【Magia Exedra】すでに運命が決まっている。マギアエクセドラのサービスは長続きできない その理由を説明【まどドラ】

魔法少女まどか☆マギカのIPを利用しているゲーム Magia Exedraが3/27時点でリリースされています。

このゲームは3/27にリリースされ、一応RPGを謳っています。

このゲームに興味を持つのはすでに魔法少女まどか☆マギカ関連シリーズを知っている人が大半だと思います。
では新規で遊ぼうと思える要素があるかというと、友人に便乗して、有名なことに便乗してやりだす人もいると思いますが、正直新規にはオススメできない内容となっています。

その理由も含まれている、すでに運命が決まっている。マギアエクセドラのサービスは長続きできないと言える要素について説明していきます。

プレイヤーレベルが30になるまで遊んだところで分かっている内容を話していきます。決してちょっとだけ遊んだだけの嫌がらせではないです。
長く続いてほしいから、この記事を書くことにしました。

今回話題にしていくポイントは5つあります。

・その1. 天井が実質200回
・その2. レアリティによる格差がひどい
・その3. 育成素材が腐る仕様である
・その4. こころの器レベルを上げさせる気が無い
・その5. 絵師の情報がゲーム内に一切ない

追記

文字だと読むのがきつい人用に動画版もあります。こちらもご覧ください
https://youtu.be/V9USXwnoEK8

 

その1. 天井が実質200回

ゲームの集金要素としてガチャが定着して長くなります。
そんなガチャにはピックアップキャラを必ず手に入れられるタイミングとして、天井というものが設定されていたりなかったりします。

Magia Exedraではその天井が200で設定されています。

10連で引くとレアリティ4以上が出るという保証はあるものの、レアリティ5のピックアップが必ず引けるというものを保証するものではないです。

ピックアップの確立は0.75%という、200回ガチャを回してやっと1体出るかなという数値です。正直当てさせる気ないなという印象。

ではその200回にいくらかかるかという話。

1回引くのに300ストーンかかかります。10回になったからと言って必要な数のストーン数に変化はないです。

では1ストーンにいくらかかるかというと。

アップルストア換算だと、10000円で買ってやっと1円で1ストーンになります。

では幸運の女神に中指を立てられまくったピックアップが全く当たらない人の場合

200回×300円=60000円

という大金が必要になります。
しかも最低保証のキオクメダルというのは、ピックアップが終わると消失し、復刻が来てもリセットされます。

ガチャ慣れしていない人にとっては地獄のような数字です。

これをまどマギ主要キャラ全員に適用されたらどうでしょう。

5体×6万円=30万円

どれだけグロイ数字かわかったでしょうか。

まどドラ固有のWebショップというのもあるのですが、それでも雀の涙程度しか増えません。
まどドラWebショップ:https://webshop-jp.games.madoka-exedra.com/

新規を呼び込むのであれば、もう少し天井を緩くして、多くの魔法少女を手に入れてもらい、多くの魔法少女を知ってもらう機会を増やした方がよいのではないですかね。
商売とはいえ、サービスが長く続くか怪しい懸念点です。

 

その2. レアリティによる格差がひどい

Magia Exedraには3~5のレアリティがあります。
どのスマホゲームでもレアリティ格差があるのは当たり前と思っている方がいたら、その当たり前のせいで傷つくプレイヤーがいることを認識してください。

格差①:必殺技が使えない

Magia Exedraによるレアリティの格差は3と4の間で明らかになります。
レアリティ4以上の魔法少女には固有の必殺技があります。魔法少女によっては必殺技が違うことで別キャラ扱いされています。鹿目まどかがいい例です。

必殺技でルクス☆マギカを使うか、プルウィア☆マギカを使うかでキャラを変えないといけないです。
この時点で少し不便です。設定できる必殺技の選択肢が増えるという程度であればよかったのですが。

さて、この必殺技ですが、レアリティ3では設定されていません。

必殺技は通常攻撃に加えて任意のタイミングで敵にダメージを与えられるダメージソースとして重要な要素です。この時点でレアリティ3の魔法少女が編成から外される筆頭となります。

