【マギレコ二次創作】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-2-10 偽りの神様

ある日、やちよさんはさつきさんへ3人の子達が学校へ行っていない理由を聞きました。

「事情があるのよ。

もしよければあなたがあの子たちに教えてあげてもいいわよ。

かつては家庭教師が来ていたのだけど、わたしたちだけになってからは誰も教える人がいなかったから」

そう、この神社にはお参りしに来る人と謎のスーツの集団以外全く来ないのです。

3人の子へ勉強を教える人もおらず、さつきさんやキクさんの両親もいません。

きっと踏み込んではいけない事情があるのでしょう。

やちよさんが暇をしている3人へ勉強をしたいか聞くと、ちかちゃんが真っ先に答えました。

「私は嫌かな。あまり勉強得意じゃないし」

他の二人はダンマリでした。

私は二人が言い出せない事情があるのかと思い、ちかちゃんを外へ連れ出すことにしました。

「じゃ、じゃあちかちゃん、ちょっと私に教えて欲しいことがあるんだけど」

「なになに?」

ちかちゃんを私が外へ連れ出した後、その後に残った二人は。

「私は勉強教えて欲しいかな」

「私も・・・」

「最初聞いた時は黙っていたわね。あの子の前では言い出しにくいことなのかしら」

「そうだね。

ちかの前では、“勉強”ってこと自体を話題にするのはよくない」

私はちかちゃんに畑の野菜について聞いていました。

そして聞いてみたのです。

「ねぇ、勉強は嫌いなの?」

そう聞かれると手を動かしながらいつもの元気そうな顔で話はじめました。

「私は勉強ができないからって家を追い出されたの。何が起きたかわからず彷徨っていたところをさつきさんに助けてもらったんだ!

拾ってもらった後も勉強を何度か誘われたんだけど、何をやっても覚えるところか嫌な気持ちになるだけだった。

だからこうやって体動かす方が好き!」

「・・・ごめんね、話しづらいことだったのに」

「いいよ、お姉ちゃんに知って欲しいと思ったから」

この子は拾われた子だった。

このような子へは勉強を強制できない、ではどうやって知識を広げてもらった方がいいのか。

これは魔法少女だけで生きていく上でも大事なことだと思う。

「私、勉強しないから悪い子だと思う?」

「そんなことないよ。こうやって野菜に詳しいでしょ?
それで十分に偉いよ」

「えへへ」

子どもは憎めない。

こんな無邪気な子達が大人になるとああなってしまうのは、そしてこの子のような子どもが増えてしまうのはなぜなのか。

カレンさんが主張していた人間社会の破壊。

それが為されれば、変わるのだろうか。

やちよさんから勉強の話題が終わったという合図が来るまでちかちゃんと外で過ごしました。

その日の夜、やちよさんから勉強を教えた二人について教えてもらいました。

「あの子達、どうやら親に暴力を受けていたみたいで、隙を見て家出したところをさつきさんに拾われたらしいの。

そのせいで人間不信になっているみたいで。

今はさつきさんしか信用していないらしいの」

「そんな辛い事情を話してくれたんですね」

「ええ。少しは心を開いてくれたってことなのかしらね」

あの3人と仲良くなるのはさつきさんを神浜へ連れて行くための過程でしかありません。

3人みんなが魔法少女になってくれればういを助けた後も仲良くできるかもしれない。

私達は後どれほどここに居続けないといけないのだろう。

 

3人が部屋に戻り、環さんと七海さんも部屋へ戻ったことを確認した後、本殿にいるさつきのもとを訪れた。

さつきは札を作る手を止めて窓から外を見ていた。

「また物思いに更けていたのか」

さつきは私の目を見て話しはじめました。

「キク…。

あなたは環さん達をどう思う?」

「あの3人が心を開くくらいいい奴らだし、魔女との戦いも問題ない。

私が言える立場じゃないが、いい加減ここのしがらみから解放される時なんじゃないか」

私と目を合わせながら話していたさつきは、再び窓の外へ向き直ってしまった。

「確かにキクが言えたことじゃないわね。

知ってるでしょ、私は父と母が亡くなった時に約束したのよ。私がここを守っていくって」

「・・・あの二人をここに縛っておく気か」

「仕方がないでしょう?

私はここから離れるわけにはいかないんだから」

何が仕方がないんだか。

さつきのこだわりはわかるが、今私の中では二人への申し訳なさが優っている。

段取りを組んで外に連れ出すしかないか。

「じゃあ、私は勝手にさせてもらうよ」

本殿を出ようとするとさつきは私の左手を掴んできた。

そんなさつきの目には涙が溜まっていた。

「勝手にどっかに行かないでよね・・・。

あなたなしだと、私・・・」

「今後のさつきの態度次第かな」

私はさつきの手を優しく放して本殿を出て行った。

 

「私、どうしたらいいのよ。

教えてよ、お父さん、お母さん…」

 

いつも通りの朝を迎えたかと思いましたが、朝食の席にさつきさんの姿がありませんでした。

「さつき、寝坊かな」

「私起こしてくるね!」

「ああ。いつもの裏口から行くんだぞ」

一人がさつきさんを呼びに行っている間、私達は先に朝食を済ませてしまうことになりました。

「珍しいですね、さつきさんが朝遅いのって」

「誰だってミスはあるさ。疲れてたんだろう」

結局さつきさんとは顔を合わせることなく、私とやちよさん、キクさんで魔女退治に行くことになりました。

ここの魔女は弱く、苦戦することは滅多にありません。

簡単に遭遇した魔女を倒した後、キクさんは真剣な顔で話しかけてきました。

「環、七海少しいいか」

キクさんに呼ばれて私とやちよさんは、キクさんと一緒に人が登れないような建物の屋上へ行きました。

「信頼にあたると思い、あなた達に私とさつきのことを教えてあげる」

===

わたしとさつきはもともと幼馴染の縁で一緒に魔法少女として活動していた。

さつきの魔法少女としての才能はとてつもないものだった。
この町に現れる魔女は相手になんてならず、彼女に刃を向けてきた魔法少女は皆彼女の力でねじ伏せられた。私だって到底かなわない。
だから、この町の魔法少女達はさつきへ大きな信頼を寄せていた。

さつきはあの神社で巫女として育てられてきた。巫女である特権として義務教育を受けることを免除されていて、普通に学校へ行っていた私は少しうらやましく思う時もあった。

だからさつきは同年代のやつと会う機会が少なかったんだが、頻繁に神社へ訪れる男子生徒がいてな。男子生徒が神社へ訪れていた理由は神社に祀られている神様に興味を持ったかららしい。

最初はその男子生徒をさつきは邪険にあしらっていたんだが、なんだかんだ仲良くなってしまってな。
隙があればあの男子生徒のことをわたしへ楽しそうに教えてきた。

「あいつ学校で流行ってるからと言って訳の分からない本を持ってきてね。
絵ばっかりで情報量が全然ない中身でびっくりしたよ」

「それはマンガってやつじゃないのか。
文字で伝えていた情報を絵にかき起こすことでキャラクターの心情を察しさせたりと新しい表現ができるんだ」

「そうなんだ。あいつ、あの本について私と語り合いでもしたかったのかな」

「あいつに興味があるなら、あいつの好きなものから好きになってやったらどうだ」

「ちょっとキク!私はあいつのことどうも思っちゃいないんだから!

