【原神(genshin impact)】神の目 それは一方的に押し付けられる「神の監視対象にされた」証

原神の世界を調べるうえで欠かせない存在が、神の目です。

この記事が作成された段階でテイワットにある3つの国を訪れる状態となり、3人の七神に神の目をどう思っているのかを聞き出せる状態となりました。

今回はこの記事は、稲妻解放時までの間に手に入る情報と神の目を手に入れた原因で調査した結果を踏まえ、「神の目は何のために存在するのか」に重点を置いて考察していきたいと思います。

 

テイワットでの神の目に対する一般認識

“神から認められた者に与えられる外付けの魔力器官とされています。人間の身で元素力を扱えるのは神の目を持っているからこそできることであり、元素力を感知できるようにもなります。
神の目を与えられた者は神になる資格を持っていると同意義であり、その者たちを「原神」と呼びます。”

“神の目は強い願いを持った者に稀に現れる神からの祝福”

“神の目を持つ者は元素力を扱えるため、兵隊として、研究者として優遇されやすくなる”

一般人にはそんな感じに認識されている神の目、一体それにはどんな真実が隠れているのか見ていきます。

 

・そもそも神の目は誰が与えている?・

神の目は神が与えるものという認識ではありますが、では具体的に「神」とは誰を指すのでしょうか。

答えを先に言うと、テイワット全体の管理者である「天理」です。
テイワットには全体を管理する天理と7元素にあやかって選ばれた神に代わって人々を管理する「七神」がいます。
人によっては七神が人々に神の目を与えていると考える人がいるようですが、その認識は間違いです。七神はどちらかというと神の目に無関心な存在がほとんどです。

風神バルバトス(ウェンティ)に関しては神の目を自分用に用意するのではなく、模造品で神の目もないのに元素力を使えることを怪しまれないようにしている始末です。
神から与えられた自由は果たして自由と呼べるのかと考えるくらいですから、一方的に何かを押し付けるといった行為はしないでしょう。

岩神モラクス(鍾離)はそもそも契約を重んじます。もし鍾離が神の目を人に与える役割を持つならば、人へ一方的に神の目を与えるなんて行為は決してしないでしょう。
一方的に何かを相手に与え、一方的に代償として何かを奪うのはもはやそれは契約でも何でもありません。

雷神バアルゼブル(雷電影)は、はっきりと神の目を授けるのは自分の意志ではないと言い切っています。

ここまでの七神の特徴や直接聞いた意見を踏まえるだけでも、神の目は七神が与えているものではないとわかります。

神の目は、天理が人に与えているものなのです。

 

 

・神の目はどんな人物に与えられているのか・

神の目は誰もが手に入れられるものではありません。
とはいえ、神の目を持つ人物はそれなりに多く、神の目を得た人物たちにはある程度共通点があります。

1. 何かを強く願った

神の目を得た原因の一つとして、神の目を得る直前に何かを強く願っていたという人物が多いです。
フィッシュルのように「夢から覚めたくない」と強く願った者、
七七のように死にたくないと強く願った者、
レザーのように「ルピカを守れるほどの、目の前の敵へ復讐できる力が欲しい」と力を願う者
と、願う内容も手に入れる元素の種類も様々ですが天理が願いにこたえて人へ神の目を与える機会があります。
もちろん神の目を得た後は願いが叶っていて、さらには元素力も行使できるようになって神の目を与えられたことはいいことしかありません。

 

2. 何かに熱心に取り組んでいた

神の目を得た原因として、何かを頑張っていた人にいきなり神の目が現れたという事例があります。実はこの事例が神の目を得た原因として多いです。

クレーのように爆弾に対する強い執着を持つ者、
モナのように占星術に熱心に取り組む者、
香菱のように料理に情熱を燃やす者、
綾華のように立派な人物となるために稽古に励む者、

という感じに何かに情熱を注ぐ者に対して天理が一方的に神の目を与えてくるのですが、実はこの熱心に取り組んでいた人々は別に神の目があろうとなかろうと、将来は他人に認められるような人物になっていたのではという場合が多いです。

この神の目の与え方は、天理がその人物に「目を付けるほどの監視対象である」と認めたの証ではないかと思います。
天理は人が神に頼らず生きていく未来をあまり快く思っていない節があります。ならば神に頼らず他人から大きな評価を受けてしまいそうな人物はあえて目をつけ、神に歯向かう要因を消してしまおうという狙いがあるのではないでしょうか。

 

3. 何か大切なものに気付いた瞬間

実例は少ないですが、何かに取り組む際に何か悟りのような境地に至って真実に気付いた人物に対して神の目が与えられる場合があります。

アンバーのように、叔父のような偵察騎士ではなく自分らしい偵察騎士になるべきだと気づいた時、
エウルアのように、自分らしい復讐の道を見出した時、
万葉のように、自分らしい生き方を見出した時、

というように自ら大事なものに気付いた時になぜか神の目を与えています。
何かに熱心に取り組んでいた時同様に、この事例も天理が目を付けた証拠として神の目を与えたと考えられます。

 

・神の目を得たことで代償はあるのか・

神の目を得ることでいいことばかりのように見えますが、果たしてその副作用として代償はあるのか。

まず神の目が破壊されるようなことがあるかですが、神の目を破壊されることはほぼないでしょう。
神の目耐久テストを行った第一人者の刻晴の場合は、鍋で煮たり、砕こうとしたりしたそうですが神の目は無事だったようです。
無意識に神の目耐久テストをしていた宵宮は神の目と気づくまで火打石として使っていたようですが、神の目は無事でした。
なので、神の目が破壊されるということはほぼほぼないでしょう。

そんな神の目、煙緋が自分の神の目と等価値のものを探した機会があり、同じ価値になったのは山積みのモラではなく大事にしている法典等が入った箱でした。

これが何を意味しているのかというと、神の目は与えられた人物にとって大切なものと等しい存在になってしまっているということです。神の目は、神の目を持つ者の全てだと言ってもいいでしょう。

では神の目所有者が神の目を失ってしまったらどうなってしまうのか。

それは目狩り令が行われていた稲妻でのストーリーを進めたらわかりますが、自分にとって大切なもの、抱いていた強い願いが失われます。
なぜこのような現象が起きてしまうかというと、神の目自体が「その人の大切なものを内包したもの」となってしまっているからです。

神の目を取り上げられた人々は皆、大事なものを失った状態で生活していました。それは他人が何を大切にしていたのかを教えても本人が納得しないほど重症なものでした。
そんな人々に神の目が戻ってくると、あっさりと自分にとって大切なものを思い出しました。

なぜこのようなことが起きるのかというと、神の目が勝手に出現したものではなく、天理が勝手に「その人の大切なもの」を「手に取れる形に変換した」ということになります。
もしこれが真実だとすると、某アニメの白いやつよりも悪質です。

神の目を得た原因について振り返りましょう。神の目は天理がその人に「目を付けるほどの監視対象である」証ではないかという疑いが浮かびました。
その監視対象が神に歯向かうようなことがあれば、天理は神の目を取り上げるでしょう。
天理に歯向かおうとしていた人は、神の目を取り上げられたことで自分の大事なものを一瞬で失い、天理へ歯向かう意欲も失うでしょう。
このように、神の目を作成する際にその人物にとって大切なものを触媒にすることで天理に歯向かえないようにしているのです。

神の目を得る代償、それは天理の意向によっていつでも自分にとって大事なものが簡単に失われる状態になってしまったことです。

 

ここまでの内容は、推測が多いです。何しろまだ七神の半分にも会えていません。
七神全員に合うまで真相が語られないか、またはその前に真相が告げられるのか。

全てが判明した後に、再び考察を行うかもしれません。
ここに書かれた内容は、現時点でそんな可能性がある程度で見てもらえればと思います。

 

 

まとめ

神の目とは、神が監視対象として認めた人物に与えられるものであり、その人物にとって大切なものが手に取れる形となったものである。

 

 

あなたはこんな神の目を「祝福」と思えますか?

