまいます。 神浜市で戦っていけることをやちよに証明するため、いろはももこと協力してやちよより早く魔女を倒すことになります。

ゆきかは小さなキュゥべえと共に魔女の結界内をさまよっていると、小さなキュゥべえが探していたいろはを目撃します。
小さなキュゥべえを狙いに来たやちよを前にゆきかは立ちはだかり、小さなキュゥべえをいろはのもとへ向かわせます。
ゆきかは十分に足止めをしたと判断すると、魔女の結界から脱出します。

魔女討伐後、小さなキュゥべえをやちよに排除されかけ、いろはが小さなキュゥべえを抱きしめるといろはは気を失います。

 気を失っている間にいろはういという妹がいること、ういの病気を治すために願ったことを思い出します。しかし、この世界にういは存在しないことになっていたのです。

 次はういの手がかりを探すため、神浜市に訪れることを決めます。 以下、小さなキュゥべえを”クレメル”(ドイツ語で小さい者という意味)と呼称します。

 ほむらは一人で射撃練習をしていました。そこへ夏希が通りかかり、ほむらを応援します。夏希の提案でマミがその場に駆け付け、実践訓練を行いました。 ※現時点でほむらは神浜市をよく知らないため、練習場所は見滝原と神浜の間にある別の町である可能性がある。  

第一部 第二章

 ういの手がかりを探すために病室が一緒だった灯花ねむを探すことになりました。ういがいた病院から帰るところで偶然会ったやちよから絶交ルールのウワサを聞きます。

ウワサの内容 ”アラもう聞いた?誰から聞いた?
絶交ルールのそのウワサ
知らないと後悔するんだよ? 知らないと怖いんだよ?
絶交って言っちゃうと それは絶交ルールが始まる合図!
後悔して謝ると、嘘つき呼ばわりでたーいへん!
怖いバケモノに捕まって 無限に階段掃除をさせられちゃう!
ケンカをすれば、ひとりは消えちゃうって 神浜市の子ども達の間ではもっぱらのウワサ
オッソロシー!”

 いろはは神浜市ではウワサが現実になることが多くなっていることをやちよから教えてもらいます。

 帰り道でももこ、かえで、レナが公園で言い争いをしていてかえでレナが絶交してしまったところを目撃します。

 そのころ、神浜市に訪れていたマミももこから逃げていたレナと魔女の結界内で遭遇します。魔女を倒した後、マミは神浜市では見滝原とは違い、魔女が増えていることを知ります。

 レナかえでがなかなか仲直りをしない中、いろはは使い魔に苦戦しているかえでを見つけます。これ以上は3人をほっとけないと思ったいろはは、レナかえでを仲直りさせることに協力します。

 ももこと協力し、レナを見つけますが、ももことの待ち合わせ場所に誘導する際にレナを怒らせてしまいます。 そこにかえでが現れ、レナに謝ろうとします。しかし、レナは絶交ルールのことを気にしていて、謝ることを必死に止めましたがかえでレナへ謝ってしまい、ウワサにさらわれてしまいます。

 かえでを探すためにいろはももこと共にウワサの魔力の痕跡をたどることになります。この時にレナやちよにウワサについて聞きに行ったらしく、ももこたちと合流した後に人気の少ない場所へ行きました。 そこでレナかえでに謝り、ウワサをおびき出すことに成功します。結界が現れたとともにかえでも現れましたが、ウワサに操られた状態でした。 ウワサの抵抗が激しい中、やちよが現れ、ももこ達はウワサの大元を倒しに、やちよかえでの足止めを行うことになります。

 ウワサに連れ去らわれたレナはウワサの洗脳を受けてしまいます。操られたレナかえでやちよが足止めし、ももこいろはは大元の”絶交階段のウワサ”を倒すことになります。 ウワサ討伐後、やちよはその場を去ります。

 ウワサ討伐後、かえでレナは正気に戻り、二人は仲直りをします。仲直りのお祝いとしてレナが「何日も前に」買って渡せずにいたプリンを4人で食べました。

 いろはももこ達の手伝いをしたお礼として病院の入院記録を見てきてもらえることになります。レナはをコピーの力を活用し、入院記録を見ることに成功します。 灯花ねむは確かに入院していて、もうすでに退院をしていました。ただし、ういの入院記録だけがなかったのです。

 マミは神浜市を訪れていました。マミは魔女に苦戦していたかのこと出くわします。マミかのこへ魔女退治の注意を行うと同時にかのこへ魔女との戦い方、特訓について話をしました。この日の夜、マミは魔女とは違った魔力の痕跡を確認し、神浜市について注意深く調べることにしたのです。 このあとマミ杏子に会い、神浜市には気を付けるよう言いつけます。

 この日から神浜市では「調整屋へも行かずに魔女を倒せる化け物みたいな魔法少女が現れた」と噂されるようになります。

 絶交ルールのウワサが倒された後、灯花ねむみふゆは状況の整理を行っていました。

 この時の話より、ういも描いていた絶交ルールのウワサを二人が気に入っていたことを知ることができます。 この時、みふゆの案が採用され、口寄せ神社のウワサが誕生します。本来はここにやちよを閉じ込め、イブが孵化するまで眠っていてもらう計画でした。

 いろははとある魔女の使い魔から鏡屋敷への招待状を受け取ります。屋敷に入るとみたまと出会い、会話をしているといろはは使い魔に型を取られてしまいます。 目を覚ますと目の前には自分のコピーが立っていました。いろははコピーを倒し、元の場所へと戻ってきました。

 いろはは果てなしのミラーズ内でかえでと出会います。かえでのコピーを倒せずに躊躇していると、そこにやちよが現れます。 一度果てなしのミラーズを出ますが、ももこレナが戻ってきていないことを知り、再び三人で果てなしのミラーズに入りました。 果てなしのミラーズでももこレナを探していると、莉愛と出会います。莉愛の向けたミラーズの鏡が光を放ち、やちよはどこかへと消えてしまいました。

 飛ばされたやちよは、偽物のやちよを追いかけていたももこに出会います。
 いろは達はレナの偽物を見つけますが、それに対してかえでは今までの鬱憤をぶつけます。偽物のレナに夢中になっていると、本物のレナが現れました。そこへももこやちよも合流しました。

 全員無事に果てなしのミラーズから抜け出すことに成功します。

 マミは再び神浜へと来ていました。途中立ち寄った店でお茶をしていると、梨花に声をかけられ、ショッピングやゲームセンターで一緒に遊ぶことになりました。これによってマミは魔法少女であり、同時に女の子であることを再確認しました。

第一部 第三章

 いろは灯花ねむの存在を確認してから手詰まり状態でした。 チームももこ灯花ねむについて探している中、かえでは絶交ルールのウワサにとらわれた人々が全員無事だったことを知ります。 今後、いろははウワサを調査しながらういを探すことになったのです。

 いろはみたまから、神浜市水名区に神社にまつわるうわさがあると聞き、調査することにします。

 うわさについて調べていると、鶴乃に出会います。鶴乃はウワサについて知っている様子で、鶴乃から口寄せ神社といううわさがあると聞き、一緒に調べることになります。 うわさにつながるかもしれないと考え、鶴乃から教えてもらった縁結びスポットまでつながるスタンプラリーを行うことになります。スタンプラリーを行っていると同じうわさを調べていたやちよと遭遇し、ともに最終目的地である水名神社に到着しますが、何も起きませんでした。

 マミななかと出会い、一緒に組まないかと提案されます。マミがこれを断ると今度は手合わせを申し出されます。そこへあきらもあらわれ、マミは二人へ手合わせする条件としてお茶することを提案します。これによってマミは仲間との向き合い方を考える時間ができました。 ななか達へは神浜に来たら協力すると話し、その場で別れました。

 

_____次の日_____

 いろはは前日の帰りに見つけたビルの屋上にある神社へ向かうために鶴乃とは再び別行動になりました。ビルの神社へ向かう最中に魔女の反応を察知し、そこでやちよに出会います。  やちよと魔女を倒した後、やちよから口寄せ神社の場所は水名神社であることを教えてもらいます。

 

_____次の日_____

 鶴乃やちよとともに夜の水名神社へと向かうと、やちよからウワサの詳細を聞きます。

口寄せ神社のウワサ
”アラもう聞いた?誰から聞いた? 口寄せ神社のそのウワサ
家族?恋人?赤の他人? 心の底からアイタイのなら こちらの神様にお任せを!
絵馬にその人の名前を書いて 行儀良くちゃーんとお参りすれば
アイタイ人に逢わせてくれる
だけどだけどもゴヨージン!
幸せすぎて帰れないって 水名区の人の間ではもっぱらのウワサ
キャーコワイ!”

 絵馬にういの名前を書き終えた後、ウワサが現れます。鶴乃が対応することになり、いろはやちよはそれぞれが会いたい人に会いに行きました。

 同日、魔女の結界の前でマミかえでと出会います。かえでと魔女を倒した後、マミは神浜市ではうわさが現実のものとなり、ウワサの化け物が現れることを知ります。 魔女とは違う魔力の反応を察知したマミは魔力の元を探しに行きました。

 黄昏時の結界内でいろはういに出会います。しかし、本物のういには会えませんでした。

 やちよみふゆに出会い、本人としか思えない対応に戸惑っていました。その状況に出くわしたいろはやちよを呼び戻そうとしますが、ウワサに阻まれます。 偽物のみふゆをいろはが倒した後、みふゆやちよにとって大事な幼馴染であることを教えてもらいます。 無事に戻ってきたいろはやちよに対してウワサは牙をむき、ウワサの大元”マチビト馬のウワサ”が現ましたる。歯が全く立たないため、三人は逃げることにしましたが、いろはのソウルジェムの穢れは限界に近づいてしまいます。

 ウワサとの戦いでいろはのソウルジェムの穢れは限界に達っし、いろははドッペルでウワサを倒します。 ウワサを倒した後、ソウルジェムは浄化された状態になっていました。

 その場に出くわしたマミが、いろはを魔女として認識し、3人に襲い掛かります。 3人が苦戦しているところにももこが助けに来て、3人は何とか無事でした。マミはおとなしく退散しました。 夜遅くである事もあったため、いろはやちよの家に泊まることになりました。  いろはやちよは共にウワサを調査することを望んでいて、今後は一緒にウワサを調査することになりました。また、鶴乃が鶴乃の親が営んでいる店にひいらぎという人が来ることを思い出し、今後はそこも注意して調査することになりました。 その夜、マミ杏子に会い、神浜市には行かないよう言いつけました。

 ももこは一連の事件がひと段落したあと、レナかえでに報告すると、2人はもうすでにマミと面識がある事を知ります。

 いろはは再び果てなしのミラーズへと訪れていました。ミラーズへと挑む途中、いろは鶴乃と出会います。鶴乃は、やちよからいろはが心配だという話を聞いたため訪れていたのです。
ミラーズの中でいろは鶴乃は、偽物を引き連れた衣美里と出会います。衣美里はミラーズヘひなの梨花と来ていたらしいのですが、迷子になってしまったようです。
衣美里は自然と偽物たちを解散させることをいろは達の前でやって見せます。そして、いろは鶴乃衣美里と共にひなの梨花を探すことになります。

 3人はひなのに会いますが、それは偽物でした。
偽物を倒した後、衣美里ひなのを見つけたといって先へ進んでしまいます。2人がそこへ合流すると、結界の切れ目にいたひなのを見つけます。今度は本物であり、3人はホッとします。 すると、4人に聞こえるよう、テレパシーで梨花がミラーズのもっと奥へ行きたいからサヨナラしたいと伝えてきたのです。
ひなのは梨花のコピーによる罠だと判断します。梨花の捜索にあたり、ひなの鶴乃はそのまま捜索、いろはみたまから情報を聞き出しに、衣美里は助っ人を探しに行くことになりました。

 いろはは一度ミラーズから出てみたまと会います。みたまによると、ここまでの出来事はコピーによる罠で、本物の梨花が鏡を覗きすぎたかららしいのです。その頃、鶴乃ひなのは梨花のコピーと対面していました。

いろは
が2人の元へと戻り、偽物だと説明すると、梨花のコピーがたくさん出現しました。
衣美里れんを連れてきて5人で梨花のコピー達を退き、本物の梨花を見つけ出すことに成功します。梨花によると、鏡でメイクチェックを行っていたところ、後ろに梨花のコピーがいてそこから覚えていないらしい。 この日を境に、みたまは姿を消しました。

   ほむらは神浜市が気になり、まどかに神浜市へ行きたいことを打ち明けます。 その場にマミが出くわし、マミは二人が神浜市へ行くことに強く反対します。 隣町のパンケーキ屋でマミから2人は神浜市ではウワサという存在、人型の魔女という存在がいることを教えてもらいます。

第一部 第四章

 杏子マミの忠告を無視して神浜市へ行こうとすると、神浜市近郊でキュゥべえに会います。このとき、キュゥべえから神浜市についての情報は出ませんでした。

 

ひいらぎという人物が鶴乃の店「万々歳」に来る常連であると聞き、いろはは店に何度も訪れることになりましたが、一向に現れる気配がありません。 待っていても仕方がないので、電話帳で出てきた柊という名前の家を調べることになります。やちよはモデルの仕事、鶴乃は店番を行うため、家探しはいろは1人で行うことになりました。

調べている途中でのどが渇いたいろははフクロウ印の給水屋を見つけます。そこで杏子、フェリシア(この時二人の名前は知らない)と共に水を飲みます。

最後の一軒をまわっている間に、謎の紙が落ちてくるようになります。結局、いろはが求めている柊という人の家は見つかりませんでした。

報告後、いろはやちよに両親の都合で神浜市立大附属中学校へ転校することを伝えます。

_____次の日_____

 いろはが朝起きると、枕元には謎の紙が大量に落ちていました。(このとき、杏子の枕元にも大量の数字が書かれた紙が落ちていた)

やちよに伝えると、なにかのウワサに巻き込まれた可能性があると伝えられ、怪しいと考えた「フクロウ印の給水屋」を探すことになります。

給水屋がいた場所に行ってみると、その場にフェリシアが出くわします。料理を作ることを条件に、いろはフェリシアと共にウワサを調べることになりました。

そのころ、ウワサについて調べていたやちよは参京院教育学園の前で結界を持たない使い魔のような何かを見つけます。その使い魔のような何かに杏子が接触すると、消えてしまいました。

やちよいろはと同じウワサに巻き込まれたと思われる杏子に話しかけますが、杏子は協力を拒否し、どこかに行ってしまいます。

いろは達はというと、フェリシアが魔女の反応を察知し、暴走してしまいます。いろはがなだめると、フェリシアは落ち着きました。

 いろはやちよのもとへフェリシアを連れて行くと、神浜の魔法少女たちにはよくは思われていない傭兵であると知らされます。

そのころ杏子は、神浜市で一緒に水を飲んだいろはフェリシアを探していました。聞き込み調査を行おうと、偶然その場にいたかえでレナに出会います。2人の案内で、杏子は万々歳にたどり着きます。ここで杏子いろはの情報を手に入れます。

再び魔女を察知して暴走したフェリシアとともに魔女を追っていると、いろはフェリシアが一人だけで生活していることを知ります。

魔女を倒した後、2人は使い魔のような何かを目撃します。後を追っていると、謎の集団に襲われ、道を阻まれます。そこへやちよ鶴乃が合流します。 謎の人物たちからはこれ以上ウワサを消さないようにと忠告を受けます。

やちよフェリシアに追加の報酬を与えることを約束し、相手の仲間になることを装ってアジトを突き止めることを頼みます。

 

杏子レナかえでが魔法少女であることを知ると、今回巻き込まれたウワサについて聞きます。すると、かえでがこのような噂を聞いたらしいのです。

ミザリーウォーターのウワサ
”アラもう聞いた?誰から聞いた? ミザリーウォーターのそのウワサ
むかし懐かしママチャリの、荷台に乗った保冷箱 おじちゃん1杯くださいなって
貰った水を飲んだなら ゴクゴクプハーッって気分は爽快、元気も一杯!
けれどだけども、それはまやかし 飲んだ水はやばい水!!
24時間経っちゃうと 水に溶けた不幸が災いを引き起こすって
参京区の人の間ではもっぱらのウワサ
モーヒサーン!”

 レナかえで杏子に協力を申し出るますが、杏子はこれを断ります。

 やちよは信じているわけもなく、フェリシアのあとを鶴乃につけさせていました。しかし、足取りは途中までしかわからなかったのです。  やちよの予想通り、フェリシアは報酬に目がくらんでいました。しかし、いろはフェリシアに不幸になる本当の怖さを教え、説得に成功します。

参京院教育学園にある地下水路で、4人は謎の集団に再び出くわします。 謎の集団はマギウスの翼に所属する黒羽根と呼ばれる存在であり、魔法少女を開放するマギウスの下につく存在であることを明かします。 黒羽根の話を聞いていると、そこに杏子が切り込みます。(杏子は駅の時点からいろは達をつけていた)

奥に進むと、黒羽根のリーダー格である白羽根 天音姉妹が立ちはだかります。2人の演奏に5人は苦戦する中、鶴乃は騒ぐことで演奏の邪魔をすることを思いつきます。 5人が形勢逆転したのち、月夜がドッペルを発動します。このとき、杏子マミと知り合いである事をいろは達は知ります。杏子は別にいろはに敵意をむくことはありませんでした。

 天音姉妹がドッペルの説明を軽く済ませた後、フェリシア杏子は出し抜いてウワサに向かいます。天音姉妹を無力化し、いろははウワサに向かいました。

 いろはフェリシア杏子がウワサの結界に入り、奥まで進むとミザリーリュトンのウワサに遭遇します。硬いうえに到達まで岩が邪魔をするウワサに苦戦しますが、フェリシアがウワサに到達し、フェリシアが思いっきり飛ばしたウワサをいろはが撃ち抜いたことでウワサの討伐に成功します。

 天音姉妹がまだ抵抗しようとしているところに、みふゆが現れます。(ここから1年前に、やちよによるチーム解散が行われる出来事、メルの魔女化が起きている)

 いろはみふゆういを知っているか聞くが、知らないといわれます。 ある程度場は落ち着き、4人と杏子はそれぞれの帰路につきました。

帰り道、いろはの引っ越し先、フェリシアの居場所がやちよの営むみかづき荘に決まり、フェリシアは万々歳でお手伝いとして働くこととなったのです。この日からフェリシアはいろは達の専属の傭兵、いわゆる仲間となりました。

杏子は神浜から出ると、マミと出会い、杏子は人型の魔女ではなく、ドッペルという技が神浜には存在することをマミへ告げます。

 

  みたまがいなくなってから3日経過し、神浜の魔法少女たちはみたまを探し出すために行動を開始しました。

ななかは鏡の魔女と同じ反応が大東区の西町 通称「まやかし町」付近で感知するようになります。ななか組アザレア組の間で情報が共有され、この情報は葉月を通して団地組へ、このはを通してやちよに伝わることとなります。

団地組葉月から聞いた情報をもとに大東区を探しますが収穫がなかったためみたまが居そうという理由で果てなしのミラーズへ入ります。
少しして団地組が心配となったアザレア組が果てなしのミラーズへ入ります。
ななか、美雨、かこが鏡屋敷に来た頃、団地組があわただしく果てなしのミラーズから脱出してきます。

ななかは改めて鏡の魔女の反応があるまやかし町の話を団地組へ伝え、団地組はまやかし町でみたまの捜索、ななか組がミラーズを捜索することとなります。
ミラーズへと入る前にかこには用事ができてしまい、果てなしのミラーズへ入るのはななか美雨だけとなりました。

団地組は大東区へ戻る前に調整屋へ立ち寄り、大量にあったミラーズコインを発見します。
不思議な魔力がこもったミラーズコインが何かに使えると考えた3人は、大量のコインを持ち出して大東区へと向かいます。

やちよはまやかし町の調査のため、ひみかと共に行動していました。
そんな中団地組と会い、まやかし町にあるアパートを囲むようにミラーズコインが配置されていることを知ります。
5人は廃墟で倒れていたみたまを発見し、みたまから大東区にミラーズが移動してきたと伝えられます。

ななかと美、そしてアザレア組はお互いにミラーズの中で幻影を見せられていましたが、お互いの存在に気づき、手を取り合ったとたんに幻影の空間同士が干渉し合い、消滅します。
5人は幻影から逃れることができ、そして目の前には謎の扉がありました。 みたま達が大東区にできた鏡の魔女の結界に入ると、鏡屋敷のミラーズにいるはずのななか達と出会います。
これによって神浜市の距離に関係なく果てなしのミラーズが結界同士繋がってしまうことを知ります。
結界ごと破壊するしかないと考えていた中、みとがミラーズコインを使って結界を爆破できないかと提案します。
団地組が持ってきていた大量のミラーズコインに籠った魔力をみたまがいじったことで結界内は爆発に包まれて大東区にできたミラーズは消滅します。

全員無事に結界から脱出できていたこともあり、ミラーズで起きた小さくも大きな影響を与えそうな事件が解決します。

調整屋へと戻ったみたまとやちよの間でみたまが知る鏡の魔女のことについて話が行われました。 果てなしのミラーズが生まれたきっかけは、”瀬名みこと”という魔法少女が魔女化したことが原因だという話を。

そして翌日、調整屋から果てなしのミラーズ調査の自粛が発表されました。

 

  杏子はミザリーリュトンの一件が起きた後も神浜市へと訪れては魔女を狩っていました。魔女狩りの最中、杏子は魔女をフェリシアに横取りされます。 魔女退治後、2人のもとへみたまの料理を無料で試食できるというチラシが飛んできました。