でも、ちょっとは興味持ってやるんだから」

「はいはい」

男子生徒は私と同じ学校へ通っていて、周りに誤解されないようさつきをどう思っているか聞いたこともあった。

「さつきのことはどうも思っていないさ。
ただ、一緒にいる時間がもう少しあったらなって思う時がある」

「さつきが学校に来て欲しいってことか?」

「巫女の仕事があるから仕方がないっていうのは知ってる。
ただ、俺が大人になったらあの子をあの神社から連れ出したいとは思ってる。あの神社に祭られている神様ってのは少しうさんくさい気がするんだ。

それに、何かに縛られながら生きるってのはさつきだって望んじゃいないだろ」

「アンタが何か企てるんだっていうなら、私が手伝ってもいいよ」

「その時はお願い、キク」

ただ、あの楽しい日々にも終わりを迎える時が来た。

ある日、学校が丸ごと魔女の結界に飲み込まれるとんでもない事件が起きた。それが起こる前触れはいくらでもあった。

学校周辺で謎の殺人失踪事件が続いていて、その集大成だったのだろう。

たくさんの人々が使い魔の餌食になって次第に狂った人同士で殺し合いが始まった。

その殺し合いに、あの男子生徒も巻き込まれていた。

彼は最後まで冷静だったが、狂った生徒達を止めようとして、その後生徒達に八つ裂きにされた。

その状況を目にしてしまったさつきは、初めて魔法少女として人を殺した。

あの状況ならば、狂った人々を殺すしか手段はなかった。でも、初めて人を殺すという感触に私たちはショックを覚えるほかなかった。

そしてあの男子生徒を助けられなかったさつきに、とどめを刺すような出来事が起きたんだ。

一緒に魔女討伐をしていた魔法少女のうち一人が、目の前で魔女化したんだ。今まで自分が討伐してきた魔女が、元は魔法少女だったことを知ったさつきの精神は限界だった。

さつきはこの町で一番強い。でもメンタルはそうじゃなかった。

彼女は発狂してしまい、相手が元魔法少女だってことから魔女へ手を出せなくなった。

学校を結界に閉じ込めた魔女は強かったが、他の魔法少女達の活躍もあって私がとどめを刺して倒すことができた。

そしてさつきが魔女化しそうな時に私はグリーフシードを押し付けた。

「負けるんじゃない!戻ってこい、さつき!」

さつきは魔女にならずに済んだ。
だがこの件でこの町の魔法少女はさつきに対する信用を失った。

あの時魔法少女が魔女化した個体はあの戦いの中どこかに消えてしまって始末できずにいた。

そいつが数日後、皮肉にも私の家族を皆殺しにした。

私も多少は心にダメージを負っていたのだろう。私は怒り狂った。

そして自我が消えそうな時に、目の前にはグリーフシードを私のソウルジェムに押し付けるさつきの姿があった。

「負けるなって言ったのはあんたじゃん!

私を、ひとりにしないで。あの時助けた責任とってよ!」

行き場を失った私はさつきの神社へと引き取られ、その後間もなくさつきの両親は病でいなくなってしまった。

で、今日の今までここにいる。

===

過酷な経験をしたことを明かされて私はすぐに何と切り出せばいいかわかりませんでした。

「さつきはいなくなった両親の遺言を今も大事にしていて、神社を離れる気はないんだ。

だから、本当は神浜へ行く気なんてなかったんだ」

「そんな。じゃあ、私たちがいくら頑張っても神浜に来てくれない」

私が悩んでいるとやちよさんがキクさんへ尋ねました。

「キクさんの家族を襲ったという魔女、退治はされたのかしら」

「いや、その場を収めるためにさつきが札へ魔女を封印して、今もどこかにいるはずだ」

「その場所って、神社の裏にある」

「環、あの神社に魔女がいると知っているのか」

私はキクさんが魔女を倒さずに放置していることに驚きました。

「え、知ってるならなぜ倒さないんですか」

「あの神社に引き取られてからすぐわかったさ。あそこにいる魔女こそ、さつきが封印した、そして私の家族を奪った魔女だ。

でも何度始末しようとしてもさつきに止められたんだ。
”神様に手を上げるんじゃない”だってさ」

「さつきさん、おかしくないですか」

「ああ、あいつは両親を失ってから明らかにおかしくなってる。でも私はどうしてやればいいかわからないんだ。あのさつきに牙を向けられたら、勝ち目はない」

キクさん達が倒せなかった魔女が、あの神社にいる。

その魔女を、今もさつきさんは封印し続けている。

さつきさんが魔女を倒せないのはわかったけど、さつきさんには何があったのだろう。

私が悩んでいると、やちよさんが話を切り出しました。

「キクさん、少し協力してもらえますか」

 

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【マギレコ二次創作】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-2-5 変わってしまった身近だった世界

神浜市から人が消えた日、私達は神浜市に滞在するか見滝原へ戻るかの2択でした。
私たちは、そんな2択に意見が分かれていたのです。

「まどか、今見滝原へ戻ったところで私達が今まで通りに過ごせるわけが」

「うん、もう人を信じたいとは思えないって心のどこかでは感じてる。
でも、私は最後まで信じてみたい。人のみんながみんな、酷いことをしないって」

「まどか…」

しばらくの間があった後、話し始めたのは杏子ちゃんでした。

「いいんじゃねぇの、お前がそう決めたんなら」

「杏子ちゃん」

「そうね。鹿目さんの意見を尊重するわ。

私も見滝原には戻ろうと思う。

耐えられないと思ったら、私の家に戻ってきてちょうだい。いつでも、鹿目さんを待っているから」

「ありがとうございます」

じゃああたしらはしばらくマミさんの家にいるってことになるのかな」

「あたしは好きにさせてもらうよ」

「…まどか、無理はしないでね」

私達はいろはちゃんに見滝原へ戻ることを伝え、私は私の家へと帰りました。

 

