【マギレコ二次創作】魔叙事詩カグラ・マギカ 2-4-10 終の引き金

中華民国のアンチマギア生産工場の地下にいたメンバーへも自動浄化システムが世界に広がった話は伝わっていた。

「もう、魔女になる仲間はいないんだね!」

「でも怖いことに変わりはないよ。魔女の代わりにドッペルっていうものが出るんでしょ?
自我を持ち続けられるのか不安だよ」

「だったら私が試す…。

もうグリーフシードもないんでしょ」

そう言って穢れが満ちそうな魔法少女が地上に繋がる道へ歩き始めた。

その通路からは先走って地上へ出ようとしたメンバーがサピエンス部隊の攻撃を受けていた。

穢れが満ちた魔法少女はサピエンス部隊の目の前でドッペルを出した。

ドッペルは主人を白い布で覆い、サピエンス部隊へ突撃した。

サピエンス部隊は魔法少女相手に使っていた銃のまま銃弾をばら撒いたが、ドッペルに傷はつかなかった。

「結界がない。話にあった魔女のようなものを出す現象か」

そう言って部隊メンバーが魔女用の銃を取り出している間にドッペルが通った跡から白い腕が何本も生えてきた。

細い通路だったこともあり、外への階段へつながる道がドッペルに防がれて通路に侵入した隊員全員が白い腕に掴まれることになった。

白いドッペルはただ道を見つめるだけで、白い腕は次々と隊員の四股や頭を掴んで引きちぎろうとしてきた。

隊員たちは銃や剣を使用して白い腕を引き剥がそうとするが、白い腕はびくともしない。

「なんで魔女用の銃もダメなんだよ!」

何もできない隊員達は次々と悲鳴を上げながら各部位を引きちぎられて行った。

1人の隊員がアンチマギア製の剣で白い腕を刺すと貫けはしたものの、動きを止めることは出来なかった。

横へ振り払って白い腕を切ることができたとしても、すぐに再生して顔を掴んできた。

隊員の一人が、地上にいるメンバーへ通信で伝えた。

「地上部隊は入らず逃げろ!敵うはずが」

その後すぐに潰される音と肉が床に落ちる音がした。

地上にいる隊長は地下の様子を察し、サピエンス本部へ連絡を行った。

「本部、魔女を出す魔法少女が出た!あれはカミハマ限定ではないのか!」

通信を受けたダリウス将軍は冷静に答えた。

「イザベラが冗談で言っていたことが実現したんだろうさ。

魔女を出す魔法少女へは既存の武器では対抗できない。その場から逃げ出せ!」

「なんだと?!」

「逃げ出して避難民の救助を優先しろというんだ。それが嫌なら立ちはだかって死んでこい」

「何を言うんだ。勝って終わらねば意味がないだろう!」

そう言って中華民国を担当している隊長は回線を切った。

その後、瓦礫の中から亀の姿をしたドッペルが出現し、サピエンス部隊を押し潰すために飛び上がった。

隊員達は急いでその場から逃げてアンチマギアの手榴弾を投げつけた。

手榴弾を確かに受けたはずなのに亀のドッペルはアンチマギアをモノともせず、サピエンス部隊へ突撃してきた。

持ち込んでいた衝撃砲をチャージした一撃でやっと怯んだが、そうしている間に別の瓦礫の下から蛇の姿をしたドッペルが主人と思われる魔法少女の体を舌で巻き取った状態で現れた。