 

【原神(genshin impact)】神の目をもらえた原因と命の星座まとめ

ゲーム「原神」の世界 テイワットでは元素を使用できる神の目というものが存在します。

 

神の目とは

神から認められた者に与えられる外付けの魔力器官とされています。人間の身で元素力を扱えるのは神の目を持っているからこそできることであり、元素力を感知できるようにもなります。
神の目を与えられた者は神になる資格を持っていると同意義であり、その者たちを「原神」と呼びます。

 

神の目は神から与えられるものという大雑把な認識ですが、「神」とは実際には誰のことを指しているのか、そして神の目を人間へ与える目的は存在するのか。

このページでは「原神」達の神の目を与えられた原因、与えられた星座の意味を纏め、神の目とは本当はどのようなものなのかを解明していきます。

神の目を得るとことで特別な力を与えられたという事例が稀であるため、能力調査は止めました。ついでに神の目と同時に得られる命の星座について注目していこうと思います。

まずは調査した情報をまとめていきます。

※注意
キャラクターストーリーはあおソラいろのデータで明らかとなった、手に入れたキャラの情報しか扱いません。
他人によって公表されているストーリー、ストーリー内容が提供されてもこのページへ反映しませんのでご了承ください。
そのため、未入手のキャラは入手するまで解析しません。

なお、別世界(ゲーム)とのコラボキャラについては調査及び換算を実施しません

 

実装キャラ総数:45 (2022/2/21時点)

神の目(風)所持者:6

神の目(岩)所持者:7

神の目(雷)所持者:8

神の目(草)所持者:0

神の目(水)所持者:5

神の目(炎)所持者:10

神の目(氷)所持者:10

 

 

モンド地方(風神バルバトスの管轄)

・ウェンティ[Venti]

神の目:なし(風神の心所持者)
命ノ星座:歌仙座
神の心を得たきっかけ:2600年前に精霊から風神へ昇格し、2000年前に俗世の七執政となったこと

元精霊であるウェンティは友人であったライアーを奏でる少年のためにデカラビアンという魔神と戦います。自分が神の座に就きたいという欲求はこれっぽっちもなく、後にモンドを作る民たちには自由に暮らせるための環境を提供しただけで政治等には干渉しないようにします。
とはいえ、魔神戦争が終わる2000年前までも、カーンルイアが滅亡したころの500年前も、モンドに危機が訪れるようなことがあれば秘かに現世へ降りて秘かに問題を解決していました。歴史が詩として残りやすいモンドではそういった現世への干渉がバルバトスの加護として崇められることがよくあります。
神の心や神の目がなくとも、もともと神格級の力を扱えるため神の目の存在意義が高いとは感じていないようです。神の目に無頓着なことから、俗世の七執政を俗世の七執政として任命した存在がいて、かつ、神の目を人間へ提供して原神たらしめる存在が他にいるということです。
ウェンティは時々天上の島を話題に出しますが、そこに本当の神が存在しているのかもしれません。
ちなみに神の目を持たなくても元素が扱え、星座が与えられている者は、自分自身の姿が星座になるようです。

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・ディルック[Diluc]

神の目:炎
命ノ星座:夜梟座
神の目を得た原因:父の願いを叶えるため、モンドの騎士となるよう熱意を注いだ

神の目の入手時期は明確になっておらず、ディルックが騎士団をやめる4年前の時点ではすでに神の目を持っていたということしか明確ではありません。
神の目を手に入れたことは、父と自分の理想が神に認められたという記載があることから、騎士団に入隊できた頃が神の目を手に入れた時期というのが有力でしょう。
神がディルックへ神の目を与えたのは、父の願いを胸にモンドを守る存在となりたいという熱意に応えたからでしょう。
しかしディルックは騎士団への熱意と共に一度は神の目を手放しています。現在は神の目を所持して行動してはいるものの、神が期待した時とは命ノ星座の意味合いが変わっています。富の象徴ではなく、闇夜の見張りと孤独な守護を象徴するようになっています。

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・ジン[Jean]

神の目:風
命ノ星座:不明
神の目を得た原因:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・バーバラ[Barbara]

神の目:水
命ノ星座:金杯座
神の目を得た原因:子どもを看病するために歌を歌い続け、歌を聞いた子どもは元気になった

姉と比べて秀でた能力がない中、他人を助けたいという信念をもって活動した結果、神の目を与えられています。アイドルのような活動を始めたのはアリスから「アイドル」という言葉を教えてもらってからです。
現在は神の目があるおかげか、心だけでなく体まで癒す歌へと変わっています。
神がバーバラへ神の目を与えたのは「他人を助けたい」という穢れなき正義を認めた結果だからだと考えられます。

金杯は重要な行事に使用される縁起の良いものとされています。命ノ星座にもそのままの意味が当てはまるのかは分かりませんが、そのままが当てはまるのであればバーバラは縁起の良い存在ということになるでしょう。

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・ロサリア[Rosaria]

神の目:氷
命ノ星座:荊冠座
神の目を得た原因:自分を拾った盗賊の老人を殺した

盗賊に育てられたロサリアは生まれた頃から盗賊団の中にいたのではなく、盗賊が襲った村から拾われてそのまま育てられました。
人の殺し方は教えられたもののほぼ雑用係のような生活を送っていました。
そんな生活を送っていたある日、ロサリアは逃走を試みます。結局は自分を拾った老人に連れ戻されてしまいますが、老人から「俺を殺せばここから逃げられる」と勝負を挑まれてそのまま老人を殺してしまいます。この後にロサリアのもとへ神の目が出現します。
おそらく神は、ロサリアが罪を背負いながら生きていく覚悟を認めて神の目を与えたのでしょう。
その盗賊団が西風騎士団に壊滅させられた後はファルカの指示で協会に所属して生活するようになります。
残念ながらシスターでありながら背徳的な罪を重ね続けていますが、裏の仕事を行うことでモンドに貢献しようとしています。

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・アンバー[Amber]

神の目:炎
命ノ星座:小兎座
神の目を得た原因:誰かの導きを待つのではなく、自分が勇気を持つ鳥となり、空へ羽ばたくべきだと気づいたこと

祖父が行方不明となった後にアンバーは偵察騎士になりました。
最初のうちは一人前な偵察騎士になろうと先輩たちに助けられながら経験を積んでいきました。そんな中でアンバーは祖父の行き先を突き止めたいと願っていました。
しかし祖父の行方を突き止めることはできず、アンバーにはモンドを守りたいという祖父の願いしか残りませんでした。
そんな祖父の背中を追うだけの偵察騎士だったアンバーは「風、勇気と翼」という本と出会ったことをきっかけに自分なりの優秀な偵察騎士を目指すべきだと悟ります。
そんな偵察騎士に対する情熱を感じ取ったのか、神はアンバーへ神の目を与えます。
神の目が与えられたタイミングを見るに、神はアンバーへ目はつけていたものの、大事なことに気付くまで待っていたのかもしれません。