「ただいま…」

帰ってすぐはママに強く叱られました。

でも次の日からはいつもの日常となりました。

人を信じれなくなった影響で周りの人達と話すときは社交辞令のように対応してしまい、心から会話を楽しめてはいませんでした。

ニュースも、嫌な気持ちになるばかりであまり聞き耳を立てないように、そして見ないように心がけていました。

神浜市の出来事は謎の現象でゴーストシティとなったというニュースが連日流れ、なぜか調査が進まないと言う内容ばかりでした。

学校でも神浜市で起きたことについて話題に上がりましたが、他のことが話題になっていました。

「まどかさん、さやかさんが行方不明の件は本当に何も知りませんの?」

「うん、私もさやかちゃんがどこに行っちゃったかわからないの」

「高学年でも行方不明の方がいらっしゃるみたいで、なんだか最近怖いですわ」

「そう、だね」

いなくなった人のことを、みんなは心配してくれている。それだけで人にも優しさがあると感じることができる。

私は人を信じて、魔法少女でも人と幸せに暮らせる日々を送れると信じていた。

そう信じていたかった。

でも、それは無理なんだって、わからされることとなった。

人の生活に戻って2、3ヶ月後の日曜日の朝、珍しく自力で起きてきたママと一緒にパパの手伝いをしている時でした。

急につけていたテレビのチャンネルが変わり、画面にはアメリカ大統領が映っていました。

「なんだ、チャンネルが急に」

“…私は、世界を揺るがす事実を伝えると同時に、国連へ新たな提案を行うために今みなさまへお話ししています。

皆さん、この世に魔法と呼ぶものがあると思いますか。“

私は演説の内容を聞いて心が落ち着きませんでした。その内容は、魔法が存在すると主張する内容だったからです。

なんで、魔法のことをテレビで。

そしてテレビには神浜市で魔法少女のみんながドッペルを出して人を殺している映像が流れました。

「何だこの映像、神浜市でこんな事が」

私は思わず後退りしてしまいました。

「まどか、大丈夫?」

大統領の演説は続き、その演説の途中で魔法少女が魔女になる姿が中継されました。

そして、その魔女を撃退するアメリカの兵士が映っていました。

「こんな、こんなことをするなんて」

「まろか?」

「まどか、まどか!しっかりしろ!

まったく、なんだこの放送は。チャンネルが変わらないどころか消えもしない」

”このような事態にならないよう、私は化け物へ対抗するための案を用意しています。

それが、「アンチマギアプログラム」です。“

テレビにはアンチマギアプログラムと呼ばれる内容が大統領の演説が流れながら映されていました。

その内容は、魔法少女という存在にさせないための予防接種実施のお知らせ、そして魔法少女を保護する目的とその後の対応が示されていました

その内容を見て思ったことは、魔法少女の自由が奪われてしまうと言うことでした。

テレビで魔法少女の特徴について説明が始まるとママはいきなり私の手を掴みました。

「ちょっとあんた見せなさい!」

「や、やめて」

ママは私の指輪を発見して、怖い顔になってしまいました。

「そうか、あんたの帰りが遅くなったってそう言う!」

「ご、ごめんなさい。

でも私は、ママやパパにタツヤ、それにみんなに危害は加えないから!」

「危ないことに手を出して!」

私は怖くて身を縮めてしまいました。

でも、ママは私にハグをしてきたのです。

「安心しな。ここはあんたの家だ。
そして私達がいる。よその誰かに、引き渡しだなんてしないさ」

「ママ…」

「学校には私から和子に話をしといてやる。

心配するな。まどかも大切な家族だ」

私は思わず涙を流しながらママに抱きついてしまいました。

「ありがとう…」

お母さんが和子先生へ状況を説明すると、わたしは学校が安全な場所と言える状況になるまで、通信教育に切り替えられました。
そして、どうやら私の話をきっかけに学校側は、通信制に切り替えて週に一度だけみんなそろって学校に顔を出すという仕組みに変える流れとなりました。

自分の子どもが魔法少女、あるいはその素質があるかもしれないから無闇に外へ連れ出すのは怖い。
そう考える親が多かったそうです。

学校へ行かなくなってから少しだけ日が経った水曜日、魔法少女検査官と名乗る人たちが各家に訪れて魔法少女がいないか調査を行っていました。

その人達が、ついに私たちの家にも来てしまったのです。

「うちの娘が魔法少女なわけないですよ」

「でもですね、ちゃんと魔法少女の反応がこの家からしているんですよ。

へんに隠すと、貴方達家族が罪に問われるんですよ」

「帰ってください!」

パパが必死に匿ってくれましたが、私はもう決心しました。

「パパ、もういいよ」

人と魔法少女が一緒に暮らせる日々が来ると、私は信じていました。

「だめだ、まどか!」

でも、人と魔法少女が一緒に暮らせない世の中になりました。

それならもう、私はここに居続ける必要はない。

私が検査官の前に出ると、どこからともなく拳銃の音が聞こえて検査官たちは頭を撃ち抜かれて死んでしまいました。

「まどか!」

「ほむらちゃん…」

「もう分かったでしょ、早くマミさん達のところへ!」

唖然としているパパと泣きっぱなしのタツヤの方を振り返りました

そして私は何も言わずにパパとタツヤにハグをしました。

そして、別れの挨拶をしてその場をさりました。

「今まで、ありがとうございました」

 

私とほむらちゃんはマミさん達に合流し、神浜市へと向かいました。

「街中に魔法少女を捕らえるために武装した兵士が数人いたわ。

人気のない場所を通りましょう」

「全く、魔法少女の存在が知れ渡ったらこうなっちまうのか。

笑えねぇよ」

「とにかく神浜へ行きましょう。

あそこにいれば安心できるわ」

私達は神浜へと向かっている最中、神浜の方角で小規模の爆発を何度も発見できました。

「なんか派手にやってるな」

「まさか、魔法少女を捕らえようと本気で」

「急ぎましょう!」

私達が神浜の中へ侵入すると、着地した場所には武装した兵士が4人、瓦礫の隙間から現れました。

「チクショウ!こんなとこにいるなんて」

銃口を向けられてしまい、私は咄嗟に動き出すことができませんでした。

撃たれると思った瞬間、遠くからものすごいスピードで瓦礫が飛んできて2人の兵士の頭を吹き飛ばしました。

残った兵士は銀色の筒をこちらに投げてきました。

「右後ろへ大きく下がって!」

聞き覚えのあるそんな声に従ってみんな後ろへと下がりました。

投げられた筒からは紫色の煙が広がり、左側へと流れていきました。
紫色の煙が展開されている間に、兵士達はどこかへ行ってしまったようです。

「あれなんだ」

「魔法少女が動けなくなってしまう粉です」

声の下方向へ振り返るとそこにはかこちゃんと数人の魔法少女がいました。

「かこちゃん!」

「皆さん、無事で何よりです。よければ協力をお願いします」

「協力と言ったって、何を」

私たちの頭には、突然何かの風景が映し出されました。

そこには3人の魔法少女が気を失ったまま捉えられている様子が映し出されました。

そして、特定の方向になぜか意識が向いたのです。

「その方向に囚われた魔法少女がいます。助けてあげてください」

今のイメージ、まさかかこちゃんがテレパシーで伝えたの?あんなこともできるの?!