調整屋へ2人は向かいますが、みたまの料理の腕前を見て誰も料理を食べに来ていない理由を悟りました。
新たな料理の買い出しに付き添うようになってしまった杏子フェリシア。食べ物を粗末にできない杏子は買い出し後に作られた謎の料理をフェリシアと共にたいらげ、気絶します。

気絶している間、杏子フェリシアみたまに調整してもらっていました。 いろは、やちよ、鶴乃、フェリシアは外食を行うことにします。
その外食先は、万々歳でした。料理を楽しむ4人でしたが、フェリシアの何気ない言葉が鶴乃を傷付けてしまいます。
フェリシアの態度に対していろはフェリシアを叱ってしまい、フェリシアまで店を出てしまいます。
フェリシアは悪口を言う気はなく、ただ正直になろうと思っての発言だったのです。 フェリシア鶴乃のことを考えていると、鶴乃とよく来る公園へとたどり着いていました。そこには飛び出していった鶴乃がいました。
鶴乃は怒っているわけではなく、フェリシアは悪気がなかったことを伝えます。

 

2人は関係が元に戻った後、いろはやちよと合流し、結局はみかづき荘で肉料理を食べることになりました。

 マミは記憶ミュージアムのウワサへ到達したものの、そこにいたみふゆによって魔法少女の真実をウワサ経由で知ることとなります。  マミは見せられた魔法少女の真実を受け入れられず、発狂します。そこへ駆けつけたアリナによって隔離されたマミはドッペルを発動し、気絶します。そこに灯花、ねむも合流し、アリナのアイデアにより、マミは神浜聖女のウワサに飲み込まれることになります。

第一部 第五章

いろはは神浜市立大附属学校への転校、みかづき荘への引っ越しが完了していました。この時点でいろははみかづき荘で数日過ごしています。

いろはは4人で楽しい時間を過ごしていました。 うわさは大きなものを調査していないためか、空振りばかりでした。
そこで、大きな噂である「電波少女」に焦点を当てることになります。いろはは、引き続きねむの居場所を探すことにしました。 その日の夕方、いろは鶴乃から中央区にある電波塔付近に来るよう電話を受けます。4人は電波塔の近くで電波少女と思われる声を聴き、これをきっかけに、電波少女を再調査することになります。

同日の夜、いろはのスマホに「助けてほしい」と書かれた謎のメールが送られてくきました。

_____次の日_____

学校の昼休みにももこから電波少女についての情報があるかもしれないといわれます。 ももこによると、噂の出どころはホームページらしく、そのホームページを見るには資格が必要らしいのです。真相に近づく際には、ひとりぼっちの最果てに近づきすぎないほうがいいとのことです。 同日、マミを探しに来ていたまどかほむらは、魔女によって別々の場所へと飛ばされてしまいます。

やちよと合流したいろはは、電波少女を知っていそうな魔女の口づけがついた女の子を見つけます。 後をついていくと、飛び降り自殺しようとする集団に遭遇します。その場へまどかが遭遇し、いろはやちよまどかは一緒に魔女退治を行います。

まどかは一緒にきていたほむらとはぐれてしまっていて、うわさを探すという目的が同じなのでいろはやちよとともに行動することになります。

助けた女の子から話を聞くと、どうやら電波少女は同じ学校のクラスメイトだということがわかりました。 一方、鶴乃フェリシアは、マギウスの翼である月夜を探して水名女学園へ向かっていました。 月夜を捕獲した2人は、カフェで電波塔にまつわるうわさがないか聞きます。すると、月夜は口を滑らせて何かをやっていることを悟らせてしまいます。 鶴乃フェリシアが逃げ出してしまった月夜を追いかけていると、その場にほむらが遭遇します。 月夜を取り押さえると、やちよから電話で電波少女について進展があったという報告を受けます。そして鶴乃たちは、月夜から電波少女の声は二葉さなであることを教えてもらいます。

ほむらを含めた鶴乃達は、いろは達と合流します。
いろはは、自分の携帯電話に送られてきていた不審なメールに返信することにしました。 メールのやり取りで、メールを送ってきた相手はアイという存在だと知ります。アイはウワサであり、さなを救い出してほしいと包み隠さず教えてくれました。

罠を警戒した6人は、調査の間に聞いたホームページを見ることにしました。
パスワードがわからない中、ももこがパスワードは中央区にある電波塔の塔脚に書かれているという情報を教えてくれました。 6人がその場に向かうと、そこにはパスワードを消そうとしている天音姉妹がいました。天音姉妹を妨害することに成功し、ホームページを見ることができました。
そのホームページは、神浜都市伝説辞典という名前でした。 そのホームページにある電波少女に関わる内容にはこんなうわさが残されていた。

名無しさんのウワサ
”アラもう聞いた?誰から聞いた? 名無しさんのそのウワサ
昔は人に囲まれて 成長してきた名無しさん
それは人が作った人工知能で なんでも覚える大天才!
だけど悪い言葉を覚えてしまって 人に恐がられるようになっちゃうと
デジタルの世界で隔離されて ひとりぼっちの寂しい毎日
それから寂しい子を見つけては 電波塔から飛び降りさせて
”ひとりぼっちの最果て”に 監禁するようになっちゃった!
いつかは手放してくれるけど 絶対にひとりは手放さないって
中央区の人の間ではもっぱらのウワサ
スターンダローン!”

再びメールをし、さながいる証拠を教えてもらうことになります。それは、アイに蓄積されたさなとのやりとりでした。

32日前・・・ さなが監禁され始める。

25日前・・・ さながひとりぼっちだという話を聞き、ウワサは、さなにアイという名前を付けてもらう。その際、さなはアイに優しい心が残っているかもしれないといわれる。

18日前・・・ アイがさなの心配をし始める。 さなは魔法少女であり、願いで消えることを願っていた。

14日前・・・ さなは自分の居場所を探していた。でも、自分の願いのせいでそれは無理と後悔していると教えてもらう。

アイはさなから人の優しい心を学んでいたのです。その影響で、アイはさなを助けてくれる魔法少女を探すようになったというのです。 話を信じたいろは達は電波塔から飛び降り、アイの討伐を行うことを決意します。 6人は飛び降りようとしたとき、アイからマギウスの翼が現れたというメッセージを受け取ります。アイからは少人数での行動を提案されます。 ウワサの結界に入り込むのはいろはまどかほむらに決まり、やちよ鶴乃フェリシアは結界に入る3人が戻ってくる場所であるヘリポートへ向かうこととなりました。

結界に3人が入ると、いろは達はウワサの手下たちの攻撃を受けますが、ウワサであるアイが手下たちへ攻撃をやめるよう指示を行います。 そして、アイはさなへ元の世界へ戻るよう提案します。 話をしているとマギウスの一人であるアリナが姿を現します。 アイは、マギウスの計画を危険視していて、マギウスの計画には、人の感情が全く配慮されていないらしいのです。 アリナはいろは達へ、マミはあるウワサへ到達したのち、アリナが用意した作品の餌食になったと伝えます。 アリナはドッペルを使って襲い掛かかり、ドッペルを開放した後にアリナは去っていきました。

さながいろは達についていくと決意すると、アイはウワサとして暴走を始めます。 さながとどめを刺した後、アイはいろはへ「ウワサなら環ういを知っている」と告げて消滅しました。

ウワサの結界が消滅した後、いろは達はヘリポートに転送されますが、同時に結界内にアリナが隠していた魔女もその場に現れました。 話の流れによって、いろは達7人はマギウスの翼とその場で戦うことになります。 フェリシアはマギウスの翼を押しのけ、アリナが隠した魔女を追うことになりました。

フェリシアが1人で魔女に挑み、討伐して戻ってくると激怒したアリナフェリシアとその場にいたほむらまどかを消しにかかります。一方、いろはさな天音姉妹を、鶴乃やちよは黒羽根たちを相手にしていました。 黒羽根たちの動きを止めると、鶴乃はフェリシアたちの方へ、やちよはいろは達の方へと参戦します。

状況はいろは達の方が優勢になっていく中、そこにみふゆが現れます。 みふゆの説得によって、その場はマギウスが退散する形となっておさまりました。

結果、魔女の討伐、ウワサの討伐に成功しますが、マミの発見だけは叶いませんでした。 いろはまどかは連絡先を交換し、情報共有を行うことになります。 いろは達5人とまどか達2人はその場で別れました。この時、ほむらいろはが幻の少女に似ていると思いました。 さなはいろは達の提案で、みかづき荘に住むことになります。 いろは達が名無しの人工知能撃退後、天音姉妹アリナみふゆは記憶ミュージアムで天音姉妹の願いに行きつくまでの経緯を聞いていました。 数日後、いろはチームももこに報告を行いました。

※この時点で神浜市からキュゥべえが消えて半年が経過したことになる  

さなはみかづき荘に来てから、なかなか溶け込めずにいました。しかし、やちよのみんなのマグカップを買いに行こうという提案と、さながみかづき荘の座敷童のような存在だという会話のおかげで、さなは少しだけいろは達との距離を縮めました。

さなはいろは達になじんでくると、心の整理として、自分の家にさよならを告げます。

ももこは、やちよがみんなのマグカップを買ったという話を聞いて、やちよとの和解の時を模索し始めていました。

その日の夜、いろはさなからウワサの結界内でねむの話を聞いたこと、マギウスは3人いることを教えてもらいました。

 マミはウワサと融合した後、マギウスみふゆに監視されながら神浜で過ごし、マギウスの翼に救世主として迎えられることとなりました。 あやかみたまによる居場所探しの旅を決めるダーツに付き合っていました。しかし、二人の遊び気分に耐えきれなくなったはとうとうキレてしまい、あやかとの連絡を絶ってしまいます。

 

あやかが調整屋から出た後、みたまみたまの秘密を知りたいフェリシアにしばらく付きまとわれるようになります。 みたま月夜にお願いし、水名女学園で「みたまのうわさ」を再燃させます。 さなまなかの弁当を買いに来たとき、まなかから「みたまのうわさ」を聞きます。これをさなフェリシアに伝え、フェリシアによるみたまへの付きまといは終止符が打たれました。 は自分の居場所を探すためにマギウスの翼へ協力してはお金をもらっていました。その現場にいろは、やちよ、鶴乃が遭遇します。はその場の空気に流されるようにみかづき荘へ招待されます。

_____次の日_____

はマギウスの翼へのかかわりを断ちます。 みかづき荘でいろは、やちよ、鶴乃、さな、フェリシアの帰りを待っていたは自分の居場所はここではないと考えてしまい、その場を去っていきました。 夜、は再びマギウスの翼へ協力するようになっていました。

フェリシアは現在も明日香達との交流を続けていました。そんな中でフェリシア明日香から道場で強化合宿を行うという話を聞き、これに鶴乃フェリシアは参加することになります。いろは、やちよ、さなは家へ留守番することになりました。

留守番組はいつもの5人のスタイルで過ごしてしまい、戸惑ってしまいます。改めて5人でいたときの楽しさを再認識することとなりました。

一方合宿組は明日香の猛特訓を受けてへとへとでした。強化合宿にはチームももこも参加していました。 こちらでもいつもの5人の生活が恋しくなっていました。

合宿終了日、すき焼きの買い出し終了後、留守番組は合宿組の2人と合流し、楽しい時間が戻ってきたのです。 はマギウスの翼との交渉中、みふゆと出会います。は魔法少女の真実を知ることを条件にマギウスの翼へと加入することになります。この時、は記憶ミュージアムのウワサによる影響で洗脳状態に陥ります。

 

洗脳されたはマギウスの翼が自分の居場所だと思い、安心します。を記憶ミュージアムで洗脳する案を出したのはマギウスでした。マギウスの空間結合の力を手放したくはなかったからです。 はマギウスの翼の先輩にあたる郁美のもとで黒羽根としての研修を行うことになります。 郁美は、みふゆからの洗脳を解き、マギウスの翼から逃がすよう頼まれていました。

第一部 第六章

みかづき荘ではさなの提案で5人おそろいのコースターを買うことになります。これはやちよには秘密にしていて、後で5人そろった状態で渡そうといろはは考えていました。

いろはまどかとのメールのやり取りによってマミが見滝原に戻っていないことを知ります。

_____次の日_____

いろははコースターを買ってやちよを待っているとみふゆが突然訪れてきました。みふゆの目的はマギウスが目指す魔法少女の解放について知ってもらうための講義へ誘うことでした。他の4人がみかづき荘に集まると、みふゆはその場を去ります。この時、みふゆいろはへ講義への誘いを鶴乃フェリシアさなにも行うよう伝えていました。 みふゆやちよはふたりっきりになって、みふゆやちよへ1年前のチームはもう作らないという誓いを自分で破っていると警告を行います。これによってやちよの心は揺れ始めます。 やちよの気分が悪いため、コースターを渡すのは見送られました。

まどかほむらは上条のコンサートを見に行っていて事情を知らない美樹(みき)さやかへ最近の出来事、マミの行方が知れなくなっていることを伝えました。さらに、まどかほむらさやかへ一人で神浜市には行かないよう言いつけます。 キュゥべえはほむらへ神浜市へ連れて行ってほしいと頼みますが、ほむらはこれを断りました。

はイブがいる穢れの充満した空間を体験し、黒羽根の技だけを使用するよう特訓を行っていました。黒羽根や白羽根たちは固有の攻撃方法を持つ魔法少女ばかりでしたが、素性がばれないため、という理由で統一された何種類かの攻撃方法のみを使用するようにしていたのです。 訓練終了後、郁美から自分の魔力をためるジェムをもらいます。

_____次の日_____

 いろは鶴乃はチームももこと記憶ミュージアムに行くことについて、マギウスの講義を受けることについて話していました。 ももこからの提案で、その日の放課後に調整屋へ行くことになります。 いろはももこみたまに記憶ミュージアムについて聞いてみたものの、収穫はありませんでした。すると、かえでから電話で、ウワサを広める使い魔のようなものが栄区に現れたという情報を手に入れます。 ももこみたまの後押しもあり、レナかえでにももこの隠していることを打ち明けると決意します。

いろはレナかえでがいる栄区のゲームセンターに向かうと、ウワサを広める使い魔のようなものがちょうど噂を広めている最中でした。

記憶ミュージアムのウワサ
”アラもう聞いた?ダレから聞いた? 記憶ミュージアムのそのウワサ
変えたい記憶?忘れたい記憶? それとも思い出したい、き・お・く?
記憶のことでお悩みならば 記憶ミュージアムにイラッシャイ!
チリンとベルを鳴らしてみれば そこは、アラユル記憶を展示して 研究を進める博物館!
記憶を通して解明された いろんな真実が見られちゃう!
保管されている記憶を見ると ソノ人の記憶に影響されちゃうって
栄区の人の間ではもっぱらのウワサ
アリャコリャナンダー?”

さやかの説得もあって、まどかほむらさやかは神浜市にきていました。神浜市についた3人は駅で魔女に襲われます。この時にほむらは死にそうになりますが、ドッペルを発動させて救われます。 3人はマギウスの翼について調べるためアリナの情報がないか図書館を探しました。

いろはは万々歳で記憶ミュージアムの場所探しについて考えていました。 すると、鶴乃の父親から実際に記録ミュージアムという博物館があったことを教えてもらいます。 そこにウワサがあると読み、いろは鶴乃フェリシアさなは記憶ミュージアムのもとへと向かうことを考えていました。しかし、相談したやちよに行くことはやめるよう警告されます。

に何度かあやかからのメールが届きますが、ずっと無視を続けていました。 黒羽根たちの実戦訓練が行われ、このときに郁美からどこかのカギをもらいます。その後、郁美へ姿と名前をあらわにし、3人はの喫茶店で夕飯を食べることになりました。

_____次の日_____

いろは、鶴乃、フェリシア、さなは、やちよ抜きで記憶ミュージアムへ行くことにしました。

記憶ミュージアムで待ち構えていたのは、マギウスの一人である里見灯花でした。

灯花は4人をお茶とケーキを用意してもてなし、リラックスさせるとさっそく魔法少女の真実についた語りだしました。

・ソウルジェムが魔法少女の命そのものであること

・ソウルジェムが黒く染まると、魔法少女は魔女になること

・ドッペルの存在について

講義の結果、4人は真実でも受け入れたくない姿勢でした。

一方、やちよは記憶ミュージアムについて調べていました。その途中、やちよももこから真実をレナかえでに話すということを聞きます。 ウワサの能力に気づいたやちよは4人を助けに行くためにウワサのもとへと急ぎます。

講義の結果を予想していた灯花は、4人をみふゆの記憶へと案内させて、ウワサによる追体験を実行します。 遅れて到着したやちよも追体験を行うことになりました。

 

そのころ、ももこレナかえでにマギウスの講義とほぼ同じ内容を伝えようとしていました。 いろはは追体験を終了し、改めてマギウスの翼への加入を断りました。目覚めると眠るやちよしかそこには残っていませんでした。

真実を話したももこは、泣くレナかえでを慰めながら話を進めていました。

目覚めたやちよは、いろはを目の前にしていきなりチームの解散宣言を行います。ウワサの妨害を受けないための演技だと考え、いろはは話を合わせていたものの、ウワサの妨害を受けることになります。

ウワサの妨害を抜けるとそこには灯花アリナみふゆ、そして洗脳されてしまった鶴乃フェリシアさながいました。

いろはは何もできず、3人を連れて行かれてしまいます。さらにアリナが用意した魔女の妨害を受けてしまいます。

いろはやちよは魔女を倒した後、いろはやちよによる宣言が演技ではなく本意である事を知ります。 やちよはウワサの大元を前にしても一人で戦うことにこだわっていました。 いろはは声を荒げて初めてやちよに怒りをぶつけます。それに対してやちよは、自分の願いで仲間を殺すことになることを初めて他人に明かしました。 その内容を聞いてもいろはは引かず、やちよの固有魔法を否定する行動、ウワサをいろは1人で倒すことを強行します。

結果、いろははウワサの討伐に成功し、事実上やちよの固有魔法の否定を体現させたことになりました。 さらにはいろは自身がリーダーとなることでチームとして活動して行くことを提案しました。

調べを進めているとまどかほむらさやかは記憶ミュージアムがある博物館にたどり着いていました。そこで3人はマミの魔力反応を感知します。 しかし、黒羽根たちに見つかってしまったためまどかほむらは足止め、さやかほむらの爆弾を受け取ってマミのもとへと急ぎました。

チームの関係を取り戻したいろはやちよは、出口で待ち構えていたウワサに呑まれたマミと対立します。 2人が危機的状況の中、さやかが飛び込んできました。さやかは建物を爆破するという荒事を行い、3人はその場から逃れることに成功します。

 

いろはやちよから魔法少女の真実を聞いたさやかまどかほむらと急いで合流しました。 追っ手をまいたまどかほむらさやかは一度落ち着き、さやかは見聞きしたことをまどかほむらに対して報告しました。 ※ ほむらはもうすでに魔女化の真実は知っていたため、まどかの魔女化を一度は体験し、今の時間軸にとどまっていることになる

いろはからのメールを受け取った後、3人はわずかな魔法少女が魔女にはならない希望を見つけるという目的を持ち、恐怖から立ち直り、見滝原へと戻っていきました。 いろはやちよがみかづき荘に帰ってくると、そこにはももこがいました。ももこはチーム解散の理由を聞くために来ていました。 真実を知ったももこは非が自分たちにない事、やちよが変わっていないことを知って安心しました。 ももこは今後の活動内容を聞き、協力していくことを伝えます。さらにはまどかからメールでまた神浜に来ることになるという情報をもらいます。

チームは2人だけでも、周りと協力し合ってマギウスに立ち向かっていくことを確認し、夜が明けました。 見滝原へと戻ったさやかは、杏子へマミの変化、マギウスの翼、魔女化について伝えていました。杏子はミザリーリュトンの件もあり、魔法少女の救済について少し納得がいっていました。 さやか杏子へ協力を申し出ますが、断られてしまいます。杏子は独自の方法でマギウスの翼を探ることにしました。

は他の黒羽根から、マギウスの翼同士での姿や名前をあらわにする行為は普通となっていることを知ります。そんな中、郁美から渡されるものがあるという特別扱いに疑問を感じていました。 郁美から魔力がこもった方位磁石をもらいます。この時には二人へ疑いをもっていると話しますが、2人からマギウスの翼へ入った理由を聞かされ、疑いすぎだったと理解しました。

やちよかなえメルが残した箱を開けられずにいました。 夕方になり、やちよいろはは調整屋へと向かいます。 みたまの提案により、いろはやちよ同時の調整が行われました。調整中、やちよは自分の闇と対峙しました。そこでやちよは過去を振り返ることで自分の抱く恐怖を呼び起こされてしまいます。心の闇はドッペルの姿としてあらわれ、やちよへドッペルを受け入れるよう促し始めます。

 

やちよは改めて、自分の願いで仲間を死へと導いていたことを知り、自分の恐れを受け入れました。いろはからもらったチャンスを無駄にしないため、やちよかなえメルと向き合い、前へ進むことを決意します。 やちよはドッペルを受け入れたものの、屈することはありませんでした。

調整が終わり、みかづき荘に戻ってきた二人はかなえメルの遺品が入った箱を開けました。そこにあったのは・・・

かなえの歌詞ノート

 僕は点 貫くために鋭利で醜く 手を染めていく 引っ張り上げられた染まった手 自分で洗い流せと ぶつけられた言葉が僕を崩していく 1点、独りで突き刺す 2点、ふたりで切り裂く 3点、角が取れて初めて 円に向かって丸くなってゆく 手を繋ぐだけで こんなに未来への道のりが 優しく感じられるとは思わなかった ありがとう