小兎座は、イメージ通りすばしっこいという解釈でよいでしょう。

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・リサ[Lisa]

神の目:雷
命ノ星座:砂時計座
神の目を得た原因:魔導を探求するために実際に元素を行使してみたいと思った瞬間

リサは神の目を手に入れる前から学問については才能ある人物でした。そんなリサは第三者から見ればあっさりと神に認められて神の目を手にして元素についての知見を深めます。
そんな中、リサは神の目が世界のバランスを壊してしまうような恐ろしいものだと認識してしまいます。神の目を追及することは、深淵を覗きに行くことに等しいと。
リサは深淵を覗くような行為である学問の探求をほどほどにし、なるべく真剣に行動しないよう心がけるようになります。
神はリサの学問に対する底知れない探求力に期待して神の目を与えたのだと思いますが、リサの行動は神の思惑から大きく外れる結果となったのです。

ほどほどに頑張るという精神は、命ノ星座にもあらわれています。

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・クレー[Klee]

神の目:炎
命ノ星座:四つ葉座
神の目を得た原因:初めて作った爆弾で小屋を吹き飛ばした

今では爆発に執着しているクレーですが、爆弾作りの初歩的なことを教えた人物は母親であるアリスです。爆弾作りに興味を持ったクレーは神の目を手に入れる前から爆発へのこだわりを持っていました。神の目を持った後からはそのこだわりがヒートアップしていき、爆発へのこだわりも強くなっています。
神がクレーへ神の目を与えたのは爆発によって生み出される灰塵を何度見ようとも、爆発へのこだわりを捨てないだろうと判断したからだと考えられます。
そして神はクレーへ幸運属性を与えてしまい、クレーへ爆弾の探求に懲りる機会を与えないようにしています。
ちなみにクレーの種族はエルフで、人よりも寿命が長いということが判明しています。

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・エウルア[Eula]

神の目:氷
命ノ星座:波沫座
神の目を得た原因:アンバーの祖父と出会い、自分だけの復讐の道を見出した瞬間

エウルアはモンドで人々を苦しめた貴族のうちの一つ、ローレンス家の出身です。ローレンス家は大昔に祭礼の弓を所持する時と風の民を祭る一族の一つでしたが、そんな歴史よりも国民を苦しめた一族という印象が根強くもたれてしまいました。
そのおかげでエウルアはモンドの人々から悪者として扱われています。
そんな中、エウルアは西風騎士団へ入隊してモンドのために行動しています。
きっと騎士団へ入るきっかけは、アンバーの祖父へと弟子入りして自分らしい復讐の道を見出したからでしょう。神はエウルアが見出した道を評価して神の目を与えたのでしょう。

波沫は波が砕けた後、周囲に飛ぶ水滴のことです。星座は王冠を呑み込む波を表していて、どうやら波沫には飲み込まれる王冠が映っているようです。
命ノ星座には、一族の考えには囚われないエウルアの在り方が反映されているのかもしれません。

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・ノエル[Noelle]

神の目:岩
命ノ星座:心護座
神の目を得た原因:7回目の騎士選抜試験で落選したかと思われたが、ジンに認められて騎士団のメイドとなった

ノエルは騎士団へ入るために努力を惜しみませんでした。何度落選しようと妥協せずに騎士団へ入団するために勉学や礼儀を学び続けました。
まだ正式な騎士団員とはなっていませんが、騎士団の近くで誰かのために役立つことが彼女の喜びとなっています。
神がノエルへ神の目を与えたのは誰かのために力を尽くすという勤労の精神を認めた結果だと考えられます。

護心は命あるものを守護しようと念じることを意味し、いろんな人を助けたいと日々考えているノエルにぴったりな星座となっています。ちなみに星座に描かれている模様はバラです。ノエルにとってバラは、機密情報を漏らさないようにという戒めがこもった存在です。

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・アルベド[Albedo]

神の目:岩
命ノ星座:白亜の申し子座
神の目を得た原因:白亜の申し子という称号を得た後に実験を行っていた

カーンルイアにいたレインドットという人物が生み出した創造物の一体であるアルベドはレインドットから様々な知識を与えられてきました。
その知識を得ようという原動力は、「師匠から見捨てられたくない」という想いです。外部からは探求心の強い天才と認識されがちですが、その思考の中心には必ずレインドットがかかわっています。
そんなレインドットに見捨てられたくないという強い思いに神が答え、神の目が与えられたと考えられます。
アルベドは人としての誕生過程を経ていない存在ですが神の目をもらうことができました。どうやら神が認めた生物と認識できる存在であれば神の目を得ることができるようです。

命ノ星座にも反映されている白亜の申し子はレインドットが見習いの卒業という意味を込めてアルベドへ与えた称号です。その称号がそのまま星座に反映されたということは、その称号自体がアルベドを表すものなのでしょう。

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・スクロース[Sucrose]

神の目:風
命ノ星座:フラスコ座
神の目を得た原因:159回目の蒲公英の種を使った実験を行った

スクロースが生物錬金を探求する目的は、仙境の創造とそれに伴う友人たちの帰還です。昔に絵本で見た仙境の生物を想像しようと現存の生物を錬金術で改造して新たな可能性をスクロースは見つけ出そうとしています。
そんな小さな世界を想像しようという熱心な努力に答えてか、神はスクロースへ神の目を与えます。
スクロースは神の目を与えられたことで、元素を使用した生物の創造という新たな道を開くことになりますが、安定した生物の創造は難しいようです。

命ノ星座には薬品が入ったフラスコ瓶が描かれています。多くの実験を行うスクロースにとっては欠かせない道具ですが、実験好きなスクロースを表すには秤等のもっとましなものがあった気はするが。

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・フィッシュル[Fischl]

神の目:雷
命ノ星座:幻ノ鴉座
神の目を得た原因:心の支えとなっていた『フィッシュル皇女物語』に影響されて妄想の日々が続く中、周りの人間だけではなく、両親にまで妄想から覚めるよう言われて心が折れそうになった

冒険者である両親と一緒にいる時間が少なかったフィッシュルは『フィッシュル皇女物語』で寂しさを紛らわしているうちに物語に出てくる皇女として妄想を膨らますようになっていきました。
現在もその妄想の中で生きながら、周りの人間を戸惑わせながらも冒険者として活躍しています。
神がフィッシュルへ神の目を与えたのは、彼女の「夢から覚めたくない」という永遠を願う想いに答えたからかもしれません。

命ノ星座には幻ノ鴉と名付けられていますが、これはオズのことです。これではオズを表すだけの星座として見えてしまいますが、オズはフィッシュルの願いから生まれた存在です。オズにはフィッシュルの願いが反映されていて、そのオズが描かれた星座もまた、フィッシュルの願いが込められています。

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・ベネット[Bennett]