「わ、わかったわ」

「かこ!あっちも助けが必要そうだよ!」

遠くからかこちゃんを呼ぶ声が聞こえました。

「では、お願いしましたよ」

そう言ってかこちゃんは声がした方向に行ってしまいました。

私たちが唖然としている中、話し出したのは杏子ちゃんでした。

「んで、どうするよ」

「助けようよ、囚われた子たちを助けるために」

「…人を殺さないといけないことになるかもしれないわよ。鹿目さん、覚悟はあるの?」

マミさんにそう聞かれ、私はすぐに答えられませんでした。

悩んでいると、ほむらちゃんが私の手を握ってきました。

「まどかがやれないなら、私がやる。あなたの代わりに」

私はその発言に対してだけは首をすぐに横へ振れました。

「大丈夫、いざとなった時は」

マミさんは少し不安げな顔をしましたが、私達は囚われた魔法少女を助けに行くことになりました。

覚悟は、決まったはずだから。

 

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【マギレコ二次創作】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-1-12 お前は永遠に魔法少女と人を戦わせたいのか

レベッカが私に追突した後、結界内からイザベラと刀の女の姿は消えていた。

「逃げられたのか」

「そうね、逃げる術を持っているとは想定以上の存在よ、彼女」

「イザベラもそうだが刀の女も相当だ。
魔法少女でもないのにあいつに力で負けている感覚だった。それに刀を放り投げるなんて行為」

「あれは偶然ね。狙ってもやれるようなことではない。

彼女達の思考は逃げるのが優先だった。もし殺しに来ていたら、ここにいる私達みんな死んでたかもね」

「物騒なこと言うなよ。

んなことより、レベッカはいつまで目を回してんだ!」

「太ももが柔らかくてつい」

私たちが変身を解いて拠点に戻ろうとすると何者かが話しかけてきた。

「あれが話にあった魔法を使う人間ですか」

声が聞こえた方を向くとそこにはピリカがいた。魔女化しない方法を探していたはずでは。

「あんた、カレンと一緒に行動しているはずじゃ」

「ミアラさんが不在だというので、向かったと聞いた場所へと来てみたのです。ミアラさん、戦えないのに何で戦闘の場に出てきたんですか」

「なんで見たままだった。参戦してくれたら仕留められたのに」

「すみません、事情を把握していなかったので静観の択を取りました」

「ピリカの判断は正しかった。理由は戻ってから話そう」

この後イザベラ達が逃げ込んだ場所を襲撃しなかったのは、人間に目立たないため。

まだ私たち魔法少女は、人間に公な存在になってはいけないという方針がある。

だから私達は、大人しく拠点に帰るしかなかった。

 

聖遺物争奪戦とバチカンでの悲劇が終息して数年後、キュゥべえからある話を聞いた。

「魔法少女に対抗しようとする人間?」

「人類がどうなろうがぼくには関係ないが、彼女達は人間が魔法少女を管理しようと企んでいるようだ」

「それ事実なの?」

人類の上に立とうと考えている君たちには重要な情報だと思うけど

「そいつらの中に、魔法を使える人間はいるか?」

「いるよ。もしかしてもう知っていたのかい?」

「マーニャが報告してきたあの話か。確か今はヨーロッパにいるらしいな」

「ならばすぐに消そう。生かしとくと私たちには不利益にしかならないだろ」

「消すかどうかはさておき、私も同行しよう」

「ミアラさん、戦えないあなたは行かないほうがいいと思うが」

「直接会ってみたいのよ、魔法を使う人間にね」

そして私はイザベラという人物に会い、彼女を取り巻く環境がどんなものかを知った。彼女は十分私たちの脅威になることはわかった。

「いいんですかミアラさん、あいつら生きて帰しちゃって」

見逃せば今以上に魔法少女にとってきつい世の中にはなるでしょうね。

でも、待っていれば向こうから宣戦布告してくれるのよ?

私達は正当防衛という流れで人間社会を破壊することができる」

「正当防衛なんて人間社会だけで通じる話でしょ」

「まあ状況は把握した。したっけ、私達は魔女化しない方法探しに戻るよ」

「カレン、イザベラという人物についての情報は集めておいてくれないか。私たちの情報収集能力にも限度がある」

「わかったよミアラ。シオリとピリカにも伝えておく」

私達魔法少女は、人類が作った本来の自分を押しつぶすことでしか幸せになれない人間社会や常識を壊して魔法少女中心の世界を作らないといけない。

今は息を潜めて力を蓄える必要がある。

イザベラという人物が何かやらかしてくれるまで、私達は静かに暮らそう。

なに、まだ時間はあるさ。

 

 

突然襲ってきた激痛は体を焼かれるような痛さで、その後は麻酔を撃たれたのか完全に意識が戻ったら見慣れない天井が見えていた。

周囲を見渡すとどこかの病室のようで、ベッドの隣には椅子に座ってうたた寝しているイザベラがいた。

こんなに不用心なイザベラを見るのは初めてだった。だから、彼女が自分で起きるまではそっとしておくことにした。

ほんの少しではあるがイザベラの寝顔を拝んだ後、目覚めて私が起きていると知ったイザベラは少し照れた表情をしていた。

「寝てしまっていたのか。情けないな、睡眠もコントロールできないなんて」

「無意識に寝てしまえるのは心が安心しきっている証拠さ。いいことじゃないか」

「・・・なんであんな無茶をした。下手したらキアラは死んでいた」

「私はイザベラのボディーガードだ。身を挺して守るのは当然だ」

「自分の命ぐらい大事にしなさいよ、馬鹿」

それからイザベラに私が気を失っている間に何があったのか聞くと、私が気絶してから2日経過していることを知った。

私の手術が終わり、命に別状がないと知ったイザベラは大統領向けに特殊対策課 「サピエンス」の設立依頼書を作成していた。

魔法少女対策を行うという内容を隠し、国を脅かす組織に対抗するための特殊部隊的立場になるような内容にしたという。PMCのような民間軍事企業としてではなく、米国政府公認である軍事組織の一部という位置づけだという。

そしてディアとカルラが滞在できる場所を米国に用意し終え、私とイザベラ以外は既に米国へ移動してしまったという。

私が退院した後、私達はすぐに米国へと移動した。
不思議と、裏路地で襲撃してきた魔法少女達は手を出しては来なかった。

魔法対策としてアンチマギアが作成されたものの、それが魔法少女に有効なのかは実証されていない。

合理的に魔法少女対策用の兵器を開発するために、イザベラはかつてお世話になった非正規のテロリスト達のところを訪れていた。

「その試作品を使って、魔法少女と戦ってくれと。

そして、その魔法少女をなるべく生捕しろってか」

貴女達が魔法少女に関わる依頼をこなせることは十分に知っている。報酬はこれくらいを目安に出すつもりよ」

「・・・なるほど、額は悪くない。

だが、俺たちは政府の犬として活動する気はさらさらない。

試作品とやらのテストをする依頼は他に魔法少女に関わる依頼があったときについでで受けさせてもらう」

「構わないわ」

「それにしてもこれ、魔法少女に害がある成分が入ってるんですね。

私のような魔法少女が扱っても大丈夫なんですか?」

はじめてあった時からいる魔法少女、まだ生き残っていたのか。

「一般人がグレネードぶん投げて、それが足元に転がって自爆するのと一緒だ。

扱いを間違えなきゃ害はないさ」

「なるほど・・・」

「マーニャはドジだし、やりかねないかもな」

「バカにしないでください!他の子たちよりは長生きしてるんですから!」

「バカ騒ぎはよそでやれ。イザベラ、依頼はあんたとの信頼関係があるからこそ受けただけだ。あんたがやろうとしていることはまだ詳しく説明されちゃいない。もし二度目を依頼するんなら、ちゃんと説明の場は設けてもらえるんだろうな」