周辺にいた国連軍が戦車を持ち出してドッペルへ攻撃を仕掛けようとした。

中華民国担当のサピエンス部隊のリーダーは急いで国連軍へインカムで構わないよう言いつけた。

それでも国連軍はドッペルへ戦車の砲弾を発射した。
しかし砲弾をまともに食らっても、ドッペルはびくともしなかった。

蛇のドッペルは背びれを頭部へ移動させて鋭利な刃物へ変化させた

その刃物は振動しながら赤い粒子を放ち始め、その状態で蛇のドッペルは戦車へ突っ込んだ。

99式をさらに発展させた100式試験型が相手をしていたが、その装甲は容易く斬り裂かれてそのままエンジンまで破壊された。

爆炎が上がる中、蛇のドッペルは目を光らせて他の戦車も貫き始めた。

周囲にいる兵士たちには尾で薙ぎ払うだけであっさりと殺していった。

中華民国担当のサピエンス部隊のリーダーが唖然としている中、次々と瓦礫の中からドッペルが出現してきた。

「探査を行った際に反応した数と一致しています!」

ソウルジェムを入念に破壊しろと言っていたのはこのためだったのか…」

「隊長!こんなの抗ったって無駄ですよ!」

中華民国担当のサピエンス部隊のリーダーの隣で報告を行った隊員はそう言った後にその場から逃げ出した。

「逃げるな!戦え!このままでは人類は」

うわぁああああああ!

リーダーの周りで隊員たちが次々とドッペルに殺されていった。
ついにはリーダーもドッペルたちに囲まれてしまった。

「化け物どもがーーーー!」

中華民国担当のサピエンス部隊のリーダーは叫びながら効果のない銃をドッペルへ向けて撃ち続けた。

弾を受けていた亀のドッペルはリーダーの前で右足をあげ、動こうとしないリーダーをその場で踏み潰した。

 

サピエンス本部ではドッペルの脅威について各地からの報告を聞いて十分に把握できていた。

ダリウス将軍は全ての部隊へ撤退を呼びかけていた。

そんな中、ディアが守っていた通路が突破されたという連絡が入ってきた。

ダリウス将軍は本部の全員へ伝えた。

「皆シェルターへ避難しろ!この本部は放棄する」

それを聞いた本部のメンバーは全員驚いた。

「どういうことですか!人類の負けを認めるというのですか!」

「この結果を見てそう判断できないならば何を期待している。

ドッペルというものはアンチマギアでさえ相手にしない。対ドッペルとして用意されたものもほとんど用意されていない。

人類の限界を認めるしかあるまい」

「持久戦ともいかないのですか」

「ドッペルは穢れを浄化すると共に発生する化け物だ。ジリ貧になるのは人類だ。だから言っているのだよ」

そう話している間にディアが守っていたはずの通路から3人の魔法少女が現れた。

そして本部全体へこう伝えた。

「死にたい奴は銃を向けろ。

生きたい奴はさっさとここから失せろ!」

魔法少女達へダリウス将軍はすぐに拳銃を向けた。

「将軍!」

「何度も言わせるな!全員地下のシェルターへむかえ!」

 

イザベラのいる空間では、イザベラが演説をしている間にかこはピリカのソウルジェムをカレンへ渡した。

そしてドッペルを使えるようになったと聞いて、真っ先に試したのはかこだった。

[従者を止めるので本命を皆さんでお願いします]

そうテレパシーで伝えてかこはドッペルを着込んだ。

周囲には結界が広がり、その結界はキアラのみを巻き込んだ。

「キアラ!」

「自分の心配をしたらどうですか」

そう言ってカレンの体は右手を天井に向けた。

「イペタム!魔法少女たちに希望を!」

そう唱えるとカレンの右手には禍々しく紫色に光る刀が出現し、カレンの服は赤紫色に変化した。

イザベラは弾薬を変えるのではなく、新たにコンテナから別の銃を取り出した。
元々持っていた銃は腰に差した。

カレンは何も言わずイザベラへ斬りかかった。

 