神の目:炎
命ノ星座:岐路座
神の目を得た原因:冒険中に致命傷を負いながらも終点へたどり着いた

生まれた頃から不幸体質であるベネットは、拾ってくれたオヤジ達の影響で強く冒険にあこがれます。
しかし不幸体質のせいか冒険仲間に恵まれず、オヤジ達の世話もしなくちゃいけなかったりと自分の望むような冒険はなかなか行えないでいました。
いざ冒険に出てみると不幸体質が災いし、普通の遺跡も難攻不落な遺跡のような難易度で襲い掛かるようになります。そんなベネットは仲間が冒険を切り上げようとしない限りお宝があるであろう終点を目指します。
終点を目指そうとしたある日、ベネットは致命傷を負います。
終点についたはいいもののなにもなく、ベネットは限界を迎えて気を失ってしまいます。
どんな不幸が待ち構えていようとも冒険を終点までやり遂げようという情熱に神は答えて、ベネットへ神の目を与え、ベネットは意識を取り戻します。
神の目が与えられてもベネットには必ず不運の結末となる岐路が開拓されていますが、本人は変わらずめげずに冒険を続けています。

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・ディオナ[Diona]

神の目:氷
命ノ星座:子猫座(英語表記はFelesとなっていてラテン語で猫を意味する)
神の目を得た原因:大雨の中、猟から帰ってこない父を助けに行ったこと

カッツェレイン一族という猫を擬人化したような姿のディオナは神の目以外の恩恵も受けています。それは、清泉町にいたとされる泉の精霊から送られた「作ったお酒が必ずおいしくなる」という力です。
この能力のおかげでディオナの”かっこいい父”への渇望が増幅することとなります。
この”かっこいい父”への強すぎる渇望に答えて、神の目が与えられたと考えられます。

命ノ星座はカッツェレイン一族の子どもを表す子猫座となっています。
カッツェレイン一族の子どもなんてたくさんいる気がしますが、もしかしたらカッツェレイン一族、絶滅危惧の一族なのでは。

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・レザー[Razor]

神の目:雷
命ノ星座:狼座
神の目を得た原因:狼の仲間がアビスの魔術師に全滅させられた時

レザーは神の目を持っていない時、アビスの魔術師へ手出しする手段がありませんでした。仲間である狼たちが目の前で殺されていく様子しか見ることができなかったレザーは「ルピカを守れるほどの、目の前の敵へ復讐できる力が欲しい」と願いました。
そんな願いにこたえてか、神はレザーへ神の目を与えました。

雷神は永遠を象徴するとされていますが、神の目を与えられた際に大きかった想いとしては復讐です。その後、レザーの想いはルピカを守り続けたいという想いで活動していますが、そんな未来を予見して雷元素の神の目を与えたのだとしたら神は神の目を与える前からレザーに目をつけていたのかもしれません。
例え狼に育てられた、人間だったとしても。

命ノ星座は狼に育てられたということで狼座です。

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璃月地方(岩神モラクスの管轄)

・鍾離[Zhongli]

神の目:なし(岩神の心所持者)
命ノ星座:岩王帝君座
神の心を得た経緯:魔神戦争が終結した2000年前に魔神から人類を導く神の座へ昇格した

俗世の神として長い間存在し続けた鍾離はウェンティ同様に神の目が無くても自身が司る元素を操ることができます。
神の心というのは神の座について人類を導くという立場になったため与えられた力であり、誰からどのように与えられたものなのかは言及されていません。
神の心を手放す=神の座から降りるという関係を鍾離が見せていたため、神の心を所持していることは、人類を導く立場として居続けなければならないという呪縛であるとも考えられます。

神の目を「ある意味神との契約だ」と解釈する鍾離が与えられる本人と会話もせず神の目を一方的に与えるとは考えにくいため、神の目を与える存在は俗世の七執政ではないと考えることができます。

鍾離の命ノ星座は長い歴史の間生き残り続けた神というだけあり、岩元素のもとになったかのような星の並びになっています。もしかしたらテイワットへ岩元素という概念を生み出した存在なのかもしれませんが。

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・凝光[Ningguang]

神の目:岩
命ノ星座:璣衡儀座
神の目を得た原因:抜け殻となった神の目を売りさばこうとした

凝光は生まれた頃から璃月七星となるほどの富は持ち合わせておらず、先祖代々重要な技術を守り続ける立場でもなく、ただの商売人でした。
そんな彼女が神の目の抜け殻を手にした時、商機を見出してこれまでにないほど張り切りました。しかしながら、凝光の商売熱心な姿勢を見た岩神が所持者不明の神の目を「凝光のもの」と定めてしまったので凝光本人はガッカリしました。
しかしその後は商機を逃さず富を蓄えたことで「天権」の座へと到達します。

璣衡儀は筒のようなものを覗いて天体観測を行うための回転する機械のことですが、ほかに北斗七星を示す言葉でもあります。
きっと璃月七星にあやかって北斗七星を示すものが星座として選ばれたのでしょう。ということは、星座を選定した神は北斗七星を知る存在ということに・・・。

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・刻晴[Keqing]

神の目:雷
命ノ星座:紫金鍾重座
神の目を得た原因:神に頼らなくてもよい璃月にしようと努力していた

神の目を持つ者の中で神の目を鍋の中で煮たり、一時的に手放すといった粗末な扱いをする者がいる中、刻晴は神の目を燃やしたり、砕こうとしたりとテイワットの中でも上位に位置するほど神の目の耐久テストを行った存在です。
神は刻晴の「人による璃月の恒久的な繁栄」を目指す想いに応えたのだと思いますが、ここまで雑に扱われることは予想していなかったでしょう。
神の目を授かった当初は自分の努力が「神の目のおかげ」と思われてしまうため邪魔者扱いしていました。今では神の目は大事なものだという認識になっています。

命ノ星座の名前になっている紫金鍾重ですが、日本語では意味がさっぱりです。中国語でみてみると紫金は現地の言葉で「金紫」、つまりは金印と紫綬を身につけるような高官を意味します。鍾重ですが中国語版では定垂と記載されてさらに意味が迷子になっています。
英語版を見て見ると「Trulla Cementarii」というラテン語となってしまって「シャベルとこて」という建築道具に関わる単語が並べられた内容となっています。
ここまで調べた結果を合わせると、「玉衡という璃月での土木建築にかかわる分野の高官に当たる存在」を星座に示したかったのでしょう。
何故星座に描かれている絵ともリンクしていないのか謎が残る星座です。

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・ショウ[Xiao]

神の目:風
命ノ星座:金翼鵬王座
神の目を得た原因:不明

ショウは2000年以上生きてきた中で神の目を与えられた時の記憶を忘れてしまっています。
それでも、三眼五顕仙人とよばれる三眼の中の1人であるのは確かです。五顕に含まれる仙人たちは皆、仙人ではあるものの神の目を所持していません。
神の目を持っているショウは風元素を利用して素早さを利用した攻撃を行います。
しかし、神がショウへ神の目を与えた動機は不明です。

金翼鵬王はショウに与えられた雅号のことで、実は他にも降魔大聖や仙衆夜叉など様々なあだ名があります。もしかすると神の目が与えられたのは金翼鵬王と呼ばれていたころなのかもしれません。そして金翼鵬王として活躍している姿が、星座へと反映されたのでしょう。

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・甘雨[Ganyu]