「ええ。深く尋ねずに聞き入れてくれたこと、感謝します」

こうして裏組織の協力もあり、対魔法少女用の兵器開発と共に捕らわれた魔法少女を使って薬剤の研究も進んだ。

研究員も増え、イザベラの根回しによって武装集団の所持も許可された。

着々と組織化の動きが進んでいった。

対魔法少女兵器の開発以外にも、ディアはとんでもない実験を進めていた事をカルラから聞いた。

「クローン体を遠隔操作するための実験?」

「そうだ。あいつは元々人という貧弱な体を何百年も生きられる形にすることを目的に研究者となった。

いろんな動物を使って実験してきたみたいだが、どうやら代謝を持つ生物はどんなに手を施しても常に激しい動きをしつつ何百年も生きるのは不可能だという結論に至ったらしい。

そこで、体を使い回すことで擬似的に長生きできるクローンに手を出した」

でもクローンを作る技術は人の体を複製できるほど発展していないはず」

「あの子ならできてしまうのさ。

まあ、少しは錬金術を絡めているが」

倫理観がぶっ飛んでいる。ディアは元々倫理観がない人間だというのは理解しているが、超えてはいけない一線をどんどん超えていくな。

「遠隔操作と言っていたな。まさかロボット的なものなのか」

「いや、魔法少女やキュゥべえが使用するテレパシーを模倣した波を使って本体の脳から直接伝達して遠くからでも体を操作できるようにしている」

「何でキュゥべえが実験体になっているんだ」

「とらえた魔法少女をいじっている間に彼女たちしか使用できない特殊な波があることを知ってね。それを解析してみると奴らを認識できるようになった。
そしてキュゥべえとっ捕まえて徹底的に解剖したよ」

「そんなことまでできてしまうのか、あんたたちは」

さらっとカルラはとんでもないことを言った。

キュウべえを生捕?そんなことをしようとも、できるとも思わなかった。
やっぱり天才の考えることはどこかズレていて、ぶっ飛んでいる。

「奴らの本体を逆探知はできなかったものの、おかげで波と複製体のデータがたくさん取れたんだ。

良くも悪くも、クローン技術は実用レベルにまで至ってしまった」

「表社会には発表しないようにしてくださいよ」

「当たり前だ。ディアが出そうとしても私が止める。

そうだ、今夜イザベラを借りる代わりに、ディアの監視を任せていいか?」

「はい、いいですが」

 

 

カルラから食事に誘われた。

珍しくキアラは用事があるらしく、今は私の近くにいない。

一般人には少し高めのレストランの中に、カルラはいた。カルラは個室を予約していて、私達は個室で食事をした。

「それで、食事に誘った理由でもあるの?」

「行動一つ一つに理由がないと気が済まないのか?気まぐれだよ。

とはいえ、相談したいことはある」

「相談?」

「お前の計画している魔法少女狩りというもの、いったいどれだけの規模を考えている」

「規模?それは世界中よ。世界中の魔法少女を人間の管理下に置かないと何されるかわからないじゃない」

「テロリストだって根絶できない世の中だ。全ての魔法少女を管理するなど不可能に近い。

お前は永遠に魔法少女と人を戦わせたいのか」

「そうなるわね。

まあ魔法少女にさせない薬もあるし、自然と数は減るでしょ」

「仮に魔法少女に人類が負けることがあったら、お前はどうする?

「負けさせないし、魔法少女に主導権を握らせるくらいなら全てを終わらせるわ」

「なるほど。

では忠告しとこう。決して地球を死の灰と焦土で覆うようなことは考えるな」

「そんなこと、しないわ」

「・・・そうか。
では話題を変えよう。食事をするのだから、明るい話にしないとな」

序盤の話以外はディアや研究について、そして日常的な話をして食事は終わった。

ディアのクローン研究は興味深く、カルラの統一言語を実現させる技術も気になる。

今度視察にでもいってみようか。

 

 

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【マギレコ二次創作小説】魔叙事詩カグラ・マギカ 3-11 欲望に、忠実に、手を伸ばす

ただアリナ先輩を助けたいだけだった。

何の手掛かりもない中で、カレンさんたちに出会えたことは一筋の光だった。
私は自分のワガママに任せて、神浜マギアユニオンが敵対視しているカレンさんたちに協力した。

その結果がこれ。

アリナ先輩は確かに助かったの。でも、その代わりでいろはさんが捕らえられて、アリナ先輩はあの人たちの言うことを聞かないといけなくなっちゃった。

私が人質になっちゃったから。

アリナ先輩は目覚めた後、私を襲おうとしたドッペルを出したいろはさんをキューブで捕らえたの。

でもその後も私が人質になっていたからアリナ先輩は神浜に張られている被膜ってやつを解除することになった。

やる事はやったのに私達はいまだに捕らえられたまま。でもいつでも逃げようと思えば逃げられるの。

「逃げるってどこに?アリナは家に戻れるけどフールガールはどう思うワケ?」

「逃げるって、それはお家になの」

「聞きたいのはそうじゃないんですケド。ゴーホームではなく、エスケープをチョイスした理由を知りたいだけ」

「今ってあの人たちに監視されてる状態だから、逃げるが正しいの!」

「こーんなフリーハンドな状態で放置するとか、好きなタイミングで帰っていいよって言ってるようなものだよね。

なのにエスケープしないといけないワケ?」

「言いたい事がわからないの」

なんか引っかかる事があるからエスケープしようとしてるんじゃないの?フールガール」

引っかかることは、なくはない。

目の前でキューブに捕らえられて禍々しいオーラを放ったまま動かないいろはさんを巻き込んでしまった事。

でも、それについては後悔していない。

こうしないと、アリナ先輩を助けられなかったんだから。

「環いろは。このまま放置した結果は面白いことになりそうだけど、あいつらの思う通りに事が運ぶのは癪だヨネ」

「どういう事なの?」

「みかづき荘に顔出して、ここに環いろはがいることを伝えるの。そうすれば環いろはは不完全な状態で目覚めて、もしかしたらあいつらの目指す完全体になるのを邪魔できるヨネ。

この状態の環いろはを見たみかづき荘のメンバーの反応も最高そうだし」

「アリナ先輩!」

アリナ先輩はとても楽しそうな顔をして話していた。

でも、こんなの楽しくなれるわけないの。そんなアリナ先輩に、思わず大きな声を出してしまった。

「このままじゃいけないの、わかってる。でもみかづき荘に顔を出したところで、みんな信じてくれるか」

私が答えを出せずにいると、アリナ先輩は勢いよく立ち上がり、座り込んだ私の胸ぐらをつかんで私の目を見つめたの。

「イチゴ牛乳がないから思わず手が出ちゃったヨネ。
いい加減物事はっきりと判断できるようになったらどう?見てるこっちがイライラするんですケド!」

「アリナ、先輩。離して」

「アンタがあの漫画の怪盗みたいになりたいってんなら、まずその優柔不断さをなくしなさいよ。
ほら、何をどうしたいか教えてよ、フールガーーール!!」

目を背けたいけどどこを見ようとしてもアリナ先輩の目が視界から離れない。
ずっと見つめていたら私は恐怖のせいか意識がぼやけてきた。

視界が真っ暗になった中、頭の中に私ではないワタシの声が聞こえてきたの。

[欲望に忠実になればいいのよ。ほしいものは盗み取り、手放したくないものは絶対譲らない]

「そんな欲張りなこと、人として良くないの!」

[そんなきれいごとばかり考えているから、アリナ先輩も遠くへ行っちゃったんじゃない?
他人のことなんて考えず、自分の思うがままで生きればいいんだよ。そうすれば物事はっきりするさ]

「わからない、私にはわからない」

[そう、じゃあ私が欲しい、あんたの体を盗んじゃうね]

こころの中であるはずのワタシが鎌を構えると、私も無意識に魔法少女姿となって鎌で応戦していたの。

[なぜ抗うの?ワタシがアンタと入れ替われば、物事はっきりとさせてほしいものをすべて手中に収めてあげるのに]

きっとここで狩られると死んでしまう。私は。

「死にたくない!」

[その執着、何が原因?優柔不断なあなたにはっきりとわかる?]