メルの占いに対する感想

近い未来の結果

 神浜に異変が起きたとき、何か大きな変化が訪れるかもしれない。 だけど、そこにはいくつもの点が集まり柔らかな円を描いている。 多分これは人の円、ボク達魔法少女が紡ぐ円。 この時はきっと今よりも危険だけど一緒に優しさも満ちている。 そのきっかけを作る星がひとつ。この星はきっと人を表している。 そして、やちよさんの近くに落ちている。 この人が原因なのかは分からないけど、今から会うのが楽しみ。 やちよさんの近くに落ちてるってことはボクもきっと会うと思うから。

 

これらを見て2人は改めて鶴乃フェリシアさなの奪還を心に決めます。

まどかは魔法少女の真実をキュゥべえから聞いていました。その話の中でまどかはキュゥべえから神浜の情報を伝えてくれないかと交渉を迫られますが、断りました。

まどかは今後の行動について悩んでいたところ、いろはから心配するメールが送られてきました。とにかく行動することを決めたまどかがメールを返そうとした瞬間、見滝原に魔女が現れます。しかし、見た魔女は神浜でよく見かけた魔女でした。 まどかが魔女に苦戦していると、さやかほむらが駆けつけます。

魔女を倒した後、まどかは2人へ明日神浜へ行くことを伝えました。 このころ、いろはまどかからメッセージの返事が来ないことを心配していました。

鶴乃フェリシアさなみふゆの幻覚の効果で洗脳を解いてもらいました。しかし、鶴乃だけは洗脳の解除に失敗しました。

一方、マギウスはイブの孵化を急いでいました。 そこで、洗脳された3人のうち、鶴乃を利用することを決めます。

 

 二木市では結菜の近くにいつもいたとされる”馬”と呼ばれる存在がいなくなったという噂が立ち始めます。これをきっかけに樹里結菜へ宣戦布告を行い、互いに戦いの準備を整えていました。 宣戦布告から数日後、竜ケ崎の魔法少女達が虎屋町へと攻め込みます。 虎屋町と竜ケ崎の争いに紛れて結菜樹里を倒そうとアオが行動を始めます しかし、蛇の宮メンバーとして紛れていた馬こと煌里(きらり)ひかりによって妨害されてしまいます。 戦いは虎屋町が勝利し、結菜は竜ケ崎の魔法少女達を受け入れ、魔女不足の対策を考えるようになります。  

 

第一部 第七章

_____次の日_____

いろはももこレナへ知ってるうわさがある気がすることを伝えます。このころ、かえでは魔法少女の真実を知って部屋に閉じこもっていました。

まどかは見滝原の駅でほむらさやかを待っていると、魔女の反応を察知しそこへ向かいます。このころ、ほむらさやかも魔女と戦っていました。 3人が合流できたころには、見滝原の駅から離れた場所にいました。

2人と別れたももこは友人から、新たな遊園地がオープンするらしいという話を聞きます。 夕方、いろはやちよは鶴乃の父のもとをを訪ねていました。 鶴乃の父の話によると、鶴乃フェリシアは一度店に顔を出し、もう戻ってこないと告げ、鶴乃に関しては「今までで一番安心できる場所を見つけた」と言い残したらしいのです。

帰り道、いろはやちよはマギウスの翼の襲撃を受けます。

_____次の日_____

いろは、やちよ、ももこは作戦会議を行っていました。そこでいろははとにかくうわさを消して回るというあえて目立つ動きをする作戦を提案します。この作戦を実行することになり、ももこかえでのもとへ向かうことにしました。 いろはやちよがうわさを消して回っていると、マギウスの翼が現れました。しかし、ウワサを守る役割を持つ黒羽根は内部で何が起きているのか把握できていないようでした。 いろはやちよは、やちよが調べたうわさと、これまでに遭遇したウワサを地図に書き込むことにしました。うわさの分布に特徴が現れ、二人は里見メディカルセンターへ向かいました。 みふゆフェリシアさなをいろは達のもとへ送る手筈を整えます。

ももこかえでのもとを訪ねましたが、かえではまだ立ち直っていませんでした。 2人に合流しようとしていたももこは、遊園地の話がうわさに関係あるとみて調査を行います。

ももこは調整屋のもとを訪れていて、遊園地のうわさについて聞いていました。栄区の情報を知りたくなったももこは、レナに協力してもらい、情報収集を急ぎます。その結果、遊園地のオープンは2日後の夜明けと判明します。 里見メディカルセンター付近でいろはやちよは洗脳が解けたフェリシアさなと出会います。 みかづき荘でいろはやちよフェリシアさなから脱出までの詳細を教えてもらいます。そこにももこが訪れ、遊園地のうわさについて報告を行いました。 東の状況を把握するため、やちよ十七夜に連絡を取ります。そのころ、十七夜は黒羽根と戦っている最中でした。そこに天音姉妹が現れ、十七夜にいろは達がテリトリーを狙いにやってくるという嘘情報を伝えます。 次の日にいろは達と十七夜は会う約束をします。

 

杏子はマギウスの翼へ入ることを装い、内部調査を行っていました。

_____次の日_____

いろはやちよももこ十七夜と工匠区で会い、カフェで情報交換を行います。その結果、旧車両基地がマギウスの拠点ではないかという話になりました。

4人は旧車両基地へと行きますが、十七夜は新車両基地も怪しいと思い、途中から別行動をとりました。 旧車両基地に残った3人は天音姉妹を含めたマギウスの翼の襲撃を受けます。十七夜天音姉妹から嘘情報を聞かされていたと把握すると、3人のもとへ駆けつけ、天音姉妹を圧倒します。 結果、天音姉妹も詳細を知らないようでしたが、鶴乃の居場所と現状は知っていました。鶴乃はウワサの一部となり、大東区の観覧車草原にいるというのです。最終目的地が確定し、やちよフェリシアさなに電話で目的地を伝えました。

一方、レナかえでのところにいました。2人はお互いの気持ちをぶつけあい、心が完全にくじけていないことを確かめ合いました。

観覧車草原へ到着すると、そこにはマギウスの翼とマギウスが待ち構えていました。混戦する中、みふゆやちよへゴンドラがうわさへの入り口と伝え、やちよいろははウワサの結界へ急ぎます。

結界内にはウワサが憑いた鶴乃がいました。鶴乃を説得しても、聞く耳を持ってはいませんでした。ふたりは魔力を一緒に合わせて鶴乃へ攻撃したものの、鶴乃が意識を失うだけでした。 やちよ鶴乃の気が抜けた表情を見て、鶴乃の本当の苦しみは何があっても笑顔でいないといけないという緊張感に縛られていたこと、無理をしていたことだったと悟りました。

外では立ち直ったかえでレナが合流していて、ウワサの結界の中へフェリシアさなも合流してきました。4人は魔力をフェリシアに集め、フェリシアのハンマーで鶴乃に攻撃を加えます。 攻撃による鶴乃へのダメージはなく、鶴乃からウワサがはがれると同時に、鶴乃が抱えていた感情があふれてきました。

4人は鶴乃の救出に成功し、ウワサの討伐も完了します。

この夜、チームみかづき荘の結成した瞬間でした。以下、5人をまとめた表現をチームみかづき荘と呼称します。 チームみかづき荘が外へ戻ると、外の戦いは止んでいました。 そこへ魔法少女姿のねむがウワサさんと一緒に姿を現しました。これで正式にマギウスチームみかづき荘の前へ姿を現したことになります。

マギウスの本当の目的は、エンブリオ・イブを孵化させて魔法少女開放の奇跡を世界中へ広めること、そのためのエネルギーを集めることでした。そのやり方は、ほとんどキュゥべえと同じ考えでした。

チームみかづき荘、チームももこ、十七夜マギウスの考えには賛同しかね、抵抗していくことを宣言しました。マギウスはこれに対し、手段を択ばないことを決めます。 その場にいた魔法少女達はそれぞれの帰るべき場所へと戻っていきました。

 

_____次の日_____

チームみかづき荘は前日に起きたことを整理し、マミもウワサに憑かれていると考えました。 徹夜明けの朝食前、いろはさなチームみかづき荘の分だけ用意したコースターをみんなに渡しました。 寝る前、いろはは今まで気になってきたうわさが万年桜のうわさではないかとにらみます。

そのころ、灯火ねむはワルプルギスの夜の襲来が近いうちに訪れることをを観測していました。

 雫の店に郁美が来て、郁美が欲しがったための店で使用しているコーヒーの豆を渡します。この時、郁美が働いているというメイドカフェへ来ることを提案されます。あやかから電話がかかってきたことをきっかけに郁美の働くメイドカフェへ行くことにしました。

メイドカフェで郁美は、へマギウスの翼に入った詳しい理由を話しました。

 雫にも呼び出され、郁美と同じくマギウスの翼に入った詳しい理由を聞きました。

この時点でキレーションランドのウワサが消えていますが、の洗脳は鶴乃と同じく、深くかけられた状態となっています。

まどか達3人は休みない魔女の出現に悩まされていました。 魔女の反応を追っていると、マギウスの翼を見つけました。黒羽根と白羽根を捕らえても口を開こうとせず困っていたところ、まどかいろはからのメールが届きました。その内容は、マミはウワサにされているかもしれないという内容でした。メールにはウワサのはがし方が書いてありましたが、3人はマミの心を理解していないことに気づきます。

まどか達の前にマミが現れ、3人に見滝原へ魔女を放ったことを伝えました。そこにアリナが合流し、3人をアリナの結界へ閉じ込めてしまいます。

このころ、杏子は順調にマギウスの本部へと近づいていました。

 杏子はマギウスの本拠地「フェントホープ」へ来ていました。そこでみふゆマミと会いますが、マミの変化を目の前にして杏子は声を荒げてしまいます。

 杏子みふゆはその場に現れた灯花ねむをごまかすように部屋を去り、マミねむによってさらにウワサによる洗脳を強化されてしまいます。

 杏子はその後みふゆに案内され、エンブリオ・イブを目撃します。その姿は魔女を連想させました。

 みふゆの案内によって杏子はフェントホープから抜け出し、神浜を出て見滝原へと向かいました。

マギウスの翼では大掛かりな異動が始まっていました。配属先の決定条件はマギウスの翼で「魔法少女の開放に忠誠を誓う」なのか、「マギウスに忠誠を誓う」なのかの二つでした。前者は本拠地防衛、後者は聖堂へ集合するよう言い渡されます。

マギウスへ忠誠を誓うと回答しました。郁美は聖堂へ入ってもペンダントは外すよう言われます。

は聖堂の中で自分の居場所「余計なことを考えずに自然体であれるところ」はあやかにあると考えました。これによっての洗脳が溶け、そしてはペンダントを外しました。

マギウスはマギウスの翼を集め、全員をウワサによって狂人化させます。この時、本拠地を防衛するマギウスの翼たちはペンダントを外した状態でした。

受信ペンダントのウワサ
”アラもう聞いた?ダレから聞いた? 受信ペンダントのそのウワサ
自信がないとき、怖いとき 何も考えたくないとき、悲しいとき そんなときはこれヒトツ! 付けたら心も頭もパーッとマッシロ どんな感情も無くなっちゃう! だけど使うときは気を付けて! マギウスに言われたことは何でも聞いちゃう 受信機になっちゃうって マギウスの翼の間ではもっぱらのウワサ
ナンデモイッテー!”

ペンダントを外したはウワサの影響を受けることがありませんでしたが、他の羽根たちの攻撃の標的となってしまいます。魔女の妨害を受けますが、郁美から渡されていたカギによって魔女の結界から脱出することに成功します。

羽根たちに襲われている中、郁美から渡されていた魔力をためるジェムによって自分の居場所を攪乱させることに成功します。

 雫は羽根たちの暴走を神浜の魔法少女へ伝えるため、出口を目指しました。この時に出口がある方角である南を郁美から渡されていた方位磁石が示してくれました。

出入り口に待ち構えていた郁美を撃退し、雫は神浜へと戻りました。

まどか、ほむら、さやかはアリナの結界内でさまよい続けていました。まどかさやかはいち早く結界を脱出したい一方、ほむらまどかの死因に大きくつながるワルプルギスの夜との対立を避けられるチャンスだと思い、結界から出ないほうがいいのではと考えていました。

杏子がマミのリボンで拘束されたアリナの結界を発見し、それを破壊しました。これによって、まどかほむら、さやかアリナの結界から出ることができました。 まどか、ほむら、さやかは一度家に帰り、杏子は単独行動でマギウスに立ち向かうことを決めました。

ほむらまどか、さやかに神浜へ行かないよう電話で説得を行いました。

_____次の日_____

ほむらの説得はむなしく、まどかさやかが神浜へ行くことをあきらめさせることができませんでした。結局、3人で神浜へ行くことにしました。

第一部 第八章

チームみかづき荘やちよは合流していない)とチームももこ十七夜のバイト先であるメイドカフェへ向かいました。そのころ、やちよは傷ついたれんに会い、マギウスの翼に襲われていたことを知ります。やちよれんを調整屋へ送り届け、メイドカフェへ向かいました。 チームみかづき荘チームももこやちよからの情報をもとに、手分けして神浜にいる魔法少女を調整屋に避難させることにしました。メイドカフェの外でマミと遭遇し、宣戦布告をされます。

十七夜も合流し、魔法少女の保護が始まりました。 いろはさなは万年桜のうわさを確かめるために別行動をとりました。

現時点での調整屋にいる魔法少女 ・八雲みたま五十鈴れん

 

マギウスは神浜市にある携帯の基地局を押さえ、魔女にしか見えない可視光線で神浜を覆っていました。その可視光によって魔女には神浜が桃源郷に見えるようにしていたのです。さらに灯花が21cm線を使用してワルプルギスの夜を狂暴化させました。これによってワルプルギスの夜はただ破壊を行うのではなく、神浜という街を徹底的に破壊することしか考えられないようにしたのです。

秋野かえでの動向(新西区)・

近くにあるこのみのバイト先である花屋へと向かっていました。道中、黒羽根(狂)と白羽根(狂)に襲われ、そこへこのみが合流します。このみからの話によって黒羽根(狂)たちによって既にかこが襲われていたことを知ります。 グリーフシードでかこのソウルジェムを浄化した後、かえでやちよから電話がきて、黒羽根に気を付けるよう言われます。途中で電話が切れたものの、チームブロッサムは調整屋へと向かいました。

水波レナの動向(水名区)・

水名女学園前で明日香ささらに出会います。明日香ささらはすでに黒羽根(狂)と白羽根(狂)が現れたことを知っていました。レナが確認を取ろうと話しているうちに明日香レナは敵だと勘違いしてしまいます。そこへ黒羽根(狂)と白羽根(狂)が襲い掛かってきました。 明日香の誤解が解けた後、3人は近くにいる魔女を倒すことになります。その魔女の結界内でまなか莉愛に会います。(レナは結界内で戦っていたためやちよの電話に出ることができなかった) レナたちは麻友も連れて調整屋へと向かいました。

十咎ももこの動向(栄区)・

ももこが黒羽根(狂)と白羽根(狂)に襲われていたところへ江利(えり)あいみが加勢します。 黒羽根(狂)たちを撃退したころ、やちよから電話がきます。電話が途中で途切れ、二人はあいみが感知したというまさらこころが襲われている現場へと向かいました。そこではまさらが戦っている最中でこころは気絶していました。 黒羽根(狂)たちを撃退し、4人は調整屋へと向かいました。

由比鶴乃の動向(南凪区)・

自分の記憶を頼りにマギウスの本拠地へつながる入り口を探していると、黒羽根(狂)と白羽根(狂)に襲われます。これらを退けた後、魔法少女の反応をたどっていき、ひなのと出会います。(ひなの鶴乃が面と向かうのはミラーズ以来である) 黒羽根(狂)たちを退けたころには神浜市全域に電波障害が発生していました。ひなの梨花を探しに、鶴乃フェリシアのもとへと向かうことにしました。

深月フェリシアの動向(参京区)・

黒羽根(狂)たちに手を焼いていたところ、あきらと会います。過去に因縁はあるものの、二人は近くにいる魔女を協力して討伐します。ななか組は現状を把握しているらしく、詳しい説明のためにフェリシアはななかたちのもとへと向かいました。(この時、かここのみかえでに保護されていた) ななか美雨葉月がいるカフェへあきらフェリシアが到着しました。そこでフェリシアが説明を行っても話は混線するばかりであり、フェリシア鶴乃の到着を望んでいました。

和泉十七夜の動向(大東区)・

魔法少女の数が少ないとわかっている中、眞尾(まお)ひみかを探すことにしました。 魔女退治を行うひみか十七夜が合流し、ひみかはマギウスの翼への勧誘を断っていたことを知ります。 魔女を退治した後、そこへ黒羽根(狂)と白羽根(狂)が現れ、2人に襲い掛かります。2人はこれを撃退し、ひみかは調整屋へ、十七夜やちよのもとへと向かいました。(この時点で神浜市全域に電波障害が発生した)

七海やちよの動向(工匠区)・

魔女に襲われた一般人を助けていたところ、黒羽根(狂)と白羽根(狂)に襲われます。 現状を伝えるために仲間へ連絡を行いましたが、応答したのは鶴乃ももこかえでだけでした。 話の途中、神浜市全域で電波障害が発生します。 大東区で動いている十七夜と合流しようと動いていたところ、千秋理子(ちあき りこ)が黒羽根(狂)に襲われている現場に遭遇します。理子が調整屋へと向かったころ、十七夜やちよのもとへ合流してきました。

調整屋へ最初に到着したのはももこ達でした。それから次々と魔法少女たちが集まり、ももこみたまへ中立を破ってほしいとお願いをします。みたまは決意し、中立を破ることにしました。 あやかに連絡を取り、安全な場所へ避難するよう伝えます。

現時点での調整屋にいる魔法少女

八雲みたま
五十鈴れん  
春名このみ  
夏目かこ
秋野かえで
阿見莉愛
胡桃まなか  
梢麻友
水波レナ
美凪ささら
竜城明日香
十咎ももこ
加賀見まさら
粟根こころ
江利あいみ

避難中の魔法少女
千秋理子
眞尾ひみか
常盤ななか
遊佐葉月  
志伸あきら

救助活動中の魔法少女
七海やちよ
和泉十七夜
深月フェリシア
由比鶴乃
都ひなの

 

フェリシア、鶴乃の動向・

フェリシアが説明できずに困っていたところへ鶴乃が到着します。鶴乃の説明によってななか達にはおおむね理解してもらうことができました。
調整屋へ行くほうが良いと話していたところ、衣美里あやめこのはが店に転がり込んできました。

ななか達は調整屋へ向かい、鶴乃フェリシアは近くで反応があったのもとへと向かいました。は気絶した状態であり、黒羽根(狂)たちに殺されようとしていました。そこへ鶴乃フェリシアが駆け付け、を保護します。
調整屋へと向かっている最中、鶴乃フェリシアへマギウスの翼に協力していたこと、黒羽根たちはウワサによって狂ったと伝えます。

やちよ、十七夜の動向・

やちよ十七夜天音月咲(あまね つかさ)の家へ向かいました。月咲は家へ戻っていませんでした。やちよ十七夜はウワサの可能性を考え、魔法少女の数が多い西へ向かいました。 中央区へ着いた頃、2人はあやかが襲われている現場に遭遇します。黒羽根(狂)たちを退かせ、やちよ十七夜はヘリポートへ、あやかは調整屋へ向かいました。 黒羽根(狂)の心を読むという目的のため、ヘリポートでやちよ十七夜は戦っていました。十七夜が黒羽根(狂)の心を読んでもそこには深い狂気しかありませんでした。
そこへマミが現れ、やちよ十七夜の無力化に取り掛かりました。そのグループには狂人化した天音姉妹の姿もありました。 やちよ十七夜は追い込まれ、四面楚歌となっていました。

調整屋に次々と魔法少女が集まっていく中、鶴乃フェリシアを連れてきました。避難中の魔法少女の中には現状の説明を求めるものが現れ始めました。やちよ十七夜の到着が待たれる中、あやかの情報をもとに鶴乃フェリシアが2人のもとへ急ぎました。 重要人物が欠けている中でみたまは調整屋にいる魔法少女たちへこれまでの経緯と魔法少女の真実を話しました。

現時点での調整屋にいる魔法少女

八雲みたま
五十鈴れん  
春名このみ  
夏目かこ
秋野かえで
阿見莉愛
胡桃まなか  
梢麻友
水波レナ
美凪ささら
竜城明日香
十咎ももこ
加賀見まさら
粟根こころ
江利あいみ
毬子あやか
保澄雫
千秋理子
眞尾ひみか
常盤ななか  
・純美雨
 
志伸あきら
・静海このは
 
遊佐葉月  
三栗あやめ
都ひなの
綾野梨花

マギウス、マギウスの翼と交戦中の魔法少女
七海やちよ
和泉十七夜
深月フェリシア
由比鶴乃

鶴乃フェリシアは黒羽根(狂)と白羽根(狂)と交戦しながらヘリポートへ急ぎました。 まどか、ほむら、さやかは神浜に到着してしばらくすると、ウワサによって操られた状態の黒羽根(狂)に遭遇します。

ヘリポートの決戦

やちよ十七夜が四面楚歌な中、鶴乃フェリシアがその場へ駆けつけました。
その時の攻撃によって黒羽根のペンダントが取れます。これによってペンダントがウワサの影響を受ける受信機であることを知ることができました。
4人はマギウスの翼たちに取り付けられたペンダントを壊すことに専念しました。フェリシアがペンダントを壊すと、大元であるウワサが現れます。フェリシアは羽根たちの相手、十七夜天音姉妹やちよマミ鶴乃はウワサを相手にしました。 ウワサは倒され、魔法少女の虐殺という一つの作戦は幕を閉じました。しかし、同時進行していたワルプルギスの夜を誘い込む作戦は無事に実行されました。

これによって神浜市の電源、電波はマギウスの手中に収まりました。同時にヘリポートへ多くのマギウスの翼が集まってきました。 やちよ達はマギウスの翼の精神的支柱であるマミを無力化させることに集中することとなりました。  