キアラの方は結界内で姿が変わったかこと対面していた。

「あなたには主人が倒れるまでここにいてもらいます」

「その気はないよ」

見えないほどの速さでかこに詰め寄ったキアラは対ドッペル用の刀で斬り伏せようとした。

かこは裁ち鋏で防ごうとしたものの、あっさり粉砕されてしまった。

「こうもあっさりだなんて」

「ドッペルにはしっかり効果ありか」

かこが再び裁ち鋏を出現させてキアラは刀を振り下ろしたが、今度は裁ち鋏は壊れず、刀を挟んだままにできた。

「なんだと!」

「少々その武器は正直すぎるようですね。魔力の比率を変えただけでこうとは」

「便利なんだな、ドッペルというものは」

キアラは刀を手放して腰にあるクナイを持ってかこの脇腹を狙った

そこに結果内を飛び回るモモンガが飛び出してきてクナイを代わりに受け止めた。他のモモンガも飛び出してきて、キアラの行手を阻んでしまった。

キアラがしばらくその場から動けずにいると、刀が落ちるカランという音が聞こえた。

キアラは急いで音がした方向へ向かい、刀を拾って駆け抜けた。

刀があった場所へかこは裁ち鋏を突き刺したが、キアラを捕えることはできなかった。

「イザベラの思惑通りなのは解せないが」

そう言ってキアラが腰にある射出装置のボタンを押すと、左右につけているクナイの射出装置が前を向いて結界の壁目掛けて射出された。
このクナイにはイザベラが結界へ穴をあける際に使用する魔力を充填した魔法石が装飾されていた。

射出されたクナイが結界に触れると穴が空いた。キアラはすぐにそこから脱出した。

キアラが結界から出た後の光景は、イペタムを持ったカレンと背中から水色のチューリップを出すジーナに詰められている様子だった。

遠くでは中東の魔法少女が立ちあがろうとしていた。

イペタムを受け止めたイザベラは違和感で一瞬だけ動きを止めた。

おかしい、魔力を放っているのにアンチマギアで打ち消すことができていない

その一瞬でもカレンは中の人物が入れ替わったかのように力任せの正直な重い斬撃に変わり、キアラよりも見えない動きを見せてきた。

イザベラはそれらを全て受け流すことをできているが、キアラの様子を確認する余裕はなくなっていた。

イザベラとカレンによる一進一退の見えない動きが目の前で繰り広げられている中、ジーナがカレンの応援に入ろうとチューリップの先端からイザベラに向けて氷のブレスのような吹雪を放った。

それは床を凍らせながらイザベラとカレンの周囲を凍させた。

イザベラが移動しようとする先を中東の魔法少女がライフルで狙っていた。

動けない状態だったキアラも流石に動いてイザベラと中東の魔法少女の間に立った。

「キアラ!その程度か!」

背中からイザベラの怒鳴り声が聞こえてきた。

「片腕動かない人間に無理を言うじゃないか。

でも私はイザベラの従者だ!」

そう言ってキアラは見えない速さでジーナに詰め寄り、刀で瞬時にチューリップを切り落とした。

痛覚が共有されているのかジーナが頭を押さえている中、キアラがジーナを斬ろうとするが中東の魔法少女の銃弾で止められてしまった。

さらに横からかこが召喚したななか達の幻影がキアラに襲いかかり、キアラはジーナから離れてイザベラの側へ戻った。

「呼吸を合わせないと厳しすぎる」

「キアラが合わせなさい」

「全く、テレパシーが使える魔法少女が羨ましくなってしまうよ」

「なったら背中から撃ち殺してやるよ」

そう言ってイザベラはサブマシンガンを左手に持ってカレンへ突撃した。

カレンはそれをイペタムで迎え撃とうとしていると、横にはいつの間にかキアラがいて斬り上げようとしていた。

カレンの周囲にはその辺に散らばっていた鉄塊が浮かび上がり、鉄塊はイザベラの方へ密集し、カレンはキアラの斬撃をイペタムで受け止めることに専念した。

イペタムは対ドッペル用の刀では粉砕されず、見えない糸でキアラの動かない左手を斬り落とそうとするとイザベラがサブマシンガンで糸を切ってきた。

「片手で無理しますね」

カレンはイペタムでキアラの左目や耳を狙うようにした。

キアラは狙いを察知したのか避けることに専念するようにした。

この間にイザベラはかこが召喚した幻影を刀で軽くあしらい、動けないジーナへ銃弾を放っていた。

そんなジーナの前へかこが立って裁ち鋏で銃弾を防いでいた。

[ドッペルを切られただけで座り込まないでください]