「死んじゃいそうだからわかる。私はアリナ先輩が欲しい!
やさしくて、時には厳しくて、何を考えているかわからないけど、大切なことをいろいろ教えてくれる。
そんなアリナ先輩が、マジカルきりんくらいに、好きだから!」

[だからどうした?そんな一方通行な想いでは奪い取ることはできないぞ!]

もう迷わない、そのためには。

「最低限の理性だけ残して、あとは、ワガママになればいいんだぁ!」

そう言って私はワタシを真っ二つに刈り上げていた。

[イキナサイ。欲望に、忠実に]

ワタシが消えた後、私は真っ暗な闇の中、左手を前に出して何かをつかんだ。

つかんだとたんに周囲は真っ暗ではなくなり、目の前には胸ぐらをつかまれているアリナ先輩がいた。

「ドッペル出したと思ったら次は何?!」

「みかづき荘に行くの。そのあとはアリナ先輩の好きなように振る舞うといいの。
でももう、手放さないから!」

私はアリナ先輩の答えを聞く前に手を掴み、アリナ先輩と廃墟の外へ出た。

そして私はアリナ先輩を鎌の後ろに乗せてそのままみかづき荘へ向ったの。

空は夕日でオレンジ色になっていてまだ明るい頃、SNSに出ていた廃墟に向かうっていう時間までには間に合うと思う。

「そう、じゃあ好きにさせてもらおうかな。エスコートは任せたから

御園かりん」

 

 

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【DQX】アストルティアアフィーマン エルトナ大陸

このシリーズはアストルティアの記録として文字ではなく主に画像で残す活動を行っていきます。

今回はエルトナ大陸に注目していきます。

 

エルトナ大陸の東側にあるツスクルの村には世界樹の巫女が滞在しています。また、ここには一人前となるためにたくさんのエルフたちが学む学舎が存在し、エルフの要人たちはここで学習を行った経験がある者ばかりです。

ツスクル平野では世界樹を見ることができるほか、光の河や学生たちが使用する学び舎があります。
特にエルフから始めた人は、ここで問いかけられる光の河が悪しきものかどうかという内容が印象深いのではないでしょうか。

ちなみにこの光の河と世界樹の位置関係は西側にある光の河と暗黒大樹と似ています。

 

キリカ草原はただの通過点、となる場合がほとんどです。しかしここにはキリカという僧侶にかかわりの深い人物の聖地となっています。

風の町、と呼ばれるだけあってアズランでは風が止むことはありません。
町中にある凧を朝から晩まで眺めているとわかりますが、ずっと空を舞い続けています。

モリナラ大森林には巨木が並んでいるほか、霧が発生しやすい場所です。
その最深部には神代の遺跡が残っていて特定の時期にしか立ち入ることが許されなかった貴重な場所です。ちなみにここの内部は小さな泉が広がっています。

↑内部の様子

 

スイゼン湿原にはスイの塔があるほか、みかがみの泉に立つともしびの木があります。ともしびの木は魔物払いの効果がある香料の材料となります。

スイの塔は当初から地下へと続く階段が用意されていましたが、バージョン3という長い年月の先に地下に社があることが判明しました。
内部はツスクルの村で使用されている紋章があちらこちらに見受けられ、老朽化による崩落が目立つ他魔物が徘徊するようになっています。

かつては神聖な儀式が行われていたかもしれませんが、見る影もありません。

カミハルムイ城下町にある南門を出るとため池があってここにはコイが生息しています。釣り人がここで勝手にコイを釣っていく様子が見受けられますが、何かがあるわけもなく。

カミハルムイには錬金術によって枯れることがない桜が存在します。
ちなみにカミハルムイにある堀はただのため池ではなく、アズランと繋がっている川の一部です。カミハルムイにある木工ギルドはアズランにある木こりギルドから川に沿って運ばれてきた木を使用しているとのことです。

夢幻の森はかつてカミハルムイ城の城下町だった場所であり、所々に建物の痕跡があります。
かつては鉄道も通っていたらしく、鉄道跡地では幽霊列車を目撃できるという噂があります。

捨てられた城は元カミハルムイ城であり、エルトナの聖地へと続く池が存在しています。

落陽の草原はアストルティアの中でも「秋」を感じられる場所です。また、ここは二代目王者が災厄の王に敗れた土地とされていて、災厄の王が出現した場所でもあります。
神話篇ではとても重要な場所となっています。

現在は暗黒大樹がよく見える状態となっていますが、かつてはお札がたくさん張られた門が存在し、そこにがけっぷち村が存在していました。物語が進むことによってかつてあったものがなくなってしまうのもオープンワールドの醍醐味です。

呪われた大地はアストルティアの中でも一番魔瘴の影響が色濃く見える場所であり、毒の沼地が点在します。
しかしながら少量の魔瘴が漂う程度で済んでいるのは、暗黒大樹がいまだに浄化の能力をもっているからであり、暗黒大樹が消滅すれば魔界以上の魔瘴の濃さとなることでしょう。

呪われた大地にある破魔のヒスイは魔物が近寄らない場所とされていて、魔物をこの場所まで追い込むとどこかへと消えてしまいます。

しかし戦闘中はお構いなしです。

 

 

※このページではドラゴンクエストXの要素を使用しています

次元縁書ソラノメモリー 1-9 この世界にとって、今や死は救済。生きる者に、救済を!

この世界では死の灰が降っています。死の灰とはこの世界に忽然と現れた人を一瞬で液状化させる恐ろしい物質。

そんな死の灰をかぶっても、飲まず食わずでも平気な生物がこの世界には存在していました。

元は人である大男たちは自分たちは不死の存在であると考え、今まで行動してきました。

しかし、私がこの世界のことを知りたいと言ったばかりに彼らのリーダーは気づいてしまったのです。

脳みそさえ無くなれば死ぬことができると。

灰がしんしんと降る中、大男のリーダーは他の大男へ何かを伝えていました。その内容は意図的なのか私たちには伝わってきません。

そんな中、つづりんは大男たちに気づかれないようすぐに行動できる態勢をとっていました。

「えっと、つづり、さん何をして」

ブリンクがつづりんへ小声で話しかけます。はじめて名前で呼んでくれたんじゃないかな?