まどか、ほむら、さやかが戦っているといきなり黒羽根たちが正気に戻りました。 調整屋では多くの魔法少女が動揺し、意見の交換を行っていました。一部の魔法少女はヘリポートへ向かい、心の整理が必要な魔法少女は調整屋に残りました。

やちよ、鶴乃、フェリシア、十七夜が四面楚歌であることは変わらず、絶体絶命でした。そんな中、やちよかなえメルが語り掛けてきた気がしました。
やちよは不思議な力を発揮し、マミと必殺技をぶつけ合いました。

この時、やちよマミの真実を知り、ウワサをはがすことに成功しました。しかし、3人の体力は限界でした。

その場へ調整屋から駆け付けた魔法少女たちが集まっていました。それぞれはマギウスの翼とウワサに応戦しました。正気に戻った天音姉妹はこの状況をマギウスへ伝えに戻りました。

ヘリポートは一時的に落ち着きを取り戻しました。マミななかあきらが調整屋へ連れていくことになりました。やちよ鶴乃フェリシアチームももこはいろは達のもとへと向かうことにしました。

まどか、ほむら、さやかが逃げた黒羽根を追っていると街中は停電しました。戸惑っている3人の前に夏希、かのこ、かりんが現れます。夏希、かのこ、かりんはヘリポートへ向かった魔法少女から調整屋へ向かうよう話を聞いたらしく、マミも調整屋へ運ばれたことをまどかたちへ伝えました。
まどか、ほむら、さやかは調整屋へ向かうことにしました。

現時点での調整屋にいる魔法少女

八雲みたま
五十鈴れん  
春名このみ
梢麻友
粟根こころ
江利あいみ
毬子あやか
保澄雫
綾野梨花  
桑水せいか
伊吹れいら
相野みと

マギウス、マギウスの翼と交戦中の魔法少女

七海やちよ
和泉十七夜
深月フェリシア
由比鶴乃
夏目かこ
秋野かえで  
阿見莉愛
胡桃まなか
水波レナ
美凪ささら
竜城明日香
十咎ももこ
加賀見まさら
千秋理子
眞尾ひみか
常盤ななか  
・純美雨
 
志伸あきら
・静海このは
 
遊佐葉月  
三栗あやめ
都ひなの

環いろは、二葉さなの動向・

いろはさなは万年桜のうわさを探しに北養区の森の中に来ていました。マギウスの翼の出入りが多かった場所を見つけ、そこへ2人はさなの気配を消す魔法を共有しながら向かいました。 その中にはウワサの結界と花が散った大きな桜の木、四つの椅子がありました。

気配を消すのをやめた瞬間、その場へ灯花ねむが現れました。
灯花いろはの話を聞こうとはせず、いろはへと襲い掛かってきました。灯花の放ったビッグバンはさなによって受け止められましたが、さなは瀕死状態となってしまいます。
いろはは灯花たちへ記憶が正しいと理解してもらうために万年桜のウワサの内容を話しました。

万年桜のウワサ
”みんなで走り回れるようにって 草原が広がっていて みんなでお花見ができるようにって 大きな桜の木がある
そこでいつか 入院していた3人の女の子たちが 元気になって退院してきて
いつもお見舞いに来ていた 1人の女の子と再会するの すると大きな桜の木は
4人の再会を祝福するように 満開の花を咲かせる”

ウワサの内容は合っているらしく、2人は記憶が正しいといえる証拠とその証明を求めました。 いろはは試しにクレメル灯花ねむに抱いてもらおうとしました。しかし、すでに2人はクレメルに触れており、何も起こらなかったというのです。

 いろは灯花の放ったビッグバンを受けるところをウワサが守りました。これで記憶が正しいという証明は行われたことになります。すると灯花は自分とねむ以外に2人の親しき存在がいたことを話しました。しかし、その記憶は欠損しているらしく、それはねむも同じでした。

いろはは記憶の話をしました。本当はうわさを灯花、ねむ、ういが考えていたということ、環ういという存在が確かにいたということも。

しかし、話は2人には響きませんでした。  

灯花ねむいろはさなへ襲い掛かったところ、アリナいろはを守り、自分の固有結界へ閉じ込めてしまいました。  

いろはマギウスの本拠地ホテルフェントホープへ連れていかれてしまいます。さなは気配を消したことで連れていかれずに済みました。  

さないろはを助けに行く前に万年桜のウワサへ仲間が来たらここで起きたことを伝えてほしいと言い、ホテルフェントホープへ向かいました。

 

 みたまは落ち着きを取り戻しつつあった調整屋の中で葛藤していました。そしてみたまは表で戦うことを決意しました。

 やちよ鶴乃フェリシアチームももこはいろは達のもとへと向かっている最中、黒羽根たちの襲撃を受けます。そこへみたまが駆け付け、7人は万年桜のウワサへ到達します。 ウワサの結界内でみたまはこれまで行ってきたことを6人に明かしました。調整の対価であるグリーフシードをマギウスに渡していたこと、ワルプルギスの夜を呼ぶことを知っていたこと。

賛否両論ではあったものの、やちよ鶴乃フェリシア、チームももこ、十七夜はフェントホープへと向かい、みたまはそこへ向かおうとする黒羽根、白羽根を迎え撃つことにしました。

 いろははソウルジェムを別の場所へと移され、檻の中に閉じ込められていました。  天音姉妹みふゆは個室に閉じ込められていました。 マギウスはウワサを作り出して一気にイブを孵化させようとしまするが、ねむの力に不具合が発生し、ウワサを使ったイブの孵化は見送られました。

調整屋では運び込まれたマミが目を覚まし、そこにはまどか、さやか、ほむらの姿がありました。

 

現時点での調整屋にいる魔法少女

八雲みたま
五十鈴れん  
春名このみ
梢麻友
粟根こころ
江利あいみ
毬子あやか
保澄雫
綾野梨花  
桑水せいか
伊吹れいら
相野みと  
常盤ななか  
志伸あきら
巴マミ
鹿目まどか
暁美ほむら
美樹さやか
矢宵かのこ
空穂夏希
御園かりん

マギウス、マギウスの翼と交戦中の魔法少女

七海やちよ
和泉十七夜
深月フェリシア
由比鶴乃
秋野かえで
夏目かこ  
阿見莉愛
胡桃まなか
水波レナ
美凪ささら
竜城明日香
十咎ももこ
加賀見まさら
千秋理子
眞尾ひみか  
・純美雨

・静海このは  
遊佐葉月  
三栗あやめ
都ひなの

 

マギウスにとらわれた魔法少女

環いろは
梓みふゆ
天音月夜
天音月咲

 

神浜市には暗雲が立ち込め、不気味な笑いとともに3,2,1と舞台の幕開けを刻む音が聞こえようとしていました。

第一部 第九章

神浜市内では急速な天候悪化による避難勧告が行われていました。

まどか、ほむら、さやかはいろは達を助けるためにフェントホープへと向かおうとしていました。そんな中、マミのやるべきことを3人は優先し、見滝原の魔法少女たちはヘリポートへと向かいました。ヘリポートまでの近道は、ななかあきらが案内を行いました。 以下、見滝原出身のまどか、ほむら、マミ、さやか見滝原の魔法少女と呼称します。

見滝原の魔法少女ななかあきらがヘリポートへ到着し、マミが羽根たちにマギウスとの決別を宣言、マギウスの真意を明らかにしました。しかし、完全に話を信じる者は少ない状態でした。羽根たちの話により、みふゆの言葉であれば信じるということがわかり、見滝原の魔法少女たちはホテルフェントホープへと急ぎました。

 フェントホープへ侵入していたさないろはの居場所を知っていそうな黒羽根を捕まえるものの、口を割ってはくれませんでした。仕方なく、さなは黒羽根のローブを奪い、情報集めに努めました。この時ローブを奪われてしまった黒羽根は郁美でした。

さないろはアリナのもとへ連れてくる羽根と合流し、いろはがとらえられている檻までたどり着くことに成功しまする。 羽根たちを退けたさなが檻を壊すとウワサが反応し、襲い掛かってきました。 ウワサを撃退し、いろはさないろはのソウルジェムの回収を急ぎました。

 やちよ鶴乃フェリシアチームももこ十七夜 はフェントホープの敷地へ入ることができたものの、いろはさなの魔力反応を感知できませんでした。この時、フェントホープでは魔力感知が機能しないことを知ります。また、魔法少女へ攻撃することにためらいを持つ者がいることも知ります。

ローブを奪われてしまった郁美は白羽根のローブを借りて引き続き防衛にあたっていました。そんな中、郁美はやちよたちと対面します。やちよたちの説得によって心が揺らいでしまった郁美はやちよたちにさなの動向を伝えました。

やちよたちはみふゆの行方が気になっていました。みふゆがいるという最上階へ向かうためにフェリシアが建物に傷をつけてしまいました。これによってやちよたちにもウワサが襲い掛かってきました。

やちよたちはさな、いろはが脱出中であることを羽根たちの会話から把握します。いろは達の救出を手助けするためにチームももこはいろは達を追いかけていったであろう羽根たちの撃退、やちよ、鶴乃、フェリシア、十七夜みふゆの救出を行うことにしました。

いろは達が羽根の追っ手に苦労しているところに杏子が現れます。杏子マギウスに立ち向かうことを宣言し、いろは達を助けます。話をしているといろはの体とソウルジェムのリンクが切れ、いろはが抜け殻状態となってしまいます。 隙をついて羽根がいろはの体を回収し、羽根たちは杏子さなを地下の通路で足止めさせることに成功します。

 いろはは気が付くと、黒羽根に捕まった状態でした。ついていけばソウルジェムにたどり着けると判断し、抵抗しようとしませんでした。 黒羽根の話を聞くと、黒羽根の一人は妹が魔女になってしまったことがきっかけに開放に縋ることを決意したというのです。やり方はどうであれ、彼女はワガママを通すと言い、決意を固めていました。 また、神浜市外の魔法少女はとある少女の言葉に導かれ、神浜という町と魔法少女の開放を知ったらしいのです。 羽根への説得はかなわず、いろはは目印として建物の廊下に制服のリボンを落としていきました。

やちよたちはみふゆが捕らえられているであろう最上階の部屋へたどり着きましたが、そこにはソウルジェムとのリンクが切れたみふゆ天音姉妹がいました。 ソウルジェムの在処は一回エントランスだと知ることができ、やちよたちは窓を破って1階まで急ぎました。

チームももこが黒羽根たちを追跡している中、再び郁美が立ちはだかります。郁美は今までしたこと、今何をすればいいかに困り、混乱していました。

とうとう郁美は穢れが満ちてしまい、ドッペルを発動してしまいます。(この時発生したドッペルは羽根仕様であり、郁美にはしっかりと独自のドッペルが存在する)

 郁美チームももこに手を貸すと決め、いろはの搬送班に追いつく最短ルートを教え、それによって現れるウワサ討伐も受け持ちました。郁美は完全にマギウスを裏切ったこととなりました。

一方、さな杏子はやっと地上へ出ることができていました。いろはの行き先がわからない中、さないろはの制服のリボンがあることを知り、大まかな行き先を知ることに成功します。

やちよたちは一気に飛び降りたことによってみふゆ、天音姉妹の意識が戻ります。 この一連の騒動により、みふゆ、天音姉妹は完全にマギウスの計画から手を引くこととなりました。 飛び降りた場所からソウルジェムの搬送班を目撃し、やちよたちは1階エントランスへ向かいました。

 郁美の情報通り、ももこが1階まで突っ切るとそこにはいろはと搬送班の羽根たちがいました。 ももこいろはの奪還に成功します。 同時にそこにはソウルジェムの搬送班が到着していました。ソウルジェム搬送班にいたは目的地へと急ぎます。 そこへ一つ上の階でウワサの相手をしていたレナかえでが追いつき、を抑えます。はやけくそになり、黒羽根に転がったソウルジェムを壊すことを命じます。 しかしそこにさな達、やちよたちが合流し、ソウルジェムが破壊されることはなかありませんでした。

すべてのソウルジェムを取り戻し、を見た十七夜が東の魔法少女であることを見抜きます。郁美のようにはいかず、の意志は固く、説得は失敗します。は黒羽根を連れて退きました。

いろは達は無事に合流できた喜びとともに居場所が近いマギウスへ立ち向かう覚悟を固めます。

マギウスがいるであろう地下の聖堂へ続く道は塞がれた状態となっていて、その蓋を破壊すると強力なウワサが出現しました。このウワサによってチームももこ、杏子、みふゆ、天音姉妹は外へ飛ばされてしまいました。

ウワサを倒した後、今度はアリナが所有していた魔女たちが出現します。その頃外へと吹き飛ばされてしまったメンバーは建物へ入れない状態となっていたためフェントホープ自体を破壊することを試みます。 チームみかづき荘十七夜はフェントホープの破壊に巻き込まれないようマギウスのもとへと急ぎました。

このころ、神浜には異常気象が発生していた。

チームももこ杏子、みふゆ、天音姉妹は解き放たれた魔女たちの相手をしながらフェントホープを破壊する頃合いをうかがっていました。

強力な魔女と立ち向かっているとき、見滝原の魔法少女が到着し、アリナのコレクションを撃破することができました。

外での戦いはいったん落ち着き、マミの提案によりみふゆの言葉を神浜にいる羽根たちへ届けることとなりました。神浜中へ言葉を届ける手段として天音姉妹の音を操る魔力が使用されました。

チームみかづき荘十七夜はウワサとアリナが放ってくる魔女に苦戦していました。突破するのは容易でしたたが、体力の消耗は避けられてはいませんでした。そこへが引き連れた羽根たちが立ち向かいます。

令達と戦っていると、みふゆによる演説が神浜中に伝わっていました。みふゆマギウスに立ち向かう決意とマギウスに関わり続けることの危険性を伝えました。この言葉は多くの羽根たちを動揺させ、無力化させるのには十分でした。 みふゆによる演説が終わった後、マミはやるべきことを果たすためにフェントホープへ穴をあけ、内部へと侵入しました。出てきたウワサはマミを除いた見滝原の魔法少女が相手をし、杏子マミの後をついていきました。

フェントホープの奥地では動けなくなった羽根たちの次にミラーズから連れてきたマギウスのコピー体が現れていました。コピー体は羽根たちを次々と攻撃し、この行為、言動がいろは達に本物のマギウスではないと決定づけるには十分でした。

コピー体を倒した先は行き止まりでした。そこにマミが現れ、聖堂とフェントホープの接続を断っていた聖女のウワサを出現させることに成功します。 ウワサを倒し、チームみかづき荘十七夜は奥へと進むことができたものの、マミは大丈夫だと嘘をつき、消耗しきった体でその場に座り込んでしまいます。そこへ杏子が現れ、マミが建物の破壊に巻き込まれることは回避されました。

やちよたちが聖堂の領域に入ったことを確認したみふゆ達はフェントホープの破壊を試みます。すると大元のウワサが出現しました。 ウワサは強力で、みふゆの現在の魔力では致命傷を与えることはかないませんでした。この後に行った仲間になった羽根たちとの一斉攻撃でもウワサが倒れることはありませんでした。 マミ、杏子も到着しましたが、ウワサに苦戦する状況が変わりません。

チームみかづき荘十七夜は穢れが満ちる聖堂の道中でチームみかづき荘十七夜のコピー体と出くわします。コピー体はマギウスの思考に操作された言動だったが、6人がコピー体の言葉に惑わされることはありませんでした。 6人がコピー体を倒したころ、外ではいまだにウワサに苦戦していました。

チームみかづき荘十七夜は聖堂へと到着し、イブ、マギウスと対面します。

イブにを目にして魔女だといういろは達に対し、マギウスはイブは半魔女だと強く主張しました。アリナいろはの記憶の変化に興味を持ち続けていていまだに変わらない様子にイライラしていました。

チームみかづき荘十七夜が聖堂内で戦っていると穢れによって体が言うことを聞かなくなってしまいます。

灯花が戯れにドッペルを発動したとき、いろははイブがドッペルを発動させる原因だと知ります。

チームみかづき荘十七夜は立ち向かうことができず、マギウスの話に付き合うしかなかった。 灯花は魔法少女になる動機を教えてくれました。それと同時にキュゥべえの目的についても話しました。そこから感情エネルギー、魔法少女の存在意義へと話が発展し、マギウスの計画へ話が進んでいきます。

話を聞いてもいろは達の考えは変わらず、マギウスの計画を止めると改めて決意を固めます。

外ではいまだにウワサが立ち続けていました。みふゆは最後の手段として自分に強い幻惑をかけ、魔力のリミッターを解除することを決めます。 ももこの制止を聞き入れず、みふゆは自分へ幻惑をかけ、ウワサを消すことに成功します。

聖堂にもすぐにウワサ消滅の影響が及び、北養区の森にたくさんの魔法少女とイブが放り出されました。イブを放とうとするマギウスを阻止するとともにいろはさなはイブの討伐に向かいました。

いろははイブにとらわれてしまいますが、イブはただいろはを見つめているだけでした。さなが助けに入ったとき、光が放たれます。そのとき放たれた光はさなが持っていた万年桜のウワサの枝でした。桜の枝には花が付き、この時にいろはは万年桜のウワサの存在意義とウワサたちの鳴き声を思い出しました。

おねーちゃーん

おねぇちゃんどこぅ

おねぇーちゃん!

やっとあえたね!

 
 

 

イブがういであると知ったいろははイブを倒せずにいました。
イブはワルプルギスの夜に反応し、自力で拘束を解いて神浜へと向かっていきます。 いろはは仲間を説得し、イブを倒さずにイブの中からういを救い出す方法を探すことにしました。

その頃、神浜では魔法少女たちがワルプルギスの夜の使い魔、イブの使い魔を相手にしていました。
その場にいる魔法少女歴が一番長いひなの、戦略に長けたななかが中心となって魔法少女たちの統率をとっていましたが、使い魔たちが拡散したこともあってすべての魔法少女との連携は難しい状況でした。

一方、天音姉妹は意識を失ったみふゆを連れて調整屋へと向かっていました。
マギウスはイブの様子を静観していました。
灯花ねむいろはの記憶が正しいという現実味に違和感を覚えていましたが、アリナはさらにいろはの記憶に興味を持ち、信じようとしていました。 3人は詮索をやめ、計画の成功を見守ることにしました。

ワルプルギスの夜のもとへ向かおうとするイブに対し、いろは達は動きを止めるために攻撃を加えます。しかしイブの強さが想像を超え、動きをまったく止めることができません。 イブが飛び跳ねて街へと移動をはじめた中、みたまがいろは達のもとへと到着しました。みたまによると、イブの中にはまだ魔法少女のういが存在し、救い出す希望はあるという情報でした。
イブはただの着ぐるみ状態であり本体を傷つけても、ういには影響がないことを知ります。 いろは達は、安心してイブの討伐を実施できるようになったとともに、イブのウィークポイントを探ることにしました。
みたまは動けるようになったの力を借り、調整屋へと戻りました。 そこでみふゆの様子を見ましたが、手を加えられないほどソウルジェムが危うい状態で、すぐに砕けてしまいそうでした。 みたま天音姉妹は何もすることができないため、神浜で戦う魔法少女たちの支援を行うことを決めます。 みたまたちが外に出たと同時に調整屋で待機していた魔法少女たちも外へ出てきて、神浜を守るために出向いていきました。

ワルプルギスの夜が神浜に接近してきたころ、天音姉妹はイブの弱点を思い出し、いろはへと伝えました。 その内容は、イブの魔力は宝石を伝って全身に伝えられているということでした。そして、コアとなる宝石は胸元であると知り、そこを中心に攻撃を行い、イブを倒すことにしました。
イブはフェリシアによって記憶を飛ばされてしまったため、方向を変えて中央区へと移動を開始しました。いろは達は高層建築が多い中央区でイブを吊るし、動きを止めることを考えます。 その場へみたま天音姉妹が合流し、神浜を守ろうと考える羽根たちも集まりました。 この場は人数が十分だと判断した見滝原組と杏子天音姉妹は間近まで迫っているワルプルギスのもとへと向かいました。

イブの固定に成功し、いろはがイブのコアとなる宝石へダメージを与えることに成功します。 それと同時にイブの使い魔が作っていた穢れを溜め込む巣から穢れ外部に吸収され、イブの周囲で衝撃が走ります。 これによっていろは以外の魔法少女は倒れてしまい、いろはしかまともに立ち上がっていませんでした。

追撃を行おうとするいろはでしたが、コアとなる宝石に浮かんだのは、魔法少女姿のういの姿でした。

イブへとダメージが入ったことが気になり、マギウスがその場に来ていました。 倒れていた仲間たちも意識を取り戻し、イブの前に立ちはたかるマギウスへと戦いを挑みます。 いろはは仲間たちの助けがあり、ういが眠る宝石のもとへと向かいました。宝石の表面を砕き、ういの姿があらわになるとクレメルういに触れました。すると、広範囲に因果から隔離されていたはずのういという記録が戻っていきました。

キュゥべえになり替わろうとした3人の顛末は他の魔法少女にも伝わり、灯花ねむも元の記憶を取り戻し、人としての感情が戻ってきていました。 灯花ねむの助けがあり、ういは無事に救い出されます。 ういは意識を取り戻し、もう回収の能力が暴走することもありませんでした。

4人が再会を喜んでいる中、ワルプルギスを迎え撃つ魔法少女たちは苦戦していました。 突然イブの魔力が変化したかと思うと、そこにはウワサの影響を受けたアリナがいました。