かこにテレパシーで伝えられたジーナはかこを睨みながらテレパシーを返した。

[無理言うんじゃないよ。ドッペルがこんなに心を侵食してくるものなんて]

[セルディさんは]

そうテレパシーで尋ねられた中東の魔法少女 セルディはライフルでイザベラを追いかけながらテレパシーを返した。

[レイラ達がみんなやられたのに穢れが満ちる気がしないよ。

援護したいけど、動きが見えないんだよ]

[ジーナさんの言うとおり、使い慣れていないならばドッペルは使わないほうがいいですよ]

[ドッペルに関しては神浜の奴らが上手か。少し考えを改めたよ]

[褒めても態度は変えませんよ。早く起き上がってください。カレンさんの援護ができないです]

とはいえかこでもカレンとイザベラの動きは捉えられずにいた。

イザベラが無意識に出す魔力のおかげで、かろうじて動きを予測できてはいた。

カレンは右手に持ったイペタムをカレンから見て右側へ投げた。

キアラは目線を変えることなく、左手に用意された握り拳に警戒していた。

予想通りカレンの左手はキアラの腹を殴ろうとしていた。

しかしキアラから見た左側からカタカタと言う音が鳴って投げられたイペタムが刃を向けてキアラの心臓向けて飛んできていた。

「世話が焼けるね!」

そう言ってイザベラは持っていた刀をイペタムの先端へぶつけた。

イザベラとイペタムが拮抗している中でキアラはカレンのパンチを避け、追撃で飛んできた回し蹴りも後ろへ回転して回避した。

カレンは試しにイザベラの首へ糸を絡めようとした。
しかし不思議な力で首に触れる前に糸は力なく消え去ってしまった。

見えないがアンチマギアのシールドは張っていたか。

キアラにはかことセルディからさらに追撃が飛んできた。
キアラはさらに後ろへ回避した

「迂闊だキアラ!」

そう言われた頃にはジーナが再度ドッペルを出して、イザベラとキアラの間に吹雪が発生した。

今度は床を凍らせるだけではなく氷柱も出現してキアラの行く手を阻んだ。

さらに氷柱へ赤いリボンが結ばれていき、キアラが壁を破壊しようとしても赤いリボンに弾かれてしまった。

イペタムは後ろへ引き、カレンの左側へ回るとなんとカレンの左腕を根本から切り落としてしまった。

その腕を掴んでカレンは右腕でイザベラへ左腕を叩きつけた。

イザベラへは血が降りかかり、左目が血によって開いていられなくなった。

カレンは左腕を捨てて右手に残っていた鉄パイプを持ち、イザベラの左側へはイペタムが移動した。

イザベラは右目だけを開いてカレンへ銃弾を放つが鉄塊に塞がれて刀を振ると何故かカレンは鉄パイプで対抗し、鉄パイプは真っ二つになった

カレンは恐れず右手を伸ばし、刀で骨まで見えるほど抉られたにも関わらず糸で瞬時に補強してイザベラが刀を持つ左手を掴んだ。

イザベラは驚いて左目を開けてしまい、左目にはカレンの血が行き渡った。

その目が見たのは、切り落とされたはずの左手から紫色のモヤが放たれ、それはすぐに手の形となってイザベラの腹をとらえた。

カレンの左手が再生したと同時にイザベラの腹には衝撃波が放たれた。

これは再生した左手でカレンがイザベラを突き飛ばしただけだが、再生仕切る前だったためか第三者からは衝撃波が発生したように見えていた。

流石のイザベラも何が起きたのか理解できず、気づけば自分の左手を掴んでいたはずのカレンの手にはマグナムが握られていた。

イザベラは必死に体へ呼びかけて右手に持つサブマシンガンの引き金を引いた。