「つづりでいいよ。あのリーダー、何かやばいことに気づいたみたいだからさ」

「え、何に気づいて」

いきなり大男たちの方で肉が潰れるような音がしました。

大男のリーダーがメンバーの頭蓋を砕き、次々と脳みそを潰しはじめていたのです。

「やりやがった!」

つづりんはすぐに槍を取り出し、隣のビルへ転送準備を始めます。

「ブリンク、こっち!」

私は動きが止まっていたブリンクの手を引いてつづりんの側まで行きました。

その頃には立っている大男はリーダーしかおらず、血で赤くなった彼の顔はこちらを見ていました。

大男はこちらへ走ってきて熊のような手を振りかぶります。

それと同時に私たちの周囲が黄緑色の光で包まれました。つづりんの転送が間に合ったのです。

振りかぶる前に隣のビルへ転送されたため無事でしたが間一髪でした。

「危なかった」

「まだ!走ってビルの上へ!」

ブリンクは安堵した様子でしたが私は二人へビルを登るよう伝えました。

大男は私たちの気配だけで居場所を特定していました。私たちがきた方向を認識できるならば、見つかるのは時間の問題です。

別のビルへとさらに移動することも考えましたが、実はあまりでたらめに動き回りたくはありませんでした。

何も考えず動き回ると、きっと向こう側で特定が難しくなるだろうから。

私たちはとにかくビルを登りました。

登ったところで何かできるわけでもないけど、今は距離を稼ぐことしかできませんでした。抵抗したところで、無傷の保証はありません。

ビルを駆け上っている間、私はひたすらブリンクの手を握っていました。
その手は温かく、何よりも湿っぽかったのです。

ただの代謝による汗なのか、危機的状況に対面してしまって冷や汗が出ているのかどちらにせよ、私たちの世界ではこんな感覚を味わうことなんてないのでなかなか新鮮でした。

ビルを駆け上っていると、髪飾りから雑音混じりではありましたが、アルの声が聞こえてきました。

どうやら向こう側とこちら側のつながりが復旧できたみたいです。さすがだね。

「ソラ、つづりさん聞こえる?聞こえるなら返事をして!」

「アル!帰還準備を整えて。人数は3人!」

「え、なんか人数おかしくない?!」

「とにかく急いで!」

「ちょっと、ソラさん誰に話してるの?!」

「ソラさん!あいつがこのビルを駆け上がりはじめたよ!」

「一斉に喋るな!特定できないぞ!」

カナの強烈なツッコミでみんな一時的に黙ります。

「特定作業!ソラさん!」

「ほい!」

「つづりん!」

「あい!」

「謎の一名くん!」

「えっと、はい!」

「あいわかった。座標特定行うからそっちでも準備してよね!」

向こうへの帰還見込みが立ったところで私たちはビルの最上階から2つほど下の階の奥で待機しました。

「な、なんだったのさっきのは」

息を切らしながらブリンクが聞いてきます。

「あれは私たちの世界でサポートしてくれる仲間だよ。今まで通信ができなかったんだけど助かったよ」

「いや、それもそうだけどさっきの返事は意味あるの?」

「座標特定のために映像と音を使用するんだけど、今回は音に頼ったからああなったんだよ」

「よ、よくわからない」

激しい動きを行うことで酸素の供給が追い付かなくなり、体が酸素を欲するが故に起こる過度な呼吸困難。

ブリンクはぜえぜえと一生懸命酸素を吸い込んでいるけれど、それに対して私とつづりんはそんな状態にはなっていません。

これはただの身体能力の違いというだけではなく、元いた世界で縛られていた概念による肉体の制限。

「何なのさあいつ、私たちに脳みそ突き付けてきたかと思ったら襲い掛かってくるだなんて」

「ブリンクは、初めて人を撃ち殺した後、次の人を殺すことに何か感じた?」

「え、いきなり何を」

私はただブリンクを見つめていました。ただ、答えだけを知りたかったから。

ブリンクはしばらく私の目をそらし、一呼吸おいてから話しはじめました。

「初めて人を殺したときは、後悔と、吐き気に襲われてまともに行動できなかった。でも、次に人を殺したときは変に冷静でいられたよ、必死だったってこともあったかもしれないけど」

「あの大男は、殺すという行為を知ってしまったんだよ。それで、永遠に感じると思った生き地獄から解放されるという事実を知ってしまったんだよ」

ブリンクと話している間につづりんは現時点の座標と転送先の座標をつなぐために集中していました。

「じゃあ、あいつが襲ってきた理由って」

ブリンクが話している途中で下から何かを壊す轟音が響いてきました。

下から階段を上がってくる轟音は大男のリーダーでしょう。気配を感じて追ってきたらしい。

ブリンクは息を整えると、持っていた拳銃の安全装置を切り替えていつでも使えるよう準備をしていました。

「だいぶ頑張って登ったはずなんだけどな」

私がそう呟いた頃には大男が部屋の入り口付近に姿を現しました。

大男の体の前半分は返り血で真っ赤に染まっていました。大男は真っ赤な足跡をつけながらゆっくりと部屋の中に入ってきます。

「2人とも、わたしにつかまって」

つづりんの囁きを聞き、私とブリンクはつづりんの服をつかみます。

大男は部屋から少し入ったところで立ち止まっていました。

「なんで私たちまで追いかけるの?!」

ブリンクの力強い問いかけに対して大男はしばらく黙り、震える口を不器用に動かしながら答えます。

「この世界にとって、今や死は救済。生きる者に、救済を!」

雄叫びをあげて大男はこちらへ向かってきました。

つづりんは準備ができた様子がない。

これ結構やばい状況では?

するとブリンクがとっさに大男の後ろ側へ拳銃を力強く投げました

地面に叩きつけられた銃は暴発して階段側で大きな破裂音を放ちます。

この音に反応してか大男は動きを止めて後ろを向きました。

「よし!」

つづりんがそう叫んだ頃には私たちは不干渉次元の中にいました。

不干渉次元では時々糸の繋がる先が変わったりある世界が消滅してその波動が伝わってきたりと不安定な状況となっていました。

今まで規則的な動きをしていた不干渉次元でしたが、いま目に入る光景はいろんな糸が繋がっては千切れ、眩く光ったかと思ったらはじけてしまう光。

飛び交う光は時々ぶつかってははじけ飛んだり、貫いたり。

秩序ある空間が、混沌とした空間へと変わってしまっていたのです。

この状態を放っておけばいずれはすべての次元がめちゃくちゃとなり、概念なんて存在しない虚無のような空間へと変わってしまうことでしょう。

問題は山積みですが、私たちは十分につかれていました。

そんな不干渉次元中で私たちはただ、疲れた顔をしながらファミニアへと戻ったのです。

 

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【マギアレコード】深碧の巫 BADEND背景に描かれた模様の真実

マギアレコードの第二部前日談イベント「深碧の巫」で謎の模様がOP、フラグメント、BADEND演出の背景に存在していました。

これはただの模様なのかというとそうではなく、なんと実在されたとされる文字なのです。

まどマギといえば魔女文字という独自の文字を有しています。
ならば日本語や英語といった言葉以外の文字を使用する際にはなにかと気を遣うはずだと思い、使用していると思われる文字を特定し、内容を確認してみました。