常盤ななかはレアリティ4も実装されているので、こちらでは必殺技があります。

しかし残念ながら、サービス開始時点でレアリティ3止まりの魔法少女もいます。

サービス開始時点では以下の魔法少女が該当します。

空穂夏希
夏目かこ
純美雨
静海このは

静海このは以外の3人はマギレコでも星5覚醒に時間がかかった子でしたが、静海このははというと、マギレコでは最初から星5だった子なので、今回は降格されたということになります。
同じチームメンバーである遊佐葉月、三栗あやめは逆に昇格してレアリティ4が最初から実装されています。

このレアリティ3止まりの魔法少女の中にお気に入りがいた場合、その子を活躍させることができません。

推しの魔法少女がそんな扱いされてると知ったらどうでしょう。萎えませんか?

格差②:ポートレートがない

格差は止まりません。レアリティ4以上の子には固有のポートレートが設定されています。

固有のポートレートは各キャラのこころの器レベルというものを4まで上げるともらえます。

ではレアリティ3止まりの魔法少女はどうなっているかというと。

なんとレベル4はただのステータスアップのみとなっています。
これはもしかして、固有のポートレートを与える気はないということ?
ポートレート実装時に差し替えるとなった場合は、全体的にステータスも下がるということですよね?

「いやレアリティ4になったらそっちのこころの器を育てれば手に入るでしょ」
となるかというと、なりません。

常盤ななかはレアリティ3とレアリティ4を持つ魔法少女ですが、こころの器レベルはレアリティ問わず共用です。

この時点で、こころの器拡張ということでもない限りはレアリティ3止まりというだけで、ポートレートをもらえないという不遇な扱いが決まってしまっているのです。

拡張された場合でも、拡張後に新規ではじめた人はこころの器レベルを既存の50レベル以上まで上げないとポートレートをもらえないという理不尽にも襲われます。

このゲームの運営正気か?

という感じに、レアリティ3止まりの魔法少女にお気に入りがいる人は、このゲームの仕様を知ってガッカリする人が多いでしょう。
このレアリティ格差は、今後のアクティブユーザが減る要素につながる可能性になります。

 

その3. 育成素材が腐る仕様である

これもある意味レアリティ格差になるのですが、レアリティ4以上でも影響が出る話です。

Magia Exedraでは同じキャラでもレアリティ、必殺技によって別キャラ扱いされています。それでもこころの器レベルは共用なのですが、キャラレベル、魔力解放、必殺技レベルはなんと別管理です。

このゲームの運営正気か?

レアリティ3のななかしかいないけど、お気に入りなので育てたとします。

その後レアリティ4のななかが手に入ったので、そっちを使おうと思いました。

???

それならレアリティ3に使った素材を回収をしようとしても、現状キャラに使った素材を回収し、レベルをリセットさせるという機能はありません。

??????????

はい、レアリティ3に使った素材が腐りました。
ドラクエ7のキーファに種を使って途中で離脱されたレベルの珍事です。

この仕様と、レアリティ格差を見た後、大抵のプレイヤーは思うでしょう。

レアリティ3の子を育てる意味ある?

一応サポートアビリティというもので活躍しようと思えばできますが、やはりそのアビリティもレアリティ4以上の子が優秀です。

 

レアリティ3を明確な外れ枠にするのやめませんか?

前でも伝えましたが、レアリティ3にお気に入りの魔法少女がいる人は萎える仕様です。

 

レアリティ4以上でも油断できません。
後発で強い必殺技が実装された場合、過去に育てたレアリティ5とは別で新しい必殺技の魔法少女を1から育てないといけないです。

素材集めの旅に出発しないといけないのは必然です。最前線に並べるためには相当な時間を使わないといけなくなるということです。
その育てる過程で、こころの器レベルは共用なので、何か新しいストーリーが追加されることはありません。

正直虚無期間になるのは必至なので、売り上げにも影響するでしょう。
このレアリティや必殺技によるステータス別管理は、早々に仕様を変えないとプレイヤーが離れる要因に繋がりかねないです。

 

その4. こころの器レベルを上げさせる気が無い

各魔法少女固有のストーリー、ボイス、ポートレート開放につながるこころの器レベルですが、なんと1日に5回しかチャレンジできないというクエストでしか上げられません。この回数はスタミナのように回復させることが現状不可能で、早く始めた人であればあるほど多くの魔法少女ストーリーを見たり、ステータスアップができるということです。