カレンは鉄塊によって守られ、一部鉄塊の破片がほほを掠ってそこから血が出た。マグナムから放たれた弾丸はアンチマギア特有の赤紫の弾頭を光らせてイザベラの右脇腹を抉った。弾丸は貫通せずにイザベラの脇腹へとどまった。

これでもカレンの照準からは外れていて、本来は心臓を撃ち抜く予定だった。

急所は避けられたものの、回避できなかったのは人間としての限界であった。

イザベラには遅れて身体中に痛みが行き渡り、初めてアンチマギアを飲んだ時のような吐き気と悪寒が襲ってきた

さらには体を逆流して血が口から流れ出した。

イザベラは体を震わせながら床に倒れて、床へ血を吐きだした。

「敵への有効手段が自分の弱点とは、兵器利用に持ち出すのは浅はかだったのではないか」

氷柱に阻まれていたキアラは氷柱の隙間に思いっきり刀を突き立て、その反動で上へ飛び上がって壁を越えた。

目には必死に体を動かしてカレンへ銃を向けようとする倒れたままのイザベラが映った。

「イザベラ!」

キアラはイザベラの前に立ってセルディから飛んでくる弾丸を刀で防いだ。

カレンは銃を向けたまま撃とうとはせず、セルディは構わず何発もイザベラへ撃ち込んでいた。

キアラが弾丸を弾いているうちにイザベラはゆらゆらと立ち上がった。

「アンタ本当に人間か!」

セルディは思わずそう言葉を放って攻撃を止めてしまった。

キアラは床へ刀を突き刺し、左手首についた端末を操作してなんと本部へつながる扉を開けた。

イザベラは何かを言いそうであったがそんな暇を与える間もなく、キアラはイザベラの首根っこを掴んで本部へつながる通路へ投げ入れた。

通路へイザベラが転がったことを確認すると、再び手首の端末をいじって再度扉を閉じた。

扉はアンチマギア製に変わっており、自動ロックされる音がした。

「キアラ!どういうことだ、制御できないはずなのに。それに」

扉の向こうからイザベラの声が聞こえる中、キアラはイザベラが落としたアンチマギア製の刀を拾い上げた。

「情けない声を出さないでくれ。イザベラらしく堂々と命令したらいいじゃないか」

「さっさと開けろ!私はまだやれる」

「バカ言うんじゃないよ。

脇腹撃たれてまともに目の前にいる魔法少女を相手できるのか」

「それはキアラも同じだろ!」

「人類に大事なのはイザベラだ。

私はただの従者。従者らしく見事に主人の逃げる時間を稼いであげましょう」

「そんなのいらない、キアラ!」

ここでキアラはインカムの接続を切って指だけはかろうじて動く左手で対ドッペル用の刀を拾った。

イザベラは扉を開こうとするがアンチマギアが塗布されていて触れただけで体に痛みが走った。

「ここの割り込み処理なんてカルラにしかできない。

何もかも邪魔して」

そう言いつつイザベラは脇腹に応急処置用のゼリー状止血剤を脇腹に押し付けた。

止血剤はかさぶたのように周囲から肌へ馴染むように硬くなっていき、銃弾の穴を塞いだ。

「ふっ、サピエンスを用意しても人類はここまでか」

イザベラはゆっくりと本部へ向けて歩き出した。

「キアラ、お前が死んだら私は」

そう言いながらイザベラは叔父が対核シェルターにいることを端末で確認した。

「躊躇する要素はすべて消える。

試してやろうじゃないか、その希望で人類の大罪に立ち向かえるのかをね」

 

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