すると、見事にちゃんと意味のある内容でした。

まずこれは何の文字なのかというと、「アヒル草文字」と呼ばれる神代文字です。

神代文字というのは大昔に文字をもたなかった日本人が異国の文字を無理やり使いやすいように当てはめたことから始まったとされています。
その元ネタはハングル文字であり、無理やり当てはめたとされる時代は聖徳太子が生きていた時代だとされています。その頃は遣唐使を送りだしたりと周囲の国々と交流を行おうと盛んになっていたころなので、ハングル文字を無理やり日本で使えるようにしたという話も少々納得できます。

ちなみに「アヒル」は「阿比留」と書き、この文字は神社や守符、奉納文として利用されることがあります。

アヒル草文字については下記のサイトで詳しく説明されていますので興味を持った方はどうぞ見に行ってください。

神代文字について

http://feb27.sakura.ne.jp/episode05.html

 

さて、肝心の解読結果ですが、下記のような結果になりました。

時女の血は日ノ本の血
始まりはなく終わりもなく
祈りと無を捧げ続け
あとは己が影に染まりゆく
もはや静かに無と底に
沈みて全てを忘れよう
ただ一つの誇りを残して

発見場所:
深碧の巫のプロローグ、BADEND演出時

内容はまさに絶望して魔女になる瞬間、またはドッペルを出す寸前の感情。
おそらく最後に語られている「誇り」は魔女の性質に該当する部分になる内容となるでしょう。

 

センシ

発見場所:
ちはるのフラグメント

3つの文字が合わさっていることはわかりますが、文字の向きがそのままなのか反転されているのかでとらえ方が変わってしまうのでもっともらしく読める内容で解釈しました。
この文字をどこで見つけたかによってとらえ方が変わるかもしれません。

 

家(ゐへ)

発見場所:
静香のフラグメント

村の外に出たことがない静香ということがあり、単語は現代仮名遣いというよりは歴史的仮名遣いに寄せているあたりが細かい

 

今後ストーリー内でアヒル草文字が出てくるようであればこのページへ追記していきます。

 

マギアレコードは、さりげないところに真実を書くということが好きなようです。

 

【DQX】アストルティアの過去と今 歴史で変わる世界の形 オルセコ王国編

このページでは時渡りの術を利用して過去と現在で地形や施設の変化を調べ、まとめていきます。
今回は1200年前のオルセコ王国周辺を見ていきます。

オルセコ王国の過去と今

900年も裡捨てられていたはずの闘技場ですが、いまだに大まかな原形をとどめています。
大きな外傷もほとんど見られず、なぜ王国が滅亡してしまったのかは謎のままです。オルセコの大地に眠るパウギアの影響も考えられますが、施設を破壊されていない点を考えるとパウギアに直接襲われた可能性は低いでしょう。

とはいえ実は、かつてガズバランのしるしを収める重要な墓がこのオルセコの大地に存在したはずなのですが、現在は大部分が削れてしまい、闘技場で散った戦士たちの武器が残るままです。

オルセコ王国滅亡の原因は王家の墓消失と関係がありそうです。

オルセコ王国の内部は建国から300年経過しているとはいえ要塞化の真っ最中でした。


かつてバザーでにぎわっていた場所からは水路がなくなっていました。
また、1200年前には存在しなかった部屋もいくつか確認できました。


過去と今のオルセコ王国の地図を見比べるとすぐに違いが判ります。

一階部分でも300年の間で拡張が行われ、現代で主に使用している地下へと行くための通路は1200前には存在しなかった部屋です。瓦礫によって塞がれてしまっている通路がいくつか存在しますが、部屋の拡張は国民増加に伴って行われたのでしょう。

地下一階の拡張は1200年前とは比べ物にならないほどおこなわれており、先王の部屋だった場所は通路の一つとして利用されるようになっていました。
これは王族の部屋が一階に移動したことと、拡張工事の都合で、そうせざるを得なかったという様々な事情が考えられます。

ここまで多くの変化が起きているオルセコ王国ですが、闘技場へと通じる道に関しては驚くほど変わっていません。

天井が抜けるでもなく、像が倒れているでもなく、形がそのまま残っています。
この状態を考えるとオルセコ王国の滅亡は戦争による敗北、モンスターによる襲撃という戦いが理由ではないことがうかがえます。

 

さて、元オルセコ王国の建物はしっかりと残っているものの領土の境界線に位置する門は跡形もなく消え失せています。

1200年前から滅亡するまでの300年の間は門を構える必要がなかったからかもしれません。

跡形もなくなっているといえば、ドランド王国です。
かつてドランド王国があったとされる場所は要塞化していた岩山ごとなくなっています。

現在のガートラント領ですが、500年前にレイダメテスによって大地が焼かれた上に古代の魔族が一時的に復活してしまう、ゲルト海峡付近で魔瘴が噴出してしまうなど災厄続きであったためその過程で消え失せてしまったことは考えられます。

ここまで大きな災厄が訪れているならばオルセコの大地にも大きな変化が起きてもいいはずですが、闘技場に被害がなかったのはすでに人気が無かったからだと考えられます。

失ったものがあれば新たに生まれたものもあります。

ラダ・ガートによって建国されたガートラント王国は魔族を復活させてしまったという大事件から始まりました。

現在進行形でこの恐怖から逃れられてはいませんが、この国にはガミルゴの加護を受けるために多くの冒険者が必ず足を運ぶ地となっています。

厄災といえばオーグリード大陸には戦禍の邪神が封印されている地でもあります。


1200年の月日の中で邪神の宮殿へ続く道は封じられていましたが、最近再び解放されました。

1200年経過した宮殿内ではそれぞれの剣へ通じる道が新たに追加されたと同時に、遠方で輝く光が強くなっていました。
この光の強さはグラフィック設定を変更しなくてもわかるほど変化しているため、この光の強さで封印が弱くなっていることを実感できます。

1200年間の変化

オルセコ王国自体は1500年ほど前から存在した国であり、コロシアムの原型ともいえる闘技場を備えていました。それから300年ほど経過したころ、ゾンガロン出現と同時にドラント王国が滅亡し、オーグリード大陸中が戦乱の世でした。
ゾンガロン封印後は種族問わず各国から戦士たちが集まり、己の強さをぶつけ合う場として貢献してきました。

しかしそれからさらに300年経過すると原因は不明ですがオルセコ王国が滅亡してしまいます。

オーグリード大陸では長年戦禍の邪神の影響で多くの災厄が訪れています。これは現在も続いているものであり、様々な封印が弱くなっています。

また、オーガが心を手に入れた証拠であるガズバランのしるしとそれによって起動する戦いの舞の踊り方マニュアルは失われてしまいました。

しかし、踊り自体は文化という形で受け継がれています。
神代の力は文化へ組み込まれ、オーガ自体が滅びない限り神代の力が失われることはないでしょう。

神代の力に頼らない生活ということはいまだにできていません。封印の弱体化なども発生していて、いずれはガズバランに助けてもらうことになるかもしれません。

 

まとめ

1200年の月日は多くの国が建国されては滅び、戦いの舞が文化へと組み込まれた