神浜に張っていた被膜をイブを安定させるための被膜へと変化させ、アリナは破壊の限りを尽くそうとします。 アリナはまとったうわさを制御できていると思い込んでいましたが、すでに意識はウワサに飲まれていました。アートの本質について悩んでいたアリナには歪められた価値観が刷り込まれていました。だれも、彼女の価値観を理解することはありませんでした。
滅びに支配されたアーティストは、命を削って物語を生み出した小説家の手によって姿を消し、同時にイブは崩れようとしていました。これによってねむは意識を失ってしまいます。 この時、ねむは秘かに風の伝道師のウワサを作り出し、そのウワサは魔法少女について調査していた佐鳥かごめへ取り付いたのです。

イブはういを取り戻そうと暴れだします。そこへクレメルが飛び出し、クレメルは自動浄化システムのコアとなり、イブは崩れ去りました。 こうして意図せず、3人が空想で夢見た自動浄化システムが叶った神浜が実現したのでした。

イブが消えた中、ワルプルギスの夜は健在でした。 通常よりも力が強まったワルプルギスには魔法少女が束になっても立ち向かえるものではありませんでした。

そこへもたらされたのは、不安定なレコードに触れることなくもたらされた羽根に乗せられた魔力でした。 因果の外からもたらされた力は神浜の魔法少女を奮い立たせ、どのレコードでも実現しなかった大人数の魔法少女の連携が実行されました。

各々の魔法少女が希望から得た力を使用し、又ある魔法少女はその経験から生まれた知恵を使い、伝説の魔女を圧倒しました。 最後に用意されたのは数多の魔力が集約された、一矢のレインボーオーブの輝きでした。

これが放たれ、神浜の滅びと、ひとりの魔法少女の閉鎖回路は打ち破られることとなりました。 不安定なレコードの中では、どのレコードでもなしえなかった未来が実現し、すべての魔法少女は厄災の終幕にいつまでも喜び続けるのでした。

因果の外で女神様は、あまりにも不安定で、それでもなお他のレコードとは違った未来へと進む物語を引き続き静観することとしたのでした・・・
もう手助けはしない、そう心に決めながら・・・

 

~幸福な魔女篇 END~

 

 

神浜から一時的に被膜が消え去ったため、キュゥべえが再び神浜へと入ることができるようになりました。
しかし、すぐに被膜が張られ、中へ入れた個体数も少ないためかキュゥべえ本人はドッペルの仕組みについて知ることができていない状態でした。 みふゆいろはの能力「治癒の力」によってソウルジェムが修復され、自由に歩き回れる身となりました。 また、ねむも意識を取り戻していました。ねむはウワサを作りすぎた後遺症もあり、車いすで過ごすようになっていました。

ういはみかづき荘で住むことになり、学校へも再び通うことになりました。 平穏な日々が戻ってきた中、神浜ではマギウスによることの経緯を話す場が設けられました。 その後、神浜ではマギウスの処遇をどうするかが課題になりました。 そんななか、いろは、うい、灯花、ねむは万年桜のウワサのもとへ訪れていました。そこには消滅したと思われたクレメルが姿を現し、共に過ごしていくこととなったのです。 しかし本当の春は、いまだに訪れていませんでした。  

 

二木市では魔女を追いかけていた魔法少女と接触できるチャンスが訪れ、結菜鈴鹿さくやを向かわせます。 樹里は負けた後傷を癒し続けていました。
そんな中、アオらんかを襲おうと考えていることを悟ります。そんな樹里らんかの仲間はまだ信用してくれているという言葉を頼りに再び結菜と戦う準備を進めます。 結菜は竜ケ崎の魔法少女から提案があると話を聞き、打ち合わせの場所へ向かいますが、そこで竜ケ崎の魔法少女に襲われてしまいます。

一方、らんかアオは蛇の宮で戦っていて、そこに同行していたひかるアオの判断で結菜のもとへと向かうことになります。
らんかアオが戦っている中、アオはようやくらんかからごめんなさいを聞くことができ、門前橋の蝙蝠の時からあった心の曇りは晴れることとなりました。 結菜のもとへは樹里が到着していて、結菜は虫の息でした。そこへひかるが現れたことで結菜は九死に一生を得ます。結果として虎屋町は竜ケ崎の不意打ちによって負ける結果となります。  

 

~魔法少女裁判~

 マギウスのメンバーたちを公平に裁くため、ウワサを用いた裁判が行われることになりました。 その役割を担ったウワサが、万年桜のウワサでした。万年桜のウワサは神浜で唯一実態を持ったウワサとして残っていたからです。 ウワサには灯花によって膨大な知識が詰まったサーバにつなげられ、ねむによって役割を書き換えられました。 これによって万年桜のウワサは裁判の結果次第で死人を出す役割を担うこととなったのです。 ウワサへの細工を懸念した魔法少女たちは、以下のようなプロセスで魔法少女裁判を実施しました。

・一審:万年桜のウワサに与えられた人間社会の裁判をもとに対象者が犯した罪と、善行を差し引きして結果を導き出す。

・二審:一審の結果をまとめた意見書を神浜の魔法少女すべてに送付し、期限までに各地区の回収役の魔法少女へ意見書を集め、その結果から判決を導き出す。ただし、提出率があまりにも低い場合は一審の結果を最終判決とする。

・三審:二審で魔法少女による意見が大きく分かれた場合、3名の代表の話し合いの結果を最終判決とする。

この裁判方法と手順は神浜にいる魔法少女たちへ伝えられ、神浜にいるすべての魔法少女が裁判へと参加することとなりました。 裁判の対象は、灯花、ねむ、みふゆ、みたま、天音姉妹でした。アリナは行方不明のため、対象から除外されました。 第一審が行われ、結果は以下のようになりました。

灯花、ねむ:極刑

みふゆ:無力化刑

みたま:条件付きの無力化刑(調整屋の中でのみ変身可能)

天音姉妹:制限刑

※極刑  :ソウルジェムの破壊
 無力化刑:変身することでソウルジェムが破壊されるよう指輪を細工
 制限刑 :変身時に痛みが伴うよう指輪を細工
 監察  :執行猶予

裁判は第二審へと進み、結果を待つだけでした。

いろは、うい、灯花、ねむは病室で夢見た神浜中を歩き回るという約束を果たすために集合しました。 有限の時間の中歩き回れる場所は限られているため、特に3人が行きたい場所をピックアップして目的地を設定しました。
コロッケがおいしいお店、人力車による水名区観光、水名神社へのお参り、歴史編纂室、星屑タイミビューワのウワサを4人と万年桜は回ったのでした。
星屑タイムビューワの中で、いろはうい灯花ねむが死のうとしていることを知ります。 万年桜のウワサは、裁判の結果を執行する役割と同時に本質となる性質も残していました。そのため、守ろうとする相手を殺してしまうという指示に不安を抱いていました。 二審の執行日、意見書は灯花ねむの手によって執行日に回収されないよう細工が行われていました。 灯花ねむは自分たちが公平な結果死ぬことを望んでいたのです。 いろはういが2人を殺そうとする万年桜のウワサを止める中、他のチームみかづき荘十七夜は意見書の回収へと向かいました。 スマホへと送られた意見書回収の情報をもとに、第二審の判決は1日の猶予が与えられました。 意見書をもとに、第二審の判決は以下のように下されました。

灯花、ねむ  :制限刑
みふゆ、みたま:監察
天音姉妹   :無罪

第三審は行われることがなく、二審の結果が最終判決となりました。 制限刑の監視は万年桜のウワサが継続して行い、細工を解こうとすると襲い掛かるようウワサの内容に追加が行われました。 これによって魔法少女裁判は幕を閉じ、魔法少女たちはひと時の平凡な日々へと戻っていったのでした。
以下、いろは、うい、灯花、ねむの4人チームを空想の神浜チームと呼称します。

こうして神浜には、春が訪れました。  

 


深碧の巫
  神浜から遠い地で、広江(ひろえ)ちはるは時女一族が暮らすという村へ行くことになります。 村には時女静香(ときめ しずか)土岐(とき)すなおという二人の魔法少女がいて、村では巫(かんなぎ)と呼ばれていました。 ちはるは村のおきてに素直に従い、神子柴という村を取り仕切る人物からキュゥべえに伝える願いを伝えられます。そして流されるがままにちはるは願いを伝えました。

広江ちはるが魔法少女になります。

ちはるが魔法少女になる際に願った内容は「警察庁が隠蔽している防衛省職員による事件の証拠を表舞台に出して」
願った結果、「悪意を嗅ぎ取る能力」を手に入れます。

ちはるは巫として活動するための稽古を積む中、村中に漂うあらゆる悪意に敏感に反応し、日々息苦しい感覚に襲われるようになります。
また、巫の暗殺役としても動いていたすなおちはるを何度も殺そうとしていました。しかしそれは静香の介入によって何度も未遂で済んでいました。
そんな静香のソウルジェムの穢れが限界に近づいたころ、村のしきたりによって静香は村の外へ出ることになります。
悪意を嗅ぎ取ったちはる静香の後をついていくと、そこで神子柴が静香を濁流へ突き落す瞬間を目撃してしまいます。

ちはる静香を持っていたグリーフシードを使って助け、二人が水底で目撃したものは、巫であったものとされる多くの人骨でした。 すなおは生き残った二人を始末しようとしますが、とうとう始末することができませんでした。


時女一族の現状を打破するため、ちはる、静香、すなおは神子柴へ真実を聞くために村へと戻りました。 村の探索中、村自体が魔女の結界の中であること、全ての始まりは神子柴の投資失敗から始まったこと、村のしきたりは神子柴が権力で作り上げた偽りのしきたりであることが判明します。 村の大神殿と呼ばれる場所にいた魔女を三人で倒し、神子柴をとらえることに成功しますが、とうとう神子柴本人の口から真実が話されることはなく、神子柴は自害してしまいます。

その後、すなおが見つけた音声データによって魔法少女が金の取引材料にされていたこと、神子柴に伝わるアヒル草文字で記された古文書が発見され、ちはるの母が古文書の解読を行いました。 解読の結果、時女一族自体は魔法少女としての誇りを忘れない、まともな一族であったことが判明しました。それと同時にユラユラサマと呼ばれている巫として散っていった魔法少女たちの怨念が形となった魔女が村に現れるという予見が記されていました。 静香は一族に伝わる剣を手に取り、ちはる、静香、すなおでユラユラサマこと、流浪の魔女へと立ち向かいます。

ユラユラサマ自体はかなり前から存在し、村へとたどり着けない状態であっただけでした。その使い魔たちは、いつの間にか神浜へも訪れていた時期があります。 ユラユラサマの討伐完了後、三人はキュゥべえに魔法少女について聞き、魔女になるという宿命を回避できる神浜のシステムを手に入れるため、時女の一族へ連絡を取り、時女一族部隊で神浜のシステムを手に入れようと企てます。 こうして、時女一族を中心とした神浜侵攻の計劃は秘かに行われていったのです。

以下、ちはる、静香、すなおのチームを「時女本家」と命名し、時女一族で集まった連合部隊を「時女一族」と呼称します。

 

結菜のもとへ調査に行っていた魔法少女が戻ったという知らせが来ました。 調査の結果、魔女の移動先は神浜であり、調査に赴いていた魔法少女はマギウスの翼に紛れて調査を行っていました。 結果的に神浜で起こった異変と自動浄化システムの誕生までの流れで二木氏がつらい目に合っていたと知った結菜は怒りに震えながら樹里へ決闘を申し込みます。それと同時にアオへはキュゥべえを連れてくるよう伝えます。 結菜は怒りを募らせながら散っていった二木市の魔法少女達の断末魔が頭の中に響くようになります。
やがて、結菜の中で鬼門が開き、復讐の鬼が目覚めたのです。
樹里は鬼となった結菜に圧倒され、強引に傘下へ加わることになります。 アオに連れられてキュゥべえが再び二木市へ姿を現します。 結菜たちは神浜について話を聞き、神浜へ復讐するためのグループ「PROMISED BLOOD」を結成します。

PROMISED BLOODと一部の二木市の魔法少女は神浜へと移動を開始したのです。
 

  みかづき荘では魔法少女としての戦闘経験が浅いういに対して魔法少女として戦っていくための訓練が進められてきました。 そして、ういはかつて姉が受けたような試験を受けるようになります。 ももこをサポートとして連れて、初めてういは自分を中心として魔女退治を行い始めました。 途中、フェリシアレナの邪魔を受けながらもういは北養区のマギウスの忘れ形見となる魔女を発見します。 2人には荷が重く、最終的にはチームみかづき荘チームももこういが協力して魔女退治を行いました。 この時にういは自分のドッペルと対峙し、新たに魔法少女として生きていく覚悟を決めます。

いろはういは今後、魔法少女とキュゥべえの共存を目標として、魔法少女を続けていくことを決めます。

こうして、ういは神浜の魔法少女として受け入れられたのです。      

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神浜ではマギウス解散後、マギウスの翼として活動していた魔法少女たちによる騒動が起きていました。
そんな騒動を起こす魔法少女たちにいろは達は介入し、神浜全体が落ち着きを取り戻していきました。いろはは集まれる魔法少女だけを集め、魔法少女たちへ今後の方針について伝えました。
その内容というのは、キュゥべえとの共存を目指し、神浜のシステムを世界に広げるというものでした。

この考えに対しては賛否両論となり、ななか組アザレア組は方針としては否定的で、神浜の魔法少女として協力体制には参加するという意思を示しました。

元マギウスである灯花、ねむは神浜のシステムを広げるため、キュゥべえとの共存を行うために果てなしのミラーズを利用することを計画しています。現在はまだ夢物語な段階ではありましたが、いろはやちよの間に羽が生えるという奇跡が一瞬起きるという事態が発生しています。 こうした中、いろはの宣言によって「神浜マギアユニオン」という神浜の魔法少女組合が設立しました。  

らんかはスパイとして神浜にある栄高等学園へ転校します。 そんな中ももこレナかえでと出会って情報を引き出そうとしますがうまくいくことはありませんでした。 近況はPROMISED BLOODのメンバーへ報告し続けています。  

マギアユニオン設立後、自動浄化システムの秘密を探るために果てなしのミラーズを利用した実験が進んでいました。 その実験は、ワルプルギスの夜と戦った際に降り注いだ不思議な羽根の正体と接触するためのものでした。 そんな中、ねむがマギウスの翼残党に連れ去られてしまいます。 慎重にいろは達が交渉する中、果てなしのミラーズで行われていた実験対象が暴走し、マギアレコードが不安定な状態となります。
混乱に紛れてねむの救出に成功し、結果的に力を貸してくれた正体との接触は断念することとなります。   神浜マギアユニオンで自動浄化システムの正体をつかめない中、神浜の外から続々と魔法少女が集まりつつあったのです。

涼子は祖父から時女の一族が時女の血筋にあたる魔法少女を集めているという話を聞き、神浜へと向かいます。
神浜へ着くと灯花がドッペルを出す姿を目撃し、その光景を目に焼き付けて時女一族本家がいる水徳寺へと急ぎます。

那由他が太助の薦めで神浜で住むこととなります。
那由他のお世話役として氷室(ひむろ)ラビがつくこととなり、那由他は太助の捜索を神浜で開始します。

 

  小町(こまち)みくら、三穂野(みほの)せいら、吉良(きら)てまりは魔法少女となります。
みくらは「歴史に埋もれた人々の息吹を感じたい」
せいらは「将来、映画撮影の資金に困らないこと」
てまりは「私の紡ぐ言葉が、誰かの心に届いてほしい」

と願いました。

せいらの行動力のおかげで3人は歴史研究部として活動しながら魔法少女として協力して活動していくようになります。  

-忘却の輪舞曲は久遠に睡る-

みくら、せいら、てまりは歴史研究部の活動実績として文化祭へ歴史を題材にした映画を撮ることになります。
月咲、理子、莉愛、ゆきか、万年桜のウワサがキャストとして参加することとなり、映画の撮影が進んでいきました。
撮影中に題材とした歴史の登場人物、月木彦の日記が見つかったことにより脚本が変更されたりと撮影内容は当時の状況を鮮明に再現していくようになります。 撮影が進んでいくと同時に出演しているメンバーがまるで本当に当時生きていた登場人物であるかのような言動を行うようになります。

さらには当時の東西の衝突を再現するかのように映画に出演さえしていないやちよ十七夜が争いを始めてしまうなど奇妙な事件が起きるようになります。 月木彦役であるみくらは本物の月木彦、瑠璃役であるせいらは本物の瑠璃として振る舞うようにもなってしまいます。みくらてまりの言葉で我に返りますが、せいらは瑠璃として失踪してしまいます。

万年桜のウワサに同行していたねむの見解により、この事態は3人の能力が相互作用を引き起こし、当時の情景だけではなく人物が復元されてしまったというのです。 神浜マギアユニオンがせいらの捜索に協力する中、みくらてまりは月木彦と瑠璃が心中してしまうという結末を警戒し、一緒に行動して捜索することにしました。 てまりはキュゥべえから瑠璃の過去を聞き、最悪は脚本を破り捨てるという手段を考えるようになります。 せいらにとりついた状態である瑠璃はみくらてまりから月木彦の日記を盗み、月木彦の館へと姿を消します。 月木彦の館でみくらにとりついた月木彦とせいらにとりついた瑠璃が対面し、当時は打ち明けられなかった本音をお互いに語りながらダンスを踊りました。

二人の魂が天に戻った後、みくらせいらは正気にもどりましたが、瑠璃が放った火によって月木彦の館と日記は燃えてしまい、みくらたちは撮影した記録も無きものとしました。 およそ100年前に起きた悲劇は闇に葬られ、結局三人の活動実績はまた別の機会に実施することとなったのでした。

 

神浜市はワルプルギスの夜撃破後、一部マギウスの翼残党の騒動の後、神浜へ侵入できたキュゥべえは誰にも見つかることなく潜伏していました。
そんな中、満月の夜に水名女学園と聖リリアンナ学園とでお月見会が開かれることとなります。

柚希(ゆずき)りおんが魔法少女になります
りおんが願った内容は「ほとりんが死んだ現実を認めたくない」

りおんが願った結果、柚希(ゆずき)ほとりが死ぬまでの歴史が改変されることとなりました。

生徒会に所属しているゆきかでしたが、家族とディナーがあるという理由でイベントへは参加せず、空いた時間でコインゲームを楽しんでいました。

聖リリアンナ学園と水名女学園とのお月見会が開かれる前、水名女学園の旧校舎に現れた魔女を倒すために白羽根の魔法少女とほとりが戦います。
しかし白羽根の魔法少女は魔女によって殺されてしまい、戦いの衝撃で倒壊する旧校舎の衝撃から守るためにりおんをかばったほとりは死んでしまいます。
そこに居合わせていたキュゥべえへ、りおんはほとりが生き返るよう願います。

-歴史改変!-

生徒会に所属しているゆきかはかつて渡しそびれていた月夜の白羽根ローブをもって学校へ向かいます。しかしなぜかコインゲームを行っていた記憶がありながら生徒会室でイベントの準備を行っていました。

違和感を覚えながらイベントの準備を行っているゆきかでしたが、準備中に水名女学園旧校舎へと行かせまいという意図を感じるトラブルが多発していることを知ります。

聖リリアンナ学園から学生たちが到着し、その中にはほとりりおんがいました。
その後遅れて香春(かはる)ゆうなが到着します。

旧校舎に関わるトラブルに関わっていると使い魔と遭遇し、ほとりりおんを助けます。月夜の白羽根ローブを羽織っていたことが原因でゆきかほとり達にかつて助けてくれた白羽根のお姉さまだと誤解されてしまいます。
この時、ほとりりおんも元黒羽根ということになっていたことを知ります。

ゆきかは一人で問題の旧校舎へ乗り込むと魔女の結界を見つけましたがその中でキュゥべえとも出会いました。キュゥべえから真実を聞いたゆきかはドッペルを出しながらも旧校舎を倒壊させることなく魔女を倒すことに成功します。

こうして無事にお月見会は実施されることとなりました。改変される前の歴史を知っているのは、ゆきかだけということになったのでした。

 

飾利潤が神浜へ戻ってきます。

神浜へ戻ってきていたは、みつねと再会しますが魔法少女となっていたことに驚きます。

みつねから自分の活動を多くの人に知ってもらいたいという欲求を聞きます。
みつねのために、自分たちの活動を多くの人に知ってもらおうと提案します。みつねと組むことにして宣伝用のSNSアカウントを作ってそこに解決した事件を投稿するという活動をはじめます。
活動場所は知り合いのいない宝崎として、潤達は宝崎へ通うことになります。

 

この頃から、宝崎の異変がはじまります。

 

~集結の百禍篇~

メインストーリー第二部スタート

ういが違和感を感じてみんなを呼んだその先には突然現れた消えたはずのウワサたちがいて、いろは達は困惑していました。

しかし現れたウワサがいた結界には、謎の強大な魔力を備えた存在がいたのです。 それを倒すと、いろはは意思のある謎のブレスレットをつけていて、以降外すことができなくなります。

 

魔法少女同士で使用しているSNSへブレスレットについて連絡網をまわしていましたが、わからずじまいでした。 また、自動浄化システムについても神浜の頭脳といえる灯花ねむでも広げ方がわからずお手上げ状態となっています。 神浜に自動浄化システムが完成した後行方不明となっているアリナについて、かりんはいまだに受け入れられずにいました。
本人から話を聞くまで、真実を受け入れようとしない姿勢でいます。 神浜マギアユニオンで近況報告会が行われた後から神浜の外から来たと思われる魔法少女の反応が目立つようになっていきます。  

調整屋でブレスレットについて調べてもらっていると、いろはへ突然激痛が生じ、いろははブレスレットに宿る存在と接触し、どこかへ連れていってほしいという願望があることを知ります。