神の目:氷
命ノ星座:仙麟座
神の目を得た原因:モラクスの召喚に応え、璃月七星の秘書になろうと決心した時

人と麒麟の混血である甘雨はモラクスの召喚をきっかけに人間社会へ溶け込んで生活する仙人として生きていくこととなります。その生活は自然の中でゆったり過ごすこととは異なり、毎日資料とにらめっこしたり任務をこなすために各地を駆け回るという忙しいものでした。しかしそこには人間が作る璃月を守るという責任があります。
神が甘雨へ神の目を与えたのは璃月を守るという責任を果たすために、いつまでも活動し続けられるようにという想いを抱いたからかもしれません。その結果、甘雨は人間では過労死してしまうほどの量の残業を難なくこなして見せています。

命ノ星座にある仙麟は麒麟の仙人というそのままの意味を表しています。

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・七七[Qiqi]

神の目:氷
命ノ星座:法鈴座
神の目を得た原因:薬草集めをしている途中で右足を怪我し、死にそうなときに「もし過去に戻れたらいいな」と願った

七七は最初から仙人ではなく、薬草取りの娘でした。
仙境に間違って入ってしまい、生死の境をさまよっているときに七七はまだ生きていたいと強く望みました。そんな生への渇望に反応してか、七七の目の前に神の目が現れます。
神の目を手に入れた七七は、当時起きていた仙魔戦争を終わらせる存在となり、三眼五顕仙人の一員として認められました。しかしそれは大昔の話。

命ノ星座には仏具の鈴が定められています。鈴には人々の邪念を祓い、祈りを極楽浄土まで届ける働きがあるとされています。とはいえキョンシーとなった今の七七とは違った、過去の七七が星座へ反映されているというのは明らかです。

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・煙緋[Yanfei]

神の目:炎
命ノ星座:法獣座
神の目を得た原因:法律家になろうと決めた時(予想)

父親が仙獣の煙緋は仙獣と人間のハーフではあるものの、岩王帝君とは契約を結んではいません。そのため璃月のために生きていく定めは存在しません。それでも煙緋は自主的に璃月の法律家として生きていくことを決めました。
そんな煙緋は神の目に対して面白い実験を行っています。
物の価値を正確に測れる竿秤で神の目を計ったらどうなるか。いくらモラを神の目の反対側に積み重ねても釣り合うことがなく、煙緋が大事に持ち歩いている手写しの法典等が入った箱を乗せて初めて神の目と釣り合ったのです。
このことから、煙緋に神の目が与えられた理由は法律家になると決めたことと大きくかかわっていることが分かります。

命ノ星座にある法獣は、法律の仙獣を表しているのでしょう。煙緋は仙獣とのハーフとまではわかっていますが、星座の絵を見る限り父親は鹿に似た見た目の仙獣なのだろうと予想できます。

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・申鶴[Shenhe]

神の目:氷
命ノ星座:愁疏座
神の目を得た原因:生贄として魔物の前に捧げられたが魔物に抗い、互角の戦いを続けたこと

父親が母親を生き返らせるための生贄として申鶴は魔物の前に放り出されてしまいました。申鶴は魔物に殺されるのを待ったわけではなく生きるために魔物と戦いました。その戦いの中で殺意という激しい感情が覚醒して魔物とは互角に渡り合えていました。
そんな申鶴に神は注目して神の目を授けました。このおかげで申鶴は生き残ることができました。
その後は留雲借風真君のもとで仙人の術を学ぶことになりますが、生きるために身につけた殺意を彼女は抑えられなくなっていました。そんな彼女へ仙人たちは申鶴へ赤紐を与えて魂を縛りました。こうして様々な感情が封じられてしまい、今の申鶴となったのです。

愁疏は英語ではcrista dolorisとなっていて「悲しみの頂点」という意味だととらえることができます。これは生きるために申鶴が覚醒させた殺意を表す言葉だと考えられます。そんな殺意が彼女の生き様を表す星座に反映されたのでしょう。
果たして、星座になるほどの封印された殺意とはどれほどのものだったのか。

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・行秋[Xingqiu]

神の目:水
命ノ星座:錦織座
神の目を得た原因:古華派へ入門し、古華派の槍術と剣術の真髄は瞳術にあると悟ったとき

本好きな行秋は父親のせいで古華派で武芸を学ぶことになります。
本で知識を集めてはいたものの、古華派には生き残るために生み出した他の門派にはない多彩な選択肢が存在していました。これが行秋を刺激して、人助けにも使えるかもしれないと考えて張り切って武術をマスターしようと努めました。
神は多彩な芸を身につけて人助けに役立てたいという行秋の純粋な想いに応えてか、行秋へ神の目を与えます。
神の目を得た行秋は古華派の武芸を身につけただけではなく、新たな心理も生み出しました。そんな偉業が表舞台に出ていないのは自分の字の汚さ故ですが、このおかげもあって行秋は身分を隠して人助けをすることができています。

命ノ星座が錦織なのは、多彩な考えに溢れた生き方をしていることが反映されたためでしょう。

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・重雲[Chongyun]

神の目:氷
命ノ星座:乾坤鋒座
神の目を得た原因:体質の影響を受けつつも妖魔退治を諦めなかった

方士として妖魔退治を専門に活動している重雲は「純陽の体質」のせいで妖魔退治にも、日常生活にも影響が出ています。というのも「純陽の体質」とは温かいもの、辛い物、感情的になる出来事と体温が上がったり気持ちが昂るようなものと接触してしまうと感情が抑えられなくなる体質のことです。どれくらい感情が抑えられなくなるかというと、記憶に残らないくらい陽気な性格になるとのことです。
実はこの体質のせいで妖魔がいた場合もすぐに逃げてしまって退治するという場面はほとんどないとのことです。
そんな、ほとんど体質で追い払っている重雲は目に見えない形で退治してしまっているためほとんどの依頼人から詐欺師扱いされるそうです。
誰からも認められない中、諦めずに一人前の方士として活動している重雲を見た神は、重雲へ神の目を与えます。
いつでも万全に力を発揮できるよう、氷の神の目を与えたのでしょうが、残念ながら体質を覆せるほどの陰の力は与えてくれなかったようです。

命ノ星座にある乾坤鋒はわかりやすくすると「陰陽の剣」となり、剣を用いて妖魔退治を行う重雲がしっかり反映されています。陰と陽の緩急はとても激しいものですが。

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・香菱[Xiangling]

神の目:炎
命ノ星座:長杓座
神の目を得た原因:どんな食材でも美味しい料理を作るという信念を貫き続けているため

香菱は「どんなおいしい料理を作るか」ではなく「この食材をどう美味しく料理するか」から考え始めます。もちろん組み合わせの悪い食材や器具が耐えられない食材にも出会ってきていますが、探求をやめません。
神が香菱へ神の目を与えたのは食材を追及する情熱を認めたからだと考えられます。
ちなみにグゥオパァーという謎の生物とは神棚がある洞窟で出会いました。おそらく秘かに祭られていた神獣の類だと考えられ、香菱が好物である辛い食べ物をいつでも提供してくれる存在だと認識し、懐いて付いてきました。
神の目の有無には関係がありません。
ところで、槍をぶん回す技を教えた師匠とは誰なのか。

※追記(月逐い祭の情報追加)
グゥオパァーは竈神として崇められてきた存在が力を使い切った後に残った存在です。そんな元魔神の存在に懐かれるような香菱は、神の目をもらうべくしてもらったのでしょう。
そして槍をぶん回す技を教えた師匠という存在は、ピンでした。
魔神とも、仙人とも縁がある香菱は恐ろしいほどの因果の持ち主だと言えるでしょう。