この時点で、はじめた時期による差が顕著になります。
もちろんこころの器レベルを直接上げるアイテムも存在しますが、交換所による交換は現状不可能で、ストーリーを進めることで手に入る雀の涙程度の量しか手に入る機会はないです。

そして、クエスト1戦で手に入る経験値は100程度。つまり1日で500程度の経験値しか手に入れられない制限がかかります。

こころの器レベルが18になると16200の経験値が必要になります。
※これ過去からの累計の数字ではなく、レベル19に上げるために必要な素の経験値量です。

このゲームの運営正気か?

正直1年間毎日チャレンジしてもレベル50に到達できるか怪しいです。

そのレベル50に位置する報酬が、魔法少女ストーリーのラストの話です。

その魔法少女がどんな子か教える気ゼロか?

マギレコでは気軽に魔法少女ストーリーを見ることができ、その魔法少女を早めによく知ることができました。

このゲームは魔法少女の記憶を集めるのが目的では?

各魔法少女をよく知ってもらう機会を奪っているこの仕様は、このゲームが長く続かない要因となる危険性があります。

 

その5. 絵師の情報がゲーム内に一切ない

なんとこのゲーム、各キャラを描いてくれた絵師の情報がゲーム内で一切確認できません。

記憶のプロフィール欄ではその魔法少女の軽い説明と割とどうでもいい出身校の情報、そして声優程度しか情報がないです。

え、絵師の情報無いの?

ちなみに常盤ななかのキャラクター原案を描いた絵師は「鮠水ちか」さんです。マギレコではしっかり表示されていました。

絵師情報がないということは、蒼樹うめさんの名前をゲーム内で見る機会も一切ないということです。うめ先生納得されているのでしょうか。

まあ調べれば出てくるでしょという話ですが、ゲーム内で表示させたくない理由でもあるんですかね。まさか許可取ってないというとんでもないことないですよね?

ちなみにポートレートには軽い説明も絵師情報も一切ありません。

このポートレートは入名クシュという魔法少女のものです。
入名クシュはマギレコで登場していて、キャラクター原案は「茨乃」さんです。
茨乃さんが本当に描いた?という画風な感じで、マギレコでもそういうことがあったのですが、その場合は誰が描いたのか情報を載せていました。

この絵師の情報を載せないことの何が悪いのかというと、絵師推しの人を引き付けられないことと、絵師さんを知ってもらうことの機会損失、そしてAI生成を疑われることです。

昨今ではイラストのAI生成が普及してしまったことでAI生成の絵を避ける人も少なくないです。
ゲームによってはAI生成を使用していると書いてくれるゲームもあるのですが、AI生成を使っているということだけでそのゲームを買いたくないと判断する人もいます。

正直、Magia ExedraにAI生成が使われていたらガッカリします。
せっかくマギレコを機会に携わった絵師さんがたくさんいるのに、資金面を優先してAI生成したの?という絵師を軽視するゲームに見えてしまいます。
※個人の感想です

そんな思惑が見えてしまう今の状況では、AI生成を避ける客は買い控えすることになり、絵師さんも協力してくれなくなる可能性があります。

2025年4月20日まで行われるイラストコンテストで上位になったイラストがポートレート化されるとなった場合、描いた絵師の情報がゲーム内に載らないのです。

当事者の視点に立ったら、どういう感情を抱くでしょうね。

今のMagia Exedraでは絵師を軽視しているように見えます。

 

以上、Magia Exedraのサービスが長く続かないとわかるポイントとなります。

ここまでに上げたポイントはすべて運営へ意見として送信済であり、お願いしますの意味も込めて課金も済ませています。

短期的に見れば気にならないことも、長い目線で見るとこのゲームには爆弾が仕組まれていることが分かりました。

まだサービス開始したばかりで、ゲームを変えていくためには早いうちから運営へ意見を届けたほうが良いです。

みなさんもそのゲームを長く遊びたいと思う場合は、思ったことをドンドン意見していった方がよいです。

Magia Exedraが、長く続くゲームになるよう、上記のポイントが改善されることを祈ります。

 

※このページではMagia Exedraの要素を扱っています。