ずっといろは達の動向を監視し続けてきた神浜の外から来た魔法少女は、PROMISED BLOODとこれに同行する二木市の魔法少女達でした。 二木市の魔法少女は、ブレスレットに宿る強大な魔力を目的としていました。
この時にいろは達はPROMISED BLOODのメンバーである結菜ひかるに接触し、なぜか神浜の魔法少女を妬んでいることを知ります。 そんな二木市の魔法少女達は、中立状態を主張する旅する調整屋による調整を受けていて、その調整屋もブレスレットに宿る魔力の存在を知っていました。  

時女一族も神浜へ到着していましたが、都会の荒波にもまれている最中でした。

静香ちはるすなおは買い物中にいろは達と出会います。そして、後日都会に慣れるために再び会う約束をします。  

 

_____次の日_____

いろはやちよと共に灯花のところへ、うい、さな、鶴乃、フェリシアは時女一族のもとへと向かいました。 楽しく人ごみに慣れようと都会の中心地へ来ましたが、静香とちはるはその様子に酔ってヘロヘロになってしまいます。

時女一族とうい達が都会を満喫している中、PROMISED BLOODはマギウスの残党の行き先を知り、みふゆ達はマギウスの残党について調査を行い始めます。 時女一族とうい達は依然出会ったのとは別の謎の魔力の存在と遭遇します。 謎の魔力の存在を倒した後、ブレスレットは静香が所有することとなりました。 この時、うい達は調整も受けていないのに謎の魔力の存在と戦えた時女一族に驚きました。

時女一族は、ブレスレットに籠る魔力を集めると自動浄化システムが手に入ると、キュゥべえから聞かされていたようです。 

マギウスの残党がネオマギウスとして動き出し、灯花ねむを連れ出してしまいます。

そこへ結菜ひかる、二木市の魔法少女達も現れ、電波望遠鏡周辺は混戦状態となります。そこへうい達、時女一族も合流してさらに混沌とした状態へと発展していきます。 いろはは全員に戦いをやめさせます。
その頃にはネオマギウス、二木市の魔法少女達に甚大な被害が出ていました。 いろははそのまま真実を知るキュゥべえから話をまずは聞こうと提案し、その場は収まりました。  

その頃、樹里アオはネオ・マギウスのメンバーを利用して謎の魔力の存在と戦っていました。ブレスレットは樹里のもとへと渡りますが、その場へかりんが居合わせてしまってマギウスの単語を言葉にしてしまったからか樹里に脅されてしまいます。 そこへ天音姉妹、令、郁美、チームももこが合流します。

二木市の魔法少女達と戦闘を行いますが、かりんが樹里の炎に焼かれてしまったことをきっかけに二木市の魔法少女達は撤退することとなりました。

 

いろは達はキュゥべえへ電波で語り掛け、真実を聞き出します。 その中で、謎の魔力の存在は「キモチ」と名付けられ、その正体はクレメルがイヴと合体した後に散っていた感情エネルギーの塊であることを知ります。


キュゥべえはそのエネルギーを集めれば自動浄化システムにたどり着けると推測し、魔女化しないならばドッペルの発動を促せばいいと考えて戦禍を広げるためにたくさんの魔法少女へ自動浄化システムの存在を教えて回っていたのです。

相変わらず二木市の魔法少女達との対立関係は変わらず、ネオ・マギウスは離散状態、時女一族は協力という関係がはっきりとしましたが、中立を提唱する旅する調整屋とその仲間たちが神浜へ現れます。

観測者であるかごめの正体もいろは達は知ることとなり、かごめは引き続き、憑いているウワサと共に記録を続けていきます。

 

那由他ラビが魔法少女を狩っているとき、八雲(やくも)みかげと共闘したことをきっかけに、那由他みかげが懐いてしまいます。

 

涼子は南凪自由学園へ転校し、水徳寺に滞在するようになります。しかし時女一族の本家へ協力するかは時間をかけて判断することにしました。

涼子は時女一族本家と一緒に霧峰村を訪れ、時女の一族について知ろうとしますが協力できるという心境にはなりませんでした。

涼子は神浜でひとりになっているとき、恵萌花(めぐみ もか)が川で猫を助けている現場を目撃します。そこにはも居合わせました。

涼子は一度自分を見つめ直すために魔法少女だった母親のお墓参りに来ていました。この時に涼子の祖父から母親の遺言が残った録音音声を聞き、涼子は自分の意志で時女一族に協力することを決めます。

 

涼子は金剛力士のような立派な足をもったさくやと遭遇し、餓死しそうな中、パンを分け与えてくれたことをきっかけにさくやへ粘着するようになります。
涼子さくやに煙たがられながらも、さくやが抱える問題を解決するために動き回ります。
お互いはキモチを手に入れようとして敵対していることも知りながら、涼子はついにさくやの悩みを解決することに成功します。

これをきっかけに一時だけ二人は友達となり、そして平穏が訪れるまで心友という関係でいることにしました。

 

 

お月見会の際に起きた出来事についてゆきかがキュゥべえへ確認を行いに行っていた最中、ゆきかは香春(かはる)ゆうな、ほとり、りおんが追っている魔女の戦いに巻き込まれます。

魔女を倒すことには成功しましたが、ゆうなが行方不明となります。

時女一族の1人である青葉(あおば)ちかは森の中で遭難していたゆうなを助けます。これをきっかけにちかは食事に招待されてしまいます。
ゆうな、ちか、ゆきか、ほとり、りおんが集まった中でゆうなはかつて出会った聖女様と会うためにキモチの宝石を集めないかと提案します。

ちか静香へ状況を報告し、ちかは監視役としてゆうなのキモチ探しへ参加することとなります。

キモチ争奪戦で緊迫している神浜ではキモチを狙う新グループが現れたとウワサになり、ゆうな達はネオマギウス、二木市の魔法少女に目をつけられることとなります。

キモチ探しの中、元マギウスの翼であるゆきかゆうなが会いたがっているあの方はウワサを着込んでいたころのマミであることを察します。
キモチ探しに消極的な態度を見せてしまった4人を見てゆうなはしばらく姿を見せないようになってしまいます。

ちかマミと会わせるため、ゆうなを見滝原へと連れ出します。
直接マミに会うことは叶いませんでしたが、ウワサを着ていなくても強くてやさしいマミを見てゆうなマミのように努力して強くなることを心に決めます。

ゆうな達はキモチ集めをやめ、キモチ争奪戦を行っている各方面のグループへもキモチ集めをやめたことを伝えて回ったことで目を付け回されることはなくなりました。
今後は友達として集まり、魔法少女として活動していくようになりました。

以下、ゆうな、ちか、ゆきか、ほとり、りおんのグループを「香春見守り隊」と呼称します。

 

キモチのコアを感知できるのはういだけという状況の中、ういを危険にさらしたくないいろはは大々的にキモチ探しを行うことをためらっていました。

そんな中、フェリシアが行きたがっているスタンプラリーが神浜中を回るところに目をつけ、スタンプラリーを行いながらキモチの在処を特定する計画を実行します。
一方、PROMISED BLOODでは新たな仲間を迎えるために結菜樹里が一度二木市へ戻ることとなります。神浜に残るアオひかるはキモチを感知できるういを探ることとなります。

_____次の日_____

神浜マギアユニオンがスタンプラリーを回る中、アオひかるはその様子を静観していました。
これと並行し、電波望遠鏡では灯花たちの活動拠点の引っ越しが行われていました。

神浜マギアユニオンと時女一族はスタンプラリーの最終地点、モーモーファームで尾行していたアオひかる達を取り囲み、身柄を拘束しようとします。
しかし、1日では神浜へ戻ってこれないはずの結菜樹里がその場に合流し、二人は拘束されずに済みます。
ひかるを拘束していたちはる結菜が傷を与えたことをきっかけに、静香三浦旭(みうら あさひ)へ威嚇射撃を行わせます。
これによってPROMISED BLOODは素直に引き上げざるを得なくなりました。

モーモーファームの近く北養区の森の中にキモチがあると知ったPROMISED BLOODでは樹里が強引に時雨はぐむへ協力するよう言いつけます。
時雨はぐむ樹里に従うことしかできませんでした。

ももこ達はかりんの病室を訪れ、そこに一緒にアリナが入院していたことに驚いていました。

いろは達はこの日の夜、静香たちにお呼ばれして水徳寺で親睦会を開きました。

 

_____次の日_____

学校の授業が終わる放課後、PROMISED BLOODは石へ魔力を込めて神浜の魔法少女を混乱させる作戦の準備を行います。
ひかると二木市の魔法少女は魔力の籠った石を大量に持ち、東西南北から中央区に向けて移動することで神浜マギアユニオンがキモチに割く人員を減らそうと考えます。
そんな中、時雨はぐむは北陽区の案内役として連れていかれます。

一方、いろは達はかりんのお見舞いに行っていました。

神浜マギアユニオンは結菜の思うとおりに作戦に引っかかり、神浜マギアユニオンの大半のメンバーは中央区に誘導され、北陽区への移動が間に合わないと察してひかるの拘束を優先します。しかしそこを拠点としている調整屋 ピュエラ・ケアの影響でひかるたちに手を出せない状況となります。

いろは、やちよ、さな、うい、時女一族はモーモーファームへ到着し、キモチの回収を行おうとします。
しかし待ち受けていた結菜、樹里、アオ、二木市の魔法少女たちに取り囲まれ、静香は重傷を負います。
そんな中、案内役として来ていた時雨はぐむが抜け道をいろは達に教え、いろは達は九死に一生を得ます。

静香はその道中、月出里に連れ去られ、いろは達はそのあとを追っていると中央区にあるピュエラ・ケアへたどり着いていました。しかしその頃、ひかるはすでに逃げ出してしまっていました。
静香はピュエラ・ケアで治療を受け、神浜マギアユニオンはいったんその場で解散することにしました。

神浜マギアユニオンが帰路についたころ、やちよみふゆからキモチの出現場所はかつてウワサがあった場所だということが判明したと伝えられます。
神浜マギアユニオンはホテルフェントホープの複雑な構造を利用して人数的に平等な関係になる作戦を明け方に行うこととなりました。

北陽区にあるキモチを探索する権利を手に入れたPROMISED BLOODでしたが、肝心の気持ちの居場所を特定できず足踏み状態でした。

 

_____次の日_____

日が昇る前、みふゆ天音姉妹が北陽区の森へ先行して潜入し、見張りをしていた樹里たちと交渉を行うことに成功します。
これを合図に神浜マギアユニオン、二木市の魔法少女たちが動き始めます。

結界へはお互いに同じ人数で入ることとなり、第一陣はみふゆ天音姉妹樹里と他二人が入ることとなりました。

夜が明けた頃、静香の回復を待っていたすなおちはるでしたが、静香が大丈夫だと言い張ったため、3人はその頃水徳寺を訪れていたかごめを連れて北陽区へと向かいました。

次にアオひかるたちが北陽区へ到着し、今度はお互いに4人ずつ結界へ入ることになりました。

結界の最深部へついた頃、みふゆ達は退路を破壊し、二木市の魔法少女たちの隔離に成功します。

結界の外では時女一族本家、結菜たちが遭遇し、ひなのたちが結界へ侵入させないよう足止めを行っていました。
結菜たちが着いたことは結界内で待機していたチームみかづき荘へ伝えられ、フェントホープを破壊してウワサを出現させます。

ウワサを倒すと気持ちが出現し、チームみかづき荘へ静香が加勢しますが、最後の一撃はフェリシアが与えたためキモチのブレスレットはフェリシアが手にすることとなりました。

 

那由他、みかげ、ラビは太助の行方を探すために里見メディカルセンターへ来ていました。しかしそこでレナに勝手に敵認定されてしまい、里見メディカルセンターへ入ることはできませんでした。

那由他たちはレナから逃れることに成功しますが、ラビが離脱した後にPROMISED BLOODを語って行動するやつとしてあらぬ疑いをかけられ、らんかたちに襲われます。

そこへさな、うい、すなおが遭遇し、那由他たちは戦で気絶してしまったみかげを連れて調整屋へ向かいます。

調整屋では那由他を中心として時女一族交えて太助についての情報交換が行われました。また、みたまみかげが魔法少女であることを初めて知り、そして那由多灯花へ殺意を抱いていることも判明し、調整屋にはどろどろとした感情が渦巻いていました。

 

調整屋からの帰り道、いろは達は買い物に出かけますがその道中で二木市の魔法少女に襲われている魔法少女を発見します。
一緒に来ていた時雨はぐむと共に襲われていた魔法少女を助けますが、その助けた魔法少女がういをさらってしまいました。

ういは二木市の蛇の宮にあるアジトに囚われていました。
結菜ひかるへ神浜の状況確認、神浜の活動拠点としていた旧車両基地に残った痕跡を無くすよう頼みます。
活動拠点へ常に滞在する必要がなくなったのは、鏡の魔女の結界を活用して二木市と神浜市を行き来するルートを確立できたからです。

時女一族の本家は集落へ一度帰省することにし、集落へ行きたいメンバーを募って霧峰村へと向かいます。

 

_____次の日_____

いろは達灯花の提案で二木市の魔法少女へ発信機をつけて現在の滞在先を洗い出そうとします。
神浜へ様子を見に来た二木市の魔法少女たちへ発信機をつけることに成功しますが、神浜市北側ですべての発信機がいきなり感知できなくなったことに困惑します。
その原因は、鏡の魔女の結界を利用しているからだと判明します。
灯花は本命のスマホへハッキングする仕組みが成功していたため、二木市の魔法少女たちの滞在先を割り出しはじめます。

ういクレメルへ頼み、キモチの場所と現在の居場所を暗号文でみかづき荘のメンバーへ伝えようとしますが二木市の魔法少女にキモチの居場所を記した地図を奪われてしまいます。

クレメルういの居場所についての暗号文だけでもみかづき荘へ届けるために神浜へと向かいます。

那由他たちは再び里見メディカルセンターを訪れ、アリナから迷っていたら入口へ戻ってみるよう助言を受けます。
那由他は再度資料を見ることにし、灯花へ最近の太助から来たメールがどこから送信されたのか特定するよう頼みます。

 

_____次の日_____

いろは鶴乃から二木市の魔法少女であるさくやへ二木市の魔法少女の居場所について聞きだそうとします。
さくやは居場所を教えることはありませんでしたが、うい結菜に殺させないと伝えてその場を去ります。
いろは達は、さくやへ今後も神浜の学校へ通えるよう過度な干渉はしないと伝えます。

クレメルがみかづき荘へ到着し、いろは達が暗号文を読み解いた結果、ういは二木市にいることが分かります。
同時に灯花の拠点特定も完了し、チームみかづき荘は二木市へ向かうことを決心します。

那由他は資料を確認していると太助が二木市へ訪れていたことを知ります。
那由他みかげは二木市の魔法少女だと唯一分かるらんかのもとを訪れます。
那由他らんかに襲われた際に感じた魔力とその時の心境を伝えたことと引き換えにPROMISED BLOODへ連絡を取ってもらえることになりました。

らんかから樹里へキモチの情報が伝えられ、樹里から那由他へは確かに太助が二木市へ訪れていたことを聞きます。

那由他が帰路についた頃、灯花からメールは宝崎にある那由他の実家から送られていたことを教えてもらいます。

 

_____次の日_____

樹里アオらんかはキモチの在処へ移動し、時雨、はぐむを利用してキモチの結界を出現させます。
そこへ十七夜たち、ネオマギウスへ好奇心で参加した藍家(あいか)ひめな栗栖(くりす)アレクサンドラが割り込んでキモチの結界内はカオスな空間へと変わりました。


カオスな空間の中、アオがキモチへとどめを刺したことで恐怖のブレスレットはアオの元へと渡りました。

チームみかづき荘チームももこは二木市へ向かい、いろはと分断されてしまいます。
やちよ達さくやの誘いで高台へ移動し、ういが夜の間に蛇の宮の拠点へ戻されること、結菜ういを殺そうとしていることを伝えます。
また、夜の間に移動すると駅で襲われる結果となるため二木市で夜を明かすことを提案します。

鶴乃達さくやを信じて二木市で夜を明かすことにしました。

二木市で夜を過ごす情報はいろはにも伝えられ、いろはひかるを撃退してその場で夜を過ごすことにしました。
ひかるはその場を去る際に、いろはが変貌する前の結菜に見えたような気がしました。

 

時女一族は霧峰村で数日過ごして気持ちの整理を行うことができました。
しかし同時に神浜マギアユニオンとの同盟を解消する必要が出てきました。
静香は新たな技を母親から教えてもらい、パワーアップすることができました。

時女一族が神浜へ戻った際にキモチを感知し、その場に居合わせた樹里アオらんかと衝突します。
しかし樹里の火力に押されてしまい、敬愛のブレスレットは樹里の元へと渡りました。

一方、アリナは自分の中にいる謎の存在が果てなしのミラーズでさまよっていることを絵で表現していました。
その事実にかりんみふゆは驚いてしまいます。

 

_____次の日_____

結菜いろはを二木市で死んでいった魔法少女たちを弔ったカタコンベへと連れてきます。
そこでういを殺したことを偽っていろはを魔女化させようと試みます。

やちよ達は予定通り蛇の宮の拠点へ移動してういを救出することに成功します。
さらにその場にいたさくやからいろはがカタコンベで魔女化されることを伝えられ、やちよ達はカタコンベがある場所へ急ぎます。

いろはは魔女化をキモチによって抑えられ、その場へうい、やちよ達が駆け付けたことで九死に一生を得ます。

その場から逃げる勢いに任せていろは達は神浜へ向かう電車へ飛び乗ってういの救出作戦は成功で終わります。

そんな中、キュゥべえはキモチを狙う魔法少女たちのもとを訪れ、キモチの残り数は2個であることを伝えてさらなる争いの激化を促したのです。

いろは達は今回の件でPROMISED BLOODと分かり合うのは困難であると悟り、再びキモチ集めに専念することにしたのでした。

みたまやちよへミラーズの結界が神浜の外ともつながり始めていることを知り、再び鏡の魔女討伐を本格的に行う必要があると伝えました。

 


-ディペンデンスブルー-

ひめなの提案でネオマギウスは仲間を集める活動を開始します。
ひめな、時雨、はぐむはマギウスの翼で教官だった人物を勧誘するために宝崎へ、栗栖は自分の地元で動き始めます。

ひめな達は教官と呼ばれた人物と会う前にひったくりに会って犯人を追いかけます。
その過程で、宝崎の事件を解決して回っているみつねに出会います。
潤達と別れた後、ひめな達は教官と呼ばれていた神楽燦(かぐらさん)とパートナーの遊狩(ゆかり)ミユリと出会います。


ひめな達から光塚で行われている火祭りの事情を聞き、祭りが始まるまでの10日以内に宝崎で起きている異変を解決したら仲間になると依頼されます。
異変について調査している最中、ひめな達は再び潤達と会い、みつねから一緒に宝崎の異変を解決しないかと誘われます。ひめなは今までに潤達が遭遇した事件についての情報を見た後、みつねの誘いを断ります。
この後、ひめな時雨、はぐむの考えがかみ合わず、まともに活動ができていないことを知ります。この事態に対してひめなはお互いの抱えている過去を知る時間を設けます。三人はお互いの抱える悩みを共有したことで信頼関係を築くことができました。
同日、時雨はぐむ潤達と再会し、みつね時雨達と同じ悩みを抱えていることを知ります。そんなみつねは自分を変えようと自ら動いて行動していることを知り、時雨はぐむはやる気をもらいます。

10日以内に異変の原因を突き止められないと考えたひめなはアリナの魔女を使って異変の元凶を倒したと錯覚させ、燦達を仲間にすることを考えます。

-4日目-


時雨はぐむアリナと会ってマギウスだったころのアリナについてをアリナへ教えることと引き換えに、育てていた魔女を譲ってもらえることになりました。
同時進行でひめな潤達へ魔女討伐の協力を依頼し、これを潤達は承諾します。
燦達も呼び出し、ひめな達7人はアリナが育てた魔女を倒します。これでひめなの思惑通りには宝崎の異変を倒したと錯覚することとなります。

-6日目-


魔女による影響を受けていないにもかかわらず、宝崎の異変は続いていました
ひめなは宝崎の異変が魔女によるものではないと確証を得られたため、6人を集めて元凶はみつねの固有魔法であることを伝えます。

みつねはケジメをつけるために宝崎の異変を1人で解決することを決め、6人へドッペルを放ちます。
認識の改竄を受けた6人はみつねという存在を忘れ、宝崎の異変が解決していないという事実も認識から消されてしまいます。

-9日目-

ひめなの中にいたヒコ君は認識の改竄から逃れており、ひめなはヒコ君から改竄されるまでの経緯を教えてもらいます。
ヒコ君は、これまでの異変がみつねの固有魔法による影響によるものだと伝え、ひめなへ6人でみつねを探すよう依頼します。
ひめなはヒコ君の考えをもとに、5人へみつねのSNSアカウントをフォローするよう伝えます。
あした屋でみつねのことを思い出したのをきっかけに、4人は宝崎へみつねを探しに行きます。

光塚では火祭り関係者が魔女の影響で協賛金についての抗議活動を行っていました。
燦達が元凶の魔女の元へたどり着くと、そこにひめな達が現れます。魔女の結界の中にはみつねがいるとわかっていたため、6人そろってそれぞれの目的を果たすために魔女へ挑みます。
潤、時雨、はぐむみつねと合流することに成功して魔女を追いこみますがは瀕死の重傷を負ってしまいます。
ひめな達も合流して魔女を倒すことはできましたが、は死んでしまいます。

が死んだあと、火祭りは中止となり、みつねは自分へ認識の改竄を行ってはまだ生きていると錯覚している悲惨な結果だけが残りました。
みつねの見舞いに来た5人は病院の屋上で協力して自動浄化システムを手に入れ、全ての人の天辺へたどり着くことを誓い合います。