命ノ星座の長杓は絵としてもあらわされている通り料理道具の「おたま」のことです。星座には料理人としての香菱があらわされています。

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・白朮

神の目:草
命ノ星座:不明
神の目を得た原因:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・辛炎[Xinyan]

神の目:炎
命ノ星座:紅檀四弦座
神の目を得た原因:演奏の演出に炎や火花を使い始めた

辛炎はロックを知り、「先入観」に抗おうとしていました。ロックな音楽に自分の想いを乗せても、璃月ではなかなか受け入れてはもらえませんでした。
璃月の外で活動することも考えましたが彼女は璃月にとどまり、演出として炎を使おうと思いつきます。
人のいない場所で炎を操ろうといくつもの楽器を壊しながらも試行錯誤しました。
そんな辛炎の情熱に応えたのか、神は辛炎へ神の目を与えます。
派手な演出が可能になった辛炎の音楽は次第に璃月の人々の心をつかみ、辛炎は多くのファンを手に入れることができました。

命ノ星座にある紅檀四弦は辛炎が演奏する際に使用する楽器の一つです。見た目は三味線に似ていますが、バチではなく指で弦をはじいていることからギターかベースが元になっていると考えられます。とはいえこの楽器は辛炎がカスタマイズしたオリジナルの弦楽器です。彼女のアイデンティティといっても過言ではないでしょう。

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・北斗[Beidou]

神の目:雷
命ノ星座:南天海山座
神の目を得た原因:海獣「海山」を自らの手で討伐した瞬間

北斗は子どもの頃から漁師に伝わっている歌を覚え、その歌を歌いながら海山の討伐を夢見ていました。
自分の船隊を持つようになってからは何度も海山へ挑み、何度も失敗に終わっていました。そんな北斗が万全の態勢を整えて挑んだ何度目かの海山との戦いの末、北斗は海山の首を捕ることに成功します。
その勝利の瞬間を祝福するかのように、神は北斗へ神の目を与えました。
神の目は海山を倒した際に発生した雷をいつでも具現化することができ、海山を倒した瞬間を永遠のものとできるものでもありました。
神は新たな海の強者だと認めて神の目を与えたのか、海山を倒した褒美として神の目を与えたのか。
神の目を与えられた者は神になる資格があると伝えられていることから、おそらく前者の理由が有力でしょう。

命ノ星座には海山と呼ばれる海獣が描かれています。これは推測となりますが、南天海山は「南十字の頭である海山」を表していて北斗が海山と呼ばれるにふさわしい存在であることを示しているのではないでしょうか。

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・胡桃[Hu Tao]

神の目:炎
命ノ星座:彼岸蝶座
神の目を得た原因:死んだ祖父が悔いなく現世を去ったと知り、祖父の死を堂々と受け入れた

奇行が目立つ胡桃はおじいちゃんっ子で、祖父がもっていた帽子を自分のサイズに合うよう手直しして使用したり、初めて執り行った葬儀が祖父の葬儀だったり、死んでしまった祖父に会いたいがために死者の魂が滞在するという境界へ訪れたりと祖父に関する行動が目立ちました。
境界を訪れて祖父がこの世に未練がなく堂々と逝ったと知った後、胡桃は送る者に未練が残らないよう葬儀を行うべきだと念頭に置くようになります。
元々葬儀を執り行う才能があった胡桃は通常の葬儀形式にとらわれない、送られる側、送る側の考えを尊重した葬儀を行う経営方針にしたことで往生堂の経営は安定するようになります。
この功績は神の目によるものではなく、胡桃の才能です。
神の目は胡桃が境界へ訪れて死生観を改めた際に現れたものであって、バケモノを火葬するくらいしか役に立っていません。神が胡桃を認めたタイミングは、境界を訪れて長時間滞在し、気が狂うことなく現世に戻ってきたという常人とは異なった結果を残したくらいです。
境界から精神を保ったまま戻ってくるのがどれほどすごいことなのかは、神にしかわからないことなのかもしれません。

命ノ星座にある彼岸蝶はあの世とこの世を橋渡しする蝶のことです。スピリチュアルな物事を信じる人々の間では蝶は死者の魂を運ぶ存在だと信じられているらしく、それにあやかってでしょう。実際に葬儀屋はあの世とこの世を橋渡しする存在ともいえるので、胡桃を表している星座としては間違っていないでしょう。

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・雲菫[Yun Jin]

神の目:岩
命ノ星座:虹章座
神の目を得た原因:演じる際に大事なのは特定の人物だけではなく複数の人物たちになりきることで、「世界」を表現するべきだと悟ったこと

役者を生業とする家に生まれた雲菫は自ら役者の指導を受けたがるほどに劇へ熱意を持っていました。そんな雲菫は看板役者といわれるほどに劇についての技を身につけ、さらには劇のシナリオも手掛けるようになりました。
ある時、仙人や岩王帝君の劇ばかりを演じていった雲菫は、伝統的な劇での登場人物はすべて似通った顔を持ってしまっていることに気付きました。そして雲菫は仙人や岩王帝君といった特定の顔ではなく、様々な顔を持つ「人々」を演じたいと思うようになりました。
そんな考えをいだきながら『歩雪』という劇を演じていると、雲菫は特定の人物だけではなく登場する人物すべてを演じていました。この劇によって雲菫は新たな劇の在り方を悟りました。新たな劇の道を切り開こうとする雲菫に神が注目し、神の目が雲菫へ与えられたのです。

虹章は英語ではopera grandisとなっていて「素晴らしき劇」と捉えられます。
人々に絶賛されるような劇を作り上げる雲菫の生き様が星座に反映された結果、このような名前になったのでしょう。

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稲妻地方(雷神バアルの管轄)

 

・雷電影(雷電将軍)[Raiden Shogun]

神の目:雷
命ノ星座:天下人座
神の心を得た経緯:死にゆく眞から刀と共に受け取った

雷電将軍は代替わりを経験した七神ではありますが、それは双子のうちの1人が倒れただけで、もう一人も2000年前から存在していました。知識や考え方の共有に齟齬はないでしょう。
とはいえ先代雷電将軍である眞よりも永遠を求める熱意が強く、永遠を求めるがゆえに自分の体を捨てて刀に魂を憑依させて存在し続けています。一心浄土という場所に籠り続けたり、永遠の障害になると考えて目狩り令を出してみたりと少々こじれた永遠の追求方法を試行しています。

それもそのはずで、もともと眞の影武者として前線に赴いていた影は眞のほかにも多くの友人を失ってきた経験があります。周りで変化が起きて、永遠が揺らがないためにも、変化が起きてしまうような原因は取り払ってしまいたかったのでしょう。

しかし影は蛍(空)と会ったことで永遠について再び考え直す機会が与えられました。今現在も影は、永遠について悩み続けています。

影は神の目に対して、自分は無関係だと言い切っています。神の心をもっていたからこその制約があるはずですが、自分は神の目の譲渡と無関係だとはっきりと言ってもいいのか。
とはいえ、神の心が他人の手に渡っても天理は何の反応も示さないので、案外制約というのも大雑把な存在なのかもしれません。

