5000年以上の歴史があるとされるアストルティアの世界ですが、version5まで続いたことで初期から存在した謎の遺跡や、空白の歴史が明らかとされてきました。
そんな多くの謎が明かされたアストルティアですが、いまだに謎のままとなっている遺跡や設定が残されています。
今回はversion5が終結しても、なお残り続けている謎を整理し、後に登場するversion6へ備えていきましょう。
・キュララナ海岸から見える謎の遺跡
キュララナ海岸はイベントやメインストーリーの通り道としてスルーされがちですが、ふと海岸を見渡してみると大きな遺跡があります。
同型の塔が3カ所あるので、ジュレイダ連塔遺跡の上部分ではないかという話もありますが、ジュレイダ連塔遺跡はそれほど大きくない遺跡で、3つの像から延びる3カ所の空間と繋がっているにしては3つの塔同士が離れすぎています。
あまり信用ならないかとおもいますが、ジュレイダ連塔遺跡のあるとされる場所へジュレ―下層の地図を重ねてみても、出入り口が実際の場所と一致しませんでした。
↑上層の地図に下層の地図をかぶせてみた
これらのことから、キュララナ海岸から見える遺跡はジュレイダ連塔遺跡とは違った別物の遺跡だと考えられます。
果たしてこの遺跡の謎が解かれる時は来るのか。
・ジュレイダ連塔遺跡
この遺跡も謎が多く、かつては牢獄としての役割を持っていたようですがラーディス王が音叉開発のための拠点として使用してから時々調査員が訪れるだけの場所となっていたようです。
いったいどこの誰が牢獄として使用し、その後遺跡となるまで打ち捨てられたのか。
ウェナ諸島の中でも闇の深そうな遺跡となっています。
この遺跡が存在した、本来の目的が明らかとなる時は来るのか。
・チョッピ荒野
チョッピ荒野には初期から存在しているにもかかわらず触れられていないものがたくさんあります。
まずはアラモンド鉱山です。封鎖中のまま一切触れられることがない謎の鉱山です。
荒野の休憩所が鉱山労働者の宿泊所だったという情報くらいしかこの鉱山に関わるようなものはありません。
次は荒野に放置された墓の跡地です。いったい誰が葬られた墓なのか自体が謎ではありますが、近くに鉱山があるので鉱山労働者関係の墓だったと考えられます。
とはいえ、真実を知る方法はありません。
そして崩れ行く廃墟という名前の付いた廃墟群がチョッピ荒野の奥地にあるのですが、名もなき廃墟群はアストルティアにたくさんあります。
そんな中崩れ行く廃墟と名が付いてるからには、何か重要な場所ではないかと思ってしまいますがversion5までに触れられたことはありません。
これらは雰囲気作りのためだけに作られた場所とは考えられますが今後も放置されたまま終わってしまうのか。
・サーマリ高原にある調査中から進展しない転送装置と沈んだ遺跡
初期の頃から存在しているこのサーマリ高原にある転送装置のようなものと水没した遺跡はガテリア皇国やウルベア地下帝国について明かされていく中でも一切触れられることがなかった謎多き場所となっています。
位置的にはウルベア地下帝国に近い場所ではありますが、過去へ移動した際はウルベア地下帝国の天井はかなり高い位置に存在していました。
仮に地脈エネルギーの減少が原因で地盤沈下が発生して帝国が水の中へ沈んだとしても、サーマリ高原からみられるほど浅い場所まで住宅地は存在しません。ましてや沈んでいる遺跡はウルベア地下遺跡のような独特な模様を有していません。
見た目が似ている建物はありますが、よく見ると柱が無かったり模様が無かったりと別物のように見えます。
見覚えのない建物もあったりするのでウルベア地下帝国とは異なる遺跡だと考えられます。
・エグゼリア王国
500年前に起こった厄災時にグレン城を占領していた人間たちがグレン城解放後、建国したのがエグゼリア王国です。
この名前は災厄の王に関わる神話篇でしか取り上げられておらず、エグゼリア王国は大打撃を受けていてどうやら国として機能していないのが現状のようです。
王族であるコゼットが帰還することで再興される未来があるようですが、訪れることができないうえに地図上にも表示されないため、謎多き国となっています。
・ファルエンデ王国
ファルエンデ王国という名前はアルヴァンとの許嫁として登場したヴィスタリア姫の出身国として初めて出てきます。
ファルエンデ王国はリャナ荒涼地帯にあったとされる国で、鉱脈から取れる鉱石によって栄えた国のようですが、現代では国があったとされる痕跡は残っていません。
というのも、ファルエンデ王国の王位継承者であったヴィスタリア姫の兄は、オルセコ闘技場で行われた親善試合でカミルによって殺されています。
そして残ったヴィスタリア姫はアルヴァンとは結婚することができず、元から好きだった一般男性と結婚するような話がありました。
グランゼドーラ王国のように、男女問わず跡継ぎができれば国は滅びないという例があるため王家の血筋ではない男性が王となっただけで国が亡ぶとは考えられません。
滅んだ原因として考えられるのは、国の資金源であった鉱脈から良質な鉱石が取れなくなって財政の維持ができなくなったこと。
ヴィスタリア姫に跡継ぎが生まれたのかということも定かではないので、滅んだ原因はいまだに謎です。
リャナ荒涼地帯に国の後はありませんが、ソーラリア峡谷には古き神の遺跡へつながる道中に大きな遺跡が存在します。
その遺跡群がファルエンデ王国であった可能性はあります。
とはいえファルエンデ王国という国が存在したという記録が残されておらず、いつから存在していつどのような原因で存在が消えてしまったのかを知る人はいません。
放置されても影響がない遺跡や設定がほとんどですが、天使にかかわりがあった神話篇や破界編の設定はversion6に出てくるかもしれません。
みなさんもこの機会に、アストルティアに残っている謎を整理してみてはどうでしょうか。