 

いろはは二木市の魔法少女と争いたくないという想いを諦めきれず、結菜の中にある優しさを信じてPROMISED BLOODと手を結べないか考え始めます。
その考えは十七夜ひなのたちへ伝えられ、神浜マギアユニオンは別勢力に手を出さない協調路線を貫く方針となりました。

二木市の魔法少女はキモチがいるとされる南凪区のコンテナターミナルへ向かいましたが、そこには時女一族もいてお互いにキモチの出現条件が分からずに膠着状態となります。

 

-神浜マギアユニオンが協調路線に変更してから2日後-

那由他は父親の行方を知るために母親に会おうと考えます。
母親に連絡を取れる灯花の父親へお願いをして会わせてもらえることにはなったものの、”大切な者を失うこと”について考えるよう宿題を出されます。

 

-神浜マギアユニオンが協調路線に変更してから5日後-

かりんアリナが病院を退院することとなります。
アリナは病院を出て早々、みふゆを連れてまやかし町へ向かってしまいます。

那由他灯花、灯花の父親と共に”大切な者を失うこと”について議論を開始します。
議論は簡単に終わり、那由他は母親に会わせてもらえることになります。

はプロミスドブラッドが使用していると思われるミラーズの入り口を探っていました。
心配になったひなの郁美へ合流したころ、3人はアリナみふゆに出会い、ミラーズを探ろうとしているアリナはこれ以上ミラーズについて嗅ぎまわらないよう釘を刺されます。

 

-神浜マギアユニオンが協調路線に変更してから7日後-

いろはさくやを通して結菜と交渉できないか説得をします。

アリナがミラーズから聞こえてきた謎の声を聞き、再び大東区にあるとされるミラーズの入り口を探ろうと動き出します。
アリナへテレパシーでまやかし町へ来るよう促しました。

アリナの誘いに乗ろうか悩んでいたは、神浜の魔法少女をいつでも殺せるよう二木市の魔法少女が仕込みをしていることを察してアリナの誘いへ乗ることに決めます。

樹里がみかづき荘へ強引に侵入し、交渉の条件に南凪区のキモチの居場所をういに突き止めさせろという指示を出します。

 

-神浜マギアユニオンが協調路線に変更してから8日後-

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みかづき荘がすでに安全ではないと判断したチームみかづき荘灯花、ねむに連れられて里見グループが用意した秘密の隠れ家へと住処を移します。

 

-キモチが争いへ参加する者を選定した次の日-

那由他へ父親から手紙が届きますが、その内容は那由他の思い描く魔法少女を助けようと熱意溢れた父親ではなく、救うことを諦めた父親の泣き言でした。

 

リヴィアはキュゥべえと接触し、いま起きている事態がキュゥべえの想定外のことだと知ります。
そんな中でも、リヴィアはキモチに選定されなかった者でも間接的に争奪戦へ干渉してくる可能性を感じ、新たなビジネスの用意を考えるのでした。

 

-数日後-

神浜マギアユニオンの石を持ったメンバーは、五月雨にPROMISDBLOODからの襲撃を受けていました。

そんな中、いろは達静香に呼ばれて水徳寺へと向かいましたが、そこで聞いたのは協力状態を解消するという話でした。
とはいえ、積極的に神浜マギアユニオンと敵対するわけではなく、時女一族の勢力を守りつつ他の勢力打倒に集中したいという考えから来ていることを知り、いろはは協力状態の解消を受け入れます。

神浜市内では市長選挙活動が活発になっていました。
選挙戦は前代未聞の東側出身の政治家が優勢という状況でした。

時女一族と神浜マギアユニオンが協力関係ではなくなったことは、すぐにネオマギウスの耳に入りました。
チャンスができたと思ったひめなは時女一族をネオマギウスへ吸収する作戦を開始します。また、同時に時女一族はひめなが一人になる瞬間を狙っていました。

ひめなはわざと時女一族の襲撃を受け、襲撃してきたメンバーへネオマギウスの思想を話してその反応をうかがいました。
その際に興味を持つ時女一族のメンバーがいると確認したひめなは、同調圧力を利用した組織の内部分裂を起こそうと考えます。


そんな中、ひめな栗栖がフォークロアという組織のスパイであることを知ります。
それでもひめな栗栖が自分の恩人であることから、組織から追放するようなことはせず二人だけの秘密としました。

いろは郁美の様子を見に行きましたが、郁美は一人で神浜監獄へ向かおうとしていました。
郁美いろは達に止められたあと、ひなの達の意見もあって次の日に新聞部の部室を整理して心を落ち着かせることになります。

-次の日-

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-次の日-

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-次の日-


みかづき荘はPROMISDBLOODが使用しているほかのショートカットがどこなのかと考えていました。そんな中、鶴乃の父親からヒントを得て、神浜監獄近くにあるという元地下鉄建設地跡地に狙いを絞ります。

神浜市長選挙は引き続き行われていて、西側の市長候補には灯花の父親がサポートしていました。そんな灯花の父親は何者かに石を投げられてしまいます。これがきっかけとなり、その場では騒ぎが起きてしまいます。

この様子を目の当たりにした静香は人の悪意について考えこんでしまいます。
那由他のもとへ向かおうとしていたみたまみかげもその場を目撃し、犯人を追うとしましたがその場に現れたラビに止められてしまいます。
ラビに連れられて二人は那由他と出会い、那由他の見送りをすることができました。

-2日後-

神浜では古くから続く東西での闘争を煽るかのようなうわさが流れ始めていました。そのうわさが広がるよう煽っていたのはピュエラケアであり、神浜マギアユニオンには新たな課題が生まれてしまいました。
また、人間社会の中でも東西の争いがぶり返そうとしていました。

 

那由他ラビ、栗栖と一緒に湯国市へと訪れていました。
那由他は太助の訪れそうな場所を捜索していると、魔女に操られた人を目撃し、その人を助けます。しかし助けた人は魔法少女を怖がっていました。

 

チームみかづき荘ではフェリシアが”本当の記憶”を思い出しはじめていて、フェリシア自身が不安定な状態でした。
友人であるあやめかこフェリシアが不安定になっていることは察していました。フェリシアの願いの真実を知るかこは複雑な思いを抱えてはいましたが、誰にもフェリシアの願いの真実を伝えていませんでした。


多くの課題を抱える神浜マギアユニオンですが、PROMISDBLOODが使用しているショートカットは地下鉄建設跡地にあると明確になっているため、新たなショートカット破壊計画が進められていました。
ショートカットを破壊するメンバーはキモチに選ばれていなくても参加が可能であるため、今回の計画には主要メンバー以外も参加することとなりました。

一方PROMISDBLOODは神浜内で出回っている東西対立のうわさを利用してわざと神浜マギアユニオンのチームを二つに分けさせようと考えていました。
その事前準備としてらんかレナへ地下鉄建設跡地への侵入経路の選択肢を与えます。もちろんらんかが伝えたルートは簡単に通れるようなルートにはなっていません。
東西の対立を利用するプランにはフェリシアが不安定になっている事情も織り込まれており、フェリシアの案件で西側チームの移動に遅れが生じ、東側チームが大打撃を受けるというところまで織り込み済みでした。

しかしPROMISDBLOODも唯一のショートカットが破壊されてしまう窮地にあり、アオが不安定ということもあって不安分子は抱えたままとなっています。

神浜マギアユニオンはPROMISDBLOODの誘いへ乗るように2ルートで地下鉄建設跡地へ侵入し、そのメンバーは西側と東側できれいに分かれてしまいました。

 

地下鉄建設跡地への侵入作戦が行われますが、案の定らんかから教えられたルートは罠で、行く手が防がれていました。
西側チームは大きく遅れることとなり、東側チームは早期に撤退の択を取りました。十七夜アオからキモチの石を奪うことには成功したものの、大けがを負ってしまいます。西側チームは十七夜の救助に間に合い、なんとか死者が出ずには済みました。しかし、東西の疑惑を消すという目論見は失敗に終わりました。

-次の日-

いろはは大けがを負った十七夜の治療を行っていました。
その際に十七夜いろはが東側を陥れるような考えを持っていないか再確認を行いました。その結果、いろはは純粋にみんなを助けたいと考えていることを再確認し、西側を疑うようなことは考えなくなります。

 

那由他は太助を知る教授と会うことに成功し、太助のいる場所を聞きますが訪れそうな場所しか聞きだすことができませんでした。
那由他は太助がよく利用するという宿へ予約を行おうとすると、翌日に太助が宿泊予定であることを知ります。

ここでラビは太助へ連絡を取り、那由他と太助が会うタイミングを遅らせます。

 

13歳組は少しでもフェリシアの悩みを解消させようと考え、水徳寺へと向かいました。時女一族の拠点ではありますが、快く通してもらい、3人は寺の中で幽霊を呼び出しているの姿を目撃します。
あやめにフェリシアの両親を呼び出したらよいと考えますが、タイミングが悪すぎると思ったかこあやめへ提案するのをやめさせます。

時女一族はというと、ネオマギウスとの戦いの傷をいやしている最中ですなおちかは療養している最中でした。

13歳組が去った後、水徳寺にはみふゆ達が訪れ、果てなしのミラーズ 株分けの魔女を倒すと時女一族が使用しているショートカットが使えなくなる可能性があると伝えました。
時女一族は事情を両親が理解している場合が多く、ショートカットがなくなっても支障がないことが分かりました。

 

PROMISDBLOODは魔女の移動にてこずっていて、らんかに騙されて不安定になっているレナとすでに不安定になっていたフェリシアへ煽りをかけて時間稼ぎを行っていました。

 

神浜マギアユニオンは神浜監獄から地下鉄建設跡地へつながる道があること、地下鉄建設跡地へ侵入できる換気口があるという新たな情報を入手し、新たに見つけた二カ所の侵入経路と旧車両基地から侵入する計三か所から明け方5:30に再び結界へ挑む計画を立てます。今回は当時混合メンバーで挑むことになりました。

 

那由他は太助が止まる予定の宿へ泊ることに成功しますが、太助は宿泊をキャンセルしてしまいます。そして那由多には灯花の父親と会った後に合おうと思っているというメッセージが送られます。

 

夜、フェリシアは両親を自分が殺したという真実に気付いてしまい、家を飛び出してしまいます。
フェリシアからもう一緒にいられないというメッセージを受け取ったチームみかづき荘あやめ、かこはフェリシアの捜索を始めます。
フェリシアを見つけて説得を試みますが、フェリシアはドッペルを出してフェリシアが住んでいたマンションへと姿を消します。

チームみかづき荘はフェリシアが住んでいたマンションへ向かいつつ、さなはみかづき荘にある牛のぬいぐるみを取りに行きました。
あやめ、かこはというと水徳寺へと向かい、へフェリシアの両親の霊を呼び出してほしいと頼みに向かいました。

-次の日-

フェリシアはというと、マンションへたどり着いて自分が住んでいた部屋へと向かいました。そこには火事が起きた後が残されていて、両親が死んだ原因は自分であると確信してしまうのでした。

心が疲弊したフェリシアの体を気持ちが乗っ取ろうとしますが、いろは達がブレスレットを通してフェリシアの心が折れるのを抑えます。

かこ達はフェリシアの住んでいたマンションへ到着し、はフェリシアの両親を呼び出します。

なにを言ってもキモチに感情をかき回され続けるフェリシアでしたが、そんなフェリシアの前に両親の霊が現れます。両親はフェリシアへ憎んでいないから生き続けてほしいと伝え、フェリシアはその言葉を聞いていつもの調子を取り戻します。

しかし、フェリシアの一件が解決したころにはすでに5:30を越えていたのでした。

 

二回目の地下鉄建設跡地侵入作戦は既に開始していて十七夜アオと対峙していました。
果てなしのミラーズではみふゆ達がキモチに選ばれていないメンバーを連れて株分けの魔女探索を行っていました。アリナは早く自分を呼ぶ正体へ会いたいがために自分を呼ぶ存在へ体を貸します。するとアリナの体を借りた存在はゲートを生成し、株分けのミラーズにあるターミナル近くへとみふゆ達を誘導しました。

旧車両基地から侵入したももこ達は株分けの魔女と接触を試みようとしている樹里たちと接触していました。

十七夜いろは達の到着が遅れているため窮地に陥っていました。合流した結菜は東西の対立を利用しようと十七夜を煽りますが、十七夜はいろはの言葉を信じて西側を信じ続ける姿勢を見せました。

対立状態を作れなかった結菜十七夜からブレスレットを奪います。
そして十七夜を消そうとしますが、いろは達がその場へ到着します。

みふゆ達はターミナルへと到着し、PROMISDBLOODが使用する鏡を発見して樹里の反応があった鏡へ飛び込みます。
鏡は樹里たちももこ達が戦っている場所へと繋がっていて、人数差は神浜マギアユニオン側が逆転しました。

みふゆ達は株分けの魔女がいる結界へと入りましたが、そこにはPROMISDBLOODのメンバーの遺体が転がっていました。
株分けの魔女がみふゆ達の前へ姿を現しますが穢れの大きさに圧倒されてしまいます。

結界内では樹里によってキモチの結界送りにされるメンバーが多発し、魔女と戦うどころの状態ではありませんでした。樹里アリナもキモチの結界へ飛ばすとしますが飛ばされることなく、逆に返り討ちにあってしまいます。

その隙を突いて郁美はキモチの力を借りながら株分けの魔女へ挑みます。
キモチの力を借りた郁美は株分けの魔女へ決定打を与えて消滅させることに成功しますが、力に耐えきれなかった郁美はソウルジェムとともに消滅してしまいました。

株分けの魔女討伐は成功し、PROMISDBLOODは二木市へのショートカットを失いました。しかし、郁美が持っていたブレスレットは結菜に回収されてしまいました。

PROMISDBLOODへキモチが4つ集まった瞬間、キモチは隠していた想いを明らかにしました。
それは、

大元であるイブへ戻ること。キモチが集まっても自動浄化システムがイブの姿へと変わるだけで、キモチの奪い合いはイブへ歯向かえる魔法少女を減らすため

この事情を知ってもPROMISDBLOODはキモチの奪い合いを続けようとしますが、地下鉄建設跡地へガスが充満しはじめ、人が集まってくる事態となっていたので双方は撤退しました。

ひなの郁美の死亡は自分の指揮能力に原因があると思い詰めてしまい、キモチ争奪戦のメインメンバーから抜けてしまいます。
また、アリナかりんとともに姿を消してしまいます。

二木市の魔法少女は神浜への長期滞在が行えない状態となって焦りを隠せない状態となっていました。キモチの保有数は多いものの、時間がかかるほど不利となる状況となりました。

 

選挙当日、みたまは神浜での東側への見方が変わると信じて結果を待っていました。
選挙結果は西側の市長候補者が市長となることに決定しました。

静香は神浜の市長となる存在が善なのか、悪なのかを知るために投石事件の調査をはじめます。

那由他は湯国市から戻ってきていて、太助が灯花の父親との会話が終わるのを待っていました。
太助の戻りが遅いため、那由他は院長室へ向かうと室内から助けを監禁したという灯花の父親の声が聞こえてきました。

みたまは西側の市長候補者が会食を行うと聞きつけて盗聴器を用意して会食の会話を盗み聞きしようとします。その場へ悪意を追っていた静香たちも合流し、皆は選挙活動中に起きた事件の数々は西側の候補者を勝たせるために行われていたことだと明らかになります。

この件で再びみたまと十七夜は神浜という社会に不信感を強めてしまいました。

フォークロアはメンバーが集まって各々の観察対象のグループ状況を報告し合っていました。フォークロアは平和主義者であるいろはの考えが救いであると考えていて、引き続き”答え”の瞬間が来るまで潜み続けることとなったのです。

 

二木市の魔法少女たちは二木市で神浜との決着をつけようと決めます。
一方、神浜マギアユニオンでは二木市の魔法少女が短期決戦を挑んでくると警戒し、チームみかづき荘が住んでいるシェルターへ主要メンバーを避難させていました。
いろはやちよ達に「何があっても平和的に魔法少女皆を救いたい」という決心がついたことを話し、皆に頑固だと言われながらも理解を得ることができました。

PROMISED BLOODは神浜マギアユニオンを無理やり二木市へ引き込むため、さくやらんかを通して二木市に来ないとキモチ争奪戦に決着がつかないと煽りを入れることにしました。


静香は再びからネオマギウスへ入るよう催促を受けたことを気にしていました。そんな中、いろは達から一緒にPROMISED BLOODへ対抗しようという共闘を申し出られます。
時女一族はいろは達を信用し、共に二木市へ行くことを決めます。

 

ひめなは固有魔法である合成の力を制御する特訓をしていました。しかし一向に成果が出る様子はありませんでした。

そんな中、ひめな達は気分転換に公民館で実施されるイベントの手伝いをすることになります。


-次の日-


二木市へは神浜マギアユニオンと時女一族の主要メンバーだけで挑むこととし、の空間結合で敵の意表を突くという作戦で進めることになりました。

 

魔法少女を世間に知ってもらうために活動を続けている灯花ねむはSNSでの認知度が広まらないことに悩んでいました。
そんな中、灯花は父親から魔法少女を信じる旨の話を聞きます。父親が太助の居場所を知っていることも教えてもらいましたが、太助と会うことはかないませんでした。その後、二人は十七夜と共にシェルターへ避難することにしました。
避難するメンバーの1人であるひなの万年桜のウワサとともに作戦の要になるもシェルターへ避難させました。


那由他は灯花の父親へ太助が監禁されていることについて聞きました。監禁ではなく検査入院であることは教えてもらえましたが、会うことまではかないませんでした。

神浜での西と東での争いは市長選挙を境に再びぶり返しそうな状況となっています。そんな中、天音姉妹はその影響を受けて2人が会えない状況が続いていました。
十七夜天音姉妹の状況を聞き、再び神浜に対する疑念を募らせていきました。


夜になり、二木市の魔法少女達は覚悟を決めて神浜マギアユニオンと時女一族との戦いに決着をつけに向かいます。
神浜ではが気がかりとなっていた結菜の考えのもと、を見張る別動隊が動いていました。みふゆがその別動隊を発見し、が避難したことを悟られないようにわざと別動隊と戦うことにしました。

戦いが始まり、神浜マギアユニオンと時女一族のメンバーは分断され、各メンバーとの合流を余儀なくされる作戦にはまっていきます。
最終的に2グループは廃墟にメンバーが集まることとなり、結菜は廃墟を崩壊させて2グループをがれきの下敷きにしようと試みます。

しかしの空間結合によって2グループはがれきの下敷きにはならず、二木市の魔法少女達は意表を突かれます。
勝ち筋がなくなったと判断した結菜はキモチの力を借りることにしました。キモチの力を借りた結菜を見た二木市の魔法少女達は再び戦意を取り戻します。

どさくさに紛れて涼子さくやは対峙し、お互いのリーダーのために殺し合いを再開します。この二人の殺し合いを見たうららは殺し合う様子を見て思わず二人をかばうために飛び出してしまいました。
そんな二人が殺し合いを止めようと割って入りましたが、二人の戦いはさくやが死んで幕を下ろしていたのでした。

結菜さくやが死んだことを聞き、心に隙が生まれてしまいました。そして4体のキモチによる支配に抗えず、敵味方問わず攻撃してしまうほどに暴れ出してしまいます。


かごめはピュエラケアのメンバーが護衛に付いた状態で神浜マギアユニオンと二木市の魔法少女の間で決着が付く様子を見守っていました。
結菜が暴れる様子を見て、かごめは風の伝道師のウワサの力で殺されそうな魔法少女を守るために前へ出てしまいます。
その結果、対象の魔法少女は守れたもののかごめは大けがを負ってしまいます。かごめは魔法少女達から治療を受けながらも、一命をとりとめるために救急車で運ばれていきました。


いろは結菜を止めるためにキモチの石を通して結菜の心へと潜入します。
いろは結菜はお互いの記憶を覗くこととなり、いろはは結菜が抱えてきた苦しみを、結菜はいろはのみんなの悲しみを受け止めて全てを救おうとする意志を体験します。


二人はお互いの気持ちを体験し、お互いに認め合うことができました。

結菜いろはを信用することにし、神浜への復讐は終えることを決めます。
結菜は信頼の気持ちを込めてキモチの石を一ついろはへと渡しました。

 

ななか達は激化する魔法少女同士の戦いに備え、隠れ家となる場所を探していました。
そこで美雨が提案し、蒼海幇ともつながりがある宝崎にある公民館に身を置こうと考えます。公民館では近々イベントが行われると知り、ななか達はイベントの手伝いをすることになります。

ななか達はイベントの手伝いをしている中、死んだと伝えられていたひめなと遭遇します。
ななか達ひめなが生きていることを神浜の魔法少女へ伝えるために撤退知ることを優先としました。

ひめなななか達を結界に送って時間稼ぎをしようとしますが、なぜかキモチのルールが作用せずに美雨の魔法で見つかったことをなかったことにされました。

ななか達は帰路につこうとしますがに気付かれてしまい、ひめなも見つかったことを思い出してしまいます。

ななか達と戦うことになったひめなは人数差で押されていきますが、ひめなが燦の作った隙を利用して美雨の魔法をほうきに合成し、見つかったことをなかったことにしました。
この戦いをきっかけに、ひめなは合成の力についてコツをつかんだのでした。

ななか達はひめなが生きていたという事実は忘れてしまいましたが美雨の魔法を使われた違和感は感じ取っていました。不安分子が多いと判断して宝崎からは離れることにし、別の場所へ身を潜めることにしました。

-次の日-


戦いが終わった後、は自分の居場所をはっきりと認識できたことが原因で空間結合できる距離が短くなってしまいました。
各グループが戦った後の後処理を進める中、潜入しているフォークロアのメンバーは潜入を続けられない状況になりつつありました。