実は影は雷電将軍へ鍾離やウェンティが所持している神の目の模造品を持たせていません。これは七神であることを隠して一般人に成りすまして生活する必要がないからでしょう。地味に蛍(空)に続く、神の目をもたないプレイアブルキャラという珍しい存在です。

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・八重神子[Yae Miko]

神の目:雷
命ノ星座:仙狐座
神の目を得た原因:不明

神子はかつて狐斎宮にくっついて回るただの小さな仙狐でした。大昔から神子を知る人物たちに神子のことを聞けば皆同じように「ただのカワイイ仙狐だったあの子が今では立派になったものだ」と答えます。妖の中でも大妖怪を良く輩出していた白辰狐王一脈に属しているため、いずれ大きな力を持つ存在になるのは予定調和だったのかもしれません。
大昔の妖たちは強い力を持っていたという話がありますが、その力が元素に関わる力なのか元素にかかわりのない法術や身体能力のことなのか。
というのも、妖怪である神子は神の目のような装飾はもっているもののそれをいつ手にしたのかを明らかにしていません。神の目のような装飾はただの飾りで、戦う際は妖怪としての力を使っているだけだと言われても何の不思議にも思いませんが果たして真実は。

命の星座が仙狐なのは白辰狐王一脈に属しているから故でしょう。

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・九条裟羅[Kujou Sara]

神の目:雷
命ノ星座:羽団扇座
神の目を得た原因:今の自分では山の森でひとりでは悪霊に勝つこともできないと悟ってしまった

裟羅は九条家の養子ではありますが、元々は森の中に住んでいた名もなき少女でした。
養子となったのは森に沸いた悪霊を倒そうとしても対抗できず、山のふもとまで転げ落ちたところを人に拾われたことがきっかけです。
悪霊に負けたことで裟羅は自分の弱さを知ってしまいました。その結果に絶望する裟羅を見て、神は裟羅へ神の目を与えました。
元々天狗の一族は雷元素の神の目を持つ者がいたという経歴があるようで、裟羅が悪霊に負ける結果にならなくても神の目は与えられていたのかもしれません。

本人は雷電将軍から神の目が与えられたと信じているようですが、残念ながら影は関係ありません。

羽団扇は天狗がもっている団扇です。裟羅は天狗の一族であることからこの星座になったと考えられます。

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・神里綾華[Kamisato Ayaka]

神の目:氷
命ノ星座:雪鶴座
神の目を得た原因:疲労している兄を見て神里家令嬢として認められようと努力し、剣術の訓練にて敵を一撃で倒せるようになった

綾華はもともと文武両道な人物ではなく、遊びが好きな女の子でした。
神里家としての教養もあまり熱心に向き合っていませんでしたが、そんな綾華の考えを変えたきっかけは母が病に倒れたことと、それによる兄の過労でした。

そんな家族の状況をみて綾華は神里家として一人前にならなければいけないと決心します。最初の頃は習い事等をやってもうまくいかず、直ぐに何かを取得できるような才能もありませんでした。
そんな彼女は1回やって無理なら50回やるという並ではない努力を重ねることにしました。その結果、綾華は一人前として認められるようになりました。
神はそんな並ではないほどの努力を積み重ねる綾華を見て、神の目を与えたのでしょう。

命ノ星座は雪鶴とはありますが、数種類いる鶴の中でも雪が似合うと思われる鶴はタンチョウヅルくらいでしょう。鶴は長寿の象徴であったり、縁起がいい存在として見られています。中国ではさらに徳高く、高貴な存在として扱われていて、綾華には中国から見た鶴の存在が当てはまります。
確かにいまの綾華は徳高く高貴な存在ですが、ただの少女である考えは失われていません。

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・トーマ[Thoma]

神の目:炎
命ノ星座:赤楯座
神の目を得た原因:神里家を去るべきタイミングでも、神里家へ忠誠を誓い、残り続けることを決意したこと

元々モンド出身のトーマは、稲妻に帰った父に会うために稲妻へ向かったことが原因で、その後は稲妻で生活せざるを得なくなります。そんな中、神里家に出会い、その後は神里家の家司として働いていくことになります。

そんな神里家が社奉行の継承者争いに巻き込まれたとき、トーマは争いに巻き込まれないよう神里家から去るチャンスを与えられていました。
しかしトーマは去らず神里家へ残り、さらに忠誠を一層強めたのです。この強すぎる忠誠心に反応し、神はトーマへ神の目を与えたのです。

赤い楯といえばロスチャイルドが浮かぶかもしれませんが、それとは関係なくただただトーマが炎元素を守護の目的で使うことから赤楯という名前の星座になっただけでしょう。トーマは神里家のサポーターなだけですから。

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・珊瑚宮心海[Sangonomiya Kokomi]

神の目:水
命ノ星座:睡竜座
神の目を得た原因:海祇島のすべてを守り、人々が幸せな生活を送れるようにすると願ったこと

現人神として活動している心海は望んで現人神になったわけではなく成り行きでなってしまったがために日々心をすり減らしながら生活しています。
とはいえ願った内容は心から願ったようで、自分の背負った運命は悪くないものと思っているようです。
先代の現人神についてはわかりませんが、神は珊瑚宮の現人神だというだけで神の目を与えたように思えます。
心海はオロバシノミコトを崇拝していた民の末裔ではありますが、神は再びオロバシノミコトを崇拝しだすようなことがないか気にしているのかもしれません。

睡竜はお酒の名前ではありますがその名前の意味は「覚醒の時を待つ」。
オロバシノミコトが眠りから覚めるのを期待しているかのような、そんな星座に見えますが心海はそんなことを願っていません。
オロバシノミコトを崇拝していた民の末裔だからこの星座なのでしょう。ただただオロバシノミコトが星座になっただけにしか見えませんが。

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・ゴロー[Gorou]

神の目:岩
命ノ星座:柴犬座
神の目を得た原因:戦に勝利するためには個人の強さだけでなく、集団の強さも必要だと気づいたこと

ゴローは神の目を手に入れる前まで、戦で負けるのは自分が強くないからだと考えて日々鍛錬を積んでいました。しかし、周囲の力ない兵士たちを見て見ると協力して敵を倒す場面を目の当たりにしました。
これをきっかけにゴローは仲間と協力して戦う姿勢に切り替えました。
そんな仲間と共に戦うという姿勢に感心したのか、神はゴローへ神の目を与えました。

星座が柴犬なのは、ゴローの種が柴犬に分類されるからでしょう。一般的な柴犬の認識よりは、尻尾が曲がってはいませんが。

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・楓原万葉[Kaedehara Kazuha]

神の目:風
命ノ星座:紅葉座
神の目を得た原因:一人旅をして、自分は手には刀、心には道があれば自身の道を歩んで行けると気づいたこと

楓原家の跡取りとなるはずだった万葉ですが、そんなこと気にせずに稲妻中を1人旅していました。
そんな旅の中で多くの困難を知ることになります。
そして万葉は武士としての在り方を今一度見直し、「己が持つ刀は人を活かすものであるべき、そのただ一つの信条を守るのが自分の歩むべき道だ」と気づきます。
神は万葉が自分の生き方に気付けたため神の目を与えたのでしょう。

命ノ星座にある紅葉は楓のことでもあり、楓には調和や大切な思い出という花言葉があり、秋になるとキレイに色が変わるので美しい変化という花言葉もあります。
万葉にとっては、旅によって自分の生き方を変えることができたのは「美しい変化」であってその気持ちを忘れないという意味でこの命ノ星座だという可能性があります。
どちらかというと万葉は過去に起きた出来事を大切にする傾向があるので、思い出を大切にする思いから命ノ星座が紅葉である意味が強いでしょう

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・宵宮[Yoimiya]

神の目:炎
命ノ星座:琉金座
神の目を得た原因:長野原花火屋を受け継いだ後の初めての夜に花火について熱心に研究を行っていた時

宵宮は何かを強く願ったわけでもなく、一心に何かに取り組んでいたところで突然神の目が現れました。神の目を知らなかった宵宮は火打石に使ったり湯沸かしの道具に使ったりと知らないうちに神の目の耐久テストを行った人物の一人になってしまっています。本人も言っていますが、神が神の目を取り上げなかったのが不思議なくらいです。
とはいえ彼女は花火に対する情熱は強く、花火に対して熱心に取り組む彼女を見て神は神の目を与えたのでしょう。

琉金ですが、簡単にいうと金魚のことです。金魚が何か花火に関わるかといえばほとんどなく、共通するのは「夏の風物詩」の代名詞であることくらいでしょう。
花火といえば夏まつり、夏祭りといえば金魚という浅はかなつながりから選ばれてしまったのでしょう。

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・早柚[Sayu]

神の目:風
命ノ星座:子貉座
神の目を得た原因:仕事で危険に陥った際、自分の忍術は何のためにあるか気づいたこと

早柚は物心がついた頃から終末番という組織で忍術を教わってきました。
教わってきた忍術は攻撃的な内容ではなく身や気配を隠したり、素早くその場から逃げ出すといった術しか学んできませんでした。
早柚には師匠がいましたが、師匠の考えで早柚は知らないうちに独り立ちしていました。
そんな早柚は仕事中に危機的状況に陥って弱くても生き延びるために忍術を使いました。そこ結果、生き延びたと同時に神に認められたのか神の目を手に入れました。
稲妻では強い願いを抱けば神の目が現れる、神の目を失うと自分の大事なものを忘れてしまうと考えられているらしいです。
早柚にとって神の目と同じくらい大事なものは、「自分の忍術は何のためのものか気づいたこと」ではないでしょうか。

子貉は早柚の師匠が早柚の衣装を作る際にモデルにした動物で、早柚はその衣装を気に入っています。そんな経緯があるため、早柚の生き様を表す星座も子貉なのでしょう。
貉は主にアナグマのことを指すようですが、地域によってはハクビシンを指したりとけっこう正体はあいまいです。相手を化かす存在、というのは共通認識のようです。

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・荒瀧一斗[Arataki Itto]

神の目:岩
命ノ星座:天ノ牛座
神の目を得た原因:無意識に人助けを続けていったこと

一斗は過去に両親ともに故郷を追われたことがあり、幼い頃に両親を失っています。
鬼の悪口を耳にするたびにケンカを吹っかけていたものの、鬼婆婆と呼ばれるようになる老婆に助けられたことをきっかけにコツコツと一斗は人助けもしていくようになります。
そんな助けられた人たちが集まっていつの間にか荒瀧派と呼ばれるものが生まれ、人を助ける一斗に目を付けたのか、神は一斗へ神の目を与えたのです。

日本語では天ノ牛座とありますが、英語にしてみるとTaurus Iracundus(情熱的なおうし座)となり、どのみち鬼ではなく牛で例えられてしまっているものの、英語の方がまだ意味をとらえられやすいでしょう。
牛のようにすぐ興奮して突っ込み、何事にも情熱的に取り組む様子が反映された結果、牛が一斗の星座となったのでしょう。
鬼を描く星座じゃないと知ったら、本人はどう思うのか。

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スメール地方(草神の管轄)

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フォンテーヌ地方(水神の管轄)

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ナタ地方(炎神の管轄)

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スネージヤナ地方(氷神の管轄)

・スカラマシュ(散兵)

神の目:不明
命ノ星座:不明
神の目を得た原因:未所持のため不明
使用できる能力:未所持のため不明

※友好度6に到達していないため調査不能

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・アヤックス(タルタリヤ:公子)[Tartaglia]

神の目:水
命ノ星座:空鯨座
神の目を得た原因:とある剣客と出会い、深淵の世界へ到達した

タルタリヤは14歳の頃にすでにアビスへと到達する術を教えてもらっていました。
全ては平凡な日常から逃げようとした日から始まっていて、神の目を与えられたのもアビスに到達してとある剣客からアビスへ行き来する方法をしえてもらったころでした。
タルタリヤの強さを追及する純粋な気持ちにこたえるようにタルタリヤには神の目が与えられ、タルタリヤの闘争心は一般人には抑えられないほど大きなものとなっていきました。
邪眼を所持してはいますが、基本的には神の目の力を使用して戦います。

命ノ星座の空鯨はタルタリヤが敵として立ちふさがった際に召喚されることがあります。もしこの星座が実在する鯨座からあやかってつけられているとしたら、空鯨はタルタリヤが「化け物」であることを表しているのでしょう。
まあ14歳でアビスから生きて帰ってくるのは十分化け物といえます。

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無所属

・ガイア[Kaeya]

神の目:氷
命ノ星座:孔雀羽座
神の目を得た原因:カーンルイアのスパイだとディルックに明かし、本気でディルックと戦った瞬間

カーンルイアのスパイとして送り込まれたものの、ディルックの父の養子となってからはガイアの心は揺れていました。
ディルックと戦った後もモンドの住人としてモンドへ滞在し続けていて、本当にモンドとカーンルイアが戦うことになったらどちらにつくのかは謎です。
神がガイアへ神の目を与えたのは、ガイアが心に抱く「陰謀」の強さを認めたからだと考えられます。
自ら滅ぼした国の人間へ神の目を与えるとは、神は何を考えているのか。

命ノ星座の孔雀羽はモナによると高貴さと華麗なる隠蔽を象徴しているそうです。実際に孔雀は高貴さを表すとされてはいますが、華麗なる隠蔽と結びつくものはありません。
現実の言い伝えからある程度あやかっているものはありますが、命ノ星座は神の目の持ち主を象徴するもの。ガイアの生きざまが反映されていても、何ら不自然ではありません。

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・モナ[Mona]

神の目:水
命ノ星座:映天座
神の目を得た原因:師匠である「おばば」からもらった道具をアクセサリーとして身につけているとき突然その道具が神の目へ変わった

世界の真理を追究することしかほとんど興味を持たないモナにとって神の目が与えられた理由は神の眷属の証だとしか思っていません。
水占の術自体も神の目がなければ行使できないものではなく、水面があればいくらでも扱えます。モナ自身、あまり神の目を信用しません。
神がモナへ神の目を与えた理由は、占星術をもらのために行使せず、真理を解明するための手段にしか使わないという「純粋な心」に答えたからだと考えられます。

命ノ星座の映天は天を映す者、つまりは水面に星を映して占いを行う占星術師であるモナを表しています。とはいえ命ノ星座は名前通りの意味を持っている以外にも神の目の持ち主の生き様も反映されています。
とはいえモナの人生は占星術で世界の真理にたどり着くこと一筋なので、命ノ星座の名前通りの意味しかないでしょう。

 

※このページは原神の要素を扱っています