那由他灯花へ太助の状況を確認し、灯花が太助の現状を知らないことが分かりました。灯花は父親へ事情を聞き、那由他へ接触させないようにしているのは魔法少女は救われないという真実を伝えたくないからという理由でした。
灯花は魔法少女は救われないという真実を伏せておくことにし、那由他へは魔法少女という存在をどう世間に伝えるかを話し合っているから会えないという真実だけ伝えました。那由他はその回答を聞いて監禁されていないということにしました。

ラビ那由他灯花の仲を険悪なものとするため、太助を病院から脱走させます。
灯花の父親は太助が脱走したとすぐに知らされ、太助を連れ戻すよう灯花へ頼みます。

那由他にも太助が病院を抜け出した話が入り、ついに那由他は太助と再会することができました。


しかしその再会の感動へ水を差すかのように灯花が2人の前に現れます。
太助は灯花の父親のもとへ戻ることにし、那由他とゆっくり話す時間は先送りとなってしまいました。

那由他灯花に対する不信感は強くなったものの、湯国の様子に興味を示した灯花へは湯国の現状を教えました。

みかげ那由他と別れた後にあした屋に訪れていました。
そこでみかげは西側に住む子どもから嫌がらせを受けます。その現場を目撃したみたまは神浜を呪う気持ちを再び思い出してしまい、同行していた十七夜に関しては、ネオマギウスに留まって人の意識を改めさせないといけないという決心をつけさせてしまいます。


ひめなみつねの体が不自由になったことを気にしていました。
みつねがネオマギウスへ参加した後にドッペルを使用したのは時女一族の認識を変えようとした時、そして神浜に対してなんらかの認識を変えさせた時ぐらいでした。
しかしその甲斐があり、神浜に対する疑念、人々の悪意に対する疑い、グループ内での自分の地位を気にするメンバーをネオマギウスへ吸収できると、そう確信していたのでした。
そしてひめなは、自動浄化システムを操作するためには小さなキュゥべえが必要だと気づき、見つけては追い掛け回していました。

こうしてキモチ争奪戦は、大きく二つのグループに分かれようとしています。

-次の日-

果てなしのミラーズの深層に取り残されたアリナかりんは、謎の声に導かれるがままに結界の奥深くまで進んでいきました。進んだ先で出会ったのは、果てなしのミラーズが生まれる原因となった瀬奈みことの残留思念でした。

アリナが記憶喪失になってしまったのは、みことの意志がアリナの脳を占領していたからだとみことは明かします。そして、みことアリナへ世界を一緒に滅ぼそうと提案します。
アリナみことの提案を一蹴し、とにかく記憶を返すよう迫ります。
そして遂にアリナは今まで失っていた記憶を取り戻します。

アリナみことについていくことに決め、一緒にいたかりんだけがミラーズの外へと出たのでした。

ネオマギウスは魔法少女の存在を知ってもらうために各メディアに対して魔法少女についての情報をディスクに保存をして発送を行いました。

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-次の日-

いろは達はネオマギウスへ対抗する方法と共に、キュゥべえから自動浄化システムの制御権を奪還する方法に悩んでいました。
そんな中、二木市へアオが戻ったという知らせを聞き、二木市の魔法少女達は二木市へと戻ることになります。
時女一族の方ではいなくなってしまった静香に思い直してもらうため、さなが書いた絵本を読んでもらいたいと考えています。しかしなかなか読んでもらえずに困っていました。

一方、ネオマギウスは電波望遠鏡を使用した人間への認識改竄を実現させるために動き出していました。
しかしこの計画の詳細については、時雨はぐむには知らされませんでした。

フォークロアのメンバーは那由他を連れて湯国市に来ていました。
そこで隙を突かれて那由他が撲滅派に連れ去られてしまいます。
連れ去られた那由他には何もされなかったものの、ラビたちの過去を知ってひどく心を痛めました。
ラビ達はその場を穏便に済ませて那由他を連れ戻しました。

那由他はラビの実家である旅館で目覚め、この町であったことをラビたちから詳しく聞くことができました。

納得ができない那由他は太助へ諦念に至った理由を聞きました。
それは宇宙の意志が働くから抗えないという仮説を聞いて、那由他は唖然としました。
今は神浜の状況を見守るしかないとも伝えられ、那由他はどこか納得できない中太助の部屋を後にします。

各グループが動き出している中、月咲がネオマギウスへコンタクトを取り、ネオマギウスの計画へ参加することになります。

-次の日-

ひめなはピュエラケアへ調整を行いに行きました。この調整の際、リヴィアひめなが考えている計画が危険なものだと判断し、中立を破るか悩み始めます。

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電波望遠鏡周辺に時女一族だけではなくPROMISED BLOOD、他の地域に散っていた神浜の魔法少女達も集結しつつありました。

しかし、みつねの力によって電波望遠鏡のセキュリティが解除され、みふゆの固有魔法が代用されて神浜周辺の人間は、ネオマギウスへ忠誠を誓わなければ飲み食いできないようにされてしまいました。

神浜では人間は飲み食いできないという状況になってしだいに混乱が広がっていきました。
大半の神浜の魔法少女達は家族のもとへと戻り、以下のような役割分担でひめなの計画を阻止する行動を開始しました。

みかづき荘&みふゆ:神浜の放送網掌握

PROMISED BLOOD&時雨、はぐむ:神浜の放送網掌握

時女一族:魔女退治

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ひめなサーシャの説得によって計画の実行を諦めました。
その場に天音姉妹が合流しました。その二人へフェリシアみふゆの魔法を合成したものをひめな天音姉妹へ与え、突然現れたラビによって概念強化が施されました。

天音姉妹の魔法によって神浜の人々は元に戻り、飲食ができなくなったということ、その真相が公開されるという一連の流れがなかったことになりました。

-次の日-

各グループは自分たちの場所へと戻っていきました。
これまでの戦いで各グループには確かに変化がありました。
PROMISD BLOODでは樹里の暴走が制御できるようになり、
時女一族はもっと日の本を、世間を知ろうと取り組みはじめていました。
みかづき荘のメンバーは久々にみかづき荘へと戻りました。しかし、十七夜みたまは家に戻っていない様子でした。

-次の日-

フォークロアは各グループへ伝えたいことがあり、神浜水族館に来るよう各グループへ伝えました。
集まった各グループは湯国市でかつてあったことを伝えられました。
もう希望はあきらめないということを前提に、フォークロアのメンバーは問題なく各グループに受け入れられました。

その場にいたリヴィアいろは十七夜みたまはピュエラケアの方で連れ戻すことを伝えます。そして神浜の魔法少女達から二人に対する想いを集めて回りました。

-次の日-

那由他は夜なべして作成したバッジをラビにプレゼントしました。
それは、希望を失いそうになった時に希望を呼び戻すという狙いがありました。

いろはうい灯花ねむの見舞いに行く最中みふゆと会い、かりんが一人でミラーズに挑んでしまったのではないかという話を聞かされます。

かりんは問題なくミラーズの最深部に到着し、再度アリナみことに出会います。
そこでかりんみことから一緒にアリナが見てきた歴史を見て回らないかと提案されます。かりんの感想でアリナが改心すればアリナは返すと言われ、かりんはその歴史をめぐってみることにしました。
歴史をめぐったかりんは、みんなは絶望を求めていないことを主張しました。
それに対してアリナは新鮮な意見だと受け止めました。みことについては賛同できず、今の神浜を見てから判断しようとします。

十七夜みたまはとある海岸に来ていました。そこは、ひとりの巫が夢かなわず魔女化してしまった場所。
そこにピュエラケアのメンバーが到着し、二人をキモチから引きはがす作業をはじめました。
まずは神浜の魔法少女達の想いを見せて悲しみから解き放ちました。しかしそれでもキモチとのつながりが切れない為、ピュエラケアのメンバーの過去を見せることにしました。

十七夜みたまリヴィアの過去を見て正気に戻り、キモチから解放されました。
十七夜みたまはキモチの石をいろはへ届けるために神浜へと戻りました。

いろは達十七夜みたまが戻ってくることを知り、集合場所を中立地帯として移動を開始しました。

各グループのメンバーも中央地帯に集まり、キモチの石はいろはに集められました。
しかし、なぜかひめなが捨てたスマホの仕掛けが作動し、神浜にいた魔法少女達は眠りについて悪夢を見続けるようになってしまいます。さらになぜか各グループのリーダーとういは無事で、その場には混乱が広がりました。
ラビはその場を見て希望を失ってしまい、キモチたちはラビに同調してしまいました。ラビは自動浄化システムを手に入れようと動き出し、いろは達ラビを説得しようと動き出します。
静香、結奈、ひめなが隙を作り、いろは達は捕らわれていたクレメルを救い出します。そしてクレメルを通していろはういラビの心の中へと入りました。
ラビが考えを変えない状況が続きましたが、那由他からもらったバッジに気付いて少しだけ心が揺らぎます。
いろはラビだけではなくキモチたちも説得し、ラビは元に戻りました。

この様子を見ていたみことは、完全体の魔女となって神浜を滅ぼそうと考えます。アリナはその様子を見て最終的な判断を下すことにしました。

残った問題はキュゥべえから自動浄化システムを取り戻すだけにはなったものの、制御権を奪い返すにはいくつもの個体がいるキュゥべえすべてを退けないといけないと知り、いろは達はどうすることもできませんでした。

ずっとこれまでの様子を見聞きしてきたかごめは、叶えるべき願いを決めます。

佐鳥かごめが魔法少女になります

 

かごめが魔法少女になる際に願った内容は「キュゥべえが未来永劫自動浄化システムに干渉できなくなる力が欲しい」

ういはやっと自動浄化システムにアクセスすることができ、自動浄化システムに干渉しようとするキュゥべえはかごめが防いでいきました。

すべてがうまくいこうとしているとき、契約を無下にしたかごめの姿を見た鏡の魔女は力を取り戻そうとしていました。

 

ういはキュゥべえから自動浄化システムの制御権を奪還することに成功し、自動浄化システムを再び神浜に展開することができました。
これで神浜の魔法少女達が魔女になる心配はなくなり、いろは、うい、クレメルは力を合わせて自動浄化システムをさらに世界中へと広げようと試みます。

しかし、鏡の魔女が何故か自動浄化システムの力を無力化しながら結界を神浜中に広げました。
これによって再び魔法少女達が魔女化してしまう危機の状態へと戻ってしまいました。

いろは達はまずは鏡の魔女を倒さないといけない状態とはなったものの、いろは、うい、クレメルが力を合わせたほうが勝機があると判断して力を合わせようとします。

そこに鏡の魔女が介入し、クレメルは殺されてしまいます。

急な事態に一同が混乱する中、かりんがその場に現れて鏡の魔女が表に姿を現すまでの経緯を説明しました。そこにアリナも現れ、鏡の魔女は過去に移動し、タイムパラドクスを発生させて人類を滅ぼそうとしていることを明かされます。

過去へと移動する際には鏡を経由する必要があります。タイムパラドクスを防ぐためには神浜中に発生した鏡をすべて破壊しなければいけません。
その中でも障壁で守られた大きな鏡があり、いろは達はそれを破壊することを目的として行動をはじめます。

ひめなの魔力の合成の力を有効活用したおかげで、大きな鏡を守る障壁はもう少しで消すことができる状況になりました。
しかし障壁を完全に取り除くには至ることができずにいます。

いろははさらなる打開策を見つけるために、秘密を隠したままである灯花ねむに意見を求めたいと考え始めます。
万年桜のウワサはいろはの考えを感知し、灯花ねむいろはのもとへと送り届けようとします。
万年桜のウワサ灯花ねむいろはのもとへ連れてこようとしていることを知ったかごめは、万年桜のウワサのもとへと向かいます

いろは、うい、かごめを除いたメンバーが障壁を消す方法を探していると大きな鏡へエネルギーを送る強い使い魔がいることを知ります。
その使い魔たちを倒したことで、大きな鏡を守っていた障壁を消すことに成功します。

万年桜のウワサは灯花の父親と太助の力を借りて灯花ねむを送り届けている最中、使い魔の妨害を受けてしまいます。
そこにかごめがかけつけたものの、灯花の父親と太助は命を落とす結果となりました。

破壊が可能となった大きな鏡を破壊するためにういがエネルギーを回収し、そのエネルギーを矢に変えていろはは大きな鏡に向けて攻撃を行います。その一撃で大きな鏡は破壊されました。

いろはういのもとに万年桜のウワサたちも到着し、あとは鏡の魔女を倒すだけになりました。
しかしその場に鏡の魔女が介入し、うい、灯花、ねむは殺されてしまいます。

悲しみに包まれたいろはに対し、別の時間につながる鏡から死ぬ前のうい達を連れてきたらいいという提案がされます。

そんな中、穢れが限界に達した魔法少女達は次々と魔女になるかと思われました。しかし魔女でありながら魔法少女であるというドッペルを出しているとも言えない状態に魔法少女達は変わっていきました。

いろはは生き残った魔法少女達の力を借りながら別の時間につながる鏡のもとへと急ぎました。
しかし、そんな鏡を目の前にいろはにはなぜか灯花とねむの声が届き、過去からこの時間に存在しないものを連れてくるとそれこそタイムパラドクスを引き起こすと伝えられてしまい、実行を躊躇してしまいます。

そこで連れてくるのではなく、過去の自分に今まで起きた情報を伝えようと思いつき、かごめの力でここまでの記録を集めていろはは鏡の先へ送り届けようとしました。
しかしその思いは叶わず、いろははかごめがまとめた情報を手にしたまま意識を失いました。

しかしこのときにいろはの固有魔法が発動し、かごめがまとめた情報を遺したまま時間だけが戻っていくのでした。

=歴史改変!=

なぜか目の前にいきなりかごめの魔力が乗った葉っぱが現れ、この後起こるかもしれない未来が頭の中に情報として入ってきました。その情報はその場にいたメンバーたちにも共有されていました。

全員が不思議がっている中、いろは達は力を合わせた状態になることができました。

いろはうい、クレメルと一つになったことをトリガーにねむが仕掛けていたウワサが発動しました。
これによってウワサ化していた灯花ねむが具現化し、さらに灯花ねむは悪夢に眠り続けている状態の魔法少女達もウワサ化させました。

灯花ねむがこれまでに実行してきたことは、宇宙の意思の干渉を逃れる為でした。魔法少女が抗おうとするから宇宙の意思に邪魔される。ならば魔法少女ではない状態になって抗えば宇宙の意思には邪魔されない。

いろは達はウワサ化した魔法少女の力を借りながら、鏡の魔女を倒すために行動を開始しました。
いろはが鏡屋敷にある結界へ攻撃を行うと、鏡の魔女が潜んでいる結界が広がっていきました。
その結界内は見えないガラスの破片が飛び交う空間で、その破片は灯花が魔力の変換を行ったことでやっと視認が叶うものでした。

神浜中に散っていたウワサ化した魔法少女達が集まってきて、ガラス片への対応も完了して鏡の魔女へと総攻撃を行う準備が整いました。

強力な鏡の魔女を目の前に、灯花はかごめが集め続けてきた魔法少女への取材記録に籠った魔力を利用してウワサ化した魔法少女達を強化していきました。

各グループのメンバーは次々に魔女の動きを止めていき、ついにエネルギーを集め終わったいろはが鏡の魔女へと攻撃を行える状態になりました。
そんな中、鏡の魔女が介入していろはを殺そうとしました。しかしその場にアリナが現れていろはを守りました。

いろはが抗う姿に希望を見つけたアリナはいろはが攻撃を行うまで鏡の魔女から守り続け、やっと攻撃を行うことができました。
それでも鏡の魔女は健在で、次はみことがいろはの前に姿を現しました。

しかし姿を見せたみことはみこと本人ではなく、鏡の魔女がもっていたおぼろげな記憶の一部でしかありませんでした。

鏡の魔女がさらに暴れようとすると、今度はなぜか鏡の先から過去、未来、並行世界から様々な魔法少女が飛び出してきては鏡の魔女を妨害しました。
これは風の伝道師のウワサが色んな時間にいる魔法少女へ人類を滅亡させようとする魔女がいると伝えまわった結果でした。

タイムパラドクスが起きてしまうのではないかという状況を気にすることなく、いろははみことの姿を借りる鏡の魔女を説得しようとします。

さらには大昔に存在した千鶴という魔法少女の姿をした何かが姿を現して、鏡の魔女はいろはへこの先には希望がないことを訴え続けました。

ついには鏡の魔女の力が過去の記録と共にいろはへと繋がれ、鏡の魔女の姿をした何かにいろはは絶望した魔法少女達を幸せにさせる奇跡を見せてみろと言われます。
それと同時に鏡の魔女や使い魔、鏡を通して現れた魔法少女達が一斉に消え去りました。

なぜかいろはの固有魔法が巻き戻しの力であることも判明し、いろははまず最初に見せる奇跡としてウワサ化した魔法少女達を魔法少女へと戻しつつ、自動浄化システムを世界中に広げました。
これによって魔法少女が魔女にならないという奇跡を体現することができました。
しかし、いろは、ういがいたという記録はこの世界から消え去ってしまいました。

-数日後-

魔女になるという結末は消えたものの、魔法少女という存在は世界に知れ渡る状態にはなっていませんでした。
それでも、少しずつ認知してもらおうと活動する人々、魔法少女の姿が神浜にはありました。

そして、万年桜が咲く場所では世界から存在が消えてしまったいろは、ういの姿を見ることができます。みかづき荘のメンバーは、そこでいろは、ういの存在を確かめることができます。

いろは、ういの存在が消えた今の世界はきっと魔法少女達を救えたかもしれません。しかし過去やあったかもしれない世界の魔法少女達の絶望を覆せたとは言えません。

いろは達は、鏡の魔女を納得させるために奇跡を今でも見せ続けているのです。

~集結の百禍篇 END~

 

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ピュエラ・ヒストリア篇

いろは達が6つ目の時代の記録を取り終わろうという頃でした。
いろは灯花が突然倒れてしまい、ねむは現代にいる魔法少女達へ助けを求めます。

いろは達を助ける方法は、6つの時代に残されたとされるいろはの概念を魂の器へ回収していくこと。

6つの時代はそれそれ現実の歴史上の時代であるため、下手に歴史を改変しないよういろはの概念を回収していくことになります。
万年桜のもとに集まったメンバーによって、手分けして6つの時代を訪れることにしました。

かごめはアルちゃんを使用して神浜の魔法少女へ協力してほしいと伝えて回り、たくさんの魔法少女が万年桜のウワサへ集まりました。
万年桜のウワサではいろはの概念を集めるための魂の器へ魔力を供給し続ける必要があり、そのために大量の魔力が必要となりました。
魔力回復のためのグリーフシードが大量に必要となったため、集まった魔法少女達はグリーフシード集めを行うことになりました。

その一方で、やちよは現代でもいろはの概念を回収できるのではと考え、神浜中を歩き回ることにしました。

ねむかごめへみことの記録へアクセスすることを頼み、かごめはみことの記録を覗くことにしました。
みことの記録へ接触したかごめは、今いろはに起きていることはみことの裏切りではないことはわかりました。しかしそんな中でみことは、みんなの近くにずっと魔女がいると教えてくれました。

やちよ達が戻ってきたところでかごめがこのことを説明すると、調整屋が注意深く魔力を探ってやっと魔女の反応を見つけ出すことができました。
魔女の反応を追うと使い魔しかいませんでしたが、その使い魔を倒すといろはの概念の一部を回収できました。
その使い魔は象徴の魔女の系統で、魔力調整の際に頻繁に使用された魔力の持ち主です。
これらのことから、今回の騒動は象徴の魔女に魔力を奪われ続けた結果起きたことではないかと考えられるようになりました。

みことの話を参考にし、水名城の地下に眠っているという象徴の魔女を倒せば状況が変わると判断してやちよ達は水名城へと急ぎます。

 

 

-展開されたストーリーでの矛盾ポイント-

・フェリシアが住んでいた部屋の状態が過去に公開された情報と一致しない

魔法少女ストーリー フェリシア編3話にてかこがキュゥべえからフェリシアの事情について聞いた際、キュゥべえはフェリシアが住んでいた部屋は何もなかったかのように復元されたと言っていました。

しかし第二部6章ではフェリシアが住んでいた部屋は火事があった跡そのまま残されていました。

フェリシアの忘却の力に実際に起きた状況を物理的に捻じ曲げるほどの力はないため、真実を知ったから復元された部屋が元々の様子に戻ってしまったということは考えにくいです。

これは第二部のライターが過去に公開されたストーリーを把握しきれていないとしか思えません。この矛盾点は第六章の物語を根幹から見直すような内容であるため、修正されるとしたらフェリシア編3話の方でしょう。
そもそも直されることはあるのか。

 

・フォークロアのメンバーが神浜へ戻った時間帯がメインストーリーとアナザーストーリーで一致しない

アナザーストーリーの通りだとフォークロアのメンバーが湯国市に滞在したのは少なくとも3日間であり、3日目に湯国市を出て明るい間に神浜へ到着しています。

しかし第10章の1話では暗くなってから、しかも神浜の人間へ暗示がかけられた後に神浜へ到着したことになっています。



どちらのストーリーでも那由他は湯国市にてラビ達に起きたことを知った後であるかのようなセリフになっているため、アナザーストーリーはもっと前に湯国市へ戻った時のエピソードとは考えにくいです。

こちら、メインストーリーとアナザーストーリーの担当者が別なのかと思ってしまうとともに、シナリオ内容の共有がされていないのではと思ってしまいます。

 

 

※このページは魔法少女まどか☆マギカ外伝 マギアレコードの情報を扱っています